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植物工場の検索結果1 - 40 件 / 371件

  • 「夢の植物工場」はなぜ破綻したのか

    2018/10/02 18:11 吉田さんの記事は大変参考になった。この事業はそんなに甘くないということがよく分かった。 但し、資本、管理経営体制、マーケティングと動機付けの四点において今後 踏み込んだ分析が期待される。 私も日本の農業の未来を担う青年たちのため、もっと科学や経営的にこの分野の研究体制の構築が急がれる。 イスラエルの農業の革新性に注目している筆者は国を挙げて 地に足の着いた研究支援体制を政府に望みたい。 巷でも言われているように 出口戦略の重要性は吉田さんも強調されておりよく理解できるが、どのように売り込んでいくのかが 頭が痛い問題だ。それに省力化、例えば 延床面積で6百坪のレタス工場で 60人くらいの労働者を確保する必要があり、しかも最低賃金に近いレベルで雇用する条件が要求されると 二の足を踏む気が経営者にはあると思われる。労働者の確保のみならず、労働者への動機づけ、教育

      「夢の植物工場」はなぜ破綻したのか
    • 植物工場で地殻変動「レタス日量25万株の衝撃」

      局面を大きく変える地殻変動は、往々にして極めて静かに進行する。東証1部上場企業のバイテックホールディングスが、レタスなどの葉物野菜の植物工場の新設計画を発表した。ごく一部の植物工場関係者を除くと、このニュースに注目している農業関係者はほとんどいないだろう。 一挙に5工場体制を構築 バイテックホールディングスは創業が1987年で、2017年3月期の連結売上高は1388億円。半導体や電子部品の販売事業から出発して関連分野に事業領域を拡大。2011年には環境エネルギー事業に進出し、全国各地で大規模太陽光発電所「メガソーラー」による発電や売電事業に進出した。 植物工場は2016年4月に秋田県大館市で第1工場を竣工し、事業がスタートした。参入の理由は、「農業にはマーケットが確実にある」と判断したことにある。ここ数年、天候不順が頻繁に起きており、食料の安定供給にはビジネスチャンスが間違いなくある。だが

        植物工場で地殻変動「レタス日量25万株の衝撃」
      • 学生のミスで大発見! 赤字にあえぐ植物工場を救う“幸運の光”(1/5ページ):nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

        現在、「植物工場」は第3次ブームを迎えていると言われている。しかし、その約7割が赤字経営もしくはトントンで、撤退や倒産する企業が相次いでいる。このような中、植物工場における新たな栽培方法で勝負に挑んでいるのが昭和電工だ。同社にその特徴と開発の経緯を聞いた。 成長速度は大幅アップ! でも電気代は半分 赤色や青色のLED(発光ダイオード)照明の下で元気に育つレタスたち――。 これは昭和電工と山口大学農学部の執行正義教授が共同開発した高速栽培法「SHIGYO(シギョウ)法」が用いられた植物工場の様子だ。 「照射する光を制御することでコストダウンと高付加価値化を実現し、より多くの植物工場のオーナーに黒字経営を成功させてほしいと願っています」と、植物工場向けLEDシステム事業を手掛ける昭和電工・事業開発センターグリーンイノベーションプロジェクト(GIP)の営業グループマネージャー、荒博則氏は語る。

          学生のミスで大発見! 赤字にあえぐ植物工場を救う“幸運の光”(1/5ページ):nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
        • 植物工場への重税は「田畑じゃないから」

          この連載は現場の農家や農業法人を訪ね、その肉声を伝えることをおもな目的にしているが、今回は番外編。テーマは農地制度と税制だ。 先週まで2回にわたり、レタスの植物工場を運営するベンチャー企業、スプレッド(京都市)を紹介した(3月31日「最強の植物工場は『手づくり』で完成させた」、4月7日「植物工場が畑に負ける要素は?『ありません』」。 「人手がかからないので効率的」という一般のイメージと違い、植物工場は電気代などがかさむので、利益を出すのが難しい。これに対し、スプレッドは試行錯誤を重ねて「日量2万1000株」の生産体制を整え、黒字化に成功した。 そのプロセスを伝えるのが前回までの狙いだったが、工場の経営とはべつにスプレッドに聞きたいことがあった。敷地は農地なのかどうかという点だ。答えは案の定、「宅地」だった。 農地法の農地は「耕せる状態の土地」 田んぼや畑と同じく、作物を栽培しているのになぜ

            植物工場への重税は「田畑じゃないから」
          • 富士通、福島の半導体工場を植物工場に レタス生産 - 日本経済新聞

            富士通は5日、福島県会津若松市の半導体工場を植物工場に転換すると発表した。生産をやめたクリーンルームを転用し、10月からカリウム含有量が少ない高付加価値のレタスを生産する。2014年1月から1日3500株を出荷する計画。同社が提供する農業向けのクラウドサービスを活用して生産性を高める。将来は遊休工場を持つ他社へのシステム販売も検討する。復興庁と経済産業省の実証事業として始める。富士通セミコンダ

              富士通、福島の半導体工場を植物工場に レタス生産 - 日本経済新聞
            • 補助金漬け「植物工場」の不毛~どうなる?日本の次世代農業 : 深読みチャンネル : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 1/4

              農作物の栽培が天候に左右されないため、近年、次世代農業の代名詞のように呼ばれている植物工場。しかし、利益を生み出しにくいビジネスであることは、それほど伝えられていない。数多くの企業が参入する分野なのになぜ撤退・倒産が多いのか。どうすれば、深刻な人手不足や農業従事者の高齢化など多くの難問を抱える日本の農業の救世主になれるのか。ハイテク導入で世界第2位の農産物輸出国となったオランダの事情など次世代農業に詳しいフリージャーナリストの石堂徹生さんが解説する。 2つの象徴的な倒産 1980年代後半の第1次、90年代後半の第2次を経て、農水・経産両省連携の国家プロジェクトとして2009年に始まった植物工場の第3次ブームが今なお続いている。しかし、植物工場の多くは(1)コストが高い(2)栽培法・経営ノウハウが未熟(3)露地野菜との差別化ができない――の三重苦に喘(あえ)ぎ、赤字経営に陥って撤退・倒産する

                補助金漬け「植物工場」の不毛~どうなる?日本の次世代農業 : 深読みチャンネル : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 1/4
              • 安倍首相も驚いたオランダ植物工場:日経ビジネスオンライン

                5月12日号の特集「背水の農 TPPショック、5大改革で乗り越えろ」ではオランダの植物工場を現地取材し、小国ながらも世界2位を誇る農産物の輸出力について紹介した。大規模化、生産性向上、コストダウンの3つを絶えず継続しており、3月下旬には安倍晋三首相が視察するなど日本政府関係者もオランダ詣でを繰り返している。 TPP(環太平洋経済連携協定)交渉でのライバルにあたる米国や豪州と違い、土地の広さが限られる日本でも効率的なオランダ型の施設園芸を今後展開したいとの思いがある。そうした動きを先取りし、日経ビジネスオンラインの連載ではオランダ植物工場の強さの秘訣に迫りたい。 トマトや花は世界トップの輸出シェア オランダの人口は1679万人、国土面積も415万ヘクタールにとどまる。いずれの規模も日本の1割程度という欧州の小国だが、農産物の輸出額は年間893億ドルと米国に次いで2位の座を保つ。農業はGDP(

                  安倍首相も驚いたオランダ植物工場:日経ビジネスオンライン
                • 倒産した植物工場ベンチャーの目的は“大川隆法総裁の予言成就”だった

                  幸福の科学の政党「幸福実現党」も、東日本大震災以降の「日本再建宣言」と称する政策提言の中で「植物工場」を提唱。みらいの嶋村氏は、同党のPR映像にも出演しています。 大川総裁の予言を成就させるという偉業を成し遂げた上に、ここまで幸福の科学に尽くしてきたみらいですが、倒産の危機に際して教団は助けてくれなかったのでしょうか。帝国データバンクによると、同社はスポンサーの募集を行い事業譲渡を予定しているとのことです。 匿名 さんのコメント... いやぁー、愉快痛快w またしても没落の法則かw 2015年7月1日 0:05 匿名 さんのコメント... 成就するように誰かが努力しなければ、 この総裁の予言は当たらないのか…。 2015年7月1日 2:00 匿名 さんのコメント... ざまぁ~みろの一言だよな(^▽^笑) 間違ったことをすれば間違った結果が出てくる!!! 哀れなもんだよな(^▽^笑) それ

                    倒産した植物工場ベンチャーの目的は“大川隆法総裁の予言成就”だった
                  • 富士通が野菜作りに参入 半導体工場を植物工場に

                    富士通は、半導体工場のクリーンルームを植物工場に転用し、野菜を効率よく栽培する実験を福島県会津若松市でスタートする。 実験では、同社の農業向けクラウドサービス「Akisai」を活用。栽培データの解析によって生産量アップを目指すほか、経営データの管理を通じて工場運営も効率化するという。 10月から、特殊な栽培技術によってカリウム含有量を抑えたリーフレタスを試作。2014年1月に量産出荷を開始する。人工透析患者や慢性腎臓病患者など、カリウムの摂取制限を受けている人でも安心して食べられるようにするという。 関連記事 「親父の経験と勘をクラウドに蓄積」──明大・MSなどが取り組む“クラウドトマト”栽培 明治大学は、マイクロソフトら3社と“IT農業”の実証研究に取り組んでいる。生育環境に関わるデータをクラウドに蓄積し分析。水や肥料を最適な割合で与え、収量増加や品質の向上につなげる。 「野菜工場」を家

                      富士通が野菜作りに参入 半導体工場を植物工場に
                    • 植物工場・農業ビジネスオンライン | 植物工場の市場動向ニュース配信中

                      ケイアイスター不動産株式会社が運営するケイアイファームは、太陽光型・植物工場による無農薬のベビーリーフを生産しており、2022年4月20日に初出荷した。

                        植物工場・農業ビジネスオンライン | 植物工場の市場動向ニュース配信中
                      • 植物工場ブーム到来 野菜価格と品質の安定、日本の技術生かし海外展開と地方活性化加速

                        ●野菜高騰の救世主 ご存じのように、この夏、野菜の価格が高騰した。東京都中央卸売市場では、キュウリが平年の2倍以上、ナスやレタス、白菜なども軒並み高値となった。原因はズバリ、天候不順だ。野菜は、卸売市場で「せり」のほか、「入札」「相対」によって価格が決まる。天候不順で入荷が少なく買い手が多ければ、高い価格がつくのは当然だ。今後、異常気象ならぬ「極端気象」が当たり前になるかもしれない。そうなれば、農作物は今夏以上の打撃を受ける可能性もあり、野菜の価格高騰はいっそう深刻な問題になるだろう。 では、野菜の価格を安定させる手だてはあるのか。注目を集めているのが「植物工場」だ。植物工場とは、光合成に必要な光の量や質、水や養分、施設内の気温、湿度、二酸化炭素(CO2)濃度などをモニタリングしながら、植物の生育に最適な環境を人工的に制御し、年間を通して計画生産を行う施設をいう。植物工場を活用すれば、農業

                          植物工場ブーム到来 野菜価格と品質の安定、日本の技術生かし海外展開と地方活性化加速
                        • 有機農家は植物工場を脅威に感じるべきだ

                          記者の仕事を長年やっていると、迷ったときや、何か新しい事態に直面したとき、意見を聞くことのできる相手を見つけておくことがいかに大切かがわかる。期待しているのは、専門領域外のことでも、自分のやっていることに照らして何らかの見解を示してくれることだ。ときとして、そういう意見のほうが当事者の声より参考になったりする。 有機農家の久松達央さんも筆者にとってそうした「ご意見番」の1人だ。農業の世界では有名な人なので簡単に説明すると、1998年に脱サラし、99年に茨城県土浦市で就農した。複数のスタッフを抱えて株式会社の形で農場を経営し、野菜を消費者に宅配し、レストランに直売している。 今回、改めて久松さんにインタビューしたのは、植物工場のことが念頭にあったからだ。最近、植物工場の可能性と限界について取材してきたが、制度的な課題として浮かびあがったのが、「コンクリートを敷いたら農地として認めない」という

                            有機農家は植物工場を脅威に感じるべきだ
                          • 種まきから収穫まで完全自動化の植物工場、野菜物流に一石投じる

                            「種まき〔播種(はしゅ)〕から収穫、番重(ばんじゅう)*1に詰めるまでの作業を全て自動化した植物工場のシステムは、私たちが知る限り他には例がない」 FAMS(新潟県見附市)代表取締役社長の森田卓寿氏は、同社が開発し、2021年10月に提供を開始した植物工場システム「アグリネ」についてこう説明する*2。従来型の植物工場システムに比べて大幅な省人化を実現。同社は、国内の食品メーカーやファミリーレストランなどはもちろん、海外も視野に入れて新市場の開拓に挑む。

                              種まきから収穫まで完全自動化の植物工場、野菜物流に一石投じる
                            • 農地に植物工場、16年春に全面解禁 企業参入追い風に - 日本経済新聞

                              農林水産省は2016年度から植物工場を建てやすくする。現行の法令は農地に建てられることを明文化していない。建てられるかどうかの判断は自治体任せで明確な基準や指針もないため、実際には地価の高い住宅地や工業地に建てる例が多い。省令で農地に建てられることを明確に示し、全国の自治体で建設を解禁する。生産コストを引き下げ、耕作放棄地の有効活用や企業の農業参入も促しそうだ。植物工場は季節や天候に左右されず

                                農地に植物工場、16年春に全面解禁 企業参入追い風に - 日本経済新聞
                              • 倒産続出、75%が赤字、植物工場でビジネスは無理?放射能汚染地や昭和基地が適地?

                                植物工場は、都市の限られた空間で効率良く野菜生産ができるという意味で、究極の都市農業なのかもしれない。しかし、高コストに加え、栽培方法が確立されず、普通の野菜との差別化も曖昧という三重苦に悩んでいる。 今年1月の「起きるべくして起きた」、また6月末の「起きるはずがないのに起きた」2つの倒産劇から、植物工場の悩める姿が見えてくる。我々は、野菜の未来を植物工場に託すことができるのだろうか。 「起きるべくして起きた」倒産 1月初旬、東日本大震災の復興のシンボルと期待された、宮城県仙台市の被災農家3人による植物工場経営の「さんいちファーム」(2011年11月設立)が、約1億3200万円の負債を抱えて倒産した。【編注1】 同ファームでは、植物工場建設などの資金である約3億5000万円のうち、約7割が補助金(2億5200万円=国1億6800円+県8400万円)だった。しかし、農家3人には、通常の畑での

                                  倒産続出、75%が赤字、植物工場でビジネスは無理?放射能汚染地や昭和基地が適地?
                                • 千葉大発の植物工場ベンチャー「みらい」が民事再生申し立て 負債約11億円

                                  帝国データバンクによると、人工光による植物工場で野菜の生産・販売を手がけるベンチャー「みらい」(東京・日本橋)が6月29日、民事再生法の適用を東京地裁に申請した。負債総額は10億9200万円。 千葉大学発ベンチャーとして、研究成果をもとに人工光型植物工場の設計・販売のほか、自ら運営する工場による野菜の生産・販売を展開。三井不動産と組んで柏市に工場を運営し、「みらい畑野菜」ブランドでレタスなどを販売していた。 2015年3月期の売上高は約10億円だったが、昨年増設した工場での生産が安定せず、大幅な営業赤字を計上。設備投資資金などの返済期限が迫る中、6月末決済の資金について支払いのめどが立たず、自力再建を断念した。スポンサーを募り、9月末に事業譲渡をする計画という。

                                    千葉大発の植物工場ベンチャー「みらい」が民事再生申し立て 負債約11億円
                                  • 最強の植物工場は「手づくり」で完成させた

                                    「農業危機を企業参入が打破する」「植物工場が農業を革新する」。ときにメディアにみられるこうした安易な見方に筆者は懐疑的だ。どちらも、「農業は遅れている」という「上から目線」が発想の背景にあるからだ。だが、もしかしたら本当に農業を変えるかもしれない。そう期待させるケースが登場した。 その「農場」は、京都市の西側の亀岡市の田んぼのなかにあった。農場と書いたが、外からみるとその建物は何かの事務所か倉庫のようにしかみえない。ところが、建物に入り、階段を上ってガラス窓からなかの作業場をのぞくと、妖しい光に照らされた栽培棚で育つ無数のレタスがあった。 06年に設立、14年に黒字化、世界最大級 と、ここまではよくある植物工場の描写だ。たいていは魅惑的な光景にうっとりし、「この革新的な技術が日本の農業を変えるだろう」といった記事を書いてしまう。この連載でも以前強調したように、植物工場は露地の畑と比べて高コ

                                      最強の植物工場は「手づくり」で完成させた
                                    • LEDとミストを自動制御して水使用量95%カットを実現する都会の植物工場「AeroFarms」

                                      水耕栽培を利用して植物を工場で育てる「植物工場」は、都会でも新鮮な野菜を安全かつコンスタントに収穫できるため盛んに研究されています。そんな中、ミスト(霧)を根に吹き付けることで、水耕栽培のように大量の水を使うことなく植物を育てることのできる植物工場「AeroFarms」の新しい植物栽培方法が、21世紀に深刻化する水不足をも解決できる手法として注目を集めています。 AeroFarms - An environmental champion, AeroFarms is leading the way to address our global food crisis by growing flavorful, healthy leafy greens in a sustainable and socially responsible way. http://aerofarms.com/ 水使用

                                        LEDとミストを自動制御して水使用量95%カットを実現する都会の植物工場「AeroFarms」
                                      • 未来の食料生産を支えるのは畑ではなく植物工場で行われる「垂直農業」になるかもしれない

                                        従来の畑で行われる農業に代わって、近年では水をほとんど使用せずに作物を育てることが可能で、狭いスペースを有効活用できる「垂直農業」が注目を集めています。そんな垂直農業の可能性について解説するムービーが、YouTubeで公開されています。 Why Vertical Farming is the Future of Food - YouTube 21世紀に生きる人々は、従来の農業を大きく転換する必要に迫られています。 2050年までに地球の人口は90億人に達すると見られており…… 人口増加に伴ってこれまで以上に多くの食料を生産する必要があると指摘されています。 従来の農業は大量の土地と水を必要とするものであり…… 記事作成時点で全世界で消費されている淡水の70%が、農業に使用されているとのこと。 そのため、効率の悪い従来式の農業では大幅な人口増加に対応することは困難です。 これまでの歴史で、人

                                          未来の食料生産を支えるのは畑ではなく植物工場で行われる「垂直農業」になるかもしれない
                                        • 「日本発イチゴ」200億円調達 倒産相次ぐ植物工場で独走状態の理由 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

                                          米国を拠点にイチゴ栽培などを展開する日本発スタートアップ「Oishii Farm(オイシイファーム)」が好調だ。自社での植物工場を有しており、生産販売する高級イチゴは需要に供給が追いつかないほど人気を博しているという。 植物工場とは、温度や湿度、光などを人工的に管理して農産物を作る施設のことだ。気候に左右されずに栽培ができることが特徴で、ここ数年、米国ではスタートアップ企業が次々と工場の建設を行う。しかし収益化が難しいことから倒産が相次いでいるというのが現状だ。 そうしたなか、同社は2月28日にシリーズBで200億円の資金調達を発表した。NTTや安川電機、みずほ銀行、そのほか欧米のサステナビリティファンドなどから出資を受けた。CEOの古賀大貴(こが・ひろき)は「植物工場は、日本が勝つべくして勝てる領域」と語る。 糖度14度、高級スーパーでは即完売 オイシイファームは「持続可能な形で農業を変

                                            「日本発イチゴ」200億円調達 倒産相次ぐ植物工場で独走状態の理由 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
                                          • 植物工場はまだ未熟な技術:日経ビジネスオンライン

                                            日本の農業の活路をさぐるこの連載で、いつか取り上げるべきだと思ってきたテーマがある。植物工場だ。 メディアでは、新たにできた植物工場がひんぱんに取り上げられる。最新テクノロジーが凝縮されたようなその映像を見ると、ここから農業の未来が開けてくるような気がしてくる。 一方、農業者に取材すると、その評判はかんばしくない。「お日様はただなのに、なぜ電気で光を照らすのか」。植物工場は天候の影響を受けないから低コストという見方への反論も多い。 植物工場は、農業のことをよく知らない人たちが期待する幻想の技術なのか。それとも、既存の農業の閉塞感を突破する可能性を秘めているのか。植物工場の研究で第一人者の古在豊樹・千葉大名誉教授に聞いた。 「太陽光型」も植物工場? そもそも植物工場とは何ですか。 「世界的にみて植物工場と言えば、人工光を使うタイプのものだけを指す。ところが、漢字文化圏の日本、韓国、台湾、中国

                                              植物工場はまだ未熟な技術:日経ビジネスオンライン
                                            • ついに出た「植物工場があって助かった」の声

                                              華やかに報じられることが多い植物工場だが、実態はどうなっているのか。そのことをテーマに最近、破綻から再生へのプロセスをたどった植物工場の事例を紹介した(9月30日「『夢の植物工場』はなぜ破綻したのか」)。 取材を通してわかったのは、スーパーなど価格競争に巻きこまれやすい販路は、電気代などのコストがかさみがちな植物工場にとっては不向きだという点だった。この工場は再生の過程で、レストランやコンビニ向けの総菜など売値が安定している売り先を確保することで、収益構造を好転させた。 今回はその続編。角度を変え、外食側からみた植物工場の意義について取材した。紹介するのは、焼き肉チェーンを展開する牛繁ドリームシステム(東京都新宿区)だ。食材は、焼き肉を包むサンチュ。JA東西しらかわ(福島県白河市)の植物工場「みりょく満点やさいの家」から仕入れている。 量も大きさもキープ まずは、植物工場からの仕入れを担当

                                                ついに出た「植物工場があって助かった」の声
                                              • 農業を成長ビジネスに変えた「植物工場」 - カトラー:katolerのマーケティング言論

                                                日本の農村では、高齢化と後継者難から農地の荒廃が急速に進んでいる。 ところが、専門家によれば「農業」は、今や成長ビジネスとして位置づけられるようになったという。そんな成長シーンは、一体どこに行けば見れるというのか?と疑問に思っていたら、大手町のど真ん中に、その現場があった。 人材派遣会社のパソナが、旧大和銀行のビルに本社を移転し、金庫室として使われていた地下のスペースに植物工場「Pasona O2」を造った。一般に公開しているので、誰でも見学することができるのだが、知人からその話を聞いて社会科見学をすることになった。 エレベーターで地下の元金庫室に下りると、そこには、ちょっとシュールな光景が広がっていた。太陽の光も届かない密室空間でサラダ菜、トマト、稲などが栽培されているのだ。日光の代わりに蛍光灯やハロゲンランプ、LEDなどを光源にして植物が育てられている。中でも、トマトを栽培しているルー

                                                  農業を成長ビジネスに変えた「植物工場」 - カトラー:katolerのマーケティング言論
                                                • 宮城県の全面LED植物工場。仕組みとその狙いは

                                                  日本を救うのは、レタスかもしれない。 宮城県多賀城市に、1万7,500個のLEDライトを使った植物工場が建設されています。設立したのは株式会社みらい。2,300平方メートルに及ぶこの植物工場は世界最大規模で、1日に1万株のレタスが収穫できるそうです。 世界をリードする「グリーンルーム」 グリーンルームとは、みらいの人工光を使った植物工場のこと。ここではセンサーによる環境の完全コントロールで、植物にとって理想的な環境下で水耕栽培が行われています。例えば、栽培用人工照明の調節によって日中と夜間のサイクルを作り出したり、二酸化炭素などの大気組成分を制御することで、光合成をサポートします。 植物の「呼吸」を意識した環境づくりをすることで、単純な昼夜サイクルよりも大きな効果が得られるそうです。また閉鎖式培養液循環システムや、最適な空調管理も同時に行うことでも、栽培効率を高めているようですね。 そして

                                                  • エレクトロニクス業界に農業の波? 製造業もこぞって参入する植物工場の今 | 財経新聞

                                                    異業種からの参入が加速する植物工場。半導体大手のロームも本格的に参入を発表。同社の強みであるLED技術と最先端のセンサー技術を活かし、福岡県の長浜工場でイチゴの栽培を開始した。[写真拡大] 日本の農業が今、大きく変ろうとしている。2008年に農林水産省と経済産業省が共同で「農商工連携植物工場ワーキンググループ」を発足し、翌09年には100億円規模の補正予算が組まれたことで、日本の植物工場開発が一気に加速した。植物工場はその名の通り、光や水、温度、湿度などが管理された施設で野菜や果物を栽培する先端農業だ。 植物工場のメリットとしては、気象変動の影響を受けずに安定供給が可能なことや、病原菌や害虫の侵入が少ないので農薬を多量に使用しなくても安全性が保たれること、さらには培養液成分や二酸化炭素濃度などを適切にコントロールすることで、植物の生育に最適な環境を作り出し、短いサイクルで多作することが可能

                                                      エレクトロニクス業界に農業の波? 製造業もこぞって参入する植物工場の今 | 財経新聞
                                                    • asahi.com(朝日新聞社):人工光で野菜生産 大阪府立大に国内最大級の植物工場 - サイエンス

                                                      人工の光だけで栽培されているレタス。通常の半分の約40日で出荷できる=大阪府堺市中区学園町の大阪府立大  人工の光だけで野菜を栽培する植物工場研究センターが大阪府立大(堺市中区)に完成し、本格的な生産を始めた。総面積約2千平方メートル。人工光だけで栽培する研究施設としては国内最大規模という。  植物工場は4月に稼働。LEDや蛍光灯で照らして野菜を栽培している。レタスの棚は15段。成長に応じて1段ずつ下ろし、下まで来たら収穫する。苗の時期を含め約40日で成長し、露地物の半分に短縮できる。  栽培する棚を積み上げることで面積あたりの収量を上げ、品質や大きさがそろった野菜を作りやすい一方、コストが露地物より3割ほど高いのが課題だ。今年度中に露地物と同じコストで栽培できる手法を確立する方針。LEDや蛍光灯の改良で、2015年ごろには大規模な工場で商業ベースに乗ると見ている。

                                                      • 植物工場が畑に負ける要素は?「ありません」

                                                        2017/04/09 19:51 離農が進み、後継者も居ず、耕作放棄地が増える流れは、もはや、不可逆的であり、加速度的に進行しているなかで、このような記事に空しさを感じるのは、自分が農家なのだからか? 2017/04/09 10:13 昨日妻と一緒にヨーカドーに買い物に行った時、「これ美味しいからよく買っているのよね。値段もあまり高くないし」と言って手に取ったのがこのフリルレタスでした。 知らないうちに私も食べていました。まさか京都の工場で作られたレタスだとは…… 2017/04/07 14:08 今まで聞いたことのあった植物工場はコストがかかる分を高付加価値にして商売するという職人的な印象でした。こちらの考え方は旧来の生産物を新しい方法で量産する工場的な発想でそれを実現しているという点で素晴らしいと感じました。味がどうなのかも気になるので機会があれば食べ比べてみたいです。 2017/04

                                                          植物工場が畑に負ける要素は?「ありません」
                                                        • Androidとクラウドで動くLED植物工場「farmbox」--ブリリアントサービスが開発

                                                          ブリリアントサービスは5月11日、Android OSとクラウドシステムを活用したLED植物工場「farmbox」を発表した。あわせて、farmboxの共同開発を行う企業や団体を募集する。 farmboxは、LED照明を用いた、太陽光を必要としない完全制御型の植物工場。Android OSを制御システムを採用しており、Android端末から植物の育成に必要な光源であるLED照明を制御し、気温や水温、植物の栽培状況を画像で監視できる。 光源パターンなど植物の育成状況は、栽培記録としてクラウド上に自動的に保存する。栽培記録を自動再生することにより、以降の自動栽培が可能になるという。栽培記録は販売することもでき、他のユーザーの栽培記録を購入して、自身の栽培に使うことも可能になるという。 ブリリアントサービスでは、farmbox発表と同時に、farmboxの開発チームである「farmbox All

                                                            Androidとクラウドで動くLED植物工場「farmbox」--ブリリアントサービスが開発
                                                          • 海上に浮かぶ未来の植物工場・食料生産基地

                                                            経済活動の著しい人口が急増しているような都市部には農地が限られている一方で、近年では都市型農業が一つのブームとなっており、室内での植物工場(多段式による人工光栽培)や屋上スペースを利用した太陽光の植物工場など、狭い面積でも効率よく生産する栽培方式が提案されている。 スペインのデザイン会社であるForward Thinking Architecture社が提案するのは海上での食料生産施設である。 スマート・フローティング・ファーム(SFF)と名付けられた本アイデアは、海上の上にソーラー発電、植物工場による野菜の生産と魚の養殖を一体化させたもの。それぞれの技術としては既に確立したものがあり、既存技術にて実現可能だと同社は解説している。 200m×300mの長方形サイズを一つのモジュールとしており、設置場所によってモジュールを連結させながら、自由にサイズを調整することができる。 基本構造としては

                                                              海上に浮かぶ未来の植物工場・食料生産基地
                                                            • 東京メトロが作った野菜「とうきょうサラダ」発売 東西線高架下・植物工場で栽培

                                                              東京メトロとメトロ開発は4月6日、植物工場で栽培した野菜を「とうきょうサラダ」ブランドで販売すると発表した。農薬や土、虫が付着しておらず、袋を開けたら洗わずにそのまま食べられるという。 東西線・西葛西~葛西間の高架下に設けた完全人工光型の植物工場で今年1月から栽培をスタート。特定の品種について安定栽培が可能になり、安全性も確認できたとして、当面は東西線沿線の飲食店を中心に販売する。 栽培品種はフリルレタスやサンチュ、ロメインレタス、ベビーリーフなどの葉もの。えぐみやあくが少ないので食べやすく、季節や天候の影響を受けずに安定供給が可能なのも特徴という。

                                                                東京メトロが作った野菜「とうきょうサラダ」発売 東西線高架下・植物工場で栽培
                                                              • 大企業が続々参入 植物工場は儲かるか (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

                                                                光や水、温度を管理した屋内施設で無農薬の野菜を育てる、「植物工場」ビジネスへの企業の参入が相次いでいる。 初期投資500万円の植物工場モデルケース 4月に大和ハウス工業が、レタスなど葉菜類を水耕栽培できる植物工場ユニットを発売したほか、日本GEやパナソニックは、植物工場の開発・設計を行うみらいと組んで、栽培の実証実験を始める。食品メーカーや外食チェーンなども植物工場の運営に興味を示す。 全国で稼働中の植物工場の数は、2009年には約50カ所だったが、12年3月末には127カ所まで増加した。そのうち100カ所超が密閉された空間で人工光を当てて栽培する完全人工光型。残りは太陽光を併用するタイプだ。 植物工場が急増したきっかけは、農林水産省と経済産業省が総額150億円の補助金を出して、建設を促したことが大きい。さらに東日本大震災後、津波による塩害や放射能汚染の問題を抱える被災地の復興の手

                                                                • 植物工場は「輸出産業」になりうるのか---千葉大名誉教授・古在豊樹氏に聞く

                                                                  植物の生育環境を制御して安全・安心な植物を「生産(製造)」しようという「植物工場」が脚光を浴びている。とりわけ注目されるのは、植物工場を輸出産業として育てていこうという動きだ。リーマンショック以来の不況に製造業が苦しむ中で、新たな輸出産業として期待されている。果たして、植物工場は輸出産業になりうるのだろうか。長年植物工場の研究・普及活動に取り組んできた千葉大学名誉教授の古在豊樹氏に聞いた。 ――植物工場は今、「第3次ブーム」ということですが、なぜブームになっているとお考えですか。 あなたのような工業分野の記者が私のような園芸分野の研究者に取材に来る、ということ自体が今まであまりなかったことで、これも一つの「ブーム」の側面でしょう。逆に聞きたいのですが、なぜ植物工場に興味を持ったのですか。 ――製造業がこれまで日本経済を引っ張ってきたわけですが、新興国の台頭やリーマンショックをきっかけとする

                                                                    植物工場は「輸出産業」になりうるのか---千葉大名誉教授・古在豊樹氏に聞く
                                                                  • 「完全制御型で世界最大規模」の植物工場,フェアリーエンジェルが披露《訂正あり》

                                                                    図3 クリーン・ルーム内での作業の様子。高所での作業となるため,フォークリフトを用いる。半導体工場などと同様に防塵服を着用する 図4 エンジェルファーム福井で栽培された野菜。栽培される野菜はグリーンリーフやサンチュ,フリルアイス,ルッコラ,ロメインレタス,水菜,春菊,小松菜の8種類。価格はそれぞれ,120g品が360円(春菊のみ390円),70g品が198円。高級スーパーなどで購入できる 野菜栽培ベンチャーであるフェアリーエンジェルは2008年8月29日,福井県美浜町に建設を進めていた植物工場「エンジェルファーム福井」の竣工式を行い,植物工場の一部を公開した(図1)。手掛ける植物工場は,外界と遮断したクリーン・ルーム内で,温度や湿度,光の照射量,栄養素などを管理・制御する,「完全制御型」と呼ばれるもの(図2,図3)。2008年7月に稼働を開始している。現在,工場の稼働率は「約30%程度。2

                                                                      「完全制御型で世界最大規模」の植物工場,フェアリーエンジェルが披露《訂正あり》
                                                                    • インドと10月に宇宙実験 「植物工場」可能性探る (1/2ページ) - MSN産経ニュース

                                                                      宇宙航空研究開発機構(JAXA)が今年秋、インドと共同で回収型の人工衛星を使った生命科学実験を行うことが分かった。日本とインドが共同で宇宙実験をするのは初めて。宇宙大国入りを目指すインドと協力関係を築くことで、米スペースシャトルや国際宇宙ステーション(ISS)の運用終了後も長期的に科学実験の機会を確保していく狙いがある。 共同実験に使うのは、インド宇宙研究機関(ISRO)が開発した回収カプセル型の実験衛星「SRE2号」。JAXAの小型実験装置などを搭載し、10月にインド南東部沿岸から打ち上げる。 実験装置にスピルリナという原始的な藻類を入れ、高度約625キロの軌道上で培養。約2週間後、帰還カプセルを海上で回収する。光合成に与える無重力の影響を遺伝子レベルで分析し、宇宙で食糧を生産する「植物工場」の可能性などを共同研究する。 JAXAは近くインド側と協力協定を締結し、6月中にも実験装置を輸送

                                                                      • セブンが植物工場 サラダ7万食分のレタス安定調達 - 日本経済新聞

                                                                        セブン―イレブン・ジャパンは東京都と神奈川県の店舗で販売するサラダやサンドイッチ向けに、大規模な植物工場を設ける。発光ダイオード(LED)を使って1日でサラダ7万食に相当するレタスを生産する能力を持ち、天候で仕入れ価格や品質が変動するリスクを抑える。流通大手による大量調達は植物工場の経営安定にもつながり、拡大を後押ししそうだ。セブン専用の植物工場は同社向けの弁当などを製造するプリマハム傘下のプ

                                                                          セブンが植物工場 サラダ7万食分のレタス安定調達 - 日本経済新聞
                                                                        • 学生のミスで大発見! 赤字にあえぐ植物工場を救う“幸運の光” (nikkei BPnet) - Yahoo!ニュース

                                                                          現在、「植物工場」は第3次ブームを迎えていると言われている。しかし、その約7割が赤字経営もしくはトントンで、撤退や倒産する企業が相次いでいる。このような中、植物工場における新たな栽培方法で勝負に挑んでいるのが昭和電工だ。同社にその特徴と開発の経緯を聞いた。 ●成長速度は大幅アップ! でも電気代は半分 赤色や青色のLED(発光ダイオード)照明の下で元気に育つレタスたち――。 これは昭和電工と山口大学農学部の執行正義教授が共同開発した高速栽培法「SHIGYO(シギョウ)法」が用いられた植物工場の様子だ。 「照射する光を制御することでコストダウンと高付加価値化を実現し、より多くの植物工場のオーナーに黒字経営を成功させてほしいと願っています」と、植物工場向けLEDシステム事業を手掛ける昭和電工・事業開発センターグリーンイノベーションプロジェクト(GIP)の営業グループマネージャー、荒博則氏

                                                                            学生のミスで大発見! 赤字にあえぐ植物工場を救う“幸運の光” (nikkei BPnet) - Yahoo!ニュース
                                                                          • 庭先に登場、退職金で「ガチンコ植物工場」

                                                                            今回のテーマは都市農業の未来。この連載で以前、農家を対象にロゴやパンフレットのデザインを手がけている江藤梢さんを紹介した(2017年6月9日「農業のデザインが安っぽくていいはずない!」)。取り上げるのは、江藤さんがデザインを手がけた生産者の1人、松本渉さんだ。 57歳で就農。2000万円を投資 松本さんは現在、61歳。31年間勤めた会社を57歳でやめ、2014年に就農した。農場の名前は「ファーム柳沢」。栽培している品目はトマトだ。 西武新宿線の柳沢駅(西東京市)を出て住宅街を3分ほど歩くと、松本さんの自宅に着いた。玄関を開けて出てきた松本さんに「こちらです」と促され、家の裏側に向かった。このときは庭先の小さなビニールハウスを想像していたが、実際はまったく違った。がっつり真正面から農業をやっていた。 鉄骨の柱に支えられた施設は、幅が12メートルで長さが35メートル。大型台風並みの風速50メー

                                                                              庭先に登場、退職金で「ガチンコ植物工場」
                                                                            • 大阪府大が完全人工光で安全・低コストな植物工場研究センターを開設

                                                                              以前、ギズで机の上で植物を育てることができるミニプランターを紹介しましたが、あちらが小規模な家庭用というのであれば、こちらは本格的な業務用というところでしょうか。 大阪府立大学が室内で光や温度、水やりなどを自動で制御し、野菜を人工栽培するための技術を研究する「植物工場研究センター」を開設したそうです。同研究センターは、鉄筋コンクリート2階建の総床面積は、2000平方メートルで、完全人工光型では国内最大の次世代先進研究開発拠点になるそうです。 太陽光を使わない完全人工光型の植物工場の特徴としては、以下の6点が挙げられるようです。 ・生育が早い 例)レタス 露地栽培が55〜90日に対して、39日で収穫できる ・栽培環境を選ばない 完全人工光であれば、寒冷地や砂漠でも可能。 ・面積効率がよい 例) レタス 単位面積当たりの栽培株数は、露地栽培の10倍。 ・安全である 無農薬栽培ができる 衛生管理

                                                                                大阪府大が完全人工光で安全・低コストな植物工場研究センターを開設
                                                                              • 「植物工場」が急拡大 LEDなど技術向上 気候変動対策の切り札も:朝日新聞デジタル

                                                                                ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 --><!--株価検索 中⑤企画-->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">

                                                                                  「植物工場」が急拡大 LEDなど技術向上 気候変動対策の切り札も:朝日新聞デジタル
                                                                                • 東芝、植物工場を閉鎖=価格高で赤字続く (時事通信) - Yahoo!ニュース

                                                                                  東芝は6日、レタスなどの野菜をほぼ無菌状態で育てる植物工場「東芝クリーンルームファーム横須賀」(神奈川県横須賀市)を12月末で閉鎖し、野菜の生産から撤退すると発表した。露地栽培の野菜より価格が高いため販売が伸びず、赤字が続いていた。 植物工場は、旧フロッピーディスク工場の建物を転用し、蛍光灯の光でレタスや水菜などを栽培していた。2014年秋に生産を始め、当初は1日約8400株を出荷したが、「露地物と差別化できず顧客が付かなかった」(広報)という。

                                                                                    東芝、植物工場を閉鎖=価格高で赤字続く (時事通信) - Yahoo!ニュース