「新型コロナは利権団体によるデマ」「ワクチンにはICチップが入っている」など、新型コロナの感染拡大を機にSNSなどで広まった陰謀論。そんな陰謀論に「ハマりやすい」人の特徴をあぶりだした日本人社会心理学者の論文が学術誌「アプライド・コグニティブ・サイコロジー(応用認知心理学)」に掲載される。そこで明らかになった「陰謀論にハマりやすい」人の特徴とは……。(デジタル編集部 古和康行) 【イラスト】あなたは「よく考えられる人」?…実際の調査で出されたクイズと解答 「ワクチンにICチップ」は無理筋では…… 論文を執筆したのは、鹿児島大学法文学部の大薗博記准教授(42歳、社会心理学)と昭和女子大学人間社会学部の榊原良太准教授(36歳、同)だ。