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よみものに関するrikoのブックマーク (2)

  • 35歳の誕生日を男に忘れられたので1人で銀座に寿司を食べに行った話|蟹江千夜子

    情けない話である。 別に35歳で結婚してないということや、好きな男に誕生日を忘れられたということが情けないんじゃない。 35歳にもなって男に誕生日を忘れられたことが悲しくて悔しくて意外とダメージをくらっちゃってる自分の幼きメンタルが情けないのである。 だって去年はあんなに楽しく祝ってくれたやん?日付が変わる30分前にプレゼント持って駆けつけてくれたやん?なんならつい最近あなたの誕生日を一緒に祝ったやん?なんで忘れる?なぁ、なんで忘れる?? この男は恋人なんかではない。「男」である。察しろ。察してくれ。そこらへんだけはいかにも35歳なりの荒んだ恋愛事情である。 「ごめん連絡遅くなった!今夜行く!」とかいうLINEも一向にこないお誕生日当日の正午。家で一人膝を抱えてNetflixを観ていた私だが、ある偉人の言葉を思い出した。 「自分の機嫌を自分でとれる人が大人。」 そうだ。そうだった。 あたい

    35歳の誕生日を男に忘れられたので1人で銀座に寿司を食べに行った話|蟹江千夜子
  • 風の谷の一族 - 関内関外日記

    大学時代に大村という男と同居していた。今風に言えばシェアハウスとでも言うところだが、実のところ地方から出てきた金のない人間が、狭いアパートを折半していただけの話である。 大村はこれといった特徴のない風貌の男だったが、行動は突飛なところがあった。革命を目指す極左の面子と徹夜で革命について語り合ったかと思えば、新右翼の集会で天皇との恋闕を熱く演説していたりもする。遊びもしたが、学業もそつなくこなした。それでいて、どこか飄々として、とらえどころない男だった。 ある夏休みのことだ。大村が「ぼくの故郷に来てみないか?」と誘ってきた。アルバイトに明け暮れるのもつまらないし、その誘いにのってみることにした。大村の故郷は西の方にあって、馬鹿話をしながらローカル線を乗り継いで、それでもたどり着くのに時間がかかったものだった。そうしてようやく最寄りの無人駅にたどり着いた。周りには田園が広がり、ポツポツと民家が

    風の谷の一族 - 関内関外日記
    riko
    riko 2017/12/07
    久しぶりのシリーズだ
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