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自然・科学の検索結果1 - 40 件 / 68件

自然・科学に関するエントリは68件あります。 研究生物science などが関連タグです。 人気エントリには 『星が死にゆく最後の瞬間、超新星爆発をリアルタイムで観測 天文史上初』などがあります。
  • 星が死にゆく最後の瞬間、超新星爆発をリアルタイムで観測 天文史上初

    赤色超巨星が死期を迎え、ガスを噴出していることを表したイメージ画/The Astrophysical Journal/Northwestern University (CNN) 死期を迎えた巨大な恒星が超新星爆発を起こす現象が初めてリアルタイムで観測されたとして、米カリフォルニア大学などの研究者が6日の天文学会誌に研究結果を発表した。 観測を行った赤色巨星は地球から約1億2000万光年離れた銀河「NGC 5731」に位置していた。爆発前の質量は太陽の10倍もあった。 恒星が最後の輝きに包まれる前には激しい爆発が起きたり高温のガスが噴出したりすることもある。しかし今回の現象が観測されるまで、赤色巨星は比較的静かな状態が続いた後に大爆発して超新星になったり、崩壊して高密度の中性子星になったりすると考えられていた。 ところが今回の赤色巨星は研究チームが見守る中で、劇的な自己崩壊を起こしてII型超

      星が死にゆく最後の瞬間、超新星爆発をリアルタイムで観測 天文史上初
    • 隕石から遺伝子の核酸塩基すべてを検出 生命誕生に関与か | NHK

      オーストラリアで見つかった隕石(いんせき)が、生命の設計図である遺伝子に使われるすべての核酸塩基と呼ばれる物質を含んでいることを発見したと、北海道大学などの国際的な研究グループが発表し、隕石によってもたらされたこうした物質が、生命誕生に関与した可能性があるとして注目されています。 北海道大学の大場康弘准教授などの国際的な研究グループは、50年余り前にオーストラリアで見つかった「マーチソン隕石」と呼ばれる隕石に含まれる物質を詳しく調べました。 その結果、生命の設計図として機能するDNAやRNAに使われているアデニンやチミン、それにウラシルなど合わせて5種類の核酸塩基と呼ばれる物質すべてが検出されたということです。 研究グループによりますと、5種類の核酸塩基すべてが1つの隕石から検出されたのは初めてだということです。 また、これとは別の核酸塩基も13種類見つかったということです。 研究グループ

        隕石から遺伝子の核酸塩基すべてを検出 生命誕生に関与か | NHK
      • 大学の理系論文数20年間伸びず 競争原理導入、奏功せず | 共同通信

        日本の大学の理系論文数が、政府による研究予算の抑制や競争原理拡大と軌を一にして2000年ごろから伸びが止まり、20年近く頭打ちの状態になっていることが7日、分かった。世界では米国や中国の論文数が飛躍的に伸びており、質の高い論文数を示す国別世界ランキングで日本は00年の4位から16年は11位に低下。研究活性化策として導入した競争原理の拡大が奏功しなかった形で、政策に疑問の声も出ている。 共同通信が文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)の論文数に関するデータや総務省の科学技術研究調査を基に比較した。

          大学の理系論文数20年間伸びず 競争原理導入、奏功せず | 共同通信
        • 4万年の眠りから覚醒 シベリア永久凍土の線虫 再び動き出す | NHK

          ロシアのシベリアにある永久凍土から掘り出された細長い生物、線虫の一種が、凍った状態からとけたところ再び動き出し、研究チームは休眠状態となる生物としては最長の、4万年以上の間、休眠した状態で生き延びたのではないかと分析しています。 この研究はロシアやドイツなどの研究チームが27日、アメリカのオンライン科学雑誌「プロス・ジェネティックス」に発表しました。 研究チームはシベリアの永久凍土から掘り出した細長い生物、線虫の一種を凍った状態からとかして観察したところ、再び動き出しました。 詳しく調べたところ、この生物はおよそ4万6000年もの間、「クリプトビオシス」と呼ばれる休眠状態だったとみられることがわかったということです。 低温や乾燥といった厳しい環境になると同じように長期間にわたり休眠する生物としてはクマムシなどが知られていますが、研究チームは、こうした生物の中で最も長い期間、生き延びたのでは

            4万年の眠りから覚醒 シベリア永久凍土の線虫 再び動き出す | NHK
          • ウミガメ放流会、やめて 日中の放流「ほぼ死ぬ運命」研究会会長が訴え | 毎日新聞

            大きくなって帰っておいで――。こんな書き出しで盛んに新聞記事にされた、子どもたちによる日中の「ウミガメ放流会」への疑問が、関係者の間で高まっている。「日中に放流してもほぼ死ぬ運命。やめた方がいい」。奄美海洋生物研究会の興克樹会長(52)は、5月25日にあった鹿児島県とウミガメが産卵する沿岸の32市町村の県ウミガメ保護対策連絡協議会で訴えた。ふ化したカメの生き延びる可能性が大きく低下するためという。 興会長によると、卵からふ化したウミガメは24時間以内に沖まで出ないと、体力を失って生き残れない。自然状態では真夜中などに浜から一目散に泳ぎ出す。それが、日中まで待って放流すると、その段階で何時間もロスしているうえ、日中は魚や鳥の活動時間帯に当たり、大半が餌食になるという。

              ウミガメ放流会、やめて 日中の放流「ほぼ死ぬ運命」研究会会長が訴え | 毎日新聞
            • ラッコのサーファー襲撃相次ぐ、米で注意喚起

              カリフォルニアラッコ(2019年4月22日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / AQUARIUM OF THE PACIFIC / ROBIN RIGGS 【7月13日 AFP】米カリフォルニア州の海でサーファーたちを襲うラッコが「指名手配」された。 サンフランシスコから車で南に90分ほどの町、サンタクルーズ(Santa Cruz)の野生動物当局は、この危険なラッコについて注意喚起を行っている。当局によると、ラッコは5歳の雌だという。 サーファーへの攻撃は過去数週間にわたって報告されているが、ここ最近では凶暴性が増している。 10日にツイッター(Twitter)に投稿された動画には、ボードを揺すったり回転させたりして、よじ登ってきたラッコを振り落そうとする男性の姿が映っていた。 ラッコはボードにしがみ着いたままで、一度はサーファーに襲い掛かるそぶりまで見せたが、最終的にはボードに

                ラッコのサーファー襲撃相次ぐ、米で注意喚起
              • チバニアンがピンチ 反対者が土地押さえ、申請に待った:朝日新聞デジタル

                新たな地質時代「チバニアン」命名に向け、研究グループが進めていた国際機関への申請ができない事態になっている。反対する男性が、地層がある千葉県市原市の土地の賃借権をとり、申請に必須な「自由な立ち入りの証明」ができないためだ。期限の9月までに提出できないと、国際機関の委員会は審査ができないまま解散、認定の機会を失う。研究グループは「このままでは断念せざるを得ない。二度目のチャンスはない」と危機感を抱いている。 地球は誕生以来、N極とS極の逆転を繰り返してきた。市原市の養老川沿いにある地層「千葉セクション」は、最後に逆転した77万年前の痕跡が確認できる希少な地層とされる。研究グループは、日本初の国際標準模式地(GSSP)への認定を目指し、科学的価値を審査する国際地質科学連合の委員会が審査している。4段階の審査を経て、認められれば77万~12万6千年前の地質時代が「チバニアン(千葉時代)」と名づけ

                  チバニアンがピンチ 反対者が土地押さえ、申請に待った:朝日新聞デジタル
                • 自宅庭で「溶岩チューブ」に落ち死亡 米ハワイ州の男性 - BBCニュース

                  米ハワイ州の男性(71)が、自宅の庭で樹木の枝切りをしていたところ、火山の噴火によってできた「溶岩チューブ」(溶岩洞)に落下して死亡した。

                    自宅庭で「溶岩チューブ」に落ち死亡 米ハワイ州の男性 - BBCニュース
                  • 遺伝子「優性・劣性」“高校教科書では別表現を”日本学術会議 | NHKニュース

                    遺伝子の特徴を示す「優性」や「劣性」という用語について、日本の科学者でつくる「日本学術会議」は、一方が劣っているかのような誤解を与えるとして、今後、高校の教科書では別の表現を使うことを提案する報告書をまとめました。 こうした指摘を受け、日本の科学者で作る「日本学術会議」は、高校の生物で学ぶ重要な用語を検討する委員会の中で報告書をまとめ、今後、高校の生物の教科書では、「優性」は「顕性」に、「劣性」は「潜性」に替えるとする考え方を示しました。 一方、中学校では今も「優性」と「劣性」として教えている現状があり、混乱を防ぐために「優性」と「劣性」は別名として残すとしています。 日本学術会議の報告は国の学習指導要領の見直しでも参考にされるなど、一定の影響力があり、今後、教科書が変わるきっかけとなるか注目されます。 報告を取りまとめた委員会の中野明彦委員長は「用語は、本来の意味で適切に使われることを願

                      遺伝子「優性・劣性」“高校教科書では別表現を”日本学術会議 | NHKニュース
                    • 飲酒運転疑われた男性、「腸発酵症候群」だった 体内でアルコール醸造

                      (CNN) 米ノースカロライナ州で飲酒運転の疑いがあるとして警察に車を停められた男性が、体内でアルコールが醸造される「ビール自動醸造症候群(ABS、別名「腸発酵症候群」)と診断された。 男性は一貫して飲酒を否定し続けていたが、当初、警察はその言葉を信じなかった。 男性は当時40代後半で、呼気検査を拒んだために病院へ連れて行かれ、検査の結果、血中から0.2%のアルコールが検出された。これは許容量の約2.5倍、1時間にアルコール飲料10杯を飲んだ量に匹敵する。 男性は絶対にアルコール飲料は飲んでいないと言い張ったが、医師にも信じてもらえなかった。 しかし米リッチモンド大学医療センターが調べた結果、男性の言葉は本当だったことが分かった。男性はビールもカクテルも飲んでいなかったにもかかわらず、消化器官の中に酵母が存在していて、その作用で食品の糖分からアルコールがつくられていた。 つまり、体内でビー

                        飲酒運転疑われた男性、「腸発酵症候群」だった 体内でアルコール醸造
                      • 金星に生命の痕跡か 大気からホスフィン検出

                        金星を捉えた紫外線写真(1974年2月10日撮影)。(c)AMichael Benson / NASA/JPL / AFP 【9月15日 AFP】金星の大気から、地球では生命体によって生み出されるガスであるホスフィン(リン化水素)の痕跡を検出したとする研究論文が14日、英科学誌ネイチャー・アストロノミー(Nature Astronomy)に掲載された。米航空宇宙局(NASA)のジム・ブライデンスタイン(Jim Bridenstine)長官は、地球外生命体探査史上「最大」の発見だとしている。 金星は地球に最も近い惑星だが、日中の気温は鉛が溶けるほど高く、大気はほぼすべてが二酸化炭素で構成されていることから、しばしば地獄のような環境だと表現される。 論文を発表した研究チームは米ハワイとチリのアタカマ砂漠(Atacama Desert)にある望遠鏡を使い、金星の表面から約6万メートル上空にある雲

                          金星に生命の痕跡か 大気からホスフィン検出
                        • 真核生物の「祖先」培養成功 サイエンス誌が「今年の10大成果」に選出 | 毎日新聞

                          海洋研究開発機構などが培養した古細菌の一種(中央)。腕のような突起が伸びている。矢印が示すのは古細菌が放出した小胞=同機構提供 海洋研究開発機構などの研究チームが、深海で採取した泥を使って、ヒトをはじめとする「真核生物」の祖先に当たるとみられる微生物の培養に世界で初めて成功したと明らかにした。単純な生物が複雑な生物へと進化した謎に迫る発見だとして、米科学誌サイエンスは20日、今年の10大研究成果の一つに選んだ。 培養された微生物は直径約0・0005ミリ(0・5マイクロメートル)の「古細菌」(アーキア)の一種。泥から人間を作ったギリシャ神話のプロメテウスにちなみ「プロメテオアーカエウム」と名付けた。 地球の生物は「細菌」「古細菌」「真核生物」の3種類に大別される。真核生物は古細菌の一種から進化・誕生したとの説が有力だが、実際の祖先に近い古細菌を培養して分析できた例はない。このため培養は世界中

                            真核生物の「祖先」培養成功 サイエンス誌が「今年の10大成果」に選出 | 毎日新聞
                          • 「殺人バチ」オオスズメバチの巣、米国内で初めて発見

                            日本から研究のために持ち込まれたオオスズメバチの死体の標本(下)と在来種のホオナガスズメバチ。米ワシントン州ブレインで(2020年5月7日撮影)。(c)Elaine Thompson / POOL / AFP 【10月24日 AFP】米西部ワシントン州の当局は23日、「殺人バチ」として知られるオオスズメバチの巣を国内で初めて発見したと発表した。 【写真】ハムを食べるキオビクロスズメバチ 米ワシントン州農務局(WSDA)の発表によると、世界最大のスズメバチ種であるオオスズメバチの巣はカナダ国境に近いブレイン(Blaine)の私有地で同局の昆虫学者らが22日に発見した。24日に巣の駆除を試みるという。 体長は約5センチで、オレンジ色と黒色の模様があるオオスズメバチは、東アジアや日本に生息。通常は人を襲わないが、大量のミツバチを殺すことで知られている。米国に持ち込まれた経緯は明らかになっていない

                              「殺人バチ」オオスズメバチの巣、米国内で初めて発見
                            • はやぶさ2 カプセル内に多数の砂の粒確認 小惑星のものか | はやぶさ2 | NHKニュース

                              地球に帰還した探査機「はやぶさ2」のカプセルが開封され、小惑星「リュウグウ」のものとみられる黒っぽい砂の粒が多数、確認されました。 今月6日にオーストラリアで回収された探査機「はやぶさ2」のカプセルは、神奈川県相模原市のJAXA 宇宙科学研究所に運び込まれ、ふたを開ける作業が進められていました。 その結果、ふたなどに砂の粒が確認されたということです。 黒っぽい色で多数あり、小惑星「リュウグウ」のものとみられます。 「はやぶさ2」のカプセルは、小惑星「リュウグウ」の2回のタッチダウンで、砂などの採取を行ってきましたが、カプセルの中で確認されたのは初めてです。 分析チームは今後、およそ6か月かけて詳しい記録をとったうえで本格的な分析を行うことにしています。

                                はやぶさ2 カプセル内に多数の砂の粒確認 小惑星のものか | はやぶさ2 | NHKニュース
                              • 死者を葬る人肉食、1万5000年前の欧州で普及 英研究

                                研究者らは以前から英国のゴフ洞窟でカップ形の頭蓋骨を発見していた/Derek Adams/Trustees of the Natural History Museum (CNN) およそ1万5000年前の欧州では、葬儀の習慣として死者の肉を食べる人肉食が一般的に行われていたという研究結果が、このほど学術誌に発表された。 英イングランドのゴフ洞窟ではこれまでにも、かじられた痕跡がある人骨やカップ形に加工された頭蓋骨(ずがいこつ)が見つかっている。しかし今回の研究では、欧州各地にそうした習慣があったことが分かった。 英ロンドンにある自然史博物館の研究チームは、後期旧石器時代の1万1000~1万7000年前に栄えたマグダレニアン文化の遺跡を調査。文献を調べて人骨が出土している59遺跡を特定した。遺跡はフランスを中心に、ドイツ、スペイン、ロシア、英国、ベルギー、ポーランド、チェコ、ポルトガルに点在

                                  死者を葬る人肉食、1万5000年前の欧州で普及 英研究
                                • カブトムシはなぜ夜行性?背景にあの強力なハチか 山口大学 | NHK

                                  夏の雑木林で夜間や早朝に活動するカブトムシ。 もともと夜行性と考えられてきましたが、実はある強力なライバルによって夜行性を強いられている可能性があることを山口大学の研究者が突きとめ、このほど発表しました。 カブトムシは夏の雑木林にあらわれる昆虫の中でも大型で、餌となる樹液をめぐる争いでも、もっとも強い昆虫の1つとされてきました。 カブトムシの生態に詳しい山口大学理学部の小島渉講師は、ことし8月の早朝、山口市内のクヌギ林で樹液に集まるカブトムシの観察を行いました。 この中で小島講師は、オオスズメバチがカブトムシの脚に繰り返しかみついて次々と投げ落とし、樹液を独占する様子を観察し、撮影に成功しました。 これは3日間にわたって朝5時ごろに確認され、いずれもオオスズメバチがわずか数分で樹液を乗っ取ったということです。 そこでオオスズメバチがいない場合にカブトムシの活動がどう変化するのかを調べるため

                                    カブトムシはなぜ夜行性?背景にあの強力なハチか 山口大学 | NHK
                                  • 宇宙観測史上最大の爆発を確認、巨大ブラックホールが原因と天文学者

                                    ブラックホールによるものとみられる観測史上最大規模の爆発が起きたことがわかった/S. Giacintucci, et al./NRL/CXC/NASA (CNN) 地球から3億9000万光年離れた宇宙で、ブラックホールによるものとみられる観測史上最大規模の爆発が起きたことがこのほど明らかになった。 爆発により、当該の空間に存在する高温のガスには火山の噴火に伴うクレーターに相当する痕跡が出現した。米海軍調査研究所の天文学者によれば、宇宙最大の爆発で生まれたこの「クレーター」は、天の川銀河15個分の大きさだという。 爆発は、へびつかい座銀河団の中心で発生した。銀河団は宇宙で確認されている中で最も大きい構成単位であり、そこでは重力の影響によって数千個に及ぶ銀河の集団が形成されている。 天文学者らは、ある大型の銀河の中心部分に位置する超大質量ブラックホールが今回の爆発を引き起こしたとみている。この

                                      宇宙観測史上最大の爆発を確認、巨大ブラックホールが原因と天文学者
                                    • 太陽の表面の詳細画像、新型望遠鏡で撮影

                                      (CNN) 米国立科学財団の太陽望遠鏡で初めて撮影した太陽の表面の詳細な画像と動画がこのほど公開された。解像度の極めて高い画像からは、表面を覆うガスやプラズマが攪拌(かくはん)と対流を激しく繰り返す様子が確認できる。 画像はハワイ州にあるダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡がとらえたもの。光球面をびっしりと覆った無数の粒状斑が鮮明に写っている。それぞれの粒状斑はテキサス州と同じくらいの大きさがあり、高温によって内部から湧き上がってくるものもあれば、温度の低下に伴い下部へ沈みこんでいくものもある。 国立科学財団を統括するフランス・コルドバ氏は、当該の画像や動画について、これまで太陽を撮影した中で最も詳細なものだと説明。今後は上記の太陽望遠鏡により、太陽のコロナの中にある磁場を割り出すことも可能になるとの見通しを示した。 コロナで起こる太陽フレアと呼ばれる爆発現象は、エネルギーの放出によって地球の

                                        太陽の表面の詳細画像、新型望遠鏡で撮影
                                      • マスメディアが伝えないサンマ漁獲枠の問題点: EUもサンマ漁業に参戦か?(勝川俊雄) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                        サンマなどの漁獲規制について話し合う北太平洋漁業委員会(NPFC)が日本で開催され、サンマの漁獲枠を55万トンに設定することで合意されました。「資源回復に前進」、「踏み込んだ措置が初めて実現」などと、概ね好意的に報道されているのですが、とても喜べる内容ではありません。 サンマ漁獲枠導入で初合意 55万トン、資源回復へ前進 昨年まで2年連続で中国などが反対し決裂していたが、3年目の協議でようやく中国も歩み寄り、資源枯渇の回避へ前進。踏み込んだ措置が初めて実現した。 2019/7/19 01:13 (JST)7/19 07:26 (JST)updated 出典:一般社団法人共同通信社 資源減少に繋がる過剰な漁獲枠設定私には、55万トンという漁獲枠が資源回復に寄与するとは、到底思えません。下の図は、全ての国のサンマの漁獲実績を足したものです。過去に長い歴史をもつサンマ漁業ですが、水揚げ総量が55

                                          マスメディアが伝えないサンマ漁獲枠の問題点: EUもサンマ漁業に参戦か?(勝川俊雄) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                        • 「存在すらしないはず」の巨大な恒星ブラックホール、銀河系内で発見

                                          青い伴星からのガスを吸い込む恒星ブラックホールの想像図。中国科学院、北京天文館提供(2019年11月26日提供)。(c)YU JINGCHUAN / BEIJING PLANETARIUM VIA THE CHINA ACADEMY OF SCIENCES / AFP 【11月28日 AFP】太陽系が位置する天の川銀河(銀河系、Milky Way)内で、極めて巨大なブラックホールを発見したとする研究結果が28日、発表された。このブラックホールはあまりに巨大なため、星の進化に関する既存のモデルに疑問が投げ掛けられている。 【関連記事】これがブラックホールの姿! 史上初、撮影に成功 英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文によると、地球から1万5000光年の距離にあるこのブラックホール「LB-1」は、太陽の70倍の質量を持つとされる。 今回の研究を率いた中国科学院国家天文台(Chin

                                            「存在すらしないはず」の巨大な恒星ブラックホール、銀河系内で発見
                                          • 真っ白な野生パンダ、カメラが捉える 中国・四川

                                            中国・四川省で発見された、非常に珍しい全身真っ白なパンダ。臥龍パンダ保護研究センター提供(2019年4月20日撮影、2019年5月26日提供)。(c)AFP/Wolong National Nature Reserve 【5月26日 AFP】中国南西部四川(Sichuan)省で、非常に珍しい全身真っ白なパンダの姿がカメラに捉えられた。国営新華社(Xinhua)通信が25日、報じた。アルビノ(先天性色素欠乏症)のパンダが野生下で、この地域に存在することが示された形だ。 【特集】真っ白なアルビノの動物たち、「クロウタドリ」や「グリーンイグアナ」も 赤い目を持つ、模様のないパンダは4月中旬、同省の森林で撮影された。 北京大学(Peking University)のクマ科動物を専門とする研究者が新華社に語ったところによれば、アルビノのパンダは1~2歳とみられるという。 AFPはこのパンダを発見した

                                              真っ白な野生パンダ、カメラが捉える 中国・四川
                                            • 原発周辺の立入禁止区域、野生生物の宝庫に 福島で米大学が調査

                                              (CNN) 東京電力福島第一原発の事故を受けて住民が避難した福島県の被災地で、タヌキやイノシシなどさまざまな種類の野生生物が豊富に繁殖していることが、米ジョージア大学の研究チームが実施した調査で明らかになった。 2011年3月11日の地震と津波によって発生した福島第一原発の事故では、炉心溶融が起きて放射性物質が放出され、10万人以上が避難した。 ジョージア大学の研究チームは、この地域に生息する野生生物を遠隔カメラを使って観察。20種を超す野生生物の写真26万7000枚あまりを撮影した。 その結果、人が住まなくなった福島第一原発の周辺地域で、タヌキやイノシシ、ニホンザル、キジ、キツネ、ニホンノウサギなどが大量に繁殖していることを確認。「避難区域では放射性物質による汚染が存在しているにもかかわらず、膨大な種類の野生生物が繁殖していることが初めて証明された」としている。 撮影に使った106台のカ

                                                原発周辺の立入禁止区域、野生生物の宝庫に 福島で米大学が調査
                                              • 「どうして火山にゴミを捨てて、燃やしたらいけないの?」に専門家が本気で答えたら… | こどもの疑問に“マジ回答” ジョージンT. の疑問

                                                行き場をなくした大量のゴミが、環境問題を引き起こしている。それならば、燃え盛る火山のなかにすべてのゴミを投げ入れてしまえばいい──そう思ったことはないだろうか? しかし、問題はそれほど単純ではない、火山事情を専門家が解説する。 たしかに溶岩は高温の物質ですから、ゴミのなかには溶岩の熱で溶けてなくなるものもあります。2018年にハワイ島のキラウエア山が噴火したとき、溶岩流は1100度を超える高温でした。これは金星表面よりも熱く、多くの岩石を溶かすのに充分です。また、ゴミ焼却施設は普通1000〜1200度でゴミを燃やしているので、同じくらい高い温度でもあります。 とはいえ、すべての溶岩が同じように高温というわけではありません。 ハワイの島々の火山活動では、玄武岩(げんぶがん)と呼ばれる溶岩が噴き出ています。玄武岩は、ワシントン州にあるセント・ヘレンズのような火山から噴き出す、こんもりして粘り気

                                                  「どうして火山にゴミを捨てて、燃やしたらいけないの?」に専門家が本気で答えたら… | こどもの疑問に“マジ回答” ジョージンT. の疑問
                                                • ブラックホール撮影から1年…国立天文台水沢観測所が予算半減 本間教授「国際的にも影響」 | 毎日新聞

                                                  岩手県奥州市の国立天文台水沢VLBI(超長基線電波干渉計)観測所が、今年度予算の大幅な削減を通知されたことが分かった。同観測所は、2019年4月にブラックホールの影を世界で初めて撮影したチームに日本代表として参加した本間希樹(まれき)教授が所長を務め、データの画像解析も担当していた。本間所長は「撮影から1年後の予算削減では、研究者のモチベーションを保てない」と影響を懸念している。 同観測所によると、3月26日に国立天文台執行部(東京都三鷹市)から予算削減の通知があった。執行部などは「天文台予算の内部の振り分けは公表していない」として観測所の昨年度予算を明らかにしていない。ただ、数億円とみられ、今年度は47%減になるという。 削減は、主…

                                                    ブラックホール撮影から1年…国立天文台水沢観測所が予算半減 本間教授「国際的にも影響」 | 毎日新聞
                                                  • 「もうライオンは飼いません」 変わる動物福祉の現場 | 毎日新聞

                                                    京都市動物園を歩くと、こんな掲示が目に入る。「ライオンの飼育を行いません」。あの百獣の王はもう見られない。飼育員の好き嫌いで決めたのでも、人気投票で決めたのでもない。大学と連携した研究機関でもある動物園が最新の知見から出した結論だという。京都市動物園はライオンに限らず、飼育している動物について、ユーチューブやブログ、インスタグラムなどで詳しく解説している。「なんだか説明の多い動物園だな」。そう感じた記者は園のからくりを探った。【山田奈緒】 なぜライオンを飼わないのか。その前に、ほかの動物の飼われ方をじっくり見ておきたい。 まず、ピンク色の美しいフラミンゴたち。アフリカなどの生息地では数千から100万羽ほどの群れで暮らす大型の水鳥だ。飼育エリアに鏡が設置されていた。大群の中にいるように見えて安心感が生まれるという。 さらに月1回、地面をふかふかに耕している。硬い地面との長い時間の接触や運動不

                                                      「もうライオンは飼いません」 変わる動物福祉の現場 | 毎日新聞
                                                    • 地球最古、10億年前の菌類発見 従来の認識塗り替えるか

                                                      イースト菌の検体(2016年9月1日撮影、本文とは関係ありません)。(c)DANIEL LEAL-OLIVAS / AFP 【5月23日 AFP】地球最古となる10億年前の菌類の化石が発掘されたとする研究論文が22日、発表された。陸上の生物の進化に対する認識を塗り替える発見となる可能性もある。 【特集】古代生物図鑑~太古に生きた奇妙な動物たち この数十年間、知られている中で最古の菌類は、約5億年前に陸上に出現したと考えられてきた。しかし最近、カナダで発掘された菌類の化石を最新の年代測定技術で分析した結果、菌類は最初期に陸上に出現した生物の仲間入りを果たす可能性がある。 ベルギー・リエージュ大学(University of Liege)大学院博士課程のコランタン・ロロン(Corentin Loron)氏らは、菌類の化石の化学組成を分析し、菌類の細胞壁を形成する繊維状物質キチンが存在することを

                                                        地球最古、10億年前の菌類発見 従来の認識塗り替えるか
                                                      • 奄美大島、マングース捕獲ゼロ続く 環境省「根絶の可能性」 | 毎日新聞

                                                        環境省は15日、鹿児島・奄美大島で2020年4~12月に捕獲された外来種のマングースの数がゼロだったと発表した。最後の捕獲は18年4月で、駆除を進める同省は「島全域で、根絶の可能性が高くなっている」と分析している。 環境省によると、マングースは島各地に設置したカメラでも確認されず、寄せられた目撃情…

                                                          奄美大島、マングース捕獲ゼロ続く 環境省「根絶の可能性」 | 毎日新聞
                                                        • 2000年かけてできたエベレストの氷河、25年で融解 新研究

                                                          約2000年かけて形成されたエベレストの氷河が25年で溶解されていることが分かった/Zhang Weiguo/VCG/Getty Images (CNN) 世界最高峰エベレストの頂上周辺に存在する氷河について、形成に要した時間のおよそ80倍のペースで融解しているとする新たな研究が発表された。人間が引き起こしている気候変動に原因があるという。 研究結果は、地球上で最も標高の高い地域で氷河が急速に融解した場合、気候に悪影響が及びかねないことを警告する内容になっている。具体的には雪崩がより頻繁に起こるようになり、水源が枯渇する恐れがある。当該の山岳地帯に暮らす約16億人は、飲料水をこの水源に頼っている。 今回の研究論文は、気候と大気に関する研究を扱う学術誌に掲載された。氷河の融解は広範に研究されているものの、地球上の最高地点の氷河について科学者らはこれまでほとんど注意を向けてこなかったという。

                                                            2000年かけてできたエベレストの氷河、25年で融解 新研究
                                                          • インドネシア火山噴火を引き起こしたのは豪雨だった 今後増える可能性も

                                                            (CNN) インドネシア・ジャワ島のスメル火山噴火について、同国エネルギー鉱物資源省の専門家が、噴火を誘発させたのはそれまで何日も続いた大雨だったとする見解を発表した。 今回の噴火では、火山をふさぐ役割を果たしていた溶岩ドームが、何日も降り続いた大雨のために徐々に浸食され、一部が崩落した。エネルギー鉱物資源省地質庁のエコ・ブディ・レロノ長官によると、噴火を引き起こしたのはこの「ドーム崩壊」だった。 「写真とデータに基づき12月4日の噴火前と噴火後のドームの大きさを比較すると、その日の大雨でドームの体積が大きく失われた様子が見てとれる」とエコ長官は解説する。 不安定な状態にある溶岩ドームが崩落する理由はいくつかある。だが、大雨が崩落の原因になり得ることは、次第に分かってきている。 今後は気候変動の影響で、今回のような火山噴火が増えるかどうかという疑問も浮上している。専門家によると、溶岩ドーム

                                                              インドネシア火山噴火を引き起こしたのは豪雨だった 今後増える可能性も
                                                            • 豪森林火災、コアラ保全のカギ握る個体群が半減 野生動物5億匹が焼死か

                                                              豪クーマ郊外で、森林火災の煙に覆われた野を飛び跳ねるカンガルー(2020年1月4日撮影)。(c)SAEED KHAN / AFP 【1月6日 AFP】オーストラリア南東部で猛威を振るっている森林火災で、固有種コアラの保全のカギを握る個体群、推計5万匹のうち少なくとも半数が死んだ恐れがあると豪野生動物公園が5日、明らかにした。専門家らは、昨年9月から続く森林火災によってオーストラリア固有の動植物相は壊滅的な打撃を受けており、ニューサウスウェールズ(New South Wales)州だけで5億匹近い動物が死んだとの推計を発表している。 サウスオーストラリア(South Australia)州の沖合にある自然観光名所、カンガルー島(Kangaroo Island)には、野生のコアラ推計5万匹をはじめ多くの固有種が生息している。しかし、ここ数日で急速に延焼した森林火災により、3日までに島の総面積の

                                                                豪森林火災、コアラ保全のカギ握る個体群が半減 野生動物5億匹が焼死か
                                                              • 日本は世界で4番目に気候変動のリスクが高い国に 台風・豪雨影響

                                                                <台風や豪雨は国内の問題に留まらず、世界規模の異常気象を代表する例となっていた> 地球温暖化の影響が懸念されるようになって久しいが、今夏はその影響を象徴するかのような出来事が相次いだ。 気温49.5度を記録したカナダ西岸では数百件の制御不能な森林火災が発生し、海ではムール貝が生きたまま半煮えとなった。ニューヨークでは先日、大規模な水害に見舞われ、地下鉄の昇降口に降り注ぐ滝のような雨の動画が出回っている。ヨーロッパでもシチリア島で48度超が報告され、欧州の観測史上最高を記録したほか、各地で山火事が多発している。 国内では気候変動に対する危機感がさほど高いというわけではないが、諸外国の出来事は対岸の火事と見るべきではないのかもしれない。ドイツNGOジャーマンウォッチ(Germanwatch)が今年初めに発表した『世界気候リスク指標2021』において、日本は気候変動のリスクが世界で4番目に大きな

                                                                  日本は世界で4番目に気候変動のリスクが高い国に 台風・豪雨影響
                                                                • 木星の大赤斑の深さが判明、NASA探査機「ジュノー」で観測

                                                                  探査機「ジュノー」が集めた新たなデータから木星の大赤斑の深さがわかった/International Gemini Observatory/NOIRLab/NSF/AURA/NASA/ESA, M.H. Wong and I. de Pater (UC Berkeley) et al. (CNN) 米航空宇宙局(NASA)の木星探査機「ジュノー」によって明らかになった木星の大赤斑や両極で渦巻く嵐に関する発見が、28日付の科学誌サイエンスに掲載された。NASAでは同日、科学者による記者会見が行われた。 NASAでジュノーのミッションを担当する主任研究員で、米サンアントニオにあるサウスウェスト研究所宇宙科学・工学部門の責任者を務めるスコット・ボルトン氏は、大赤斑はこれまで平たい「パンケーキ」のような形をした嵐と考えられてきたと説明した。 同氏は、「長期間にわたって(大赤斑が)存続しているのは分か

                                                                    木星の大赤斑の深さが判明、NASA探査機「ジュノー」で観測
                                                                  • 神戸新聞NEXT|総合|瀬戸内海「きれい過ぎ」ダメ? 「豊かな海」目指し水質管理に新基準

                                                                    兵庫県は瀬戸内海の海水について「きれい過ぎてはダメ」と、水質管理に新たな基準を設けました。これまで「きれいな海」を目指して規制してきた海水中の窒素濃度について下限値を設け、下水処理場の水質基準も見直します。「豊かな海」を目指すそうですが、どういうことなのでしょう? (山路 進) ■高度成長期 排水による汚染改善向け法律や規制 高度成長期、阪神や播磨の工業地帯が栄えた一方、工場や家庭の排水で川や海の水は濁り、水をきれいにする法律や規制ができました。 瀬戸内海では植物プランクトンが大量発生し、赤潮が頻発。海の酸素を消費し、浜辺にたくさんの死んだ魚が打ち上げられました。 近畿や中四国、九州の沿岸自治体は瀬戸内海をきれいにするよう求め、1973年に瀬戸内海環境保全臨時措置法が、78年には同保全特別措置法(瀬戸内法)が制定。プランクトンの栄養が増え過ぎた「富栄養化」解消に向け、「栄養塩」とされる窒素

                                                                      神戸新聞NEXT|総合|瀬戸内海「きれい過ぎ」ダメ? 「豊かな海」目指し水質管理に新基準
                                                                    • 神奈川にクジラの死体が続々 あふれる危険、人間も原因:朝日新聞デジタル

                                                                      神奈川県の海岸で5月、相次いでザトウクジラの死体が打ち上げられた。「クジラやイルカが漂着している」という報告は全国で年300件ほどあるという。なぜ死に、打ち上げられるのか。 5月21日夕、神奈川県鎌倉市の材木座海岸に頭と尾を失ったザトウクジラが打ち上がった。長さ7・7メートル。周囲には腐敗臭が立ちこめ、散歩中の犬がおびえたようにほえる。通報を受け、現地で調査した県藤沢土木事務所なぎさ港湾課によると、この日は波浪警報が出るほど波が高く、風も強かった。 翌日には同県横須賀市の北下浦海岸でもザトウクジラの死体が打ち上げられた。いずれも砂浜に穴を掘り、埋められたという。 国立科学博物館の田島木綿子(ゆうこ)研究主幹は横須賀市で漂着したザトウクジラについて、「今年生まれた子どもではないか」と話す。ザトウクジラは11月から5月ごろ、出産と子育てのために暖かい沖縄や小笠原諸島の近海に来遊する。子どもがあ

                                                                        神奈川にクジラの死体が続々 あふれる危険、人間も原因:朝日新聞デジタル
                                                                      • 海洋プラスチックごみ 対策しなければ2040年には2.6倍に | NHKニュース

                                                                        世界中で深刻な問題となっている海洋プラスチックごみについて、このまま適切な対策を取らなければ2040年には2.6倍に増えるという試算を、アメリカのNGOなどがまとめました。 世界各地の海ではプラスチックごみによる汚染が深刻になっていて、最近では新型コロナウイルスの影響と見られるマスクや手袋なども相次いで見つかっています。 アメリカのNGO「ピュー・チャリタブル・トラスツ」などが研究機関の協力を得て試算したところ、世界中の海に流れ出るプラスチックごみの量は、このまま適切な対策を取らなければ2040年には2900万トンと現在の2.6倍に増えることが分かりました。 すべてのプラスチックごみが世界の海岸に流れ着いた場合、2040年には海岸線1メートル当たり50キロのごみが堆積する計算で、人口の増加に加え、安いプラスチックの生産によって1人当たりの使用量も増えるためだとしています。 これに対し、プラ

                                                                          海洋プラスチックごみ 対策しなければ2040年には2.6倍に | NHKニュース
                                                                        • 【解説】永久凍土の融解が原因、ロシア北極圏の燃料流出事故 開く「パンドラの箱」

                                                                          ロシア北極圏の軽油が大量流失した地域を示した図。(c)Laurence SAUBADU, Fabien MARCHESINI DUFAU / AFP 【6月9日 AFP】ロシアの北極圏にある都市ノリリスク(Norilsk)で燃料油が流出し、河川を広範囲に汚染した事故についてロシア当局は5日、永久凍土が融解したことが原因だとし、同じように脆弱(ぜいじゃく)な地域に立てられているインフラ施設の点検を指示した。 永久凍土の融解は人々の健康と自然環境を脅かす「時限爆弾」であり、地球温暖化を加速させる恐れがある。 事故は5月29日に発生。ロシアの金属大手ノリリスク・ニッケル(Norilsk Nickel)が子会社を通じて所有する火力発電所の燃料タンクが倒壊し、軽油2万1000トンが流出した。 ■永久凍土とは 永久凍土は主に北半球に分布しており、北半球の露出した陸地の約4分の1の面積を占めている。概し

                                                                            【解説】永久凍土の融解が原因、ロシア北極圏の燃料流出事故 開く「パンドラの箱」
                                                                          • 商業捕鯨 きょうから31年ぶり再開 | NHKニュース

                                                                            1日は山口県の下関市から太平洋の沖合でクジラを捕獲する船団が出航するほか、北海道の釧路市からは沿岸で捕獲する船5隻が出航する予定です。 商業捕鯨は十分な資源量が確認されているミンククジラなどを対象に、日本の領海内とEEZ=排他的経済水域に限って行われます。 また、政府がIWCで採択された方法で算出した捕獲枠を設けることになっていて、捕鯨船が出航する前に発表される予定です。 商業捕鯨の再開をめぐっては、海外の環境保護団体などから資源の保護や動物愛護の観点から批判の声も上がっているため、政府としてはクジラの資源量に悪影響を及ぼさない限られた範囲で行うことを強調し、国際社会に理解を求めていくことにしています。

                                                                              商業捕鯨 きょうから31年ぶり再開 | NHKニュース
                                                                            • 近大、ウナギ完全養殖に挑戦=人工ふ化成功、1000尾以上成長:時事ドットコム

                                                                              近大、ウナギ完全養殖に挑戦=人工ふ化成功、1000尾以上成長 2019年11月01日18時16分 近畿大学水産研究所が人工ふ化に成功した生後40日のニホンウナギの稚魚(近大提供) マグロの次はウナギ。クロマグロの完全養殖に世界で初めて成功した近畿大学水産研究所が1日、絶滅が危惧されるニホンウナギの人工ふ化に成功したと発表した。飼育期間は最長50日に達し、体長約2センチまで成長したという。今後は完全養殖と量産を目指す。 ウナギ稚魚密漁、罰金3千万円に=現行の300倍、暴力団資金断つ 通常の養殖ウナギから採取した卵と精子を人工授精させてできた受精卵が9~10月にふ化した。現在、1000尾以上が餌を食べて成長しているという。体長約5~6センチの稚魚「シラスウナギ」を経て親になり、次の世代を産卵、ふ化する完全養殖のサイクルができるまで、3年程度かかる見通し。 新型コロナ経済対策・生活情報 消費税

                                                                                近大、ウナギ完全養殖に挑戦=人工ふ化成功、1000尾以上成長:時事ドットコム
                                                                              • 東京湾で「気象津波」観測 東大教授らが素粒子で解析 世界初 | 毎日新聞

                                                                                東京湾アクアラインの海底トンネル。右側斜面に一定間隔でミュー粒子の検出器が設置されている=田中宏幸・東京大教授提供 2021年9月末~10月初めに台風16号が日本列島沖合を北上した際、気圧の変化などで生じる「気象津波」が東京湾で起きていたことが、田中宏幸・東京大教授ら研究チームの解析で分かった。物質を通り抜ける素粒子(ミュー粒子)を用いて津波を観測したのは世界初という。気象津波では今年1月、トンガ沖の火山噴火で約8000キロ離れた日本に1メートル超の津波が及んだ原因として注目されている。 田中教授は「気象津波は世界中どこでも起き得る。各国の海底トンネルに観測機器を設置すればメカニズム解明につながるだろう」としている。

                                                                                  東京湾で「気象津波」観測 東大教授らが素粒子で解析 世界初 | 毎日新聞
                                                                                • 欧米の熱波、気候変動なければ「ほぼあり得なかった」 国際研究グループ

                                                                                  カ氏118度(セ氏約48度)の気温を表示する米アリゾナ州フェニックスの看板/Patrick T. Fallon/AFP/Getty Images (CNN) 欧米やアジアで今月観測されている極端な熱波は、人為的な気候変動の影響で発生の確率が大幅に上がっていたとする研究結果が新たに発表された。 国際研究グループ「ワールド・ウェザー・アトリビューション(WWA)」が今月、北半球を襲った危険な熱波を分析し、25日に結果を報告した。 それによると、米国や南欧の酷暑は気候変動の影響がなかければ「ほぼあり得なかった」とみられ、中国が熱波にさらされる確率は気候変動で少なくとも50倍に跳ね上がっていたと推定される。 今月の熱波は、欧米とアジアの各地に農作物や家畜への被害や山火事、水不足をもたらし、死者も出している。 米カリフォルニア州のデスバレーでは気温が53.3度まで上昇し、アリゾナ州フェニックスは25

                                                                                    欧米の熱波、気候変動なければ「ほぼあり得なかった」 国際研究グループ

                                                                                  新着記事