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ブックマーク / sutekibungei.com (2)

  • ステキブンゲイ

    1986年、道北の町。殺人事件で姉を亡くした絵梨、アイヌ系のヤンキー女子キリカ、乙女心を持つ敬之進は、同じ高校に通うが全く交流のない同級生同士。しかし、夏祭りの夜に起きた事件をきっかけに、三人はキリカの先祖の財宝が眠る稚内を目指して旅立つことに。冒険旅行を楽しむ三人の運命は、キリカが暴力団員の兄・コーキーの銃を持ち出したことで、思わぬ方向へ転がっていく。実話に基づいたストーリー。🔶妄想テーマ曲と共に🔶 主な登場人物 ●上村絵梨(17) 地元の高校に通う洋楽オタク。10年前に姉が死んだ事件で心を病んだ母親との不和に苦しむ。 ●椎久キリカ(17) 地元の暴走族に所属するヤンキー女子。母親はスナック「コタン」を経営するアイヌ人。日人の父親は行方不明。 ●宮前敬之進(17) 乙女心を持つ男子。町の名士だけが入れる「開拓者の子孫の会」の会長の息子。父親との確執に苦しむ。 ●西山久美(27) 絵

    ステキブンゲイ
  • 自己肯定感の話 ①

    もうずいぶん昔のことです。 当時、すでに八十歳を超えていた母方の祖母とふたりきりで、ロンドンを旅したことがあります。 何故そんなことになったかというと、ある年のお正月、皆で祖母宅に集まったとき、私がイギリスで過ごした日々の思い出話を親戚たちに求められたのです。 それで問われるままにあれこれ語っていたら、祖母が「一生に一度でいいからイギリスに行きたい。お姫様のような旅がしたい」と言い始め、それを聞いた伯父たちが、それなら資金を出すから私が連れていってはどうか、と言い出したのだったと思います。 高齢者というのはたいてい何かしら気難しいところがあるものですが、祖母も典型的な「プライドが高すぎるめんどくさい年寄り」であり、既にまあまあ認知症も進んでおり、扱いの大変さを知っている母や叔母は強く反対しました。 祖母が海外で体調を崩したりしたら大変、というのが反対の理由でしたが、今思えばむしろ、ひとりで

    自己肯定感の話 ①
    ryu-site
    ryu-site 2022/11/14
    一気に読んでしまった、素敵なイギリス旅行のエッセイ。
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