衣服が巻き込まれた状態で男性が倒れていたエスカレーター。降り口の向かって左付近に倒れていた=水戸市で2024年3月27日午前10時35分、西夏生撮影 26日午後9時ごろ、JR水戸駅のホームからコンコースに上がるエスカレーターで、茨城県日立市千石町1の会社員、鈴木守さん(72)が倒れているのを乗客が見つけ、駅員に連絡した。鈴木さんはエスカレーターに衣服を巻き込まれており、約4時間後、搬送先の病院で死亡が確認された。 県警水戸署によると、鈴木さんは、エスカレーターを上りきった辺りで倒れていた。スーツの上着の背中部分が手すりの吸い込み口に巻き込まれ、うつぶせに近い状態だった。駅員が駆け付けた際は意識があったという。