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ブックマーク / nanto.asablo.jp (8)

  • 無限リストと遅延評価: Days on the Moon

    IT 戦記で Haskell のリストを JavaScript で書くというのをやっている。これは面白い。ただ、そのまま書くと無限リストが無限再起に陥ってしまうので、遅延評価を行わなくてはいけない。 関数式を使った遅延評価 JavaScript で遅延評価を行うにはどうすればいいか。その答えのひとつが関数式だ。リストの各セルを、先頭の値と後続のリストという構造ではなく、先頭の値と後続のリストを返す関数という構造にしてやれば、リストの最初のセルを評価した時点で残りのセルがすべて評価されるという事態を防げる。 具体的には、リスト構築の際、後続のリストそのものの代わりにリストを返す関数を渡し、後続のリストを得るときは関数呼び出しを伴うようにすればよい。なお、ここでは空リストを表現するのに nil という特殊な値を用いる。nil は先頭の値も後続のリストも nil 自身であるリストである。 var

  • Web 開発者の責任 (翻訳): Days on the Moon

    John Resig 氏による A Web Developer's Responsibility という記事が素晴しかったので、著者の許可を得てここに日語訳を掲載します。 Web 開発者の最大の負担は、ブラウザのバグと非互換性への対応に膨大な時間を費やすことであるといって間違いないでしょう。それゆえに、それらへの対応に不満をいうのは、Web 開発者全員の常となっていました。ブラウザのバグは迷惑でいらだたしく、仕事を大幅に難しくします。 ブラウザのバグはとてもいらだたしく、通常の開発における最大の負担です。ですから、開発対象のブラウザが、自身のバグを見つけ修正できるようにしてやるのは、すべての Web 開発者にとっての責任です。自分が見つけたバグに対して責任を持ち、「ほかの誰かがこれを見つけるだろう」とは思わないことで、ブラウザの進歩の速度は加速していくでしょう。 ブラウザを支援する解決策

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    sankaseki 2009/05/07
    Web 開発者の責任 (翻訳): Days on the Moon
  • Greasemonkey スクリプトとイベントで通信: Days on the Moon

    「Greasemonkeyスクリプトとウインドウ間で安全に通信する」にて、DOM イベントを用いた Web ページと Greasemonkey スクリプトとの通信について述べられています。そちらでは dispatchEvent メソッドの返り値による 1 bit 通信に触れていますが、やはりもっと自由にデータをやり取りしたいもの。そのためにはどのような方法があるでしょうか。 独自プロパティ 真っ先に思いつくのは、Web ページ側でイベントオブジェクトを作成した際、独自プロパティを追加する方法ですが、これはだめです。Greasemonkey スクリプト側ではイベントオブジェクトの独自プロパティを取得できません。event.wrappedJSObject.myProperty のように wrappedJSObject を介せば取得できますが、せっかく安全のため Firefox 側でラッパーに包

    sankaseki
    sankaseki 2008/06/26
    Greasemonkey スクリプトとイベントで通信: Days on the Moon
  • 「JavaScript の勉強」について個人的に: Days on the Moon

    JavaScript の『気』な勉強 - daily dayflower」での質問に横から勝手に答えちゃいます。 初学者の入り口として既存のライブラリを使うのは どちらかというと望ましい。ブラウザのイベント周りの非互換性など、JavaScript と関係ない部分で悩まずにすむのは便利だと思います。 (初学者であれ) JavaScript の仕様に沿ったメカニズムについて 学習すべきである。いきなり ECMAScript 仕様を読めというつもりはありませんが、体系的な学習はしたほうがいいかと。 DOM 構築後のスクリプト実行についてどう教える? ライブラリを使うならそのライブラリの機能を使って、使わないなら body 要素の内容の終端に script 要素をおくか、もしくは load イベントのイベントリスナで。 自分で書く場合 自家製ライブラリを利用している。今度このブログのレイアウト

    sankaseki
    sankaseki 2008/05/23
    「JavaScript の勉強」について個人的に: Days on the Moon
  • 本気でやるなら黙読は避けて朗読すべき: Days on the Moon

    読書百遍義自ら見る」という言葉があります。難解な書物であっても 100 回も読めば自然と意味がわかるようになるという、熟読の大切さを説いた句です。しかし、これは当のことなのでしょうか? 2000 年もたてば社会も常識もまったく変わってきます。昔の人の言ったことが今も正しいとは限りません。 疑問があれば解明したくなるのが人の性というもの。実際に「読書百遍義自ら見る」は正しいか、確かめて紀要にまとめてくださった方がいます。それによると、女子大生にデカルトの「方法序説」を 30 回読んでもらったところ、ほとんどが内容を理解するにいたったとのこと。この言葉の正しさが見事に証明されたのです。 ただし、一点注意することがあり、それは黙読ではなく朗読するということ。人間は活字を使いだしたのはたかだかこの5千年程度のことであるが、音声を使った情報のやりとりは動物の時代から行ってきたことであるという由緒

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    sankaseki 2008/05/19
    本気でやるなら黙読は避けて朗読すべき: Days on the Moon
  • Kanasan.JS JavaScript 第 5 版読書会 #3: Days on the Moon

    Kanasan.JS の JavaScript 第 5 版読書会 #3 (当日のチャットログ、参加者のブログ記事一覧) に行ってきました。同じ会場で先立って vim 勉強会があったのですが、私は先日 Meadow に乗り換えたばかりなのでそちらのほうはパスしました。 配列のプロパティ JavaScript ではすべてのプロパティ名が文字列として扱われます。配列 a に対して a[-1.23] = true としても、a["-1.23"] = true と同じに扱われ、"-1.23" という名前のプロパティができるだけでエラーにはなりません。ただし、配列に関しては非負整数とみなされる名前のプロパティが特別扱い (length プロパティにも影響を及ぼしうる) されます。 Array#join と Array#toString 配列に対して、join メソッドを引数なしで呼び出すのと toSt

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    sankaseki 2008/02/27
    Kanasan.JS JavaScript 第 5 版読書会 #3: Days on the Moon
  • JavaScript でカリー化、再び: Days on the Moon

    以前、「JavaScript で引数束縛」において関数のカリー化を試みました。しかし、そこでカリー化された関数は、そのままでは一度しか部分適用ができず、また、最初の関数呼び出しは必ず部分適用として扱われていました。 function mean3(a, b, c) { return (a + b + c) / 3; } // 「JavaScript で引数束縛」における curry 関数。 var curriedMean3 = curry(mean3); curriedMean3(1)(2, 3); // => 2 curriedMean3(1)(2)(3); // => TypeError: curriedMean3(1)(2) is not a function // そのままでは部分適用を 2 回以上行えない。 // curry(curriedMean3(1))(2)(3) なら大丈夫

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    sankaseki 2008/02/14
    [!GTD::資料(いつか使う)]JavaScript でカリー化、再び: Days on the Moon
  • Google の大規模データ処理: Days on the Moon

    Google の鵜飼文敏さんによる講演会「大規模データ処理を可能にする Google技術」に行ってきました。内容的には筑波大学で開かれたものと同じではないかと思います (「新ビジネスモデル」がそのままだったことなどから)。以下、上記記事に載っていないことを中心にメモから抜書きを。 此頃 Google にはやる物 現在 Google では Google の使命 (Google's mission is to organize the world's information and make it universally accessible and useful...) の早打ちが流行中。鵜飼さんは 50 秒程度、一番速い人は 30 秒程度。 Google の扱う情報 Google のいう「情報」はインターネット上のものだけに限らない (例: Google ブック検索)。 データセンター

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    sankaseki 2008/02/02
    [!GTD::資料(いつか読む)]Google の大規模データ処理: Days on the Moon
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