東京建物とピクシーダストテクノロジーズ(東京都千代田区、落合陽一CEO<最高経営責任者>)は会議のオンライン化がビジネスパーソンの疲労度に与える影響を明らかにした。東京建物の社員100人以上を被験者に「ウェブ会議」と「オフライン(対面)会議」や、それら両方を混合した会議についてそれぞれ疲労度を測定した。その結果、疲労度は「混合会議」が最も高く、それに「対面会議」「ウェブ会議」と続いた。また、「ウェブ会議」はオフィスよりも、自宅から参加する方が疲労度は高い傾向が出た。 コロナ禍によるテレワークの普及で、オフィスにはビジネスパーソンがあえてそこで働きたいと考えるような付加価値が求められている。東京建物は今回の結果をそうした提案に生かす。 混合会議は「対面参加」も「ウェブ参加」も疲れる 実験は2020年10月-21年3月に東京建物八重洲ビル(東京都中央区)で実施した。精神疲労を測定する既存手法「