6月13日、東芝は、不正会計処理により損害を被ったとして海外機関投資家など70人が約439億円の損害賠償を求める訴訟が東京地裁に提起されたと発表した。写真は都内で3月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato) [東京 13日 ロイター] - 東芝6502.Tは13日、不正会計処理により損害を被ったとして海外機関投資家など70人が約439億円の損害賠償を求める訴訟が東京地裁に提起されたと発表した。合理的に見積り可能な額を2016年度決算に引当計上する予定だという。 提訴は4月3日。12日に東芝に訴状が届いたという。「原告の主張を踏まえて適切に対応する」(東芝)としている。 同社によると、今回の提訴以外の不正会計に絡む損害賠償訴訟が現時点で25件に上り、今回の提訴を含む請求額は1084億円に上るという。