東日本大震災から7年がたとうとしている。だが、福島県・浜通りにおける医師不足は深刻なままだ。私が勤務した南相馬市の人口10万人当たりの医師数は169人と、全国平均の249人を大きく下回る。私自身、昨年秋に内科の常勤医がいなくなった同じ市内の病院に出向した。多い日は100人もの患者さんの外来診察をしたり、非常勤医師が週1度やってくる診療科の外来日に大勢の患者さんが待合スペースを埋める様子を見たりしたが、この地域が医師不足であることを痛感した。 地方の医師不足は、浜通りに限った話ではない。全国の地方の医師不足は深刻化して久しい。都市部への医師偏在を解決するため、国や都道府県が主導して多くの医学部に「地域枠」を設置した。地域枠とは、医学部入学と引き換えに、医師になったらへき地医療に従事することを誓約する仕組みだ。多くの場合、月20万~30万円の奨学金を得る一方、医師になったら9年間、当該自治体で
毎日小学生新聞は、読者の子どもたちが「政党」を知るのに役立ててもらおうと、総務省届け出の8政党にアンケートを実施した。読者のほとんどが、国の政治の仕組みを学校で習っていない。政党とは何かも分からない世代の関心を高めるため、「あなたの政党をすしネタにたとえると? 動物にたとえると?」と尋ねたところ、「たまご」「あなご」「ゾウ」「ロバ」などの回答が返ってきた。 アンケートでは、国の借金や憲法改正、原発など争点となっている政策について尋ねたほか、「子どもにアピールしたい政策は?」なども聞いた(回答は17、18日付<一部地域は18、19日付>毎日小学生新聞に掲載)。
厚労省が分析結果をまとめる 厚生労働省は世界各国の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)を比較し、日本はワースト6位だとする分析結果をまとめた。先進国の最悪レベルで、特に女性は同3位と高い。今月下旬に閣議決定される「自殺対策白書」で公表される。 自殺死亡率は統計の信頼性や更新頻度が国によって異なるため単純な比較が難しく、世界保健機関(WHO)が2014年に初めてまとめた「世界自殺リポート」でも順位付けはしていない。厚労省はWHOのデータベースを使い、13年以降の人口と自殺者数が把握できている中から上位国を抽出した。 日本の14年の自殺死亡率は19.5で、アジアでは世界ワースト2位の韓国の次に高い。男性(27.7)は同12位、女性(11.7)は韓国、スリナムに続き同3位。主要8カ国(11~14年)との比較では、ロシアの21.8に次いで高かった。
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