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ブックマーク / elm200.hatenadiary.org (4)

  • カネを媒介としない新しい経済ー21世紀の評価経済論 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    新時代へようこそ。 経済は、いま20世紀型から21世紀型へ大きく変貌しつつある。 カネとモノの交換。これはもっとも伝統的な商取引であり、経済の基である。20世紀前半はこれが経済活動の大半を占めていた。 カネとサービスの交換。モノの生産が効率化して、モノの生産に従事する人間が減ると、サービスの生産に従事する人間が増えた。20世紀の後半には経済のうちの大きな割合を占めるに至る。 無料の情報発信。インターネットの発展とともに、情報発信のコストが飛躍的に減少して、事実上ゼロに。無料で提供される情報が爆発的に増大した。最初、有料で提供されていた情報も、複製コストがゼロという性質のため、(ときには違法に)共有されていき、事実上無料になっていく事例が続出した。 無料で提供された情報が有用である場合、発信者は優秀との評価を受けて、インターネットに評判を蓄積していく。その結果、高い評判をもつ情報発信者が提

    カネを媒介としない新しい経済ー21世紀の評価経済論 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    sakamata
    sakamata 2012/02/23
    自分なりに評価経済、的な変化を感じ取ったというエントリー、共感することが多いです。
  • 私はおカネ儲けが苦手です - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    私たちは、資主義経済に生きている。私たちは、大人になった後、四六時中、いかにカネを多く得て少なく使うか、いかに蓄えるか考えつづけている。カネは空気のように、社会全体にあまりに当然かつ普遍的に存在していて、それがわずか4000年ほど前、人類の長い歴史のごく最近になって登場したものであることを忘れてしまっている。 私は、茨城県の片田舎の中流の家庭に生まれ育った。父は大企業の管理職、母は地方公務員。地方では経済的に恵まれた方だったろう。古河市は、関東平野の北部に位置する農村地帯だったが、私が生まれた40年前には、急ピッチの工業化が進んでいて、新しく造成された工業団地に最新の工場が建設されはじめていた。私の父はそういう新設工場の一つで、生産管理の職に就くため、東京から赴任してきたのだ。 子供だった私は、まだ豊富に残る雑木林に入って、虫をつかまえたりするのが好きだった。だが、当時は次々に宅地造成が

    私はおカネ儲けが苦手です - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    sakamata
    sakamata 2012/02/21
    通貨を軸に大きな枠での価値観の端境期にいることを実感している人がここにも。
  • 希望だけない国、日本 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    かつて、村上龍は「日にはすべてがある。ただ希望だけがない」と書いた。日列島を覆いつくしている閉塞感を見事にあらわした統計資料を発見。OECD の資料で各国の「主観的幸福度」をたずねたもの。要するに、「あなたは幸せですか?」と直接質問した答えを集計したものだ。 OECD Factbook 2009: Economic, Environmental and Social Statistics - Subjective well-being 一番、幸せを感じる人が多い国はデンマーク。生き馬の目を抜く生存競争をやっているアメリカでも70ポイント超えてかなり幸福度が高い。一方で日は、かろうじて30ポイントを越える程度で、ロシアにさえ幸福度で負けている。韓国より低い。日より幸福度が低い国は、中国・インドなど正真正銘の発展途上国が多い。だが、インド・中国は、未来に対しては希望を持っている(60ポ

    sakamata
    sakamata 2009/11/08
    タイトルは希望の国のエクソダスですね。個人や帰属集団へのプライドもなく自虐心ばかりがはびこり、協調という名の足の引っ張り合いをしているこの国は本当に変だ。しかし憬れの国デンマークは凄いなあ。
  • ネット通貨がリアル通貨を駆逐する日 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    ネット上だけで支払いが完結するネット通貨、はてなグーグルの発行するポイントのようなもの、それがリアルの通貨を世界から駆逐する日がやってくる。いまは荒唐無稽に聞こえるかもしれない。しかし、その日は必ずやってくる。情報が摩擦ゼロで世界を流動するためには、その情報の流れの反対方向に、摩擦ゼロの通貨の流れがなければならない。もちろんこれは革命的なパワーシフトだ。古来、通貨発行権と徴税権は常にワンセットだった。それは民族国家から徴税権が何か別の実体に移動することを意味する。そんなに簡単に民族国家はその特権を手放さないだろうが、技術的進歩はまさにその方向を指し示している。 正確にはこういうことが起こるだろう。民族国家はドルや円を発行しつづける。しかし、その価値はたとえばグーグル電子通貨によって担保されるようになる。つまり、ドルや円はグーグル電子通貨に兌換であるゆえに価値を持つ。 「現行法ではそんなこ

    ネット通貨がリアル通貨を駆逐する日 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)
    sakamata
    sakamata 2009/02/28
    同じ考えの方。でもネット通貨のシステムは根本的にリアル通貨と異なる概念のものになると思います、というかそういうのを作ってます。
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