はじめに 本書は,筆者が長年書き溜めた様々な実務的な最適化問題についてまとめたものである. 本書は,Jupyter Laboで記述されたものを自動的に変換したものであり,以下のサポートページで公開している. コードも一部公開しているが,ソースコードを保管した Github 自体はプライベートである. 本を購入した人は,サポートページで公開していないプログラムを 圧縮ファイル でダウンロードすることができる. ダウンロードしたファイルの解凍パスワードは<本に記述>である. 作者のページ My HP 本書のサポートページ Support Page 出版社のページ Pythonによる実務で役立つ最適化問題100+ (1) ―グラフ理論と組合せ最適化への招待― Pythonによる実務で役立つ最適化問題100+ (2) ―割当・施設配置・在庫最適化・巡回セールスマン― Pythonによる実務で役立つ
オンライン/オンサイトのハイブリッド会場で開催されたPyCon JP 2021に、Hirosaji(エンジニア名義)とひろさじ(絵師名義)のハイブリッド名義で登壇してきました。 PyCon JP 2019 で登壇して以来、PyConには二回目の登壇です。これまでの登壇史上、最高の登壇体験でした。 今回は、登壇内容のまとめや印象に残ったセッションを、雑感を含めてまとめました。 イベント概要 概要:日本最大級のPythonユーザカンファレンス 日時:2021年10月15日(土)~ 2021年10月16日(日) 会場:オンライン(ZOOM + Discord)/オンサイト(ベルサール神田) 公式 HP:https://2021.pycon.jp/ 登壇内容 絵を読む技術 Pythonによるイラスト解析(Hirosaji / ひろさじ, 30min) 一言で言うと、「イラストで絵師が伝えたいことを
1. オブジェクト指向の起源 2003年チューリング賞の受賞者アラン・ケイさんはよくオブジェクト指向プログラミングの父と称されます。ご本人も憚ることなく、幾度、公の場で発明権を宣言しています。しかし、ケイさんは「C++」や「Java」などの現代のオブジェクト指向言語を蔑ろにしています。これらの言語は「Simula 67」という言語を受け継いだもので、私が作った「Smalltalk」と関係ないのだとケイさんは考えています。 オブジェクト指向という名称は確かにアラン・ケイさんに由来するものです。しかし、C++とJavaで使われている現代のオブジェクト指向は当初のと結構違います。ケイさん自身もこれらの言語を後継者として認めないです。では、ケイさん曰くC++とJavaの親であるSimula 67という言語はどんな言語でしょうか。ここで、簡単なサンプルコードを見てみましょう。 Class Recta
はじめまして。 先週競プロに入門した初心者です。 今はpythonを使っています。 出来ればC++に頼ることなく競プロで良い結果を出したい! ということでpythonのままスコアを上げる方法を考えました。 例えばC++では こんな感じで高速化をする人が多いです。 要するに、頻繁に使う記述を簡略化しておくって感じですかね。 前からこういうおまじない的な慣習があることは知っていました。 が、これのpythonバージョンはpythonで競プロをやっているのに知りません。 そこで、pythonの競プロ強者の慣習を学んでいこうと思い、この記事を書きました。 同じような方にも参考になれば幸いです。 はじめにしたこと 強い人の提出コードを読みました。 やっぱりC++競プロと同じようなおまじないがあったので解読していこうと思います。 (とある強そうな人から引用しています) 実際のコード 実際のコードを順に
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