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菊地成孔の検索結果1 - 40 件 / 94件

  • 濱田マリ、ソニー時代の楽曲サブスク解禁 奥田民生提供曲や菊地成孔参加曲も

    濱田マリ、ソニー時代の楽曲サブスク解禁 奥田民生提供曲や菊地成孔参加曲も 2024年4月24日 13:19 1674 53 音楽ナタリー編集部 × 1674 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 268 739 667 シェア

      濱田マリ、ソニー時代の楽曲サブスク解禁 奥田民生提供曲や菊地成孔参加曲も
    • 菊地成孔 AIによる作曲を語る

      菊地成孔さんが2024年4月5日放送のNHKラジオ第1『高橋源一郎の飛ぶ教室』に出演。ギルド・新音楽制作工房の仲間たちと取り組んでいるAIによる作曲について話していました。 (礒野佑子)その映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』のサウンドトラックの中には、AIを使った楽曲が収録されていましたよね。どんな経緯で? (高橋源一郎)この話はね、今日、実は聞きたかった話だったんですけど。少し前にゲンロンっていうところでスタッフ4人の方が集まって。音楽の未来の話をされていて。特にやっぱり今、AIが使われているという。で、菊地さんは当然、全面肯定なんですけど。その中で聞いた音楽が、「えっ、これ、AIなんですか?」みたいな感じだったので。実際、AI……当然、いろいろと聞かれると思いますけど。音楽家として、ジャズミュージシャンとしてどういう風に向かい合って、何をしていくべきかっていうのをぜひ、聞きたかった。 (

        菊地成孔 AIによる作曲を語る
      • 菊地成孔 60歳になって意識した「老い」と「引退」を語る

        菊地成孔さんが2024年4月5日放送のNHKラジオ第1『高橋源一郎の飛ぶ教室』に出演。60歳になって自身の「老い」や「引退」を意識し始めたことについて話していました。 (高橋源一郎)で、その仕事の前に僕、この本(『戒厳令下の新宿』)の中で気になったことがいくつかあって。そのお話をしたいんですけども。今、冒頭で『隆明だもの』のお話をして。これは老いること……老いて、どうしていくかっていう話で。この日記でも、以前はたぶんそういうことを言わなかったと思うんだけども。ようやく、その老いとか、死とかへも視線を向けてる感じみたいなのが出てきてですね。どこかで引退に向けてのロングスパンという言葉を……まあ、この時にはまだ還暦になってないんですが。 ようやく、そういうことに目を向けるようになったのかっていうのと。あと、この中ではたしかミュージシャン……これはたぶんジャズミュージシャンだと思うんですけど。ミ

          菊地成孔 60歳になって意識した「老い」と「引退」を語る
        • 菊地成孔 還暦を迎えて難病・壊死性リンパ節炎再発で死にかけた話

          菊地成孔さんが2024年4月5日放送のNHKラジオ第1『高橋源一郎の飛ぶ教室』に出演。還暦を迎えた年にかつて患っていた難病・壊死性リンパ節炎が再発したり、交通事故で骨折したりして死にかけたという話をしていました。 (高橋源一郎)まず、このご本『戒厳令下の新宿』を……。 (礒野佑子)菊地さんの本ですね。『戒厳令下の新宿』。 (菊地成孔)僕の本にこんなに付箋がいっぱい貼ってあるの、生まれて初めて見ましたよ(笑)。 (高橋源一郎)いや、菊地さんの本はだいたい付箋、貼りますよ。それでひとつ、自分でも笑っちゃったんですけど。これってビュロー菊地チャンネルの菊池成孔の日記の単行本化なんですけど。それで僕、ビュロー菊地チャンネルのを買ってるんで、全部読んでるんですよ(笑)。 (礒野佑子)ああ、そもそも読んでいらっしゃる? (高橋源一郎)そもそもお金を払って読んでいたやつをもう1回、単行本にして(笑)。

            菊地成孔 還暦を迎えて難病・壊死性リンパ節炎再発で死にかけた話
          • <「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」20周年に於ける、淫らなほど旺盛な活動。その、最初の接触まで>:ビュロ菊だより

            <「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」20周年に於ける、淫らなほど旺盛な活動。その、最初の接触まで> 私の他の活動と同じく皆さまからの深い愛を、そして、私の他の活動とは趣を異にし、10代から80代まで、幅広い年齢層の皆様からご支持頂戴しております、「菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラール」が今年、結成20周年を迎えます。 編成も、実際に使用する楽器も大きく、非常に腰の重いオルケスタとして、「ライブが年に1回」という年さえ珍しくなかった我々ですが、それでも頻繁なメンバーの変遷を経て、ベストメンバー、ベストコンディションで20周年を迎えられる事を大変嬉しく思います。 これも、古参の方から配信で知った若い皆様まで、我々の世界観と音楽性をご支持賜った多くの皆様からの、愛と官能、煩悶や絶望の肯定、生命力の喚起の賜物であると、感謝に絶えません。今、改めまして、オルケスタの名前はスペイン語で「

              <「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール」20周年に於ける、淫らなほど旺盛な活動。その、最初の接触まで>:ビュロ菊だより
            • SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS

              浜崎容子(アーバンギャルド) 平成最後の稀代のウソつき野郎、令和になって過去がカムバック。21世紀の自己愛性人格障害、最終兵器スパンクハッピー。 何年経ってもサウンドはシャンパンの泡のようにキラキラとまぶしく、岩澤瞳さんの声はただ美しく、成孔さんの言葉はきっと誰もが一度は羨望のまなざしを向けた街中ですれ違う高級外車なのだろう。 私たちの国は相も変わらず街中に裸の女の子の写真が溢れていて、年間何億円プレイヤーという男の子たちのトラック走ってる。 アリスとロリータはファーストフードはもう食べない、SNSの世界でしか美少女は見ない。家出した少女は帰ってこない。 今夜も高級ホテルのフレンチのテーブルに座って、年寄りばっかり狙ってる。歌舞伎町にいた成孔さん、この現象はなんと呼びますか? あの女の子は友達の彼とキスした夜は、いつもリストカットしてた。 カッターナイフはまだまだ必要だと思っていたけど、真

                SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS
              • SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS

                2023年12月6日、ほぼ廃盤状態だった第二期SPANK HAPPYのシングルとアルバム、および〈菊地成孔 feat. 岩澤瞳〉名義のシングル“普通の恋”が、ついにサブスク解禁された。第二期SPANK HAPPYとは99~2004年、菊地成孔と岩澤瞳の2人で活動した時期の通称で、その歌・詞・サウンド・ライブ・ビジュアル表現などはカルト的なファンやフォロワーを一部に生んだことで知られている。菊地いわく〈作り出した私の思惑を遥かに超えて、人々を狂わせ、磔にしたまま、永遠に古びない〉二期スパンクスの作品、そして存在それ自体。Mikikiは、そんな二期スパンクスと“普通の恋”に人生を狂わされてしまった音楽家や表現者からのコメントを集めた(掲載は五十音順)。 なお二期スパンクスの全曲をDJプレイするパーティー〈2期スパンクハッピー・レトロスペクティヴ〉が来年、2デイズにわたって開催されることが決定、

                  SPANK HAPPYと“普通の恋”に人生を狂わされて――アーバンギャルドら7人が第二期(菊地成孔&岩澤瞳)サブスク解禁に寄せて綴る | Mikiki by TOWER RECORDS
                • 菊地成孔×岩澤瞳の“第2期”SPANK HAPPY全5作品サブスク解禁、菊地が思いつづった5000文字(動画あり)

                  ナタリー 音楽 ニュース 菊地成孔 菊地成孔×岩澤瞳の“第2期”SPANK HAPPY全5作品サブスク解禁、菊地が思いつづった5000文字 菊地成孔×岩澤瞳の“第2期”SPANK HAPPY全5作品サブスク解禁、菊地が思いつづった5000文字 2023年12月6日 16:27 431 27 音楽ナタリー編集部

                    菊地成孔×岩澤瞳の“第2期”SPANK HAPPY全5作品サブスク解禁、菊地が思いつづった5000文字(動画あり)
                  • 菊地成孔と岩澤瞳の第2期SPANK HAPPYサブスク解禁、当時のMVも公開

                    SPANK HAPPYは菊地を中心に1992年から活動しているユニット。第2期とは菊地が岩澤をボーカリストに迎えデュエットチームとして活動していた1999年から2004年までを指し、この間に「インターナショナル・クライン・ブルー」「ANGELIC」といった2枚のシングルと、「Computer House of Mode」「Vendome,la sick Kaiseki」といった2枚のアルバム、そして菊地成孔 feat. 岩澤瞳名義のマキシシングル「普通の恋」が発表された。 なお菊地のブロマガ「ビュロ菊だより」の今年6月公開の記事で、彼は「もう何年間も、原盤が散逸的に行方不明だったが故、配信も再プレスも何もできなかった『普通の恋cwフロイドと夜桜』の、散逸していた権利関係がやっとまとまりまして、公式配信が決定いたしました!」とコメントしていた。 またサブスク解禁タイミングに合わせて、当時の貴

                      菊地成孔と岩澤瞳の第2期SPANK HAPPYサブスク解禁、当時のMVも公開
                    • 第25回 ─ 単行本発売特別企画! 菊地成孔が2005年上半期の音楽界を振り返る - TOWER RECORDS ONLINE

                      先月で終了した当連載「CDは株券ではない」ですが、来週からスタートする新連載を前に、単行本に収録されている〈05年上半期の音楽界総括インタビュー〉の特別バージョンをお届け。05年上半期のヒットチャートを見ながら、現在の音楽界を菊地成孔が分析します! この対談は6月に行われた物です。書籍版「CDは株券ではない」に収録されているバージョンと同じソースですが、書籍との差別化を図るため、書籍版で使用されていないパートを含め、書籍版と同じソースの部分も、校正を改め〈最終版〉としています。また、これを書いている9月末の状態から脚注を付けています。それにしてもたった三ヶ月前のことなんですねこれ。(菊地成孔) ――(今年上半期のオリコンチャートを見ながら)突出しているのはケツメイシの“さくら”ですね。90万枚を超えています。去年リリースしたシングル“君にBUMP”が15位だったんですが、それでも彼らにとっ

                        第25回 ─ 単行本発売特別企画! 菊地成孔が2005年上半期の音楽界を振り返る - TOWER RECORDS ONLINE
                      • 菊地成孔が選ぶテクノの先駆による純然たるドライブミュージック〈クラフトワーク / Autobahn〉|菊地成孔のドライブミュージック|JAF Mate Online

                        今月お届けする4曲の選曲を担当するのは、ミュージシャン、文筆家、音楽講師として幅広く活躍する菊地成孔さんです。1曲目はドイツの高速道路「Autobahn」というタイトルが付けられたクラフトワークの曲。まるで自分がAutobahnを走行しているような気分に陥るような描写力に衝撃を受けたのだとか。 音楽好きの著名人たちが、月替わりで自動車やドライブにまつわる音楽との思い出とともに至高のドライブミュージックを紹介します。 サブスク時代にドライブでクラフトワークに出会い直す JAF会員限定 菊地成孔さん直筆サインプレゼント ご存じの通り、世界中のテクノミュージックの先駆であるクラフトワークが1974年に発表したのがこの「Autobahn」。車のドアがバンッと閉まってイグニッション・キーを回すところからの22分47秒、ドイツの制限速度がない高速道路「アウトバーン(※¹)」をただひたすら走っていくだけ

                          菊地成孔が選ぶテクノの先駆による純然たるドライブミュージック〈クラフトワーク / Autobahn〉|菊地成孔のドライブミュージック|JAF Mate Online
                        • DCPRG『構造と力』リリース20周年 菊地成孔が語る、オルタナティブなグルーヴの現在

                          音楽家で現在は音楽ギルド・新音楽制作工房も運営する菊地成孔。彼が率いていたDC/PRG(Date Course Pentagon Royal Garden/当時はDCPRG)による2ndアルバム『構造と力(Structure et Force)』が、2003年9月25日の発売から20周年を迎える。 本作の収録曲は前作『アイアンマウンテン報告』と比べ、さらにクロスリズムやポリリズムにフォーカスしており、当時としては律動的かつかなり先鋭的な内容だった。特に当時、4拍子と5拍子が同時に鳴るリズムを踊れる楽曲に落とし込んだのは驚嘆でしかない。 しかし執筆家でもある菊地が膨大なテクストを残した副作用なのか、雑誌カルチャーの衰退が原因なのか、音楽そのものを具体的に語ったインタビューはネット上にほとんどないのが実情だ。そこでリリース20周年を期に『構造と力』の音楽的な回想を依頼。 「5」という数字(ペン

                            DCPRG『構造と力』リリース20周年 菊地成孔が語る、オルタナティブなグルーヴの現在
                          • 菊地成孔が考えるAIと音楽のこれから 常識を揺るがす可能性があるも“100パーセント肯定”な理由

                            テクノロジーの発達に我々ができるのは身を委ねることのみ ――他に菊地さんが興味を持たれているAIの音楽的な動向があれば教えてください。 菊地:今のAIの進歩で最大のものはネクスト・ボーカロイド、つまり「声」。初音ミクとかってアニメ文化と密接なのでアンドロイドのようなところがあり、それがまたよかったのですが、少し前に出た「Synthesizer V」がすごくて。このソフトには「ジェンダー」というパラメータが含まれていて、男っぽくも女っぽくも中性的な声にもできるし、「テンション」というパラメータを上げれば歌い上げてくれます。現行モデルだとラップもできて、新音楽制作工房で上がってきた曲はもう人間が歌っているとしか思えない。 だから、デモ音源に仮の歌を入れる「仮歌」の仕事はなくなると言われてますね。松田聖子さんの「ガラスの林檎」(1983年)の仮歌を作曲者・細野晴臣さんが歌った時代に始まり、今のシ

                              菊地成孔が考えるAIと音楽のこれから 常識を揺るがす可能性があるも“100パーセント肯定”な理由
                            • 菊地成孔が考えるAIと音楽のこれから 常識を揺るがす可能性があるも“100パーセント肯定”な理由

                              リアルサウンドでは現在、生成AIによって変わりゆくカルチャーについて考える音楽・映画・テック・ブックの4部門合同特集を展開中だ。その一環として、「Max」や「Synthesizer V」などを使用して楽曲制作を行った菊地成孔にインタビュー。「あと2、3年のうちにボーカリストが存在しないポップスのアルバムができる」という菊地が考える、AIと音楽のこれからについて聞いた。(編集部) 現時点ではAIは音楽産業の常識を根底から揺るがす可能性がある ――菊地さんは実際にAIを使った楽曲制作に取り組まれているのでしょうか? 菊地成孔(以下、菊地):私が主宰しているギルド・新音楽制作工房は現在20名体制で稼働しています。なかには「先端技術開発部」みたいな人たちもいて、当然AIも使っているんですよ。それによって制作された曲も増えてきました。ただ、今の時点だとAIは権利的に不安定で、音楽産業の常識を根底から

                                菊地成孔が考えるAIと音楽のこれから 常識を揺るがす可能性があるも“100パーセント肯定”な理由
                              • 菊地成孔、フジロックでの「一生忘れられない思い出」は? | J-WAVE NEWS

                                文筆家・作詞家・作曲家の菊地成孔が、「フジロックの現場に着くまでの山道」をテーマに曲をセレクトした。 菊地が登場したのはJ-WAVEの番組『GRAND MARQUEE』(ナビゲーター:タカノシンヤ・Celeina Ann)のワンコーナー「Jackery Japan RADIO ENSEMBLE。当コーナーは今週と来週、期間限定で「Jackery JAPAN」とのコラボ企画を実施。日替わりのセレクターが「フジロック」をテーマに選曲する。オンエアは7月19日(水)。 フジロックの現場に着くまでの山道で まず、菊地成孔は「フジロックの現場に着くまでの山道」を選曲テーマに据えた理由を語った。 菊地:70年代あたり、海外でフェスがでかかった時代は会場にヘリポートが普通にあって。大スターはヘリコプターで現場に向かったりしていたんですね。日本ではそもそもないし、これからもないと思いますけども(笑)。フジ

                                  菊地成孔、フジロックでの「一生忘れられない思い出」は? | J-WAVE NEWS
                                • 菊地成孔、還暦を祝い6つのサプライズ Q/N/K『21世紀の火星』リリース、“普通の恋”や第二期SPANK HAPPYサブスク解禁など | Mikiki by TOWER RECORDS

                                  元SIMI LABのQNとJAZZ DOMMUNISTERSのN/Kによる電撃的コラボ!! 生演奏によるバンドセットと〈新音楽制作工房〉のビートメーカーによる未来派エレクトロトラックス。コンシャスとアクティヴィスト、ヤンキーとオタク、サブカルとストリートを混血し、ヒップホップのリアルをマジック・リアリズムと濁流させるゲートが開く!! また、〈Q/N/K 1st album release party「21世紀の火星」〉が、ゲストに没 a.k.a NGS(Dos Monos)とHenny Kを迎えて、東京と大阪で開催される。 大阪公演は8月24日(木)に梅田Shangri-Laで、東京公演は8月25日(金)に代官山UNITで開催される。東京公演のみ、オープニングDJとしてD-TAK a.k.a 高橋大地(新音楽制作工房)が出演する。チケットの最速先行受付は、本日12:00から6月25日(日)

                                    菊地成孔、還暦を祝い6つのサプライズ Q/N/K『21世紀の火星』リリース、“普通の恋”や第二期SPANK HAPPYサブスク解禁など | Mikiki by TOWER RECORDS
                                  • ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)× 菊地成孔――2人の対話で明かされた、永遠に続く人生へのミッション | Mikiki by TOWER RECORDS

                                    追悼 ウェイン・ショーター 一度しかない、永遠に続く人生へのミッション 2005年12月発行intoxicate vol.59〈日本とジャズ〉特集の一部として掲載したものです。 菊地成孔「僕の履歴からおわかりのとおり、僕はあなたの大ファンです。今日、お会いできることをとても光栄に思います」 ウェイン・ショーター「私もこの場にいられることを光栄に思っているよ」 菊地「25年前、音楽を聴き始めた頃から、あなたに聞きたいことがいっぱいあるんですが、しかし同時に聞きたくない、聞くのが怖い、という気持ちも持っています。それはとても不思謙な気分で、あなたの音楽の魅力がマジック、秘密に彩られているからです。今こうしてお会いしているのがとても嬉しいのと同時に、夢を見ているような気分です」 ウェイン「私のアルバム(『Beyond The Sound Barrier』)と一緒。〈バリアを越えて〉話そうよ」 菊

                                      ウェイン・ショーター(Wayne Shorter)× 菊地成孔――2人の対話で明かされた、永遠に続く人生へのミッション | Mikiki by TOWER RECORDS
                                    • 後藤護 × 菊地成孔『黒人音楽史』対談 「抑圧が強くなった時代の次にはまた爆発が来る」

                                      暗黒批評家・後藤護が著した書籍『黒人音楽史 奇想の宇宙』(中央公論新社)は、耳慣れない「アフロ・マニエリスム」なる概念を軸に、これまでにない切り口で黒人音楽史を捉え直した一冊だ。アフロ・マニエリスムとは、ドイツのジャーナリストで文筆家のグスタフ・ルネ・ホッケが1950年代に再評価した後期イタリア・ルネサンスの美術様式「マニエリスム」の理論を換骨奪胎し、ブラック・カルチャーに応用したもの。後藤護は、このアフロ・マニエリスムによって、奴隷制時代から南北戦争、公民権運動をへて真の解放をめざす現代までを総括しようと試みた。 ジャズ・ミュージシャンにして文筆家の菊地成孔は、本書『黒人音楽史』をどのように読んだのか。リアルサウンド ブックでは、ふたりの初対談をお届けする。(編集部) 後藤護 菊地:いわゆる黒人音楽史についての本は20世紀にたくさん出ています。特にジャズ批評の多くは、歴史主義で書かれてい

                                        後藤護 × 菊地成孔『黒人音楽史』対談 「抑圧が強くなった時代の次にはまた爆発が来る」
                                      • <菊地成孔の日記 2023年4月28日 正午記す>:ビュロ菊だより

                                        前回予告した通り、タクシー会社を告発するので、今回はチャンネル会員さんのみならずSNS公開とします。理由は、こういう話が好きな人が多そうなので&相手(タクシー会社)が「してくれ」と言うので。の2つなんですが、2つ目の「してくれ」がパーフェクトオチすぎて笑、長い文章の最後の最後に出てくるので(赤い色塗っておきますね笑)、楽しみにしていてください笑。 僕は本来、「SNSで告発」なんて、本来なら、あらゆる卑しさやこそ回避すべき場であるソーシャル空間で、どうでも良いことばかりが優等生みたいに回避され、本物のあらゆる卑しさ、品のなさが、国を挙げてダダ漏れ全面開放になっている、あっちのソーシャルの中でも、最も卑しい行為の一つだと思うのですが、そこは畜生の浅ましさで笑、卑しかろうが何だろうが可笑しいモンはしょうがない笑、落語の下げのように見事なオチがついたのでタダ見の皆さんにもご提供させていただく事にし

                                          <菊地成孔の日記 2023年4月28日 正午記す>:ビュロ菊だより
                                        • 菊地成孔の考える、YouTube的ジャズ入門。はじめてのジャズはネット検索から | ブルータス| BRUTUS.jp

                                          昭和の時代。ジャズを聴き始めるなら、専門誌を読み、ジャズ喫茶でレコードを聴き、クラブで生演奏に触れるという流れが一般的だった。しかし、雑誌は廃刊、店舗も減少しつつある現在。初心者は一体、どの音楽家の、どんな作品から聴き始めればいいのだろうか。伝統のある音楽ゆえ、門外漢からは口が裂けても言えない現代の入門方法を、菊地成孔さんがズバリ答えてくれた。 現在、ジャズの魅力をさらに深掘る特設サイト「JAZZ BRUTUS」もオープン中! 2020年代的検索から入る、新しい入門 「ジャズをまったく聴いたことのない人にとって、クラシックや歌舞伎などと同様、歴史のある音楽だから、ハードルが高い印象があると思います。さらに、ジャンルは耳にすることはあっても、しっかりした流行がないため、初心者がアクセスしづらい。情報源が雑誌から電子版へ、お勉強の場がジャズ喫茶から動画へ移行しつつある昨今を鑑みて、初心者に限り

                                            菊地成孔の考える、YouTube的ジャズ入門。はじめてのジャズはネット検索から | ブルータス| BRUTUS.jp
                                          • 菊地成孔が語り尽くす、Q/N/Kとオーニソロジーの同時制作 ラディカルな意志のスタイルズ始動の経緯も

                                            菊地成孔の活動が奔放に広がっている。昨年11月には、オーニソロジー(シンガーソングライター・辻村泰彦による音楽ユニット)の新作『食卓』をプロデュース。さらに元SIMI LABのQNとユニット・Q/N/Kを結成し、シングル「TOLD ME」を発表。近々アルバムのリリースも予定されている。そのほかにも新バンド・ラディカルな意志のスタイルズの始動、菊地が主宰する「新音楽制作工房」の活動、モダンジャズのカルテットでの新作のレコーディングも終えているという。 大きな転換の時期を迎えている菊地に、同時に制作が進められたというオーニソロジー、Q/N/Kを軸に、現在の活動について語ってもらった。(森朋之) QNとの出会いからQ/N/Kが動き出すまで ——まずは菊地さんと元SIMI LABのQNさんがQ/N/Kを結成した経緯から教えてもらえますか? 菊地成孔(以下、菊地):SIMI LABを知ったのは「WA

                                              菊地成孔が語り尽くす、Q/N/Kとオーニソロジーの同時制作 ラディカルな意志のスタイルズ始動の経緯も
                                            • 菊地成孔 今、一番気になる若手ミュージシャンを語る

                                              菊地成孔さんが2022年11月8日放送のα-STATION SPECIAL PROGRAM『Lunar Eclipse Vibes』の中で今、一番気になる若手ミュージシャンについて話していました。 (菊地成孔)次に私が今、気になってる若手ミュージシャンを……若手ミュージシャンはいっぱいいます。気になっているミュージシャンもいますし。リスナーとしてただただ聞いてるだけのミュージシャンも、あとはこの業界におりますとジャズと言わず、ジャズ周辺の若いプレイヤーもいますよね。若い人はもうね、4、50代だとなんか男の4、50代は説教盛りで。「若い奴ら、なっとらん!」とか「最近の若いやつらは!」とか言ったりするらしいですね。本当にこれ、嘘じゃないですけど。僕は1回もそれ、やったことないですよ。後輩に説教というのは。恐れ多くて。 僕なんかもうバブル世代ですから、チャラチャラチャラチャラやっているうちにここ

                                                菊地成孔 今、一番気になる若手ミュージシャンを語る
                                              • 菊地成孔の最終バンド<ラディカルな意志のスタイルズ>「反解釈0」より(長尺)

                                                ラディカルな意志のスタイルズ“反解釈1” 新宿BLAZE 公演日 : 2022/11/27 会場 : 新宿BLAZE 開場 : 17:00 開演 : 18:00 料金(税込) : 6,000円(スタンディング・ドリンク代別) 問い合わせ先 : info@kikuchinaruyoshi.net 発売日 : 10月29日(土)10:00~  チケットぴあ(https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=M7190024) 〈member〉 菊地成孔(ss,as,ts,perc) 松丸契(as) 相川瞳(viv,perc) 林正樹(pf) 秋元修(Dr) 北田学(bass cl) Yuki Atori(bass) ダーリンsaeko(perc)

                                                  菊地成孔の最終バンド<ラディカルな意志のスタイルズ>「反解釈0」より(長尺)
                                                • 対談:矢野沙織 × 菊地成孔 —— 性と音楽 | Qetic

                                                  16歳でデビューを果たし、国内外で精力的にライブを行いながら『報道ステーション』テーマ曲を担当するなど「新世代ジャズ」の代表格として第一線で活動し続けてきたサックスプレイヤー矢野沙織。今年で活動20周年を迎える彼女が、新たに始動したプロジェクトHouse of Jaxxのファーストアルバム『House of Jaxx』がリリースされる。 シンガー/プロデューサーのHiro-a-keyをフィーチャーした先行シングル“DiDi”や“Hot House”を含む本作は、自身のルーツであるビバップを基調としながらR&Bやローファイヒップホップなど様々なジャンルを横断する、彼女にとって集大成的な内容となっている。Qeticでは今回、本作のアルバム解説を担当した菊地成孔と彼女の対談を実施。作品を紐解きながら、「性差を楽しむ」ことをテーマに様々な話題で盛り上がった。 House of Jaxx – Hou

                                                    対談:矢野沙織 × 菊地成孔 —— 性と音楽 | Qetic
                                                  • 菊地成孔による新バンド・ラディカルな意志のスタイルズ 初ライブで示した“反解釈”というコンセプト

                                                    菊地成孔による新バンド“ラディカルな意志のスタイルズ”のデビューライブ『反解釈0』が、ジャン=リュック・ゴダール逝去の翌日(2022年9月14日)、東京・WWW Xで開催された。 2021年4月にDC/PRGを解散させた菊地成孔が新たなバンドを立ち上げた。バンド名の“ラディカルな意志のスタイルズ”はアメリカの評論家/作家であり、リベラルな批評で70年代以降の世界に大きな影響を与えたスーダン・ソンダグの著作名。ライブのタイトル“反解釈”も同じくスーダン・ソンダグの著書の名前である。 このバンドの“立ち上げ声明”で菊地は、「<インストルメンタルのダンスミュージック>、以上の説明がつかない」「今まで組織してきた運動体の中でも、最も「今、社会に必要なものは何か?」という、一種の社会主義に1番法っている」と記している。デビューライブに参加したのは、菊地(ss, perc)、林正樹 (pf)、松丸契

                                                      菊地成孔による新バンド・ラディカルな意志のスタイルズ 初ライブで示した“反解釈”というコンセプト
                                                    • 菊地成孔による新バンド“ラディカルな意志のスタイルズ”、ライブ『反解釈0』をWWW Xにて開催

                                                      菊地成孔が新たに結成したバンド“ラディカルな意志のスタイルズ”が、9月14日にライブ『反解釈0』を渋谷WWW Xにて開催する。 同バンドは、2021年、菊地がDC/PRGを解散した際、溜まっていたネクスト感を実現すべく結成。バンド名である“ラディカルな意志のスタイルズ”は、スーザン・ソンタグの著作名だが、名前の響きがバンド名のようである以外、引用根拠はないとし、英語表記も存在しない。しかし同時に、ラディカリズム、意志、スタイルが今の時代に必要なものである、としている。音楽性は“インストのダンスミュージック”を志向する以外、文章では説明できないとのこと。 メンバーは菊地成孔(ss,as,ts,perc)、松丸契(as)、相川瞳(viv.perc)、林正樹(Pf)、秋元修(Dr)、北田学(Ba cl)、Yuki Atori(Ba)、ダーリンsaeko(perc)の7名。ステージに上がらず、作曲

                                                        菊地成孔による新バンド“ラディカルな意志のスタイルズ”、ライブ『反解釈0』をWWW Xにて開催
                                                      • 邦人作曲家シリーズvol.23:菊地成孔|note of intoxicate(イントキシケイト)by TOWER RECORDS

                                                        邦人作曲家シリーズとは タワーレコードが日本に上陸したのが、1979年。米国タワーレコードの一事業部として輸入盤を取り扱っていました。アメリカ本国には、「PULSE!」というフリーマガジンがあり、日本にも「bounce」がありました。日本のタワーレコードがクラシック商品を取り扱うことになり、生れたのが「musée」です。1996年のことです。すでに店頭には、現代音楽、実験音楽、エレクトロ、アンビエント、サウンドアートなどなどの作家の作品を集めて陳列するコーナーがありました。CDや本は、作家名順に並べられていましたが、必ず、誰かにとって??となる名前がありました。そこで「musée」の誌上に、作家を紹介して、あらゆる名前の秘密を解き明かせずとも、どのような音楽を作っているアーティストの作品、CDが並べられているのか、その手がかりとなる連載を始めました。それがきっかけで始まった「邦人作曲家シリ

                                                          邦人作曲家シリーズvol.23:菊地成孔|note of intoxicate(イントキシケイト)by TOWER RECORDS
                                                        • 神村達也(base on shape) on Twitter: "なんかすごいものを見つけてしまった…。タミヤニュース(言わずと知れた今も続くタミヤ模型の広報誌)に掲載された菊地成孔さんの投稿。1975年だから12歳? 住所が銚子だからおそらくご本人かと。肝心の内容はというと…『ど根性ガエル』の… https://t.co/kB9Z4yUTvw"

                                                          なんかすごいものを見つけてしまった…。タミヤニュース(言わずと知れた今も続くタミヤ模型の広報誌)に掲載された菊地成孔さんの投稿。1975年だから12歳? 住所が銚子だからおそらくご本人かと。肝心の内容はというと…『ど根性ガエル』の… https://t.co/kB9Z4yUTvw

                                                            神村達也(base on shape) on Twitter: "なんかすごいものを見つけてしまった…。タミヤニュース(言わずと知れた今も続くタミヤ模型の広報誌)に掲載された菊地成孔さんの投稿。1975年だから12歳? 住所が銚子だからおそらくご本人かと。肝心の内容はというと…『ど根性ガエル』の… https://t.co/kB9Z4yUTvw"
                                                          • 菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(後編):ジェーン・カンピオンは「過剰な男性性」を裁いただけなのか?

                                                            菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(後編):ジェーン・カンピオンは「過剰な男性性」を裁いただけなのか? 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』(後編)/唯一オスカーを受賞したジェーン・カンピオンは「過剰な男性性」を裁いただけなのか? 前編:菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(前編):絵に描いたように<古くて新しい>傑作 中編:菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(中編):映画が「ジャンル」自体をチェンジしてしまう時に発生する「怖さ」の質と量 ウィル・スミスの松の廊下とウクライナ戦争 現在(4月3日)、米国アカデミー賞の授賞式も終わり、ウィル・スミスの松の廊下も(多くのメディアがあのクリス・ロックを「黒人コメディアン」「(単に)コメディアン」としているのはかなり遺憾に思うが、まあ仕方ない)、『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞(元・「外国語映画賞」)しか受賞しなかったことも(多くの

                                                              菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(後編):ジェーン・カンピオンは「過剰な男性性」を裁いただけなのか?
                                                            • 松江泰治にキャリスタ・フロックハート|菊地成孔の写真選曲集7 | ARTICLES | IMA ONLINE

                                                              IMA Magazineの他、若手写真家の作品や作品集を販売中。会員登録で5%OFFでお買い求めいただけます。 IMA 2023 Autumn/Winter Vol.40 2023年10月29日発売 ホンマタカシの現在地 ホンマタカシの写真は、1990年代からずっと私たちの身近に存在している。スクラップ・アンド・ビルドを繰り返す東京のまち、押し寄せては引き返す海の波、森の中に生えるキノコ、どれも一見いつも変わらないようで、実は常に変化しているものに目を向ける。 彼は一回の撮影で、数回しかシャッターを押さない。彼は、自分の写真がメディアによって変わるのをよしとする。彼は平気で嘘をつく。写真の嘘が真実に見えることを楽しむ。ホンマの写真は常に流れているのだ。「回顧とか総括みたいなの、やなんだよね」。権威的な予定調和を厭う写真家のそんな言葉から始まったこの特集は、ここ数年の作品と日記と他者との対話

                                                                松江泰治にキャリスタ・フロックハート|菊地成孔の写真選曲集7 | ARTICLES | IMA ONLINE
                                                              • 菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(前編):絵に描いたように<古くて新しい>傑作

                                                                『パワー・オブ・ザ・ドッグ』/60年代に書かれた原作を、60年代的映画的な<「大どんでん返し」付きの耽美スリラー>としてガッツリ、尚かつ芳醇な予算による<文芸作=人間ドラマ的な顔つき>と巧妙にミクスチュアした、絵に描いたように<古くて新しい>傑作(前編)。 <鑑賞の座組み> 1)作品選定は連載担当者からの勧め で 2)Netflix作品である本作を を 3)自宅(厳密には事務所)の液晶42インチモニター で 4)公開4週後(昨年12月初旬)に鑑賞 ※ちなみに、筆者はNetflix映画は初鑑賞である。作品情報は、筆者のモニター操作力や検索力の低さによって、監督、脚本、主要キャスト以外、ほとんど得ていない。音楽に関してはのちに詳述する。 <ひょっとしてこれがNetflixカラー? だとしたら悪くないよね> 本作は、「古いボトルに新しいワインを注いだ」という慣用表現が最適格となるような作品で、そ

                                                                  菊地成孔の『パワー・オブ・ザ・ドッグ』評(前編):絵に描いたように<古くて新しい>傑作
                                                                • NHKドラマ『岸辺露伴は動かない』も担当 菊地成孔、ギルド的集団 =「新音楽制作工房」立ち上げの狙い

                                                                  NHKドラマ『岸辺露伴は動かない』((C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 (C)NHK・PICS) NHKドラマ『岸辺露伴は動かない』第4~6話(2021年12月27日、28日、29日NHK総合で放送 BS4Kでは30日に3話一挙放送)で、昨年放送された1話~3話に続き、音楽を担当する菊地成孔。その活動から「新音楽制作工房」というプロジェクトを立ち上げ、ドラマのクレジットにも明記される。 新音楽制作工房は、菊地が長年行ってきた私塾・ペンギン音楽大学の生徒のなかですでにプロ級のスキルを持ち合わせているクリエイターたちの集団。今後は自身の作品とともに、新音楽制作工房のメンバーの作品も発表していくという。 「漫画家の先生とアシスタントのような関係性ではなく、あくまでも作家集団としての活動を目指す」という新音楽制作工房は、これまでの音楽業界には存在しなかったスタイル。こ

                                                                    NHKドラマ『岸辺露伴は動かない』も担当 菊地成孔、ギルド的集団 =「新音楽制作工房」立ち上げの狙い
                                                                  • 菊地成孔の新連載「映画蔓延促進法」スタート! 第1回『イン・ザ・ハイツ』(前編)

                                                                    当Webでの映画批評連載を再開する運びとなった。再開は2度目で、過去の連載は2冊の書籍として出版されている(『菊地成孔の欧米休憩タイム』『菊地成孔の映画関税撤廃』)ので、ご参照頂ければ幸いだが、『映画関税撤廃』から今回の再開に至るまでの休載期間は長く、その理由は、我ながら軽く溜息をつく以外、適切な反応態度がないのだが、コロナ禍に依るものだ。 勿論、コロナ禍が映画界を消滅させてしまう訳などなく(飲食業界ですら消滅はしない。ご承知の通り、ここ数年間で「(完全に)消滅」したものは、「オリンピック開催によるインバウンド」という経済的期待値以外にーー社会的にはーー何もない。日本国民は全員、そのツケを払ってゆく状態にある)、その代わり、映画界は、過去、何度も見舞われた、加速的な分解と再編成の季節にあると言えるだろう。 配信会社の制作による配信限定公開、既成映画会社の新作の配信限定公開、コンテンツビジネ

                                                                      菊地成孔の新連載「映画蔓延促進法」スタート! 第1回『イン・ザ・ハイツ』(前編)
                                                                    • 【公演直前インタビュー】UA × 菊地成孔 | News & Features | BLUE NOTE TOKYO

                                                                      伝説のユニットcure jazz 奇跡のリユニオンがふたたび 2014年のリユニオンから7年、UAと菊地成孔による伝説のユニットcure jazzが3度の結成を遂げた。再々結成に至ったいきさつ、公演に向けたモチベーション、2006年の立ち上げから15年を経た現在のコンディション......。率直な思いをふたりに訊いた。 interview & text = Tomonari Cotani READ MORE チケットは、瞬く間に完売した。9月12日(日)・14日(火)に行われる「UA x 菊地成孔 Cure jazz in Blue Note Tokyo 2021」の話だ。ライヴへの渇望感がこの上なく高まる一方、プロトコルなきイベントへの参加が(さまざまな観点から)リスクになりかねない昨今、粛々と公演を執り行い続けるヴェニューで開催される「幻の公演」がプレミアムチケット化するのは、至極当然

                                                                        【公演直前インタビュー】UA × 菊地成孔 | News & Features | BLUE NOTE TOKYO
                                                                      • 菊地成孔☓佐藤大輔■「ローリング20」におけるRIZINと東京オリンピックの行く末:Dropkick

                                                                        RIZINの煽りVや「RIZIN CONFESSIONS」などRIZINの演出を統括する佐藤大輔と、ジャズ・ミュージシャンで文筆家の菊地成孔氏の対談。16000字であなたの脳みそを煽ります(聞き手/ジャン斉藤) 【1記事から購入できるバックナンバー】 ・「魔法の煽りVをつくる男」 RIZIN演出統括・佐藤大輔17000字インタビュー ・朝倉兄弟とYouTube論■菊地成孔 ・プロレスラー、SNS、リアリティショー……この3つを背負うのは重すぎる■菊地成孔

                                                                          菊地成孔☓佐藤大輔■「ローリング20」におけるRIZINと東京オリンピックの行く末:Dropkick
                                                                        • インタビュー 混乱に耐えるタフさを 音楽家の菊地成孔さん過渡期五輪にわくわく

                                                                          東京五輪・パラリンピックへの懐疑論が渦巻く中、ジャズミュージシャンで批評家でもある菊地成孔さんが、エッセー集「次の東京オリンピックが来てしまう前に」(平凡社)を刊行した。 3年分のインターネット連載をまとめた同書で、2度目の...

                                                                            インタビュー 混乱に耐えるタフさを 音楽家の菊地成孔さん過渡期五輪にわくわく
                                                                          • 菊地成孔率いるDC/PRGが活動に幕 “最新が最高”を更新したラストライブを見た

                                                                            菊地成孔が主宰するDC/PRGが2021年4月2日、東京・新木場 USEN STUDIO COASTでラストライブ『Hey Joe, We’re dismissed now/PARTY 2-TOKYO』を開催した。 今年2月に突如として“解散声明”を発表。その理由として、第1に“ここ数年は心ならずも、ライブのセットリストも固定化し、元老院(オリジナルメンバー)である坪口、大儀見、津上、を始め、最新のメンバーである秋元修、近藤佑太までも含め、伝統芸能化してきた事は否めない”という現状が、“名人芸化や自己模倣、ブランドの維持を善しとしません”というポリシーに反すること。第2に“合衆国の“他国への空爆と経済の維持”という反復”とリンクしてきたDC/PRGの活動が、合衆国自体の“南北戦争以来の内戦準備状態”への移行により、シフトチェンジせざるを得なかったことを挙げている。(※1) 最後のツアーは、

                                                                              菊地成孔率いるDC/PRGが活動に幕 “最新が最高”を更新したラストライブを見た
                                                                            • ヒップホップミュージックの言葉とその文学性――菊地成孔×荘子it×吉田雅史「ラップは文学なのか、小説はポップスなのか」イベントレポート

                                                                              昨年8月、ゲンロンカフェで「キャラクターから考えるヒップホップ」というテーマのもと、ラッパーやビートミュージック、そして機材のキャラクター性についてのイベントが行われた。ラップにおける音楽的側面を扱った前回をうけて、今回はゲンロンカフェより「ラップは文学なのか、小説はポップスなのか」というお題を登壇者に投げかけ、主にラップの歌詞(リリック)について議論してもらった。 ラップのリリックがもつ文学性とは何なのか。領域横断的な活動を続ける3名、批評家/ビートメイカー/MCの吉田雅史、Hip HopクルーDos Monosのリーダーである荘子it、そしてジャズミュージシャン/ラッパー/文筆家の菊地成孔によって、盛んにマイクリレーが行われた。(ゲンロン編集部) アメリカにおけるヒップホップの文学性 コンシャスラップの代表的ラッパーであるJ. Cole(ジェイ・コール)と、同じくラッパーであり詩人、活

                                                                                ヒップホップミュージックの言葉とその文学性――菊地成孔×荘子it×吉田雅史「ラップは文学なのか、小説はポップスなのか」イベントレポート
                                                                              • 菊地成孔率いるDC/PRGが解散「20年以上継続するかどうか。というラインは、大きなボーダーライン」(コメントあり)

                                                                                2019年に結成20周年を迎えたDC/PRG。解散の理由について、菊地は「『20年以上継続するかどうか。というラインは、大きなボーダーラインである』という判断」と説明し、「20年間名称を変えながら、アルバムでは常に新しい音楽性にトライを続けて参りましたし、合衆国の名門ラベルでもあるインパルス!との契約も果たしましたが、ここ数年は心ならずも、ライブのセットリストも固定化し、元老院(オリジナルメンバー)である坪口、大儀見、津上、を始め、最新のメンバーである秋元修、近藤佑太までも含め、伝統芸能化してきた事は否めません。そして、主幹たる私個人の力では、この状況は打破できない、我々は解散を以ってポリシーを貫くべきだと判断に至りました」と語っている。ライブツアーの東京公演には、MELRAW(Sax)が新メンバーとして参加。チケットぴあでは2月27日11:00よりチケットの最速先行予約を受け付ける。 ま

                                                                                  菊地成孔率いるDC/PRGが解散「20年以上継続するかどうか。というラインは、大きなボーダーライン」(コメントあり)
                                                                                • DC/PRG、解散。菊地成孔が声明発表、ラスト・ツアー東京公演ではMELRAWが〈新メンバー〉に | Mikiki by TOWER RECORDS

                                                                                  DC/PRGが解散を発表、2021年3、4月に大阪と東京でラスト・ツアーを開催する。 アヴァンギャルド・ジャズからクラブ・シーン、ダンス・ミュージックまでをカヴァーし、オーディエンスを熱狂させているDC/PRG。鬼才・菊地成孔が主宰するビッグ・バンドが、4月2日(金)をもって解散することを発表した。 99年に〈DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN〉として結成されたDC/PRGは、以降〈菊地成孔DCPRG〉〈DCPRG〉〈dCprG〉〈DC/PRG〉とバンド名を変化させながら、エレクトリック・マイルスを軸にアフロ・ポリリズムなどを取り込んだダンス・ミュージックを追求してきた。 DC/PRGの解散の理由について菊地は、20年以上活動を継続したことによる伝統芸能化が常に新しい音楽性に挑戦しつづけてきたバンドのポリシーにそぐわないこと、そしてアメリカ合衆国と〈アルター

                                                                                    DC/PRG、解散。菊地成孔が声明発表、ラスト・ツアー東京公演ではMELRAWが〈新メンバー〉に | Mikiki by TOWER RECORDS