東日本大震災のあった2011年、京都の夏の風物詩、五山送り火は全国から冷たい視線を浴びた。原因は「被災マツ」。京都市が、津波被害を受けた岩手県陸前高田市の景勝地から取り寄せた薪(まき)を燃やそうとしたところ、表皮から福島第1原発事故による放射性物質が検出されて断念し、「風評被害を助長した」との非難が殺到した。あれから12年。慰霊と復興祈願の火をともせなかったマツの今を追った。 発端は五山送り火の一つ、大文字保存会(左京区)が犠牲者の供養や復興を願うため、津波で倒れた陸前高田市のマツを送り火で燃やそうとしたことに始まる。事前検査で放射性物質は検出されなかったが、保存会は放射能汚染を懸念する声に配慮し、中止を決めた。 一連の経緯が報じられると「被災地の思いを無駄にした」「もう京都旅行に行かない」との批判が全国から相次ぎ、福島県伊達市長から「風評被害を助長する」との抗議文も届いた。慌てた京都市は
自然を満喫でき、健康にもいいとして人気の登山。一方で遭難も多く、警察庁によると、全国で発生した山岳遭難事故はここ数年、年間3000人前後と高い水準が続いている。中高年が道に迷ったり転倒したりするケースが多い。冬季には、スキー場のコース外を滑る「バックカントリースキー」による遭難も相次いでいる。 ただ、遭難してもスマートフォンや携帯電話で救助を要請できるとは限らない。山間部は電波が届かない「圏外」であることが多いためだ。山岳救助を担う人々にとっても、悪天候での捜索は二次遭難の恐れがあり、位置が分からない状況での捜索は簡単ではない。 そこで携帯電話大手のソフトバンクは、新たな技術で、圏外でも遭難者が持つスマホや携帯の位置を瞬時に特定する技術を開発。実用化に向けて準備を進めている。ドローンを使い、捜索対象の山間部を一時的に「圏内」にして携帯回線の位置情報を取得する仕組みだ。北海道での実地訓練を取
北欧のフィンランドが4日、NATO=北大西洋条約機構に正式に加盟しました。フィンランドは、ロシアによるウクライナ侵攻を受けてこれまでの軍事的中立の方針を転換し、世界最大の軍事同盟、NATOの31番目の加盟国となりました。 ベルギーのブリュッセルにあるNATO本部では4日、フィンランドの加盟に向けた最終的な手続きが行われました。 この中で、フィンランドのハービスト外相が加盟に関わる文書を手渡すとアメリカのブリンケン国務長官は「フィンランドが31番目の加盟国になった」と宣言しました。 その後の共同会見でNATOのストルテンベルグ事務総長は「最も重要なのはきょうからフィンランドはNATOの揺るぎない安全保障の枠組みに加わることだ」と強調しました。 これに対し、フィンランドのニーニスト大統領は「きょうはフィンランド、そしてNATOにとっても重要な日となった。フィンランドの人たちはより安全だと感じら
ツイッターのマスクCEOは、長期間使用していない15億もの「休眠アカウント」を削除する方針であることを発表しました。 マスクCEOは9日自身のツイッターに「15億のアカウントネームを解放する。何年もの間、ツイートしたりログインしていないアカウントを削除するということだ」と書き込みました。 ツイッター社では従来からも長期間使用していないアカウントは削除する可能性があると表明していましたが、その基準については公表されていませんでした。 新規ユーザーがアカウント名を設定する際、すでに登録済みの名前と重複する場合がありますが、休眠アカウントを削除することにより15億分の「名前」が使えるようになるということです。
Police officers stand guard during a protest in Beijing, China, on early Monday, Nov. 28, 2022. Source: Bloomberg/Bloomberg 中国で週末に拡大していた新型コロナウイルス政策に対する抗議活動は28日、当局が北京などの主要都市に警察を大量配備したことを受けて沈静化に向かった。北京、上海、杭州、南京などでは街頭で取り締まりが行われ、ショッピングモールは早い時間に閉まり、当局者は定期的に通行人を呼び止めて身分証明書の提示を求めるなどした。 市民や学生は法に抵触することなく不満と怒りを表明する静かな戦術に頼りつつある。街角や地下鉄の駅などで、言論統制への抗議の意思を示す白紙を掲げる手法だが、この行動さえも当局から攻撃的と見なされることが少なくない。 この戦術はそもそも、香港で20
私は今年に入ってからブロックチェーンの勉強をして、DeFi取引を始めましたが、Webウォレット(PhantomのChrome extension)を使っていました。 しかし、ウォレットからトークンが盗まれるという事態を身近で見て、慌ててハードウェアウォレットLedger Nano S Plusを購入し、暗号資産のほぼすべてを管理しています。 最近、暗号資産額が増えたこともあり、「Ledgerを紛失したらどうなるんだ?」という疑問が湧いたので、対処方法を調べましたので、簡単にまとめました。 ウォレットの理解が不十分の方は、こちらの記事も参照下さい。 ソラナ対応ウォレットから不正流出 2022年8月3日に、複数種類のソラナ対応ウォレットからトークンが勝手に引き出される、という事件が起きました。 私は当時、Solanaのスマートコントラクトの無料レクチャーに2ヶ月程、参加していました(こちらの記
次世代の高速表示&プライバシー保護に特化したWebブラウザ「Brave(ブレイブ)」をご存知でしょうか? 「広告をブロックしてくれる」ブラウザとして話題になり、2020年頃から日本でもユーザーが増加していますが、まだまだ使ったことのない方も多いようです。 ▼少々古いですが日本語の公式TV CM動画がありました Braveの正規版がリリースされたのは2019年11月ですが、2022年5月には月間アクティブユーザー数が5,550万人を突破し、世界中から支持を集めています。 のちほど詳しくご説明しますが、Braveの特徴・使うメリットとしては以下のようなことが挙げられます。 WebサイトやYouTube、各種SNSの広告をブロックできる ユーザーが自ら広告を見ることで、仮想通貨を稼ぐことができる セキュリティ対策やプライバシー保護機能が充実している ページの高速表示と、バッテリー消費量の削減を実
なにはともあれ、まずはこの動画を見てほしい。 ……いかがだろうか。驚かなかった人はいるだろうか。テレビの「世界の衝撃映像」などの番組でも十分目玉となり得る正真正銘の衝撃映像。 しかしこれは単なる衝撃映像ではない。登山の観点から見ても非常に珍しく、貴重な映像なのである。 まずは、場所が切り立った岩稜上であること。これまでにも登山者がクマに襲われる事故はあったが、そのほとんどは樹林帯や山腹。こんなに狭く、鋭い稜線上でクマに襲われるなど、聞いたことがない。 次に、上から降ってくるように襲われていること。こんな急角度でクマが襲撃してくるなど、想定したことがある登山者はいるだろうか。 そして、その一部始終が至近距離かつ鮮明な映像で記録されたこと。もしかしたらこれまでにもこういう事例はあったのかもしれないが、だとしてもそれが記録されることはなかった。非常に珍しい事例が、これだけ臨場感ある映像で残された
グーグルの新しい技術「オーディオLM(AudioLM)」は、人間が準備したテキストやラベル付けをした訓練データなしに、これまで以上に自然なオーディオを生成する。 by Tammy Xu2022.10.14 23 8 グーグルの研究チームが開発した新しい人工知能(AI)システムは、数秒間の録音データを与えるだけで、それに続く自然なスピーチや音楽を作ることができる。 「オーディオLM(AudioLM)」は、ピアノ曲のような複雑な音や人間の音声など、プロンプトのスタイルに合ったオーディオを、元の録音データとほとんど遜色ないレベルで生成する技術だ。オーディオ生成AIの訓練プロセスを高速化する可能性がある技術であり、いずれは映像に乗せて流す音楽の自動生成にもつながるかもしれない。 自然言語処理を利用した音声アシスタントのアレクサ(Alexa)に代表されるように、AIによって生成されたオーディオはすで
みなさんこんにちは。けいすけです。 「NFTの盗難」を実際に体験できるサイトを作りました。 盗難の手口を実際に体験して、NFTの盗難にあわないように、対策をしっかりしていきましょう。 今回練習用に作成した盗難の手法は、無数にある手法のうちの1つに過ぎません。 本サイトで盗難を実際に体験したとしても、他にも様々な盗難の手法があります。 自衛と注意喚起をおこたらないでください。 まずは簡単に盗難の手口を解説 NFTプロジェクトに参加しているとdiscordサーバーに入ることが良くあります。 そうすると頻繁にこんなDMが届きます。 この手のDMは100パーセント盗難サイトにつながっていますので。スルーしてください。 しかしリンクを踏んでしまうとミントサイトに誘導されます。 そしてミントボタンを押すとウォレット内のNFTが盗まれてしまいます。 実際に体験してみる ここからが重要です。 盗難被害にあ
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