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誤用に関するエントリは44件あります。 言葉日本語ことば などが関連タグです。 人気エントリには 『進化論誤用は「分かりやすくするため」 批判に自民見解:朝日新聞デジタル』などがあります。
  • 進化論誤用は「分かりやすくするため」 批判に自民見解:朝日新聞デジタル

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      進化論誤用は「分かりやすくするため」 批判に自民見解:朝日新聞デジタル
    • NHKまで「一番」を「1番」と書くようになってしまった

      副詞としての「一番」は熟語である。「ビールが一番好き」「こういう日はビールが一番」などには、漢数字を使うべきだ。 助数詞として「番」が添えられる場合、たとえばバッターの打順などであれば算用数字の「1番」でかまわない。 このふたつの簡単な見分け方は、数字の部分を他の数に置き換えても意味が通るかどうか。 たとえば、「ビールが2番好き」と言うことはない。 数字を含む熟語に算用数字を混ぜる誤用が近年増えている。というか、テレビにテロップが多用されるようになった頃から多い。 中でも「1番」は誤用の目立つ言葉の筆頭だったのだが、とうとうNHKまでこの誤用を平気で電波に乗せるようになってしまった。同じ日の同じニュース番組内で「第3者」という誤用もやらかしていたので、この日のテロップ係がかなり意識低い系だったものと思われる。「第三者」も「二人称」などと同じくそれじたいがひとつの熟語であるので、算用数字を使

        NHKまで「一番」を「1番」と書くようになってしまった
      • 日本語の乱れの話|astral

        日本語の乱れって言うと「言葉は変化する」みたいな事を言う人が結構いるっぽいんですが、改良されていったり、簡略化されていったりするのとは別で、単純な間違いによる変化は「乱れ」だと思うんですよね。 例えば、秋葉原(あきはばら)は昔は秋葉原(あきばはら)と呼んでたんだけど、江戸っ子が言いづらくていつの間にか今のように呼ばれるようになった、みたいな話だと、(真偽はここでは置いといて)それは時代によって言いやすいように変化したんだなってのは分かる。 でも、エレベーターの事をエスカレーターって言うのは純粋に間違いだし、それを言う人がどれだけいてもそれは言葉の変化じゃなくて、知識が足りない人が増えたなぁってだけの話になってしまう。 で、最近気になっている間違いが 1.ネット上にはフリガナがないから読み書きを間違えている 2.音だけで知った言葉だから、聞き間違えている の2パターン。 ちょっと例を挙げてみ

          日本語の乱れの話|astral
        • 3大イラッとする誤字

          ワクチン摂取 永遠と あと1つ何?

            3大イラッとする誤字
          • 「ダーウィンの進化論」に関して流布する言説についての声明 https://www.hbesj.org/wp/wp-content/uploads/2020/06/HBES-J_announcement_20200627.pdf

            • サンフランシスコが酷い有様…住民投票で可決した法案で$950(日本円で約10万)以下の窃盗が微罪扱いになってる関係で窃盗天国に

              🇺🇸 🇯🇵Blah @yousayblah 白昼堂々の窃盗、誰も止めることはできないサンフランシスコの日常。 2014年に住民投票で可決された法案により、暴力性の無い$950以下の窃盗は軽罪に。万一逮捕されても即釈放が多く、店側も店員に介入しないよう通達している為、窃盗犯の天国。企業の閉店、撤退も相次ぐ。 pic.twitter.com/LFHPHwPVG9 2021-06-15 09:35:42

                サンフランシスコが酷い有様…住民投票で可決した法案で$950(日本円で約10万)以下の窃盗が微罪扱いになってる関係で窃盗天国に
              • 上司殺害しようと…25tトラックで事務所に突っ込む

                19日夜、大阪府河南町の運送会社に25トントラックで突っ込み、上司の男性を殺害しようとしたとして、従業員の男が現行犯逮捕されました。 緑川光彦容疑者(45)は午後9時ごろ、自身が勤める運送会社の事務所に25トントラックを運転してバックで複数回、突っ込み、中にいた上司の男性(65)を殺害しようとした疑いが持たれています。 近くに住む人:「2回ほど、大きな音が鳴った。運転席が開いてて、男の人が2人、引っ張るみたいな感じで、もめてはった」 上司は、トラックの突入では無傷でしたが、降りてきた緑川容疑者ともみ合いになり、頬を打ったということです。 当時、上司以外に事務所内に人はいませんでした。 警察の調べに対し、緑川容疑者は「会社のトラックを使って2回、突っ込んで殺そうとした」と、容疑を認めているということです。 警察が動機などを調べています。

                  上司殺害しようと…25tトラックで事務所に突っ込む
                • 「変異種」の誤用やめて 日本感染症学会、新型コロナ「変異株」の報道めぐり報道機関に呼びかけ

                  日本感染症学会は、英国で出現した新型コロナウイルスの「変異株」をめぐる報道において、一部報道機関で「変異種」との誤用が見られると指摘。報道機関に向けて正しく表記するよう呼びかけています。 声明文 同学会の説明は、生物に突然変異が発生して遺伝情報が一部変化した際に、新しい性質を持った子孫ができた場合に、この子孫のことを変異“株”と呼称。変異株は、一部の性質が変化しているが、もともとの生物の種類は変化していないと述べています。 今回の変異株についても、感染力が強くなったという性質の変化はあるものの、元のウイルスの基本的特性はほとんど引き継がれており、依然として「新型コロナウイルス」のままなので、変異“株”と呼称すべきとしています。 「誤った知識は、些細なものであってもしばしば誤解を生じ、差別や偏見につながっていくものもあります。ましてや科学的専門用語については、たとえ1文字の違いであっても、大

                    「変異種」の誤用やめて 日本感染症学会、新型コロナ「変異株」の報道めぐり報道機関に呼びかけ
                  • ある研修医が見た就職氷河期の記憶 - シロクマの屑籠

                    芽吹いてきた新緑を眺めていて、ふと、昔話がしたくなった。 別に珍しい話ではない。 一人の研修医から見た、就職氷河期当時の思い出話についてだ。 1. 私が研修医になる前から、それは始まりかけていた。私は医学部にこもりっきりなのが性に合わなくて、他学部の学生がたむろしている場所に好んで出入りしていた。そこで出会った他学部の先輩たちが「就職活動が大変だよ」と言っているのを耳にしたりもしていた。とはいえ1994年度、1995年度に卒業した他学部の先輩がたの就職先はなかなかのものだった。ゲームと登山に熱狂して留年しまくっていた先輩が、大手自動車メーカーに入社できた話を聞いた時はびっくりした。あのゲームばかりやって山ばかり登っている先輩ですら大手自動車メーカーに入社できる。そういう希望があった。 1996年。1997年。 この頃から様子がおかしくなってきた。私と同学年に相当する彼らは就職活動に苦戦して

                      ある研修医が見た就職氷河期の記憶 - シロクマの屑籠
                    • 付箋の回収が上手い

                      物語の「伏線」を回収することを、「付箋を回収」って言ってる人めちゃ多すぎて、単なる誤字なのか、そういうネット用語なのか

                        付箋の回収が上手い
                      • 誤用される言葉・誤用が定着した日本語一覧【例・意味の変化・割合】

                        「カグラバチ」などの漫画の考察・強さ議論、怖い話のまとめ、ライフハック、言葉の誤用など、様々なジャンルの記事を載せています。

                          誤用される言葉・誤用が定着した日本語一覧【例・意味の変化・割合】
                        • うさお on Twitter: "「誤用」という言葉を使う人は言葉に対して半可通。自分が知らないってだけで実はちゃんとその言葉は古くから流通しており誤解なくやりとりできるのに、「誤用」と決めつける人がそのコミュニケーションをぶっ殺している罪深い言葉の殺人者。 青… https://t.co/rtBjQGdvjL"

                          「誤用」という言葉を使う人は言葉に対して半可通。自分が知らないってだけで実はちゃんとその言葉は古くから流通しており誤解なくやりとりできるのに、「誤用」と決めつける人がそのコミュニケーションをぶっ殺している罪深い言葉の殺人者。 青… https://t.co/rtBjQGdvjL

                            うさお on Twitter: "「誤用」という言葉を使う人は言葉に対して半可通。自分が知らないってだけで実はちゃんとその言葉は古くから流通しており誤解なくやりとりできるのに、「誤用」と決めつける人がそのコミュニケーションをぶっ殺している罪深い言葉の殺人者。 青… https://t.co/rtBjQGdvjL"
                          • 中抜きはピンハネという意味ではない【違いや誤用を解説】

                            「中抜き(なかぬき)」の本来の意味は「中間業者を抜かして直接取引をする」ですから、「中間業者がピンハネする。上前をはねる」という意味で使うのは誤用です。 つまり、ピンハネをするの真逆の意味なのです。「中間業者が抜く(上前をはねる。ピンハネする)」ではなく、「中間業者を抜く(なくす)」と覚えましょう。 しかし最近は、旅行代理店・卸売業者・派遣会社などの中間業者を、誤った意味で「中抜き業者」「中抜き企業」と呼ぶ人が増えてきています。一方「中抜き現象」は、○の意味「中間を抜かして直接取引をする」で使われています。 「中抜き」を使う側と聞く・読む側のどちらかが誤った認識だと、真逆の意味で伝わってしまいます。 そうした誤解を避けるためには、前後の言葉をしっかり選ぶか、類義語に言い換えるようにしましょう。 「誤用とされている使い方は昔からあった」という指摘もある 「中抜き」は「中間業者を飛ばす」が本来

                              中抜きはピンハネという意味ではない【違いや誤用を解説】
                            • 東京大学「就職先企業・団体」ランキング2021!【全20位・完全版】

                              経営戦略から人事、採用、スタートアップ、教育まで、幅広い分野で注目のテーマを掘り下げ、企画化。ダイヤモンド社のブランドづくりを編集面で担っている。 親と子のための大学研究2023 就活生の親世代が就職活動をしていた時代から約30年、大学生の就活環境は様変わりした。特に顕著なのが、大学と業界・企業の関係だ。従来は、「この大学はあの業界・企業に強い」という目安のようなものがあり、それが学生の業界・企業選びの方針に少なからず影響を与えてきた。しかし、今やそうしたトレンドは様変わりしている。時代の変化を理解していないと、親は息子・娘に適切なアドバイスができないだろう。本連載では、学生が就職した企業・団体の傾向を出身大学ごとに分析し、2023年の今求められる業界・企業選びの基礎知識をお伝えする。 バックナンバー一覧 コロナ禍の最中に行われた就活で、主要大学の学生はどのような企業・団体を選んだのだろう

                                東京大学「就職先企業・団体」ランキング2021!【全20位・完全版】
                              • 「破天荒」の誤用『型破り・大胆という意味ではない』

                                「カグラバチ」などの漫画の考察・強さ議論、怖い話のまとめ、ライフハック、言葉の誤用など、様々なジャンルの記事を載せています。

                                  「破天荒」の誤用『型破り・大胆という意味ではない』
                                • 「檄を飛ばす」の誤用『激励する』という意味ではない

                                  「檄を飛ばす」の正しい意味 ○ 自分の主張を人々に伝えて同意を求めること。また、そうすることで決起を促すこと。 「檄を飛ばす」の正しい意味は「自分の主張を人々に伝えて同意を求める。また、そうすることで決起を促す」ですから、「激励する」という意味で使うのは誤用です。 「檄を飛ばす」の「檄」は、「激励」の「激」とは別の字なので混同しないようにして下さい。 平成29年度に文化庁が実施した世論調査では、正しい意味を選んだ人が22.1%、誤った意味を答えた人が67.4%でした。 現状は誤用する人の方が多数派なので、場合によっては類語に置き換えようにしましょう。 「檄を飛ばす」の使い方・例文 「檄を飛ばす」は、2つの条件「自分の考えや主張を広く伝える」「そうすることで同意を求めたり決起を促したりする」に当てはまる場合に用います。 例文 ■部活の顧問は初めて行ったミーティングの際、指導方針が伝わるように

                                  • 「天地神明に誓って」の誤用・意味 『天地天命に誓って』ではない

                                    □ 意味…全ての神々に誓って。天地の神々に誓って。 本来の言い方が「天地神明(てんちしんめい)」なので、「天地天命(てんちてんめい)」という使い方は誤用です。 「天地天命に誓う」は意味をなさない言葉です。それに「神明」を「神命」と誤って書かないように注意しましょう。 「天地神明」の意味は、「全ての神々。天と地の神々」です。 この語は弁明や釈明をする際に、「全ての神々に誓っているので、自分の言っている事に嘘偽りはない」というような意味合いで使われます。 「天地神明に誓って」の形の他には、「天地神明にかけて」の形でも使われます。 また、文化庁が実施した国語に関する世論調査(平成30)年度では、正しい言い方を選んだ人の割合が32.1%、誤った言い方を選んだ人の割合が53.7%でした。誤答率が全ての年代で50%を超えており、正答率は16~19歳が目立って低く13.6%しかありませんでした(20代・

                                    • 「古式ゆかしく」の誤用・意味 『古式豊かに』ではない?

                                      □ 意味…伝統的なやり方にのっとった様子で。 伝統的な言い方が「古式ゆかしく(こしきゆかしく)」で、「古式豊かに(こしきゆたかに)」という使い方は誤用とされています しかし、一部の辞書(新明解国語辞典・第7版など)では「古式豊かに」の用例を許容しているので、今後正しい言い方として認められるようになるかもしれません。 また、「古式床しく」の「床」は当て字です。 文化庁が行った世論調査(平成22年度)で「古くからのやり方にのっとった様子で」を表す言い方を質問したところ、「古式ゆかしく」という言い方を選んだ人の割合が67.3%、「古式豊かに」を選んだ人の割合が15.2%という結果がでました。 「古式ゆかしく」を使った例文

                                      • 「情けは人の為ならず」の誤用『人の為にならない』ではない

                                        「情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)」の正しい意味は「人に情けをかけておけば、やがて良い報いが自分に戻ってくる」ですから、「情けをかけるのは、かえって人の為にならない」という意味で使うのは誤用です。 「人の為ならず」は「人の為にならない」という意味ではなく、「人のためではない(=自分のため)」という意味です。「他人への親切は巡り巡って自分のためになる」と伝えたいときに用いて下さい。 平成22年度に文化庁が実施した世論調査では、本来の意味を答えた人が45.8%、間違った意味を答えた人が45.7%でした。 「情けは人の為ならず」の語源・由来 「施せし情けは人の為ならず 己がこころの慰めと知れ」 「我人にかけし恵みは忘れども ひとの恩をばながく忘るな」 出典…[新訳]一日一言: 「武士道」を貫いて生きるための366の格言集 この言葉は、旧五千円札の肖像にもなった新渡戸稲造(にとべいな

                                        • 有名な言い方の誤用40【定着した言葉・文化庁が調査した日本語】

                                          □「愛嬌を振りまく」の意味…周囲に、好感の持てる態度・言動を取ること。 □「愛想を振りまく」はこれまで誤用とされてきましたが、最近では複数の辞書に正しい使い方として記載されています。ただし、まだ誤用扱いされる場合も多いので、試験や公の場では使用に注意してください。 □○を選んだ割合49.1%、△を選んだ割合42.7%【平成27年度調査】 青田買い

                                          • 「なし崩し」の誤用『なかった事にする』ではない

                                            「なし崩し」の正しい意味 ○ 1.借金を少しずつ返済していくこと。 ○ 2.物事を少しずつ済ませてゆくこと。 「なし崩し」の正しい意味は、「借金を少しずつ返済していくこと」「物事を少しずつ片付けて行くこと」です。 「なし崩し」を「なかったことにすること」という意味で使うのは誤用なので注意しましょう。 「なし崩し」は「済し崩し」とも書きます。 「なし崩し」を「うやむやにする」「曖昧にする」という意味で使うのは誤用と主張する人もいますが、『デジタル大辞泉』などの辞書は意味を「物事を少しずつ変化させ、うやむやにしてしまうこと」と記載しています。また、『三省堂国語辞典』は、誤用とされていた「ずるずると時間をかけてだめにすること」という意味を記載しており、辞書によって意味の捉え方に違いがあります。 「なし崩し」を使った例文 正しい意味「借金を少しずつ返済していくこと」の例文

                                            • 「にやける」の誤用『にやにやする』という意味ではない

                                              「にやける」の本来の意味は「男性が女性のように、なよなよとした色っぽい態度を取る」で、「薄笑いをする。にやにやする」という意味で使うのは誤用です。 「にやにや(声を出さずに、意味あり気に薄笑いをするの意)」や、「にやつく(にやにやするの意)」と語感が似ていますが、意味が全く違うので注意しましょう。 また、「にやにや」は女性にも使える言葉ですが、「にやける」は男性のみを対象にした言葉ですから女性には使えません。 「にやける」を使った例文 正しい意味「男性が女性のように、なよなよとした色っぽい態度を取る」の例文

                                              • 「伝家の宝刀」の意味・誤用『天下の宝刀』ではない

                                                □ 意味…家宝として代々伝わる名刀。いざという時以外に使用しないもの。奥の手。 正しい言い方は「伝家の宝刀(でんかのほうとう)」であり、「天下の宝刀(てんかのほうとう)」という使い方は誤用とされています。 元々は「家宝として代々伝わる名刀」という意味の言葉でした。そうした名刀は肝心な場面や危機的状況下でしか使われないことから、「いざという時以外に使用しない奥の手」という意味を持つようになりました。「最も優れている」という意味の「天下」と混用しないようにしましょう。また、「家伝(かでん)の宝刀」も「伝家の宝刀」と同じ意味の言葉です。 平成24年度に文化庁が実施した世論調査では、「伝家の宝刀」という本来の言い方を選んだ人が54.6%、「天下の宝刀(てんかのほうとう)」を選んだ人が31.7%という結果がでました。 「伝家の宝刀」の使い方・例文 「伝家の宝刀」は、めったに使われない奥の手のことです

                                                • 「確信犯」の誤用『悪事と分かりながら行う行為』ではない

                                                  「確信犯」の正しい意味 ○ 政治的・思想的・宗教的等の信念に基づいて行われる犯罪。また、その犯人。政治犯。思想犯。 「確信犯(かくしんはん)」の本来の意味は「政治的・思想的・宗教的等の信念に基づいて行われる犯罪。また、その犯人。政治犯。思想犯」です。この言葉は、「法に触れることを知りつつも、信念に基づいて正しいと確信してなされた犯罪や、その犯人」に対して使われます。 ですから、「悪事だと分かった上で行われる行為。また、その行為者」という意味で使うのは誤用です。信念のない犯罪や、犯罪ではない行為には使えません。×の意味に当たる言葉は「故意犯(こいはん)」です。 「確信犯(かくしんはん)」は法律用語ですが、この言葉が一般に浸透するにつれ「故意犯」の意味で誤用されるようになりました。 最近では誤用する人の方が多数派になったため、×の意味を載せる辞書が徐々に増えてきています。 また、文化庁が平成1

                                                  • 「足をすくわれる」の誤用『足下をすくわれる』ではない?

                                                    □ 「足をすくわれる」の意味…隙をつかれて、失敗・敗北に導かれる。 本来の言い方とされる「足をすくわれる」は多くの辞書に記載されていますが、誤った言い方とされる「足元をすくわれる」は一部の辞書にしか記載されていません。 「掬う(すくう)」の意味は、「下から持ち上げるようにして払う」です。誤用であると主張する人たちは、「『足下』は足の周辺のことなので、地面や空間をすくうことはできない」という理屈を根拠にしています。 しかし三省堂国語辞典の編集委員の飯間浩明さんは、「『足下』には足先・足の下部という意味があるため、『足下をすくう』ことは可能」との見解を示しています。1947年には戯曲「廃墟(三好十郎)」で「足下をすくう」が使われており、「足をすくう」が使われ始めたのも同時期です。 三省堂国語辞典などの一部の辞書には「足下をすくう」が載っているので、今後他の辞書にも記載されるようになるかもしれま

                                                    • 「食指が動く」の誤用 『食指をそそられる』ではない

                                                      □ 意味…食欲が起こること。欲望や興味が起こること。 本来の言い方が「食指が動く(しょくしがうごく)」で、「食指がそそられる(しょくしがそそられる)」という使い方は誤用とされています。 食指とは人さし指のことなので、「食指(人さし指)がそそらえる」「食指(人さし指)が伸びる」「食指(人さし指)が起こる」という言い方は誤りです。「触手を伸ばす(欲しいものを得ようと徐々に働きかけるの意)」との混同にも注意しましょう。 平成23年度に文化庁が実施した世論調査では、「食指が動く」という本来の言い方を選んだ人が38.1%、「食欲をそそられる」を選んだ人が31.4%という結果がでました。 「食指が動く」の由来・語源 「食指が動く」の由来は、中国の魯の歴史を記した『春秋』の注釈書『春秋左伝(しゅんじゅうさしでん)』にあります。 それは、鄭(てい)という国の子公・公子宋(こうしそう)が君主に会いに行く道中

                                                      • 「寸暇を惜しんで」の誤用『寸暇を惜しまず』ではない

                                                        □ 意味…わずかな暇も無駄にしないさま。 「寸暇を惜しんで(すんかをおしんで)」が正しい言い方で、「寸暇を惜しまず(すんかをおしまず)」という言い方は誤りとされています。 寸暇の意味は「わずかな暇」で、惜しむの意味は「大切に思う」です。ですから「寸暇を惜しまず~する」と伝えてしまうと、「わずかな暇を大切に思わない=時間を無駄に使う」と意思表示することになってしまうので注意してください。 「惜しむ」は他にも「出し惜しむ」という意味を持ち、その意味で使われている「骨身を惜しまず」や「努力を惜しまず」との混交から誤用が広がったと考えられています。 文化庁が毎年行っている世論調査(平成22年度)によると、本来の言い方である「寸暇を惜しんで」と答えた人の割合が28.1%、誤った言い方である「寸暇を惜しまず」と答えた人の割合が57.2%となりました。 「寸暇を惜しんで」の例文

                                                        • 「敷居が高い」の誤用『達成するのが困難』ではない

                                                          「不義理なことがあって、相手の家に行き難くなる」が「敷居が高い(しきいがたかい)」の本来の意味で、「高級過ぎたり格が高かったりして入りにくい。近寄りにくい」「達成するのが困難。気軽に挑戦できない」という意味で使うのは、長らく誤用だとされてきました。 しかし近年、『三省堂国語辞典 第7版』には「近寄りにくい」、『広辞苑 第七版』には「高級だったり格が高かったり思えて、その家・お店に入りにくい」という意味が記載されました。ですから完全に誤用扱いはできなくなりましたが、まだ一部の辞書に載っただけですので誤用扱いする人も多くいます。相手によっては言い換え表現を使った方がいい場面もあるでしょう。 また、単に「達成するのが困難。気軽に挑戦できない」という×の意味で使われ始めたのは1980年以降で、この意味を載せているのは『三省堂国語辞典 第7版』だけです。戦前から使われていた「高級だったり格が高かった

                                                          • 「奇特」の誤用『奇妙。風変わり』という意味ではない

                                                            「奇特」の正しい意味 ○ 1.行いや心がけが感心なさま。殊勝。 ○ 2.非常に珍しいさま。非常に不思議なさま。 ○ 3.神仏などが持つ不思議な力。 「奇特(きとく)」は「行いや心がけが感心なさま。殊勝」という意味の言葉です。他にも2つの意味がありますが、○2と○3の意味ではほとんど使われなくなりました。 「奇特」を「奇妙」「風変わり」という意味で使うのは誤用です。○2の意味「不思議なさま。珍しいさま」と混同しないように注意してください。 「奇特は誉め言葉なので、揶揄するような意味では使わない」と覚えれば誤用せずに済むでしょう。 また、「奇特」は古くから「きどく」と読まれてきました。ですが現在では、「きとく」と読むのが一般的です。 「奇特」を使った例文

                                                            • 「枯れ木も山の賑わい」の誤用『賑やかになる』ではない

                                                              「枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)」の本来の意味は「つまらないものでも無いよりまし」なので、「人を多く集めれば賑やかになる」という意味で使うのは誤用です。 枯れ木は「つまらないもの」、山は「その場所」の事です。この語は、「枯れ木のようなつまらないものでも殺風景な山に趣を添えることができ、ないよりもあった方がその場が賑やかになる」という状況を上記の意味に例えています。 「枯れ木も山の賑わい」は、参加を求められた側・招待された側が自らや身内を「つまらないもの」と謙遜して使う語です。参加を求めた側・招待をした側が使うと「つまらないもの(相手)でもないよりもまし」と認識している事になるので、非常に失礼な誘いとなってしまいます。特に、目上の人やお年寄りには用いないように注意しましょう。 文化庁が平成26年度に実施した「国語に関する世論調査」では正しい意味を答えた人が37.6%、間違った意

                                                              • まちがっていると指摘されがちな表現「させていただく」の納得できる使い方の例が挙げられる

                                                                リンク J-CAST ニュース 「させていただく」は間違った表現? 「過剰敬語」指摘に注目も...辞典編纂者の見解は 「させていただく」という敬語は誤りなのか――。元読売テレビアナウンサーの辛坊治郎さん(66)のラジオ番組での指摘をきっかけに、そんな話題がSNSで注目を集めている。J-CASTニュースは、国語辞典編纂者の飯間浩明氏に意見を求めた。「過剰敬語になっちゃうので」指摘も...2023年3月8日放送の「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(ニッポン放送)に出演した辛坊さん。通常、同番組にはアシスタントの増山 437 users 161 迷子のトム @rs11100 『会場を変更します』を謙譲語で言いたい場合どうするか。『会場をご変更します』は変ですね。そこで『会場を変更させていただきます』が登場します。 つまり、『させていただきます』は、『お(ご)~します』がカバーできない動詞をカバ

                                                                  まちがっていると指摘されがちな表現「させていただく」の納得できる使い方の例が挙げられる
                                                                • 「天地無用」の誤用『上下を気にしなくていい』ではない

                                                                  「天地無用(てんちむよう)」の正しい意味は「上下を逆さまにしてはいけない」ですから、「上下を気にしないでいい」という意味で用いるのは誤っています。 「天地」の意味は「荷物の上下」、「無用」は「してはいけない」という意味です。「無用」に「してはいけない」という意味があることを知らない人が増えたのが、誤用が広がった理由の一つと考えられます。 「無用」には他にも「いらない」「用がない」などの意味があります。この事から「上下の心配はいらない」「上下に用がない=上下は関係ない」などと誤った解釈をする人が増えたのかもしれません。 また、「天地無用」は元々運送業などで使われていた業界用語のようで、配達物の梱包の外側などに書かれていました。昔は、「天地入替無用」「天地を逆さにすること無用」などと書かれ、「入替」「逆さにすること」などの言葉が併せて使われていました。しかし、現在はそういった言葉が省略されてし

                                                                  • 「白羽の矢が立つ」の誤用『白羽の矢が当たる』

                                                                    □ 意味…大勢の中から犠牲者として選ばれる。また、大勢の中から特に選ばれる。 本来の言い方が「白羽の矢が立つ(しらはのやがたつ)」で、「白羽の矢が当たる(しらはのやがあたる)」という使い方は誤用とされています。 現代では「大勢の中から犠牲者として選ばれる」という悪い意味で使われることは少なく、「大勢の中から特に選ばれる」という良い意味で使われることの方が多いです。 平成29年度に文化庁が実施した世論調査では、「白羽の矢が立つ」という本来の言い方を選んだ人が75.5%、「白羽の矢が当たる」を選んだ人が15.1%という結果がでました。 「白羽の矢が立つ」の由来、昔は悪い意味の言葉だった 日本各地には、「神への生け贄に選ばれた少女の家の屋根に、白い羽のついた矢が立てられた」という古い伝承が残っています。 このことから「白羽の矢が立つ」は、「大勢の中から犠牲者として選ばれる」という悪い意味で使われ

                                                                    • 「雪辱を果たす」の誤用『雪辱を晴らす』ではない

                                                                      □ 意味…恥を仕返すことで除き去ること。多くは、競技などで以前負けたことがある相手を破って、名誉の回復をなしとげる場合に使われる。 本来の言い方は「雪辱を果たす(せつじょくをはたす)」であり、「雪辱を晴らす(せつじょくをはらす)」という使い方は誤用とされています。 「雪辱」の意味は「恥を除き去る」ですから、これに「不快感などを取り除く」という意味の「晴らす」を付け足すと重複表現になってしまいます。 「雪辱」には、「成し遂げる」という意味の「果たす」を付けてください。 また、「晴らす」が付く正しい意味の慣用句は、「屈辱を晴らす」「恨みを晴らす」「疑いを晴らす」です。「雪辱を果たす」と混同しないようにしましょう。 令和元年に文化庁が実施した世論調査では、「雪辱を果たす」という本来の言い方を選んだ人が38.3%、「雪辱を晴らす」を選んだ人が50.5%という結果がでました。 「雪辱を果たす」の例文

                                                                      • 「すべからく」の誤用『全て。皆』という意味ではない

                                                                        須く(すべからく)の正しい意味は「当然の事として。是非とも」で、「全て。全部。皆」という意味で使うのは誤用です。 字面・読みが時代掛かった言葉なので、類義語を使った方が違和感のない文章になる場合も多々あります。 「須く(すべからく)」の使い方 使用頻度の低い語で、語尾には「べき」「べし」を付ける 「須く」は、「何かをすべき」「何かをしなければならない」「何かをする必要がある」といった文脈で用いられます。ただし、書き言葉として使われる事が多く、日常会話で使われることはあまりありません。 また、本来の用法は後に「~べき」「~べし」という言葉を伴いますが、それらの代わりに「~しなければならない」を伴って用いたり、「~べき」「~べし」「~しなければならない」を省略する人も増えてきています。 正用か誤用かが分かりにくい もう一つ注意しなければならないのは、正用か誤用かが分かりにくい場合です。 例えば

                                                                        • 「噴飯もの」の誤用『腹立たしい』という意味ではない

                                                                          「噴飯もの」の本来の意味は「あまりのおかしさに、思わず吹き出して笑ってしまう事柄」なので、「とても腹立たしいこと」という意味で使うのは誤用です。 噴飯は「あまりのおかしさに、思わず口の中の食べ物を吹き出して笑ってしまう」という意味の言葉ですから、「噴飯もの」はそのおかしい事柄に対して使います。 この語は、単に面白くて笑う場合と嘲笑する場合の両方に使えますが、後者の意味で使われる事の方が圧倒的に多いです。ですから面白くて笑うという意味で使っても、嘲笑していると誤解される可能性があります。相手や状況によっては、言葉を言い換えた方がいいでしょう。 また、文化庁が平成22年度に実施した「国語に関する世論調査」では本来の意味で答えた人が19.7%、間違った意味で答えた人が49.0%でした。正答した人の2倍以上の人が間違った意味を選んでおり、分からないと答えた人が27.4%もいました。 「噴飯もの」を

                                                                          • 「閲覧」の誤用『動画や作品を鑑賞する』という意味ではない

                                                                            「閲覧(えつらん)」の正しい意味は「書物・書類・ウェブページなどを調べながら読むこと」ですから、「動画や芸術作品を鑑賞すること」という意味で用いることはできません。 動画や芸術作品を単に楽しんでいる場合や単に見ている場合には「閲覧」を使いません。その場合は「観る・見る・視聴する・鑑賞する」などの言葉を使って下さい。 「閲覧」は、書物・書類・ウェブページなどを調べながら読む場合にだけ用いましょう。 「観覧(かんらん)」は「見物すること」と「書物を見て調べること」という意味を持っていますが、後者の意味で用いられることは殆どありません。 「観覧」は、主に催し物・名所・景色などを見て楽しむ場合に使います(動物園の観覧、大相撲の観覧、美術展の観覧、テレビ番組の観覧など)。 また、過激な動画であることを警告するために「閲覧注意」という使い方をするのも誤用です。 「閲覧注意」は「調べながら読めるもの」に

                                                                            • 「やおら」の誤用『急に。唐突に』という意味ではない

                                                                              「やおら」の本来の意味は「ゆっくりと事を行うさま」なので、「急に。唐突に」という意味では使えません。 「やおら」は副詞ですから後ろの用言に係り、「やおら歩き出す(ゆっくりと歩き出すの意)」というように使います。 誤用が広まったのは、「ゆっくり」と「急に」の両方に解釈できる場合が多いのが原因かもしれません。「やおら歩き出す」「やおら立ち上がる」と言われた時にこの語の意味を知らなければ、「急に歩き出す」「急に立ち上がる」と誤って解釈する人もいるでしょう。 「やにわに(突然に)」との混同も考えられます。 また、一部の地域では70年ほど前から誤った意味で使われていたようです。 平成29年度に文化庁が行った「国語に関する世論調査」では本来の意味を選んだ人が39.8%、間違った意味を選んだ人が30.9%という結果が出ています。 「やおら」の類義語 ◇徐に(おもむろに)…動きが落ち着いているさま。 ◇徐

                                                                              • 「妙齢」の誤用『中年女性』という意味ではない

                                                                                「妙齢(みょうれい)」の本来の意味は「若い年頃。特に、女性の若い年頃についていう」なので、「中年の女性。若いというには微妙な年齢」という意味で使うのは誤用です。 現代では男性に対して使われることは殆どなくなり、「妙齢の女性」「妙齢の婦人」「妙齢の美人」の形で20代前半までの女性によく使われます。 「妙」の字には「若い」という意味がありますが、「微妙」にも使われているため「微妙な年齢の意」と誤解する人が増えたのかもしれません。「奇妙」「巧妙」「絶妙」「珍妙」など、他の「妙」を含んだ熟語から「若い」という意味を類推することも無理でしょうね。 「婦人」と一緒に使われる事も多く、「婦人」と「夫人」を勘違いして「中年の女性」というイメージが付いたとも考えられます。 ただ、時代によって「若い年頃」の認識は違いますし、昔よりも上がっています。高齢者・中年・若者のそれぞれで、「若い年頃」が異なっているかも

                                                                                • 「老害」の誤用『時代遅れな高齢者』という意味ではない

                                                                                  「老害(ろうがい)」の本来の意味は「組織の指導的立場を高齢者が占め、若返りが行われない状態」ですから、「傲慢・横暴・時代遅れな高齢者。また、そういう高齢者がもたらす害」という意味ではないのです。 この語は「集団・組織の中心人物の若返りが行われていない状態」を意味し、  高齢者を直接批判するような意味は含まれていません。 ですが現在のネット上では、誤った意味で使われる事が殆どですね。「老害」という言葉は40年ほど前には存在していて、20年ほど前に一気に使う人が増えました。比較的新しく出来た言葉なので、意味が変化しやすい時期であると考えられます。今後「傲慢・横暴・時代遅れな高齢者。また、そういう高齢者がもたらす害」の語義を加える辞書が出てくるかもしれません。 「老害」を使った例文

                                                                                  新着記事