出版社が苦境に立たされている。元経済誌プレジデント編集長で『週刊誌がなくなる日』の著者である小倉健一氏が、各社の内情を語る――。 「出版流通は、もはや既存構造では事業が成立しない」「出版流通はもはや既存構造では事業が成立しない。市場の縮小に、トラック運転手の労働時間規制を強化する『2024年問題』が重なり、本を運ぶ費用を賄えない」(日経新聞5月24日)――こう話すのは、出版取次大手トーハンの近藤敏貴社長だ。トーハンは、2023年3月期の出版流通事業が4期連続で経常赤字になることが見込まれていて、出版各社に書籍や雑誌の運搬費の値上げを相談するという。 物流業界で、今、大きな問題となっているのが「2024年問題」だ。ブラック化しているトラックドライバーの労働環境の改善のため、来年(2024年)4月から、時間外労働の上限が年間960時間に規制され、月60時間以上の残業をした場合、割増賃金率がアッ
メタクソ化するTiktok:プラットフォームが生まれ、成長し、支配し、滅びるまで投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2023/3/292023/3/29 Pluralistic プラットフォームはこのように滅びていく。まず、ユーザにとって良き存在になる。次に、ビジネス顧客にとって良き存在になるために、ユーザを虐げる。最後に、ビジネス顧客を虐げて、すべての価値を自分たちに向ける。そうして死んでいく。 私はこれを「メタクソ化(enshittification)」と呼んでいる。プラットフォームが容易に価値の配分方法を変更できることと、プラットフォームが買い手と売り手の間に陣取ってそれぞれを人質にし、両者の間を通過する価値のシェアをますます大きくする「両面市場」の性質によって生じる必然的な帰結である。 産声を上げたばかりのプラットフォームはユーザを必要とする。それゆえ、はじめはユーザにと
「お参りという風習を日本の文化として残していきたい」 480年の歴史を誇る万松寺の境内に設置された小型自販機は、ツイッターユーザー「でまえ-T(@d_itchou)」さんによって2023年3月26日、冒頭のような文で紹介された。 販売されているのは、本尊の十一面観世音菩薩が描かれたオリジナルコイン「Banshoji Coin」だ。自販機はキャッシュレス決済に対応しており、コインは1枚500円から、10枚入りまでのパッケージが展開されている。説明書きは日本語、英語、中国語の3か国語で記載されている。お土産になるだけでなく、賽銭や施設内通貨としても使用できるという。 投稿は注目され、「投げ入れてよし、お土産にしてよし」「いろんな問題を1つで解決しているのが素晴らしい」「伝統も失っていない」「考えた人は凄いね」といった声が寄せられている。小銭が無くともお参りでき、運営にとっては小銭の盗難防止にな
ぼくが会社、店を辞めて、もうそれなりに時が経つ。 辞めてしばらくは、現場の子(元スタッフにあたる子たち)と会う度に幾度となく「お客さんから『西山さん、どうしているの?』『何しているの?』って訊かれますよ」と言われてきた。 それらは恐らく「おはよう」「こんにちは」「お元気?」といった挨拶とさほど変わらないものだと思っていたぼくは、「また訊かれるようなことがあれば『西山は、星になりました』とでも言っておいて」とやり過ごしておいた。 ところが未だにぼくの名前を出して下さる業者さんがおられたり、面接に来られた若い人からもぼくの名前が出たりするらしい。 嬉しいような、申し訳ないような。 また、以前に店のウェブサイトでぼくが書いていたブログを最近でも「読みたい」「また読みたい」と言って下さる方々が思いのほか多かったのと、あまりにも熱心にブログの再投稿を勧めてくれる青年と知り合ったことがきっかけで、当時
ラグジュアリービジネスを統括、奨励する組織がヨーロッパには存在します。 フランスのコルベール委員会、イギリスのウォルポール、イタリアのアルタガンマ財団が有名ですが、ドイツにもマスタークライス、スウェーデンにはグスタフ3世委員会、スペインにはサーキュロ・フォーチュニーがあります。 各企業の製品の品質と創造力を各国の組織が保証、さらにはこれらの団体が主に「欧州文化・創造産業連盟」を通して世界的なラグジュアリーネットワークを形成することで、各国はラグジュアリーを生みうる国としての文化的威光も高めています。 日本が同様のことをやる必要はないにしても、日本の文化に裏打ちされたラグジュアリー製品を世界に売っていくのならば、それを内外にラグジュアリーとして認知させ奨励するなんらかの組織があるに越したことはないのではと思います。 この点に関し、最も現実的な答えを持つ一人が、現在の環境副大臣である山田美樹さ
日本新聞協会がこのほど公表した最新データで、一般紙の総発行部数が3000万部を大きく割り込み、2800万部台まで落ち込んだことが明らかになった。この5年間で失われた部数は1000万部。平均すると、毎年200万部ずつ減っている計算だ。もし今後もこのペースが続けば、15年後に紙の新聞は日本から消えてしまう勢いだ。 日本新聞協会は2022年12月後半、同年10月時点の新聞の発行部数を公表した。それによると、スポーツ紙を除く一般紙の総発行部数は、前年に比べて約196万部(6.4%)減少の2869万4915部だった。10年前の2012年は約4372万部だったが、年々減少が続き、当時の3分の2以下の規模まで落ち込んだ。 急速な新聞離れについて、全国紙のビジネス部門で働く新聞社員は「想像通りの結果で、数年前から分かっていたことだ」と認める。また、新聞記者出身のネットメディア編集者は「紙の新聞を読んでいる
京都では、多彩な技術を持つ職人や、優れたクリエーターたちが集まり、豊かな営みを表現するものとして、様々な素材・意匠が生まれ、技術が磨かれてきました。 それらは文化と共に培われ、持続可能な価値を作ってきたことで、唯一無二の意匠や技術、そして産地が資源として多く存在しています。 「Amplitude」は豊かさ、奥行き、振幅を表現する言葉です。 京都アンプリチュードは、京都の魅力ある資源に着目し、心地よい空間づくりや洗練されたプロダクトにリデザインし、社会に新しい価値を提供する地域商社です。 時世によりシフトする新しい価値観を捉え、世界が求めている自然志向、サステナブルで質の高い生活といった人が持つ自然な感性に対して、京都アンプリチュードは「心の豊かさ」という価値の増幅に寄与してまいります。 Kyoto is home to both craftsmen with a range of skil
Notion日本GMの西勝清がモデレーターとして、Notionを活用しているスタートアップの皆さまにお話を聞く『Notion for Startups』シリーズ。 今回は、アル株式会社 代表取締役CEO 古川健介さんに登場いただきました! 黎明期からITビジネスを手掛け、"けんすうさん"として知られる古川さん。現在はクリエイターのためのITサービスを手掛けるアル社を経営されています。 同社には200(!)にもわたるNotionの活用方法があるそうですが、今回はその中から以下の活用方法をご紹介いただきました。 ①クリエイターデータベース ②CMS ③外部公開のLPサイト ④データベースで作ったマニュアル ⑤社内Wiki データベース機能を積極的に活用いただき、リレーションも使いながら、「社内のアセットとなるデータベース」としていただいているのが特徴です。 既にNotionを使っていた
「事業本部によっては月ごとの業績のグラフが判で押したように毎回3カ月ごとに波打つところもあって、関さんは非常に問題視していた。そのため関さんが担当していた車載事業本部では、決算不正につながりかねないとして、このような二重管理をやめ、実態どおりの業績報告をしていたのです」(前出の車載事業本部関係者) いったい会社のためを思っていたのは誰だったのかということになる。 雑誌『FACTA』10月号によると、空調機器向けの部品を製造する子会社の日本電産テクノモータで、顧客と事前に取り決めた仕様と異なるコストの安い素材で勝手に製品をつくり、顧客の知らないまま納入しているとの内部告発が寄せられているという。取引先の空調メーカーにはまだ、何も知らされていない。製品のリコールにつながりかねない問題で、同社の信頼が失墜するどころか、多額の損害賠償を求められることにもなりかねない。 これが事実であれば、永守氏が
インドの路上では、素焼きのカップでチャイを飲んで、飲み終わったらそのカップを叩き割るという習慣があるらしい。 そこまでは知識として知っていたが、それを日本で再現しているお店があるのだ。 しかも京都に! 「すごいチャイ屋さん」のウワサ インドでは、素焼きのカップでチャイを飲んで、飲み終わったらそのカップを叩き割るという習慣があるらしい。 なんでかよくわからないけど、インドに旅行したことのある知人友人が口を揃えてそう言っている。 インドには露店や屋台のチャイ屋さんがたくさんあって、素焼きのカップが使われている(写真は友人提供) へえーと思っていたところ、それを日本で再現しているお店があるというウワサを聞いて驚いた。 本当に叩き割っていいのか、素焼きのカップはどうやって用意しているのか、失礼ながら、採算とれるのか……。 いろいろ疑問を浮かべて過ごしていたところ、夏の音楽イベントに出店しているのに
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