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  • なぜアメリカに海外工場を展開しないのか? | タイム・コンサルタントの日誌から

    デンバーでの仕事を終えたわたしは、テキサス州ヒューストンに向かった。最近開設したばかりの新しいオフィスで、グループ企業の幹部と打合せするためだ。全米のOil & Gas業界のメッカであるヒューストンは現在、非常な好景気にわいている。もちろんシェールガス革命のおかげである。米国の経済状況はまだら模様で分かりにくいが、少なくともエネルギー関係の産業は活況であり、そのためプラント系エンジニアも人手不足状態になりつつある。 シェールガス革命については、いろいろな事がいわれているが、的外れな解説も日本ではときどき見かける。Oil & Gasの分野の用語や技術が、分かりにくいからだろう。当サイトで1年ほど前に『シェールガス革命と、エネルギー価格のゆくえ』とう記事を書いたが、その後の情勢などは、いずれ項を改めて書こうと思う。しかし今回は、別のテーマである。それは、なぜ日本の製造業は、海外に工場展開を考え

      なぜアメリカに海外工場を展開しないのか? | タイム・コンサルタントの日誌から
    • 職人の技、機械に伝承 44年の「勘」をデジタル化:朝日新聞デジタル

      レーザーが当たると、金属の粉末がいくつもの四角形を描いて積み重なり、凹凸のある部品ができあがる。新潟県刈羽村にある従業員約170人のバルブメーカー、日本ドレッサーの工場では、大型の3Dプリンターが昼夜を問わず動き続けている。 「熱を加えると、どう変形しますか?」。図面を手にした設計担当の三橋栄治さん(39)が尋ねると、顧問の田代為常さん(67)は「この材料は縮むので、少し大きめにつくろう」と応じた。田代さんはバルブづくり一筋44年。この会社の競争力を支えてきた「職人」の一人だ。 その田代さんの職人技を、三橋さんがつくる設計図を介して3Dプリンターに学ばせている。親会社の米ゼネラル・エレクトリック(GE)から1年前に導入されたものだ。国内の製造業の働き手は減る一方。高齢化する職人たちの技術をどう伝承していくかが課題のひとつだった。 熱処理による金属の変形具合などは職人の勘の領域だった。こうし

        職人の技、機械に伝承 44年の「勘」をデジタル化:朝日新聞デジタル
      • トヨタ米販売、21年に初の首位 90年君臨のGM抜く - 日本経済新聞

        【ニューヨーク=中山修志】トヨタ自動車の2021年の米国市場の新車販売台数が233万台となり、米ゼネラル・モーターズ(GM)を抜いて首位になった。米国で海外の自動車メーカーが販売トップになるのは史上初めて。半導体不足で大幅な減産を強いられたGMや米フォード・モーターに比べて、トヨタは影響が限定的だった。トヨタが4日発表した21年の米新車販売台数は20年比10%増の233万2000台。GMの販売

          トヨタ米販売、21年に初の首位 90年君臨のGM抜く - 日本経済新聞
        • いち設計者から見た日本と中国の工場の違い - WICの中から

          年始に下町ロケットの再放送が全話ぶっ通しで放送していました。普段テレビを見ないので僕は初見でしたが、どんな逆境においても夢に向かう熱い気持ちに折れない心、そして高い技術力で危機を乗り越え最後は大団円と、池井戸潤の作品らしいサラリーマンのロマンがつまった爽快なお話でした。 下町ロケット (小学館文庫) posted with ヨメレバ 池井戸 潤 小学館 2013-12-21 Amazon Kindle 日本の工場と言えば高い技術を持っていると言われています。これは主に海外というより日本国内から良く聞こえてくる気がしますが、実際の所どうなのかというと…設計というお仕事をしてきた僕には引っかかるところがあります。 いま現在、製造というとやはり中国です。賃金その他の費用が上がってきたために、メーカーが東南アジアに拠点を移すような動きは見られますが、それでもなお中国は世界の工場です。そんな中国の工

            いち設計者から見た日本と中国の工場の違い - WICの中から
          • 在庫のデータ構造を考える | タイム・コンサルタントの日誌から

            「わたし」は新米のエンジニアである。最近、先輩からオフィス備品類の在庫管理を手伝うようにいわれた。ペンだとかノートだとかフォルダとかいった文具類が中心である。これまである意味、ルーズな管理だったが、経費節減の折、きちんと在庫数量を管理した方がいい、と部長が方針を出したとのことだ。今まで、各人が勝手にネットからモノを注文して取り寄せ、請求伝票だけが部の庶務係に回される。これをやめて、部で必要数量を考え、集中的に購入し、部のキャビネに保管しておく。そして各人が必要時に庶務係に申請して受け取る、という管理方式にかえることになった。その、キャビネの在庫管理の仕組み作りが、「わたし」の仕事だ。 在庫管理の仕事ははじめてだ。だからいきなり部の仕組みを作り始める前に、たとえば自分の家のモノを在庫管理するとしたらどうするかを考えてみることにした。題材は何でも良いが、出入りの多い食べ物にしてみよう。 在庫管

              在庫のデータ構造を考える | タイム・コンサルタントの日誌から
            • 航空大手ボーイングが直面する「熟練工の消滅」とトラブル頻発の関係 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

              航空業界コンサルタントのクリフ・コリアーはここ数年、この分野の工場フロアを歩いていると20代の労働者が多いことに気づくという。「私のこれまでのキャリアで見たことがないほど多くの若い人たちを目にします」と彼は語る。 手作業が多い複雑な組み立て工程をマスターするために何年もかかることもあるこの業界で、これは大きな変化だ。コリアーが見た若い労働者たちは、コロナ禍の間にボーイングや同社のサプライヤーで人員削減の対象になった何万人もの経験豊富な労働者たちの代わりに入社した。 コリアーをはじめとする航空業界の専門家たちは、ボーイングと同社の機体サプライヤーであるスピリット・エアロシステムズがここ数年直面している問題の背景に、熟練した労働者たちの離職があると指摘している。1月には、アラスカ航空が運航するボーイング737MAX9型機の側壁が離陸直後に吹き飛ぶ事故が発生したが、この事故の原因は、事故機の工場

                航空大手ボーイングが直面する「熟練工の消滅」とトラブル頻発の関係 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
              • http://758work.com/

                • BOMって何ですか?

                  本番環境サービスインの事前作業を僕と新人さんとで行った。 お互い在宅でリモート作業。 新人さん――2〜3年目くらいの子――が作った手順を元に僕が作業画面を共有する形で作業を進めた。ペアプログラミングならぬペアオペレーションってやつだ。 作業内容はテスト環境で作ったデータを本番用にコンバートしつつ入れ込むもの。 ある作業の中で入れ込んだデータを確認するためにcsvファイルにエクスポートして中身を確認する事を行うのに、何気なく`Alt-h`,`pe`,`↓`,`Enter`(WindowsエクスプローラのHomeのリボンを開いて、ファイルを開くセレクトボックスを展開、↓矢印で一つ下のSakura Editorを選択して開く)で、関連付けされているExcelではなくテキストエディタで開いた。 その時、「今のどうやったんですか?」と質問された。 手慣れたキー操作だったため素早かった事、オンラインミ

                    BOMって何ですか?
                  • キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由、製造請負依存の死角(下)(1) | 企業戦略 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

                    キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由、製造請負依存の死角(下)(1) - 09/05/15 | 12:20 (上)より続く 管理難しい業務請負 現場トラブルの温床に  大分キヤノン関係者であれば誰でも知っている07年10月のある“事件”は、製造現場の荒れ具合を示す象徴的なものと言えるだろう。  「なんしよん! はよ消さんかい!」  突如として作業場に響いたリーダーの怒号にSさん(09年1月まで勤務していた請負会社社員)が振り向くと、呆然と立ち尽くす作業者たちの群れの中心に、燃え広がる火の海があった。リーダーの声に作業者たちは我に返り、何人かが消火器を用いて消化剤を噴霧。鎮火したときには、作業台の上は5メートルほどにわたり、消火剤で真っ白になっていたという。消火剤は隣の請負会社のラインの内部にまで及んだ。  「これ、どういうことや」「ちょっと離れて!」。遅れて駆けつけた大分キヤノンの

                    • 技術の森:無電解Niめっき後の洗浄

                      ご回答いただきありがとうございます! 理解できました!!このまま勉強を進めたいと思います、また何かありましたらご相談させてください。

                        技術の森:無電解Niめっき後の洗浄
                      • ソニーの“プロ機”が日本人にしか作れない理由

                        日本のモノづくりが危機に直面しているといわれて久しい。しかし、この傾向は既に1980年代からNICS、あるいはNIESという言葉とともに語られていたことだ。当時も、それほど高い製造レベルが必要ない生活用品の多くが、近郊アジア地域から大量に流入していた。そのころ、日本はバブル経済期であったため、むしろアジア全体の発展としては好ましいと見る風潮もあった。 小寺信良が見たモノづくりの現場(第2回) 「グローバル企業として生き残るには――ボッシュ栃木工場に見るニッポンクオリティ」 自動車の品質とコストを支えているのは誰か。多くの部分を下支えしているのが部品メーカーだ。自動車部品メーカーの1つ、ボッシュ。その栃木工場の工夫を、小寺信良氏の目を通して語っていただいた。品質向上への努力とはどのようなものなのかが分かるだろう。 こちらからお読みください。 当時は現在のレベルにまで、アジア諸国の製造技術が向

                          ソニーの“プロ機”が日本人にしか作れない理由
                        • Telescope Magazine

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                          • 松山油脂株式会社

                            これからのモノづくりこんにちは、松山油脂です。私たちは石けんをはじめ、スキンケア製品やボディケア製品、ヘアケア製品など、毎日の暮らしに欠かすことのできないデイリープロダクトをつくっています。2020年を境に人々の生活様式は大きく変わりました。それに伴い価値観も変化し、お客様がデイリープロダクトに求めることも多様化しています。私たちも今の時代に合った価値のある製品を提案したいと思います。しかし、ただやみくもに新製品を売り出すわけではありません。安全性と環境性、そして有用性のバランスを満たすことを基本としながら、自分たちのモノづくりを通して、自然や社会の持続可能性を高める。それがこれからの松山油脂です。松山油脂では石けんをはじめ、スキンケア製品やボディケア製品、ヘアケア製品など、デイリープロダクトをつくっています。変化の大きい時代に価値ある製品を提案する。安全性と環境性、そして有用性のバランス

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                            • 下請け型受注生産という日本的形態を考える | タイム・コンサルタントの日誌から

                              あなたは、小さなパン屋の社長さんだ。町の商店街に店をかまえ、店の奥には小さいながらパン焼き工場(こうば)に職人も抱えている。店の売り場は、親族が受け持つ。実はあなたは少し前まで、都会でエンジニアをしていたのだが、やむを得ない事情で、郷里のパン屋を引き継ぐことになったのだ。 店を引き継いだ時は、赤字経営だと税理士さんから聞かされた。御多分に洩れず、地方都市の商店街は地盤沈下で客足が遠のき、売上の柱だった小中学校の給食パンも、少子化で減っていた。パン作りについては素人で何の知識もないが、ただ、あなたは一応、会社勤めで得たビジネス・センスを、多少は持っている。何とか頑張って、店や雇い人たちを盛り立て、まだ経営は低空飛行ながら、ようやく収支トントンのところまで持ち直した。 そんなあなたのところに、面白そうな商談が舞い込んできた。その地方のチェーンストアの店舗に、サンドイッチを納めないか、というのだ

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                              • トヨタ、中国生産を一部停止 ホンダは900人削減―ガソリン車低迷で:時事ドットコム

                                トヨタ、中国生産を一部停止 ホンダは900人削減―ガソリン車低迷で 2023年12月01日22時09分 トヨタ自動車のロゴマーク(AFP時事) 【北京時事】トヨタ自動車が、中国天津市の完成車工場で大規模な生産調整を行っていることが1日、分かった。中国市場で電気自動車(EV)への移行が急速に進む中、主力とするガソリン車の販売低迷を受けた措置。四つある主要生産拠点のうち一つの稼働をほぼ停止しており、別の一つも止める可能性がある。一方、ホンダは従業員約900人を削減した。 中国、「供給網」博覧会を初開催 目立つ米国勢、日本勢はわずか トヨタが調整を行っているのは、同国国有自動車大手の第一汽車集団などと出資する一汽トヨタの工場。関係者によると、小型セダン「ヴィオス」の生産を今夏までに終了した。人気車種「カローラ」についても減産を行っている。 ホンダは11月に広東省広州市にある同国自動車大手の広州汽

                                  トヨタ、中国生産を一部停止 ホンダは900人削減―ガソリン車低迷で:時事ドットコム
                                • Appleのようなハードウェアの製造がなぜスタートアップには不可能なのかという知られざる理由

                                  創業したばかりのスタートアップ企業にとって、AppleのiPhoneやMacのようにデザインの洗練された製品を作るのはなぜ難しいのかという理由について、ベンチャーキャピタル・Boltの設立者であるベン・アインシュタイン氏が解説しています。 No, You Can’t Manufacture That Like Apple Does - Bolt Blog https://blog.bolt.io/93bea02a3bbf アインシュタイン氏は、「スタートアップと大企業はあらゆる観点で異なる」と言います。例えばハードウェアを製造する企業について言えば、スタートアップと大企業の間には深い溝があるとのこと。スタートアップは設立時には致命的に財源不足であり、製品の設計、ツール、品質管理、業務把握などの過程でひとつでもミスを犯すと、ビジネスが成り立たなくなります。「ハードウェア製造に二度目のチャンス

                                    Appleのようなハードウェアの製造がなぜスタートアップには不可能なのかという知られざる理由
                                  • 生産管理という仕事の目的は何か | タイム・コンサルタントの日誌から

                                    以前、このサイトの読者の方から質問をいただいたことがある。「生産管理とはそもそもどういう仕事でしょうか?」という主旨だった。この方は製造現場から生産管理へ異動になった際に、仕事の全体像や目的をきちんと考えたく思い、本屋やネットを探して、わたしのサイトの「生産管理とはどういう仕事か」http://brevis.exblog.jp/7709373/ という記事にたどりついたのだそうだ。 上記の記事で、わたしは「生産管理とはあくまでサポーターであり雑用係といえる」と書いた。だが、この答えでは今ひとつ納得しきれない気持ちがあって、メールいただいたという次第だ。この記事は2008年4月、つまり今から8年も前に書いたものだが、いまだにそれなりのアクセス数がある。ということは、こうした問題を考えあぐねている人は、世の中にけっこう多いのだろう。 ただこの記事は、「サポーター、雑用係とはあんまりな言い方」と

                                      生産管理という仕事の目的は何か | タイム・コンサルタントの日誌から
                                    • THE MAKING(329)プリンができるまで

                                      原料や材料から身のまわりにある製品ができあがる姿を追う「THE MAKING(ザ・メイキング)」。第329回は、プリンができるまで。  プリンの原料は生乳、卵黄、バター、脱脂粉乳、砂糖、練乳、寒天など。これらの原料を複数のタンクで混ぜ合わせて「プリン液」が作られます。プリン液をカップに入れ、さらにカラメルを注ぎ入れると、重いカラメルは底に沈みます。フタをつけて冷やすと寒天などが固まり、独特の食感を持ったプリンが出来上がります。 ◆出演・協力機関 江崎グリコ株式会社(撮影場所:東京都昭島市) ◆THE MAKINGシリーズ旧作はこちら! ・301~最新回 https://scienceportal.jst.go.jp/feature/b980601_07/ ・251~300回 https://scienceportal.jst.go.jp/feature/b980601_06/ ・20

                                        THE MAKING(329)プリンができるまで
                                      • 「殺人ロボット」は国際条約で禁止を、人権団体が警鐘

                                        米メリーランド(Maryland)州のパタクセント・リバー(Patuxent River)海軍航空基地に展示された、ノースロップグラマン(Northrop Grumman)が開発した次世代無人爆撃機「X-47B」(2012年7月31日撮影)。(c)AFP/Paul J. Richards 【11月20日 AFP】ハリウッド映画に登場するような、人間の命令なしに人を撃ち殺すことのできる自律型ロボットは現実に実用化が可能であり、各国政府が実戦配備を始める前に禁止するべきだ――。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(Human Rights Watch、HRW)とハーバード(Harvard)大学法科大学院の国際人権クリニック(International Human Rights Clinic)が19日、このように警告する報告書を発表した。 「失われつつある人間性(Losing Humanit

                                          「殺人ロボット」は国際条約で禁止を、人権団体が警鐘
                                        • 世界初!“完全自動化製造”のビデオカードがASUSから登場 加熱工程を減らし、はんだ用フラックスを無くすことで、製品寿命がアップ

                                            世界初!“完全自動化製造”のビデオカードがASUSから登場 加熱工程を減らし、はんだ用フラックスを無くすことで、製品寿命がアップ
                                          • 受注生産企業に生産計画は必要か? | タイム・コンサルタントの日誌から

                                            随分前のことになるが、 ある部品材料メーカーの 生産管理システムを見せてもらったことがある。 その分野では大手のメーカーで(A社と呼んでおこう)、 全国の製造業の顧客に対して、 部品材料を納入していた。 ほとんどが、顧客仕様による受注生産品である。 品目数は数千種類あり、常時、数百種類を毎月作っては顧客に納入していた。 原材料には共通性が高く、同種の原材料から多数の品目が生まれる。BOMのトポロジーでいうと「V字型」のタイプである。 典型的な受注生産であるにもかかわらず、面白いことに、A社の生産計画作業は「需要予測」の集計から始まっていた。全国の営業拠点の営業マンが、担当する顧客・品目ごとに、向こう3ヶ月間の需要予測を立てる。正確には月間ではなく旬単位の予測である。それを本社のコンピュータで集計した表が、生産計画立案の基礎となる。 工場の製造工程は大きく3工程に分かれている。正味の製造リー

                                              受注生産企業に生産計画は必要か? | タイム・コンサルタントの日誌から
                                            • 個人が中国にプラスチック部品の量産を依頼した話1(AlibabaのRFQ編)

                                              個人がプラスチック部品を中国に発注してみようという話です。 安いとは聞いていますが不安もあります。「実際どうなの?」という所を実際に自腹を切ってやってみます。 僕が作っているもの まず、僕が作っているのはこの↑スマホアプリで自由に光らせることができる電光掲示板みたいなLEDバッジです。 趣味(つまり個人の活動)で作っています。 このデバイス(LEDバッジ)は基板とマトリックスLEDが重なった構造になるのですが、何もしないと隙間から中にある電子パーツが見えます。 このLEDバッジは「お客さんの表現を助ける」をコンセプトとしていて、お客さんの表現以外の情報はなるべく遮断したいのです。 そこでこの様なプラスチックの部品を作りました。 この様に基板とマトリックスLEDで挟むように閉じて固定します。 このスペーサーはもちろん既製品なんてありませんのでオーダーメイドです。 CADを使って設計図を作って

                                                個人が中国にプラスチック部品の量産を依頼した話1(AlibabaのRFQ編)
                                              • 「iPhone」、米国製造でいくら値上がりするか--トランプ氏発言が現実化した場合を考える

                                                Donald Trump氏の「米国を再び偉大な国に」するという計画には、次期「iPhone」の購入にもっと多くの金額を支払わなければならない、ということが含まれている可能性がある。 ただし、これは、米大統領選挙の共和党最有力候補である同氏の新しい大胆な(ばかげた?)発言を論理的に進展させた結果としての話だ。その発言とは、Appleに中国ではなく米国で製品の製造をさせるというものだ。 「われわれは、Appleにあのようなコンピュータなどの製造を他国ではなく、この米国でさせるつもりだ」とTrump氏は米国時間1月18日、バージニア州にあるリバティ大学での演説で述べた。 Trump氏の発言は、米国内で雇用先を見つけるのに苦労している有権者層に向けて訴えかけることを目的としている。Appleの時価総額は5340億ドルで世界最大だ。同社は、売れ行き好調な「iPhone」、そして「iPad」タブレット

                                                  「iPhone」、米国製造でいくら値上がりするか--トランプ氏発言が現実化した場合を考える
                                                • 巨大EMSになり損ねたソニー、強すぎたブランドが足かせ  :日本経済新聞

                                                  ソニー、パナソニック、シャープ。日本を代表する家電メーカー3社が2012年3月期決算で大幅な損失を計上し、トップがそろって交代となった。日本の代表的な産業であるエレクトロニクスが歴史的なターニングポイントを迎えているのは明らかだ。日本メーカーの挽回には何が必要なのか。国内にとどまっていても打開策は決して見えてこない。いまや世界のメーカーがしのぎを削る最前線はアジアの製造現場だからだ。現地の電子機

                                                    巨大EMSになり損ねたソニー、強すぎたブランドが足かせ  :日本経済新聞
                                                  • 三菱重工の「四重苦」「六重苦」 「大型客船」以外にも垂れ込める暗雲

                                                    明治以来、長く日本のものづくりを支えてきた三菱重工業が苦境に陥っている。と言っても、「年間の経常損益が赤字に転落」というほど経営が悪化しているわけではないが、造船や航空機といった有力事業に暗雲が垂れ込めており、「四重苦」「六重苦」などの指摘も聞かれる。常に国家と寄り添い、「役人以上に役人的」とも言われる老舗企業で何が起きているのか。 「大型客船をつくることはコスト的に全く成り立たない。当分無理だと思う」。2016年10月18日、東京都内で記者会見した三菱重工の宮永俊一社長はこう述べ、10万トン超の大型客船事業からの事実上の撤退を発表した。造船事業は三菱重工にとって、「創業者」の岩崎弥太郎が長崎で明治時代から携わった「祖業」と言える分野だけに、社長の表情にも苦渋の色がにじんだ。 評価委「本社のリスク管理の不十分さ」など指摘 問題の大型客船は2011年にドイツのアイーダ・クルーズ社から受注した

                                                      三菱重工の「四重苦」「六重苦」 「大型客船」以外にも垂れ込める暗雲
                                                    • 書評:「受注生産に徹すれば利益はついてくる!」 本間峰一・著 | タイム・コンサルタントの日誌から

                                                      「受注生産に徹すれば利益はついてくる! - 取引先に信頼で応える“おもてなし"経営 -」 (Amazon) 良書である。著者は長年、金融機関系のコンサルティング会社で活躍した後、最近独立された中小企業診断士で、わたしの所属する「生産革新フォーラム」(通称『MIF研究会』)の会長でもある。知人の著書を紹介するときは、ほめるにせよ批判するにせよ中立の立場で書くのが難しいわけだが、本書は幸いにも非常に良くできており、安心しておすすめできる。 安心して推薦できる最大の理由は、本書が「受注生産」企業を対象に据えて、そのポジティブな面を書いているという、ユニークな視座にある。前から述べているとおり、日本の製造業の9割は受注生産の形態にあると想像される。にもかかわらず、世間にあふれるビジネス書の殆どは、自動車メーカーだとか著名電機メーカーなどに範をとって、“企業経営はこうあるべし、あああるべし”を論じる

                                                        書評:「受注生産に徹すれば利益はついてくる!」 本間峰一・著 | タイム・コンサルタントの日誌から
                                                      • 初音ミクフィギュアの金型をポリゴンデータから作る

                                                        素人ですが何か? はじめまして。アステックの伊藤拓です。当社は創業以来、精密加工をコアコンピタンスに、主に電気電子関連の機構部品の製造にまい進してきた企業です。そして、3D-GAN(3Dデータを活用する会)のメンバーでもあります。 最初に申し上げておかねばならないことがあります。ハッキリ言って、私はモノづくりの素人です! これは間違いないです、ハイ。 私は大学卒業後電通グループに勤務し、広告主企業各社さんのさまざまな販促キャンペーンの企画・立案、各種ツールの製作、ケータイやネットを活用したキャンペーンシステムの開発に携わってきました。2008年、父親からの要請で家業のアステックを継ぐことに。早い話が“2代目社長”です。 企業規模や事業レイヤーはもちろん求めるべきところも、「イメージと物質」「情緒と効能」といったように、自分がこれまで身を置いた広告業界と製造業ではまるで違い、まさに“畑違い”

                                                          初音ミクフィギュアの金型をポリゴンデータから作る
                                                        • 労働組合について笑える話をするので、是非ご笑読を。

                                                          毎々お世話になります。 NTTの中の人が増田を書いていらっしゃるが anond:20230330164210 下には下があると言う話をしておきたくキーボードを叩いております。 首記の件、ご認識をいただきたく なお、これはジョークである為、笑っていただきたい。ジョークなので、よく似た会社があったとしてもそれは錯覚であり、実在しない。 まとめるとユニオンシップ制だが、その範囲は、菓子製造業グループの親会社のみに設定されている。そして、労組、企業ともに子会社社員の組合加盟を認めていない 毎年形だけスト権投票をし、春闘をやるが、その結果は組合員にも秘匿、具体的なベア率や定昇率は公表されない。その理由は「関連会社に配慮」子会社労組の結成を妨害、リーマンショックと、それから親会社のチョンボで経営危機があったときに、組合員の維持を最優先にして、子会社等を活用しろと言う交渉をした それでも話は漏れる。ほぼ

                                                            労働組合について笑える話をするので、是非ご笑読を。
                                                          • 半導体生産技術者がデータ分析業界に飛び込んでみて感じたこと - Qiita

                                                            0. この記事の内容 半導体生産技術者が未経験からデータ分析業界に転職してみて3ヶ月間で感じたこととこれから生存していくために考えていることを書きます。同じ様なキャリアに踏み出そうとしている方がいれば、参考にしていただけると幸いです。ただし、現在研修中の身であり、実務についていないためデータ分析業について確度の高い情報をお伝えすることができません。また、経験や知識が浅いためデータ分析・機械学習で出来ることと出来ないことの区別がついていないかもしれません。なので、お見苦しいところがあるかもしれません。あくまで、未経験者が一歩目を踏み出した時点での感想として受け取ってください。 また、本記事は「データ分析人材のキャリア(データラーニングギルド) Advent Calendar 2019」15日目の記事になります。 (2020/7/24 追記) この記事には転職するまでの内容を書いておりますが、

                                                              半導体生産技術者がデータ分析業界に飛び込んでみて感じたこと - Qiita
                                                            • 先端半導体、ASMLの技術なくても製造へ-ファーウェイが特許申請

                                                              中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は国内の半導体協業相手と共同で、先端半導体の製造方法を特許申請した。比較的低い技術で効率的に先端半導体を製造できる手法だという。米国による輸出規制にもかかわらず、中国が半導体製造能力を向上させていく可能性が広がる。 中国国家知識産権局に提出された申請書によると、両社が開発しているのは4倍の密度でパターンを形成する自己整合型クオドルプルパターニング(SAQP)と呼ばれる手法で、高度なリソグラフィー(露光)技術への依存低減につながり得る。オランダのASMLホールディングが保有する最先端の極端紫外線(EUV)露光装置を使わなくても、先端半導体を製造できるようになるという。EUV露光装置はASMLにしか作れないが、輸出規制によって中国に売ることはできない。 22日に開示されたファーウェイの申請書には、SAQPを用いて先端半導体を製造する手法が説明されてい

                                                                先端半導体、ASMLの技術なくても製造へ-ファーウェイが特許申請
                                                              • 機械部品調達のAIプラットフォーム|板金加工・切削加工の即時見積もり| meviy(メビー) | ミスミ

                                                                ミスミのアカウント作成 フォーム入力をするだけでその場でアカウント作成。 既にアカウントをお持ちの方は 同じID、パスワードで利用できます。

                                                                  機械部品調達のAIプラットフォーム|板金加工・切削加工の即時見積もり| meviy(メビー) | ミスミ
                                                                • コンコルドより速くてビジネスクラス程度の低価格で超音速を実現する旅客機「Boom」

                                                                  コンコルドの退役後、音速を超える高速で飛行する民間用旅客機不在の時代が続いており、コンコルドを復活させる計画も登場するなど、超音速旅客機を熱望する声が一部にはあります。そんな中、コンコルドを超える速度でビジネスクラス程度という圧倒的低価格を目指す超音速旅客機「Boom」計画が進行中です。 flying Boom http://boom.aero/ 世界中を飛び回るビジネスパーソンにとって移動にかかる時間は大きな問題で、もし、もっと高速に移動できればビジネスだけでなくプライベートに割ける時間が増えるため、まさに「時は金なり」という状況があります。しかし、ファーストクラスよりも高い料金設定で、数々の環境トラブルを抱えたコンコルドの失敗以来、超高速で飛行できる旅客機はなかなか誕生しづらい環境になっています。 そんな中、「朝、ニューヨークを発って午後にロンドンで会議をして、夜、ニューヨークの家に帰

                                                                    コンコルドより速くてビジネスクラス程度の低価格で超音速を実現する旅客機「Boom」
                                                                  • iPhoneを製造する中国の工場に潜入したアメリカの大学院生がその労働環境を赤裸々に告白

                                                                    AppleのiPhoneは大手EMSが中国に構える工場で生産されています。iPhone製造工場では、就労環境の悪さがたびたび問題になっており、そのたびにAppleは火消しに追われ、事態の改善を約束する、というのがお決まりの流れです。アメリカの大学院生が身分を隠して、中国にあるiPhoneの製造工場に潜入して期間工として働き、iPhone製造工場の実態を赤裸々に語っています。 中国 iPhone工場の内側 —— ニューヨーク大学の学生が見た「ネジをつける労働者たち」 | BUSINESS INSIDER JAPAN https://www.businessinsider.jp/post-1703 アメリカのニューヨーク大学大学院に通うDejian Zengさんは、2016年の夏にAppleからiPhoneの製造委託を受けるPegatronのChangShuo工場に潜入して期間工として働きまし

                                                                      iPhoneを製造する中国の工場に潜入したアメリカの大学院生がその労働環境を赤裸々に告白
                                                                    • パナソニックがハンコ製造に進出 その背景とは?

                                                                      白熱灯や蛍光灯で光を発するフィラメントに使う素材をパナソニックがハンコに作り替えた。LED(発光ダイオード)照明の普及が進み、フィラメントを使わなくなっているため、培ってきた素材の加工技術を応用する。長く使え、わずかな力でも押せるのが特長といい、年内にハンコメーカー向けに出荷する。 ハンコになるのはフィラメントに使う金属素材のタングステン。直径12、15、18ミリの3種類のハンコを用意した。金属製のハンコでは人気のチタンより硬く、3千度程度の熱にも耐えられ、火事でも溶けないという。重さは131~295グラムとずっしりとして押しやすい。3万~4万円するチタン製と同等かそれ以上の高級品となる見込みだ。

                                                                        パナソニックがハンコ製造に進出 その背景とは?
                                                                      • 減らすべき在庫、生かすべき在庫の区別 — 在庫管理論を再考する(3) | タイム・コンサルタントの日誌から

                                                                        昨年末、拙著『BOM/部品表入門 (図解でわかる生産の実務)』が増刷になった。初版が2005年1月だから、ありがたいことに10年間、現役で売れ続けていることになる。累計部数も1万部近い。多くの人に手にとっていただけたということは、それだけ部品表の問題に悩む人も多いことを示しているのだろう。 この本は帯の部分に「マテリアル・マネジメント改革の基本技術」とサブ・タイトル風に銘打っている。BOMはマテリアル・マスタ(品目マスタ、部品マスタなどとも呼ばれる)とともに、製造業におけるDNAにも似た役割を持っており、モノの供給・流れ・消費を司っているからである。 ところで、わたしは勤め人なので、本を書くには土日か夜の時間しかつかえない。したがって、1冊の本を書くのに丸1年はかかる。そして1年もあると、執筆してているうちに、本の主旨が最初の意図から変わっていってしまうことがある。本書を書いたときが、まさ

                                                                          減らすべき在庫、生かすべき在庫の区別 — 在庫管理論を再考する(3) | タイム・コンサルタントの日誌から
                                                                        • 日本で半導体産業が育たなくなったのはトヨタのせいだ

                                                                          日本の半導体メーカーが衰退した理由は?自動車メーカーにも原因あり これまでは半導体メーカーを買い叩いてきたが、今後は育てていく発想が必要 次世代産業の発展に半導体は不可欠。筆者のトヨタ批判の「真意」は? 1月17日に開会した通常国会で経済安全保障推進法案が審議される。その中での重要テーマの一つが、サプライチェーンの強靭化である。半導体や医薬品などの重要物資を安定的に確保するために国内生産基盤の強化などを推進する政策について議論されるだろう。 本稿ではそれに関連して、日本の半導体メーカーがなぜ衰退したのかを論じたい。その前に経済安全保障とは何か、簡潔におさらいしておこう。経済安保とは、主に「戦略的自律性」と「戦略的不可欠性」という2つの要素で構築される。

                                                                            日本で半導体産業が育たなくなったのはトヨタのせいだ
                                                                          • 土屋鞄のランドセル — 背中に、心に、優しい記憶を。

                                                                            Sorry, the content of this store can't be seen by a younger audience. Come back when you're older.

                                                                              土屋鞄のランドセル — 背中に、心に、優しい記憶を。
                                                                            • TOTOが推進する、経営改革と同期したICTイノベーション戦略とは | SAPジャパン ブログ

                                                                              コンテンツへスキップ > Features 従業員エクスペリエンスを向上する”ダイナミックチーム” 後編 ※本記事は2023年6月にリリースしたブログを新プ... フィーチャー by Naofumi Sasami 3月 18, 2024 フィーチャー by Karin Fent 3月 18, 2024 フィーチャー by Naofumi Sasami 3月 18, 2024 フィーチャー by Naofumi Sasami 3月 15, 2024 フィーチャー by Naofumi Sasami 3月 15, 2024 フィーチャー by Irfan Khan 3月 14, 2024 フィーチャー by Miya Morinaka 3月 13, 2024 ← 古い投稿 読み込むアイテムがありません 読み込むアイテムがありません + さらに表示

                                                                              • Pushで計画し、Pullで調整する | タイム・コンサルタントの日誌から

                                                                                わたしが以前から所属している「生産革新フォーラム」(Manufacturing Innovation Forum、通称「MIF研」)は、中小企業診断士を中心とした生産系コンサルタントの集まりである。毎年2回、工場見学を実施することをモットーとしており、昨年夏には慶応大学管理工学科の学生さんたちと合同見学会を実施したりした。製造現場をほとんど全く知らない学生と、それなりに経験を積んだ診断士では当然、同じ工場を見ても目をつけるポイントが違う。しかし学生さんにも素人ならではの意表を突く着眼点があり、交流してみるとなかなか楽しい。 そのMIF研で、もうけっこう前になるが、九州までの工場見学旅行があった。二日がかりでトヨタと日産の工場を一日ずつ回って見学し比較する、という興味深い企画で、わたしも行きたかったのだが、諸事情で参加できなかった。ただ、行ってきた仲間の報告が、とても面白い。トヨタと日産の生

                                                                                  Pushで計画し、Pullで調整する | タイム・コンサルタントの日誌から
                                                                                • 手のひらサイズ・最軽量のガスタービン発電機 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

                                                                                  2015年までの製品化を目指す。装置全体の価格は200万円程度の見込み。プロパンガスや灯油、軽油を燃料とし、ボタンひとつで簡単に起動して連続3時間運転できる。災害時の非常用電源や、二足歩行ロボットの電源としての利用を見込んでいる。 発電機は、直径8センチ、長さ12センチで、重さは1・2キロ・グラム。同社が得意とする航空機のジェットエンジンなどの技術を応用した。最大出力は400ワット。排気が少なく発電時の音も小さいため、室内での利用も可能だという。現在、燃料タンクや冷却器などが一体となった起動装置の改良を進めており、総重量を13キロ・グラムから5キロ・グラムまで軽量化して発売する。