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ブックマーク / blog.kazuhooku.com (12)

  • CI 用 Docker イメージ作成におけるベストプラクティス

    H2O の CI では長らく、秘伝のタレ的な .travis.yml を使い続けてきたのですが、なにぶん依存関係が多いもので、だいぶメンテナンスが辛い感じになってきていました。また、CI テストで発生したエラーの調査の度に、時間のかかる CI を回さなければならないことが、開発者のストレスとなっていました。 そこで一念発起して、Docker イメージを使った CI に切り替えることにしました(実行環境としては引き続き Travis を使います)。 その際に、要件として以下のようなことを考えました。 CI以外に、コミット前のテストにも使えるようなイメージにすること コマンド一発でビルドとテストが動作すること 無駄な処理をしないこと その結果、以下のような実装になりました。 テストに必要なソフトウェア群をインストールしたイメージを Docker Hub にアップロードしておく テストには、1.

    rx7
    rx7 2018/01/03
  • コマンド一発でソースコード検索&表示できる「peco」改が凄い!

    lestrratさんがやってくれました。 ずいぶん前から、ソースコードを検索して読みやすいコマンドはないかなーと思っていました。個人的にはackで検索して見つかったファイルをlessで開いて再びキーワードを入れて当該行までジャンプしていたのですが、毎回毎回めんどくさい感じでした。コマンド一発でインクリメンタル検索してキーワード周辺のソースコードを読めるツールが欲しいなぁって思ってたんです。 とあるslackでお昼時に、mattnさんと「ほしいですよねー」という話から始まって、vimにあるgrepとかも物色しながら「いいのないねー」とか言ってたらkanさんが「@lestrrat 案件だ」って言い出して牧さんが召喚されてついさっきpecoに必要な機能が追加されてました。速いw ためしにpicotlsの開発ディレクトリでpecoの一行ラッパーperoを起動し、「EVP_Digest」を検索してみ

    コマンド一発でソースコード検索&表示できる「peco」改が凄い!
  • Fastly に入社しました

    Summary in English: Joined Fastly, will continue my work on H2O there as an open-source developer. 2017年1月1日付で、Fastly 社へ転職したので報告いたします。 過去5年間、DeNA では R&D 的な立場から、様々な基盤的ソフトウェア(オープンソースになったものもありますし、クローズドなものもあります)の開発に携わってきました。 最近2年間は、同社のゲーム用サーバに端を発するオープンソースの HTTP/2 サーバ「H2O」の開発に従事してきましたが、その実装品質が高く評価され、世界有数のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)である Fastly で採用された他、大規模なウェブサービス事業者で採用にむけた動きが進むなどの成果が出つつあります。 また、H2O における実装経験をもとに、H

    rx7
    rx7 2017/01/12
    すごいなあ。おめでとうございます!
  • 自社サーバと交信するスマホアプリにおけるサーバ証明書の発行手法について(SSL Pinningと独自CA再考)

    ■背景 自社のサーバと通信する自社アプリについて、来不要であるにも関わらず他社であるCAに認証情報の管理を委託することが多いわけですが、CAが証明書を誤発行した結果情報漏洩が発生したとして、その責任は自社にはないと主張できるのか、もう一度考えなおしたほうがいいんじゃないかと思うんです — Kazuho Oku (@kazuho) July 15, 2014 .@ockeghem @smbd @ando_Tw スマホアプリの提供においてはコードの署名鍵を安全に管理することが求められますが、その前提において通信相手の認証管理をCAに委託することにどれほどの意味があるんでしょう — Kazuho Oku (@kazuho) July 14, 2014 ■他社CAは信頼できるのか 特定のCAにpinningするのはしないより安全だけど、そもそも誤発行しないCAなんてあるのかという議論は重要。見知

  • 雑なツイートをしてしまったばかりにrubyを高速化するはめになった俺たちは!

    逆に言うと、Rubyの文字列型の内部実装がropeになれば、freezeしてもしなくても変わらない速度が出るようになって、結局freezeする必要なんてなかったんやーで丸く収まるんじゃないの?と思いました #雑な感想 — Kazuho Oku (@kazuho) October 6, 2015とツイートしたところ、処理系の中の人から @kazuho 文字列を弄る話じゃなくて、文字列の identity の話なので、ちょっと関係ないかなぁ、と — _ko1 (@_ko1) October 6, 2015みたいなツッコミをもらって、うっすみません…ってなってRuby VMのコードを読むことになったわけです。 で、まあ、いくつか気になる点があったので手をつけてしまいました。 1. オブジェクト生成のホットパスの最適化 ホットスポットだとされていたところのコードを読んでると、オブジェクト生成の際に

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    rx7 2015/10/09
    かっこ良すぎて惚れそう
  • Kazuho's Weblog: HTTP/2 is much faster than SPDY thanks to dependency-based prioritization

    HTTP/2 is much faster than SPDY thanks to dependency-based prioritization Background HTTP/2 provides two methods to prioritize streams (e.g. files being served). One method is called weight-based prioritization. In weight-based prioritization, every stream is given a weight, and the value is used by the server to proportionally distribute the bandwidth between the streams. The other method is depe

    Kazuho's Weblog: HTTP/2 is much faster than SPDY thanks to dependency-based prioritization
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    rx7 2015/04/17
  • Kazuho's Weblog: 「技術的負債」は避けるべき? - 割引率を使って考えてみた

    技術的負債」をコントロールする定量評価手法への期待 からの続きです。 ソフトウェアサービス企業における技術責任者の最も重要な仕事のひとつが、エンジニアリングの効率化です。そのためには、サービスの初期開発コストだけでなく、運用コストを織り込んだ上で正しい技術的判断を行っていく必要があります。 「技術的負債」という言葉は、この運用コスト最適化の重要性を指摘する上で、とてもキャッチーなフレーズだと考えられます。しかし、「技術的負債」を産まないように、あるいは負債を早めに返していこうとすると、開発工数が大きくなってしまうという問題もあります。 初期開発コストと運用コストのバランス注1を、どのようにとっていけば良いのでしょう? 同等の機能を提供する「ソフトA」と「ソフトB」を考えてみます。ソフトAは、初期開発工数が6だが、2年目以降の維持工数が毎年4かかるとします注2。ソフトBは、初期開発工数が1

    rx7
    rx7 2015/03/20
  • なぜHTTPSはHTTPより速いのか

    先週、httpvshttps.com というウェブサイトが公開されました。このウェブサイトでは、HTTP と HTTPS を用いてアクセスした場合のウェブページのダウンロード完了までにかかる時間の比較ができるのですが、多くの環境で HTTPS の方が HTTP よりも高速なことに驚きの声が上がっていました。 HTTP が TCP 上で平文を送受信するのに対し、HTTPS は TCP 上で TLS (SSL) という暗号化技術を用いて通信を行います。ならば、TLS のオーバーヘッドのぶん HTTPS のほうが遅いはずだ、という予測に反する結果になったのですから、驚くのも無理はありません。 実は、この結果にはからくりがありました。 Google Chrome、Mozilla Firefox、最近のSafari注1は、Google が開発した通信プロトコル「SPDY」に対応しており、HTTPS

    なぜHTTPSはHTTPより速いのか
  • 拡張可能なWeb APIの設計原則と、バージョン番号を使う理由について

    APIのバージョニングは限局分岐でやるのが良い - Hidden in Plain Sightにはブコメしたのですが、Rebuild: 35: You Don't Need API Version 2 (Kenn Ejima)でも件に言及があったようなので、少し一般論を書いておきたいと思います。 ■Web APIの設計原則について そもそも、良いAPIとはどのような特性をもつものでしょうか? 一般的に、以下の2点が挙げられると思います。 拡張が容易である 拡張時に後方互換性を破壊しない ウェブの場合は、これに加え、 スケーラブルである HTTPに起因する問題に上手に対処できる ことが求められます。 前2者はウェブに限らない要件です。これを満たす設計手法としては、 リクエストおよびレスポンスのパラメータを拡張可能に 互換性を壊す拡張が必要な場合は、関数名を変える 古い関数は従来と同じ機能を

    rx7
    rx7 2014/03/11
  • プログラミング言語における正規表現リテラルの必要性について

    Twitterに書いたことのまとめです。 プログラミング言語の仕様の一部として正規表現リテラルを提供することの得失について、JavaScriptを例に説明します。 ■より簡潔なコード 言うまでもありませんが、正規表現リテラルを使った方が簡潔なコードになります。 (new RegExp("abc")).exec(s) // リテラルを使わない場合 /abc/.exec(s) // リテラルを使った場合 また、正規表現リテラルがない場合は、文字列リテラルとしてのエスケープと正規表現としてのエスケープが二重に必要になる結果、コードの保守性が低下します注1。 new RegExp("\\\\n"); // リテラルを使わない場合 /\\n/ // リテラルを使った場合 ■エラー検出タイミング 正規表現リテラルがない場合、実際にその正規表現が評価されるまで記述エラーを検出することができません。正規表

  • もうひとつの知られざるオープンソース 〜 ウェブ企業のOSS戦略

    「オープンソースソフトウェア(OSS)」と聞いて、あなたがイメージするものはなんですか? 多くの人は Linux や Apache、Firefox といった成功した大規模なソフトウェア製品を思い浮かべることでしょう。 実は、ウェブ上でサービスを提供する会社のエンジニアたちは、これらとは別の種類のOSSを使って仕事をしています。このブログエントリでは、そのようなOSSを紹介し、それらがなぜ開発され使われているかを説明したいと思います。 ■ウェブ企業におけるOSS開発の実例と合理性 下の図は、Perl で記述される大規模ウェブアプリケーションの一般的な構成を示しています注1。このうち、「自社ロジック」と書かれているところ以外は、全てオープンソースとして開発/公開されているモジュール(ソフトウェア部品)です。各社のエンジニアが密接に協力しながら、ミドルウェアをオープンソースとして整備していること

    もうひとつの知られざるオープンソース 〜 ウェブ企業のOSS戦略
    rx7
    rx7 2013/11/16
  • 「オープンソース開発者がDeNAを選ぶ理由」 (OSC 2011-Kyoto 発表資料)

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    rx7
    rx7 2011/07/16
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