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終末期医療の検索結果1 - 40 件 / 106件

  • 「死ぬ前1か月の医療費さえ削ればよい」落合陽一氏×古市憲寿氏対談で見えた終末期医療の議論の難しさ(市川衛) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    1月2日に公開された、落合陽一氏と古市憲寿氏の対談が話題になっています。 落合陽一×古市憲寿「平成の次」を語る #2 「テクノロジーは医療問題を解決できるか」 特に専門家を中心に議論を呼んでいるのが、下記の古市憲寿氏による発言です。 古市 財務省の友だちと、社会保障費について細かく検討したことがあるんだけど、別に高齢者の医療費を全部削る必要はないらしい。お金がかかっているのは終末期医療、特に最後の1カ月。だから、高齢者に「10年早く死んでくれ」と言うわけじゃなくて、「最後の1カ月間の延命治療はやめませんか?」と提案すればいい。胃ろうを作ったり、ベッドでただ眠ったり、その1カ月は必要ないんじゃないですか、と。(中略)安楽死の話もそう。2010年の朝日新聞による世論調査では、日本人の7割は安楽死に賛成している。それにもかかわらず、政治家や官僚は安楽死の話をしたがらない。 出典:文春オンライン 

      「死ぬ前1か月の医療費さえ削ればよい」落合陽一氏×古市憲寿氏対談で見えた終末期医療の議論の難しさ(市川衛) - エキスパート - Yahoo!ニュース
    • ちきりん氏の「終末期医療について考えよう!」によせて|Aprildiamond

      終末期医療について考えよう! http://blogos.com/article/140351/ (リンク切れ、H31/1月確認)、https://chikirin.hatenablog.com/entry/20151021 について H27/10/22 一部加筆修正 H27/10/23 H31/01/28 この投稿を見た時、終末期医療に関わる一医療者として非常に危ういものを感じました。非常に誤解を招きかねない、あるいは誤りを多く含んだ文章であるとおもったのです。 まず先に申し上げるならば、一般の方・家族がこのブログのように誤解して考えることはよくあります。そのようなとき私達医療従事者は丁寧に説明を行い、そして一緒に患者のことを考えます。ですので一般のかたの理解としては私はそこまで責められるものだとは思っていません。 ですが、ちきりん氏という、有名な方が誤解を大々的に広げる(それも最後に示

        ちきりん氏の「終末期医療について考えよう!」によせて|Aprildiamond
      • トンデモ数字に振り回されるな 繰り返される「終末期医療が医療費を圧迫」という議論

        「(高齢者に)『最後の一ヶ月間の延命治療はやめませんか?』と提案すればいい」 「超高齢社会で安楽死や延命治療の議論は避けては通れないはず」 「終末期医療の延命治療を保険適用外にするだけで話が終わるような気もする」 注目の若手論客、落合陽一さん、古市憲寿さんがこのような発言をした「文學界」1月号の対談は、文春オンラインにも転載されて多くの批判を浴び、落合さんは一部内容を撤回するなどしました。 この対談での発言を批判する論拠としてよく引用されたのが、医療経済学者で日本福祉大学相談役・名誉教授、二木立さんの論文です。 二木さんはこの論争についてどう見ていたのでしょう。そして、少子高齢化や高額薬剤による社会保障破綻論や、政府が打ち出している予防医療や健康寿命延伸による医療・介護費抑制策についてどう評価しているのでしょうか? 「このままでは日本の医療や介護制度はもたないのではないか」という不安が日本

          トンデモ数字に振り回されるな 繰り返される「終末期医療が医療費を圧迫」という議論
        • 終末期医療、お金かかる論は「素人」 専門家が誤解批判:朝日新聞デジタル

          「最後の1カ月間の延命治療はやめませんか?」。人生の最終段階「終末期」をめぐって、コスト削減と結びついた発言がやまない。これを、「最近はやりの『ポピュリズム医療政策』にのせられた論」と話すのが、政府の社会保障国民会議で委員を務めた権丈善一・慶応大商学部教授(社会保障・経済政策)だ。話は医療や介護の行く末にも及び、「費用を削減すべきだ」との論調にも疑問を呈した。 ――文芸誌「文学界」(1月号)で、落合陽一氏と、古市憲寿氏が「『平成』が終わり、『魔法元年』が始まる」と題された対談をしました。その中で古市氏は「お金がかかっているのは終末期医療、特に最後の1カ月」と述べています。これは事実なのですか。 「素人が医療問題に触れて最初にはまるところですね(笑)。亡くなる1カ月前の医療費は全体の3%程度だというエビデンスがあることは、この問題に関わる人はみんな知っている。医療費の単価は全体的に上がるので

            終末期医療、お金かかる論は「素人」 専門家が誤解批判:朝日新聞デジタル
          • 麻生副総理が終末期医療めぐる発言撤回、一般論ではなく私見

            [東京 21日 ロイター] 麻生太郎副総理兼財務相は21日午後、この日の社会保障制度改革国民会議での自身の発言に関してコメントを発表し「私個人の人生観を述べたものだが、公の場で発言したことは適当でない面もあった」として発言を撤回し、議事録から削除するよう申し入れる考えを明らかにした。 報道によると、副総理は午前に開かれた国民会議で、医療費問題に関連して、患者を「チューブの人間」と表現したうえ「私は遺書を書いて『そういうことはしてもらう必要はない、さっさと死ぬんだから』と渡してあるが、そういうことができないと、なかなか死ねない」などと発言した。続けて副総理は「(私は)死にたい時に死なせてもらわないと困る」とも述べ、「しかも(医療費負担を)政府のお金でやってもらうというのは、ますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと、総合的なことを考えないと、この種の話は解決がないと思う」など

              麻生副総理が終末期医療めぐる発言撤回、一般論ではなく私見
            • 終末期医療:延命中止、意思確認に力点 自民、新法検討 | 毎日新聞

              自民党は、終末期医療のあり方を規定した新法作成の検討に入った。終末期医療を巡っては2012年に超党派の議員連盟が尊厳死法案をまとめているが、本人の意思に反して延命措置が中止されることへの懸念が根強い。同党は、法案を抜本的に見直し、継続的に本人の意思を確認するなど手続きに力点を置いた新たな法案への練り直しに着手。与野党各党の賛同も得て早ければ来年の通常国会への提出を目指す。【酒井雅浩】 末期がんや老衰により回復の見込みがない患者に対し、人工呼吸器の装着や人工透析などの延命治療を施すのは、患者の苦痛や家族の介護負担などを考慮すると必ずしも患者のためにならないとの考え方がある。一方で、現行法では医師の延命措置の中止が刑事責任を問われる恐れもあり、医療従事者を中心に法整備を求める声が出ていた。

                終末期医療:延命中止、意思確認に力点 自民、新法検討 | 毎日新聞
              • 落合陽一氏、古市憲寿氏、荻上チキ氏の議論(終末期医療などをめぐって)~2019年1月※3日現在、議論継続中

                自分はこういう議論はリプ反応も含めてまとめるのが好きだし,そちらこそが本道だと思っているのですが,分量の関係もあり1つの例外を除いて,今回は3者のツイートに限定しています。最初にまとめた1月3日午前11時半以降も,おそらく議論は継続するようかと思われます(可能なら追加していきます)

                  落合陽一氏、古市憲寿氏、荻上チキ氏の議論(終末期医療などをめぐって)~2019年1月※3日現在、議論継続中
                • 向川まさひで on Twitter: "これはよくある誤解なのですが、「終末期医療」、特に高齢者の終末期はそれほど医療費はかかっていません。医療費が特に高騰するのは、比較的若く回復の期待がある患者さんで、結果的に最後の一カ月になってしまった場合です。そこを削ることは、実… https://t.co/CDB0z5tQr4"

                  これはよくある誤解なのですが、「終末期医療」、特に高齢者の終末期はそれほど医療費はかかっていません。医療費が特に高騰するのは、比較的若く回復の期待がある患者さんで、結果的に最後の一カ月になってしまった場合です。そこを削ることは、実… https://t.co/CDB0z5tQr4

                    向川まさひで on Twitter: "これはよくある誤解なのですが、「終末期医療」、特に高齢者の終末期はそれほど医療費はかかっていません。医療費が特に高騰するのは、比較的若く回復の期待がある患者さんで、結果的に最後の一カ月になってしまった場合です。そこを削ることは、実… https://t.co/CDB0z5tQr4"
                  • 終末期医療費かさむ「200%間違い」 ひどさに指摘が:朝日新聞デジタル

                    「江崎さんは人生最後の1カ月で生涯医療費の50%を使うとおっしゃった。これは200%間違いです」 私が居合わせたのは、昨年10月25日、都内で開かれたのシンポジウムでした。まず、予防医療をテーマに経済産業省の江崎禎英さんが講演し、こう話しました。「医療費は死ぬときが一番高い。死ぬ人が多いほど医療費が高くなる。ある健保組合だと、人生最後の1カ月で、生涯医療費の50%以上を使っているというのが、この国の実態です」 これに対して日本福祉大名誉教授の二木立(にきりゅう)氏が終了後にフロアから発言を求めました。医療経済や政策を45年以上研究している専門家です。「明らかにデマです。死亡前1カ月の医療費が国民医療費ベースで3%強というのは確固たるデータとして確立している」。強い調子で指摘しました。

                      終末期医療費かさむ「200%間違い」 ひどさに指摘が:朝日新聞デジタル
                    • <終末期医療>延命中止、意思確認に力点 自民、新法検討(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

                      自民党は、終末期医療のあり方を規定した新法作成の検討に入った。終末期医療を巡っては2012年に超党派の議員連盟が尊厳死法案をまとめているが、本人の意思に反して延命措置が中止されることへの懸念が根強い。同党は、法案を抜本的に見直し、継続的に本人の意思を確認するなど手続きに力点を置いた新たな法案への練り直しに着手。与野党各党の賛同も得て早ければ来年の通常国会への提出を目指す。【酒井雅浩】 末期がんや老衰により回復の見込みがない患者に対し、人工呼吸器の装着や人工透析などの延命治療を施すのは、患者の苦痛や家族の介護負担などを考慮すると必ずしも患者のためにならないとの考え方がある。一方で、現行法では医師の延命措置の中止が刑事責任を問われる恐れもあり、医療従事者を中心に法整備を求める声が出ていた。 12年の法案は「終末期」について患者が適切な医療を受けても回復の可能性がなく、死期が間近と診断された状態

                        <終末期医療>延命中止、意思確認に力点 自民、新法検討(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
                      • 朝日新聞デジタル:「平穏な道選べば医療費減」 甘利再生相、終末期医療で - 政治

                        社会保障と税の一体改革を担当する甘利明経済再生相は17日のBSフジの番組で、終末期の延命措置について「(回復の見込みがなく)チューブにつながれて最期を迎えるのは悲惨だと思う人は多い。本人の意思確認をして『平穏な道を選びたい』という人ならば、それだけで医療費は下がる」と述べた。  社会保障費の削減に絡んで終末期医療のあり方に触れた。甘利氏は番組終了後、記者団に「患者の尊厳を尊重して対応が図られ、医療費が減ることにもつながれば、患者本人にとっても世の中にとってもいいこと」と「患者の尊厳」を強調したが、終末期医療に医療費削減を絡めた発言は、議論を呼ぶ可能性がある。 関連記事「平穏を選ぶなら医療費減」 甘利経済再生相、終末期の延命で持論(6/18)「さっさと死ねるように」真意を説明 麻生副総理(2/20)(声)麻生氏発言 重みを自覚して(1/26)延命医療「判断引き受ける」47% 家族の議論、不十

                        • 麻生太郎の終末期医療への発言に対しある女性「麻生氏はよく言ってくれた。助かりもしないのに生かされて、家族に迷惑をかけたくない。70歳を超えた方の言葉は重い」:ハムスター速報

                          TOP > ニュース > 麻生太郎の終末期医療への発言に対しある女性「麻生氏はよく言ってくれた。助かりもしないのに生かされて、家族に迷惑をかけたくない。70歳を超えた方の言葉は重い」 Tweet カテゴリニュース 【延命治療問題】麻生太郎「延命治療は月に一千数百万円かかるという現実」「政府の金で高額医療をやっていると思うと寝覚めが悪い」これは正論 http://hamusoku.com/archives/7693324.html 0 :ハムスター2ちゃんねる 2013年1月22日 13:54 ID:hamusoku 麻生太郎副総理兼財務相(72)が、終末期医療について語った発言が批判されている。自身の個人的生き方として「さっさと死ねるようにしてもらわないと」などと発言したのだ。首相時代に失言を連発させたため、メディアの「麻生攻撃」が始まりそうだが、今回の発言には、肯定的な意見も聞かれる。

                            麻生太郎の終末期医療への発言に対しある女性「麻生氏はよく言ってくれた。助かりもしないのに生かされて、家族に迷惑をかけたくない。70歳を超えた方の言葉は重い」:ハムスター速報
                          • 終末期医療について考えよう! - Chikirinの日記

                            私はよく 10年前に書いたブログをツイッターで紹介しています。 これを続けるためには、10年後に紹介できるエントリを今、書いておく必要があるので、今日は「終末期医療」について書いておきます。 このトピックは、10年後くらい後には大問題となり、おそらく法制化も議論されているはずだからです。 そうなった時、「あたしソレ、10年前に書いてるから」と言えるよう、今、書いておこうという作戦なんですが、 よく考えたら、あたしが 10年後に生きてるかどーかのほうが不確かなので、この作戦が成功するかどーかはよくわかりません。 ★★★ 終末期医療というのは、高齢者が最期の時を迎えた時の医療のあり方です。 本当は“高齢者”に限定された話ではないのですが、今回は平均寿命付近まで生きてきた高齢者に限定して考えます。 概ね 85歳を超えた人がこういう状態に陥ったら、という前提でお読みください。 昔は、多くの人が自宅

                              終末期医療について考えよう! - Chikirinの日記
                            • 広義の終末期医療における法的な問題

                              羆 @mhlworz 「今は意識のない寝たきり老人も、若いときは一生懸命働いていた」という批判。たとえそうでも、無尽蔵に医療費を使っていいかというのとは別問題。終末期医療のあり方は原発と同様に国民投票でもしたらいい。 2011-08-21 20:18:09 羆 @mhlworz 家族に「爺ちゃんはもう十分頑張りました。先生、死なせてやってください」といわれても、医者が手を下すことはできない。どんなに泣かれても情に流されてはならない。急変したら手のひらを返して警察に駆け込む家族もいるそうだし。 2011-08-21 22:51:25 @neo_nigaichigo それでも、生きていて欲しいと願うのは家族のワガママなの?RT @mhlworz 毎日一生懸命に生きている若い人がかつかつの生活をしているのに、気管切開して胃瘻あけて意識もなく、ただベッドに寝ているだけ人に月額何十万もの税金が費やさ

                                広義の終末期医療における法的な問題
                              • 終末期医療の希望 記録した人は1割 NHKニュース

                                高齢で寝たきりになったときに延命治療を望むかどうかなど、終末期医療の希望について、4割の人が家族などと話し合っている一方で、実際に希望を記録に残している人は1割にとどまっている、という調査結果を、東京都健康長寿医療センターがまとめました。 この調査は、東京都健康長寿医療センターが、ことし3月に通院患者を対象に行ったもので、およそ970人から回答を得ました。 この中で、「認知症や脳卒中などで寝たきりとなり、意思の疎通が難しいうえ、食べ物を飲み込めない状態になった場合、延命治療を希望するかどうか」聞いたところ、▽「何もしないでほしい」が47%、▽「点滴だけを希望する」が41%でした。 そして、▽胃に穴を開けてチューブから栄養や水分を流し込む「胃ろう」や、鼻にチューブを入れる「経鼻経管栄養」を望む人は5%でした。 また、終末期医療の希望について、家族や友人と話し合ったことがあるかという質問には、

                                • 朝日新聞デジタル:胃ろう中止も選択肢に 終末期医療の原則、学会が改定 - 社会

                                  高齢者の終末期医療とケアについて、日本老年医学会は28日、胃に管で栄養を送る胃ろうなどの人工栄養や人工呼吸器の装着は慎重に検討し、差し控えや中止も選択肢として考慮するとの「立場表明」をまとめた。最新、高度な医療をすべて注ぎこむことは必ずしも最善の選択ではないと判断した。表明の改定は11年ぶり。  終末期医療の手続きなどを定めた法的ルールはない。この立場表明にも拘束力はないが、高齢者医療に携わる医師が治療方針を考える際の基本原則とするもの。具体的な手順などを定めたガイドライン(指針)を作る際のもとになる。  まず、高齢者の終末期における「最善の医療およびケア」を「必ずしも最新もしくは高度の医療やケアの技術すべてを注ぎこむことを意味するものではない」と明記。高齢者の心身の特性に配慮し「残された期間の生活の質(QOL)を大切にするものだ」との考えを示した。  その上で、高齢者が最善の医療およびケ

                                  • 【日本の解き方】40兆円超えた医療費 終末期医療の効果的な実施を 立ちはだかる尊厳死問題

                                    厚生労働省によれば、2013年度の医療費が前年度から8500億円増の40兆610億円になったという。 年齢別で見ると65歳以上の医療費が23兆円を超え、全体の6割程度を占めている。医療費上昇の原因について、厚労省は高齢者の増加などと分析しているが、抑制は可能だろうか。 感情一切なしの技術的な議論であれば、抑制は可能である。例えば、医療のコストパフォーマンスを医療費対延命効果で測り、一定以下の医療をやらないとすればいい。 かつて筆者が経済財政諮問会議特命室で討議資料を作成していたとき、ある大学病院の協力を得て、分野別医療費のコストパフォーマンスを測定したところ、「良い分野」と「悪い分野」に二極分化しており、関係者が驚いたことがある。悪い分野は、終末期医療に多いが、わかっているけどやめられないというモノが多い。 例えば、人工栄養摂取が例としてよくあげられる。これには、経鼻栄養(鼻から管をいれて

                                      【日本の解き方】40兆円超えた医療費 終末期医療の効果的な実施を 立ちはだかる尊厳死問題
                                    • 麻生氏 終末期医療巡る発言で釈明 NHKニュース

                                      21日に開かれた「社会保障制度改革国民会議」で、麻生副総理兼財務大臣が終末期の医療について、「『生きられるから』といって生かされちゃかなわない。それを政府のお金でやってもらうと思ったら、ますます寝覚めが悪い」などと述べました。 このあと麻生副総理は記者会見し、「私の個人的なことであり、終末期医療のあるべき姿を申し上げたわけではない」と釈明しました。 「社会保障制度改革国民会議」で、最後に発言を求められた麻生副総理兼財務大臣は、終末期の医療について言及し、「私は遺書に『さっさと死ぬからその必要はない』と書いてあるが、そういうことをしておかないと死ぬことができない。『いい加減、死にたいな』と思っても、とにかく『生きられるから』といって生かされちゃかなわない」と述べました。 そして、「それを政府のお金でやってもらうと思ったら、ますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうとか、いろいろ考え

                                      • あれだけ嫌がっていた人工呼吸器がついてしまった:終末期医療の意思決定 - 還暦からの再起動

                                        先日の上京では、何人かの友人と久しぶりの再会を果たしました。 親も見送った人、介護の真っ最中の人。 そんな友人のひとりが、 「えぇって感じ!、翌日病院に行ったら、ICUで人工呼吸器がついちゃってたのよ!」と。 その友人のお父様は、87歳。 かれこれ7~8年前から、呼吸器の病気で治療を続けており、今年に入ってこれが2度目の入院。 自宅で在宅酸素療法を続けながら、デイサービスにも行き、好きな将棋を楽しみ、穏やかな時間を過ごしていたとのこと。 ところが、今月に入って体調を崩し、熱と息苦しさが強くなり、その日の午後に病院を受診したところ、今回も肺炎を起こしていることがわかり、その場で入院となったそうです。 脱水もみられたため、点滴が開始されました。そして、抗生物質の投与も。 夕方の5時頃主治医から病状説明がありました。 「肺炎を起こしているので、炎症を抑える治療をして、早くお家に帰れるようにしまし

                                          あれだけ嫌がっていた人工呼吸器がついてしまった:終末期医療の意思決定 - 還暦からの再起動
                                        • 「終末期医療は医療費の無駄なのか?」

                                          津川 友介 @yusuke_tsugawa 今年Scienceに出た論文ですが、ほとんどの死亡は予測不能なので終末期医療は医療費の無駄であると考えるのは間違いである(多くの場合誰が終末期か分からない)という内容の論文をご紹介します。 science.sciencemag.org/content/360/63… twitter.com/earl_med_tw/st… 2019-01-03 01:27:11 EARLのコロナツイート @EARL_COVID19_tw 人工呼吸器はほんのごく一部、それ以外の患者でも施設ごとのコストから年間1〜2兆円。一方で医療費は全体で40〜50兆。主たる医療費高騰要因である高額な新薬や高度な医療技術等による増加に比べると圧迫要因としてはけっこう少ない。一方米国では寿命はほぼ変化してない(むしろ短縮)のに医療費は高騰 twitter.com/Dr_Zetton/

                                            「終末期医療は医療費の無駄なのか?」
                                          • 終末期医療とか社会保障費とかの話 - よそ行きの妄想

                                            ポケモン育成に尽力するあまりちょっと時間が開いてしまったが、この間、自民党総裁選に出馬した某耄碌都知事のところの放蕩息子が、社会保障費削減の文脈で尊厳死の話題を持ち出したとのことで、ちょっとした騒ぎになっていた。 まあ、そりゃ騒ぎにもなるという話だ。 「社会保障費の削減、ならば尊厳死」では、まるで尊厳死の御旗のもとに老人を殺戮すれば社会保障費などいくらでも削減できる、と言っているのとほとんど等しい。何か庶民感覚を一切待ち合わせない中世の貴族などがおもむろに発案しそうな単純さ。 「社会保障費が払えないなら老人を減らせばいじゃない」。 「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」というのと、まったく同じ香りを放っているではないか。 あの家系、自らを貴族か何かと思っていてもまったく違和感ないのは確かではあるが、いまは中世ではなく現代。多少自粛して欲しいところではある。 今さら私が指摘することで

                                              終末期医療とか社会保障費とかの話 - よそ行きの妄想
                                            • 麻生失言に賛否 終末期医療への言及メディアは否定的だけど… - 政治・社会 - ZAKZAK

                                              麻生太郎副総理兼財務相(72)が、終末期医療について語った発言が批判されている。自身の個人的生き方として「さっさと死ねるようにしてもらわないと」などと発言したのだ。首相時代に失言を連発させたため、メディアの「麻生攻撃」が始まりそうだが、今回の発言には、肯定的な意見も聞かれる。  注目発言が飛び出したのは、21日午前の社会保障制度改革国民会議。麻生氏は「残存生命期間が何カ月かと、それにかける金が月に一千何百万円だという現実を、厚労省も一番よく知っているはずだ」とし、財政負担が重い現状を指摘。  そのうえで、「私は少なくとも遺書を書いて、そういうことをしてもらう必要はない、さっさと死ぬからと書いて渡しているが、そういうことができないと死ねません」「いいかげん死にたいと思っても『生きられますから』なんて生かされたんじゃ、かなわない。しかも政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと寝覚めが

                                              • 終末期医療の希望を伝えているがん患者は非常に少ない

                                                米国国立がん研究所(NCI)/ブログ~がん研究の動向~ 原文掲載日 : 2015年8月10日 終末期医療の希望を伝えているがん患者は非常に少ない 多くのがん患者は、終末期医療に対する希望を大切な人に書面で伝えたり、話し合ったりしていないということが新たな研究で示唆された。この研究では、終末期にがん治療を受けている患者の数が大きく増加していることもわかった。 7月9日号の電子版JAMA Oncology誌に掲載された結果は、患者の病状が進行し終末期医療に対する希望を共有できなくなる前に、それを共有する必要性を強調している、と研究著者らは述べた。 死期が近づくと、多くの進行がん患者は、彼らの価値観や目標、治療への希望が診療に確実に反映されるために、生前遺言や永続的委任状などの法的文書に加えて『大切な人』(*注:家族や友人)を頼りにする。 新たな研究は、アドバンス・ケア・プランニング(*事前に終

                                                  終末期医療の希望を伝えているがん患者は非常に少ない
                                                • 終末期医療:子どもの意思尊重 小児科学会が指針案作成 - 毎日jp(毎日新聞)

                                                  日本小児科学会(五十嵐隆会長)の倫理委員会作業部会は、重い病気やけがを抱える子どもの終末期医療に関する指針案を作成した。子どもの年齢にかかわらず、本人の気持ちや意見を最大限尊重することを原則とし、治療中止や差し控えを検討する事態を認める一方、方針を決める際の留意点や手順を示している。【永山悦子】 終末期医療をめぐっては07年に厚生労働省が患者本人の意思決定を基本とする指針を発表したが、子どものルールはなかった。同学会は会員や一般の意見を聞いた上で年内の正式決定を目指す。 一般に子どもは本人の意思確認が困難といわれている。指針案は、医師や看護師らの医療者が子どもに分かりやすく説明し、子どもが自分の気持ちや意見を自由に発言する機会を確保するとともに、両親(保護者)はその意思を尊重して治療方針を決めることを求めている。 治療の差し控えや人工呼吸器の取り外しなどの治療中止については、子どもの最善の

                                                  • 麻生副総理が終末期医療めぐる発言撤回、一般論ではなく私見

                                                    1月21日、麻生太郎副総理兼財務相は、社会保障制度改革国民会議での自身の発言に関してコメントを発表し「私個人の人生観を述べたものだが、公の場で発言したことは適当でない面もあった」として発言を撤回した。 写真は昨年12月、都内で撮影(2013年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 21日 ロイター] 麻生太郎副総理兼財務相は21日午後、この日の社会保障制度改革国民会議での自身の発言に関してコメントを発表し「私個人の人生観を述べたものだが、公の場で発言したことは適当でない面もあった」として発言を撤回し、議事録から削除するよう申し入れる考えを明らかにした。 報道によると、副総理は午前に開かれた国民会議で、医療費問題に関連して、患者を「チューブの人間」と表現したうえ「私は遺書を書いて『そういうことはしてもらう必要はない、さっさと死ぬんだから』と渡してあるが、そういうことができないと、

                                                      麻生副総理が終末期医療めぐる発言撤回、一般論ではなく私見
                                                    • 終末期医療は「殺人罪」なのか――罪に問われた医師に医師免許停止 (週刊金曜日) - Yahoo!ニュース

                                                      「終末期医療」をめぐって殺人罪が確定していた川崎協同病院(神奈川県川崎市)の元呼吸器内科部長、須田セツ子医師に対し、同県医療保健部はこのほど意見聴取を行ない、医道審議会による医師免許の停止、ないしは三年以内の医業停止の処分が今秋にも執行されることを通知した。 事件後、横浜市で診療所を開いている須田氏は「殺人罪は認められない。今秋の執行では患者さんが困る」などと、医道審議会に対し処分の軽減を求める意見書を患者らの署名とともに八月一六日付で提出した。 同医師は一九九八年一一月、重症の男性ぜんそく患者が川崎協同病院に運び込まれ昏睡状態に陥った際、人工呼吸器のチューブを外した(抜管)。その直後に男性が苦しみ出したため鎮静剤と筋弛緩剤を投与したが、男性は死亡した。  病院側は「須田医師の落ち度」として賠償金五〇〇〇万円を家族に払った。殺人罪で起訴された須田氏は「抜管は家族の同意で行なった。筋弛

                                                      • 【終末期医療】物議醸す古市憲寿氏・落合陽一氏対談への反論…重大な4つの事実誤認

                                                        「高齢者に『十年早く死んでくれ』と言うわけじゃなくて、『最後の一ヶ月間の延命治療はやめませんか?』と提案すればいい」「死にたいと思っている高齢者も多いかもしれない」「延命治療をして欲しい人は自分でお金を払えばいいし、子供世代が延命を望むなら子供世代が払えばいい」「社会保障費を削れば国家の寿命は延びる」――昨年12月7日に発売された『文學界』(文藝春秋)1月号掲載の対談「『平成』が終わり、『魔法元年』が始まる」。メディアアーティストの落合陽一氏と社会学者の古市憲寿氏が、平成の次に来る時代について語り合った。 この対談には、発売直後からインターネット上で批判が相次いだ。冒頭に引いた両氏の発言の通り、終末期医療や安楽死についての放言が目についたからだ。 「『平成育ち』のトップランナー2人」の死生観、医療観のどこに問題があるのか。生命倫理学者で東京大学人文社会系研究科死生学・応用倫理センター教授の

                                                          【終末期医療】物議醸す古市憲寿氏・落合陽一氏対談への反論…重大な4つの事実誤認
                                                        • 『欧米にはなぜ、寝たきり老人がいないのか : 今こそ考えよう 高齢者の終末期医療 : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)』へのコメント

                                                          世の中 欧米にはなぜ、寝たきり老人がいないのか : 今こそ考えよう 高齢者の終末期医療 : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

                                                            『欧米にはなぜ、寝たきり老人がいないのか : 今こそ考えよう 高齢者の終末期医療 : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)』へのコメント
                                                          • 底辺医師だけど延命治療とか終末期医療についてつらつら語る : 哲学ニュースnwk

                                                            2020年04月01日00:00 底辺医師だけど延命治療とか終末期医療についてつらつら語る Tweet 1: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/03/31(火) 17:50:28.759 ID:M8F8t5880 以前に志村けんについてかいた底辺内科医や。 詳しくはこれみてほしい 実を言うとスレ立てするの初めてで、こんなに反響があるのはびっくりした。 バイト先の患者から俺のスレについて聞かれたときはほんとビビったで。 2: 以下、5ちゃんねるからVIPがお送りします 2020/03/31(火) 17:51:06.108 ID:UxV2Dlfyd コロナやエクモに関しては割と色々語られてるのもあるので、今回は延命治療、終末期治療についてつらつらと語ろうと思う。 この辺りはみんな日常的に考えないし、考えたくない事だろうと思うけど、あえて語りたい。 3: 以下、5ちゃんねるか

                                                              底辺医師だけど延命治療とか終末期医療についてつらつら語る : 哲学ニュースnwk
                                                            • 小島 剛 (博士(京大:文学),私設社会学研究所準備中! 発達障害・精神障害者 on Twitter: "終末期医療において、代替医療のニーズが高いことはホスピス緩和ケア協会の遺族調査で分かっている。当然ニセ科学も含まれているのだが、ニセ科学批判者たちはこういうこと知っているのだろうか? 私は、ニセ科学、というアプローチはしませんが。"

                                                              終末期医療において、代替医療のニーズが高いことはホスピス緩和ケア協会の遺族調査で分かっている。当然ニセ科学も含まれているのだが、ニセ科学批判者たちはこういうこと知っているのだろうか? 私は、ニセ科学、というアプローチはしませんが。

                                                                小島 剛 (博士(京大:文学),私設社会学研究所準備中! 発達障害・精神障害者 on Twitter: "終末期医療において、代替医療のニーズが高いことはホスピス緩和ケア協会の遺族調査で分かっている。当然ニセ科学も含まれているのだが、ニセ科学批判者たちはこういうこと知っているのだろうか? 私は、ニセ科学、というアプローチはしませんが。"
                                                              • 終末期医療 話し合い大幅増加 NHKニュース

                                                                病気の回復の見込みがなく死が迫っている終末期の治療方針について、厚生労働省がアンケート調査を行った結果、医師や看護師それに介護職員のうち、「患者や家族と十分に話し合いを行っている」と答えた人は、いずれも40%前後に上り、前回の5年前の調査より大幅に増えたことが分かりました。 これは27日行われた厚生労働省の専門家会議で報告されました。終末期の医療について、厚生労働省は、5年に一度一般の人のほか、医師、看護師、介護職員を対象に意識調査を行っていて、今回は合わせて6902人から回答を得ました。 それによりますと、「治療方針について患者や家族と十分に話し合いを行っている」と答えた人は、▽医師が43.1%(前回11.7%)、▽看護師が37.2%(前回11.6%)、▽介護職員で49.8%(前回12.5%)と、5年前の前回の調査と比べていずれも3倍から4倍に増えました。また、終末期に自分で判断できなく

                                                                • 終末期医療のタブー!? なぜ欧米にはいない「寝たきり老人」が日本は200万人もいるのか? - 健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS

                                                                  ここ数年、「終活」や「身じまい」について書かれた書籍が好調な売れ行きを示している。いまや日本は、死に際や死後の始末などを、自分で準備する時代になりつつあるようだ。 その一方で、終末期のありようを自分の意思ではどうすることもできず、医療者や家族に託されている高齢者がいる。いわゆる「寝たきり老人」だ。何もわからないのに、寝たきりで、管から栄養を摂り、おしめをする日々を、何年間も送っている......。 そんな寝たきり老人が日本に何万人いるだろうか? 実は、厚生労働省のホームページや最新の白書、年次報告を見ても、ここ数年、寝たきり老人の人数について直接言及した公的統計データが見つからない(ただし介護者数については触れられている)。少し古いが、平成11(1999)年度の「厚生白書」によると、その数は1993年の90万人から2000年には120万人に増加し、現在、2015年には200万人に達すると予

                                                                    終末期医療のタブー!? なぜ欧米にはいない「寝たきり老人」が日本は200万人もいるのか? - 健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS
                                                                  • がん終末期医療 遺族の4割 “患者が苦痛ある状態だった” | NHKニュース

                                                                    国のがん対策の基本計画に基づく初めての終末期医療についての全国的な調査で、遺族のおよそ4割は、患者が苦痛のある状態で過ごしていたと回答し、国立がん研究センターは、終末期に対応する医療者の教育の見直しなどを行う必要があるとしています。 調査はおととし、がんなどで亡くなった20歳以上の患者4800人余りの遺族を対象にアンケート形式で行われ、およそ2300人から回答を得て、国立がん研究センターが分析しました。 その結果、がん患者が亡くなる前の1か月間について、「苦痛が少なく過ごせたか」という質問に対して、「そう思わない」などが42%と、およそ4割が苦痛がある状態で過ごしていたと回答したということです。 また、医師が患者の苦痛を和らげるよう努めていないと思った180人余りに、理由を尋ねたところ、「対処してくれたが不十分だった」が41%、「診察の回数や時間が不十分だった」が34%、「苦痛を伝えたが対

                                                                      がん終末期医療 遺族の4割 “患者が苦痛ある状態だった” | NHKニュース
                                                                    • 東京新聞:16歳少年に余命告知 終末期医療 自ら選択:社会(TOKYO Web)

                                                                      名古屋大病院(名古屋市昭和区)の小児病棟で昨年末、小児がんの少年=当時(16)=に対して初の余命告知が行われた。少年はその後の治療のあり方を自ら選択。希望に沿った終末期医療が行われ、ことし三月、十七歳で永眠した。未成年のがん患者への余命告知は、全国でも数少ない。同病院小児科チームは、十一月二十九日から福岡市で開かれる日本小児血液・がん学会で発表する。 (編集委員・安藤明夫)

                                                                      • 終わりなき終末期医療の現実について

                                                                        高須賀とき @takasuka_toki 医者という世界において治療などの医療行為を行うことは非常に簡単だけど、その行為の結果が満足や充実感に繋がるかというと、そういうわけでもない。悪(病気)がいた!じゃあ倒せ!という勧善懲悪な世界ではあまりない 2013-06-15 19:38:09 高須賀とき @takasuka_toki 医者になって何が得られるのか。今後一番必要とされるのは、綺麗な形で人を看取る道を提示してあげられる総合内科医だろう。現在非常に内科の医師が多いけど、日本の医師構造だと消化器とか循環器とか、いわゆる治療学がメインの人がほとんどで上手く見取りができる人というのは非常に少ない。 2013-06-15 19:40:54 高須賀とき @takasuka_toki はっきり言ってしまうけど、ほとんどの医者は高齢者が嫌いである。そもそも人間は年をとれば体にガタがくるのは当たり前だ

                                                                          終わりなき終末期医療の現実について
                                                                        • 「延命か自然な死か」家族に迫られる重い決断―終末期医療の現実 - Yahoo!ニュース

                                                                          人生の最期をどのように迎えるか――。自宅で穏やかな死を迎えたいと希望していても、必ずしもそうなるとは限らない現実がある。認知症になって本人の意思がわからないまま人工透析を続けたり、看取りの段階で救急搬送されて終わりの見えない延命治療に突入したり。そんなケースが頻発しているという。終末期医療の現実を追った。(取材・文=NHKスペシャル“人生100年時代を生きる”取材班/編集=Yahoo!ニュース 特集編集部)

                                                                            「延命か自然な死か」家族に迫られる重い決断―終末期医療の現実 - Yahoo!ニュース
                                                                          • 終末期医療の希望 記録は12% - NHK生活情報ブログ:NHK

                                                                            << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2013年01月14日 (月)終末期医療の希望 記録は12% 高齢で寝たきりになった時に胃ろうなどの延命治療を望むかどうかなど、終末期医療の希望について、4割の人が家族などと話し合っている一方で、実際に希望を記録に残している人は1割にとどまっている、という調査結果を東京都健康長寿医療センターがまとめました。 この意識調査は、東京都健康長寿医療センターが去年(平成24年)3月に通院患者を対象に行ったもので、およそ970人から回答を得ました。 この中で、「重い認知症や脳卒中などで寝たきりとなり、意思の疎通が難しいうえ、食べものを飲み込めない状態になった場合、栄養を人工的に補給する延命治療を希望するかどうか」を聞いたところ、▼「何もしないで欲しい」が47%、▼「点滴だけを希望する」が41%でした。そして、▼胃に穴を開けてチューブから栄養や水分

                                                                              終末期医療の希望 記録は12% - NHK生活情報ブログ:NHK
                                                                            • 終末期医療と医師の倫理(後編)/medicina42/6

                                                                              (前号よりつづく) 尾藤 ここからは,延命のための医療行為を開始しないということ,つまり「医療の差し控え」ということと,延命のための医療行為を中止すること,つまり「医療の中止」といこうことについて話をしたいと思います。 ■アメリカ流とイギリス流 「事前指示」か「医師の徳」か 尾藤 田中先生は,患者さんの意思をどれだけ医療に反映できるかは,非常に難しいということをおっしゃいました。先生は,アメリカで医療をされていますが,アメリカはその問いに対しては事前指示をとにかく普及させようという姿勢です。かたや,われわれがよくモデルとして引き合いに出すイギリスでは,むしろプロフェッショナルが患者本人の“best interest”を「徳」というものをもって査定して,「やりなさい」という,そういう形がとられています。 両方ともわかりやすく,「アメリカ的な考え方だな」,「とてもイギリス的な考え方だな」と思う

                                                                              • 『麻生副総理が終末期医療めぐる発言撤回、一般論ではなく私見』へのコメント

                                                                                ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

                                                                                  『麻生副総理が終末期医療めぐる発言撤回、一般論ではなく私見』へのコメント
                                                                                • 落合陽一×古市憲寿の終末期医療削減による医療費抑制論について

                                                                                  社会学者というかコメンテーターの古市憲寿氏が前衛芸術家の落合陽一氏との対談*1で、終末期医療の打ち切りによる医療費の削減が必要と主張してネット界隈で論争を呼んでいる。「優生思想に他ならない」と優生思想が何かも分かっていないヒステリックな糾弾はどうかと思う*2のだが、古市氏も医療費全体に占める終末期医療のボリューム感を見誤っている可能性が高い*3。 高齢者の増加で医療費が増加しているのは事実だ。死亡まで数ヶ月間の治療費が高くなる傾向も指摘されている。終末期の胃ろうや点滴は過剰であり、後期高齢者において回復見込みの低い状態での延命治療は打ち切るべきという議論は以前からある*4。このように列挙していくと衝撃的でも正しいことを言っているように思えてくるが、やはり医療費全体に与える影響は概算でも出さないと議論がおかしくなる。 日本医師会の『後期高齢者の死亡前入院医療費の調査・分析』の「高齢者の医療費

                                                                                    落合陽一×古市憲寿の終末期医療削減による医療費抑制論について