(CNN) オバマ米大統領は14日、週末の国民向け演説で、食品医薬局(FDA)局長にマーガレット・ハンバーグ元厚生次官補を起用する意向を表明した。 大統領によると、ハンバーグ氏は国立衛生研究所で感染症を研究し、保健社会福祉省で公衆衛生を担当。核の脅威への対策では指導的役割を担った。全米科学アカデミー医学研究所のメンバーに選ばれた最若年層の1人。 大統領はこのほか、食品安全作業部会の新設を発表した。同部会は食の安全対策で省庁間の調整と大統領への助言を担い、関係法の見直しと改善を行う。このほか、農務省は病気の牛が食品として流通しないよう防ぐ抜け穴対策に乗り出し、食品検査官の増員や研究所の改善も実施するという。