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ブックマーク / takagi-hiromitsu.jp (23)

  • 高木浩光@自宅の日記 - ダウンロード刑罰化で夢の選り取り見取り検挙が可能に

    ■ ダウンロード刑罰化で夢の選り取り見取り検挙が可能に 罰則ないから*1として2010年1月から施行された「ダウンロード違法化」*2。これに今、「2年以下の懲役又は200万円以下の罰金」の罰則が設けられようとしているようだ。 違法ダウンロードに罰則 著作権法改正案を可決 衆院会議, 産経新聞, 2012年6月15日 違法ダウンロード:罰則を科す法案 審議なく衆院を通過, 毎日新聞, 2012年6月15日 そこで、Winnyネットワークを対象に、どのくらい簡単に利用者を検挙できるようになるか、以下、考察してみる。 これまで、Winnyネットワークでは違法な公衆送信が数多くなされてきたが、刑事訴追はあまり順調に進んでいるとは言い難い状況であった。その原因は、公衆送信の故意の立証が容易でなかったためであろう。 ここは「一次放流者」と「二次共有者」を分けて考える必要がある。一次放流者(最初にWi

    shiranui
    shiranui 2012/06/17
    ダウンロード刑罰化のターゲットが、主にWinnyユーザじゃないかなあ。いつの時代もお小遣いが少ない中高生がWinnyを使うことを私は容認したくないです
  • 高木浩光@自宅の日記 - 「個人情報」定義の弊害、とうとう地方公共団体にまで

    ■ 「個人情報」定義の弊害、とうとう地方公共団体にまで 現行個人情報保護法の「個人情報」の定義に不備があることを、これまでずっと書き続けてきた。「どの個人かが(住所氏名等により)特定されてさえいなければ個人情報ではない」(のだから何をやってもよい)とする考え方がまかり通ってしまいかねないという危機についてだ。 2003年からはRFIDタグ、2008年からはケータイIDによる名寄せの問題を中心に訴えてきたが、当時、新聞記者から説明を求められるたび、最後には「被害は出ているのでしょうか」と、問われたものだった。当時は悪用事例(不適切な事例)が見つかっておらず(表沙汰になるものがなく)、これが問題であるという認識は記者の胸中にまでしか届かなかった。 それが、昨年夏から急展開。スマホアプリの端末IDを用いた不適切事案が続々と出現し、それぞれそれがなぜ一線を越えているか説明に追われる日々になった。ス

  • 高木浩光@自宅の日記:武雄市長、会見で怒り露に「なんでこれが個人情報なんだ!」と吐き捨て

    ■ 武雄市長、会見で怒り露に「なんでこれが個人情報なんだ!」と吐き捨て 「日ツイッター学会(自称)」会長兼「日フェースブック学会(自称)」会長の、武雄市長(佐賀県武雄市)が、武雄市の市立図書館で、CCC(カルチャー・コンビニエンス・クラブ)と提携して、Tポイントカードを導入するとの構想を発表した。 武雄市とカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の武雄市立図書館の企画・運営に関する提携基合意について, CCC カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社, 2012年5月4日 ツタヤ運営企業に図書館委託 佐賀県武雄市, 共同通信, 2012年5月4日 図書館の運営、ツタヤに委託 佐賀県武雄市, 中国新聞, 2012年5月4日 図書館の利用カードはCCCのポイントカード「Tカード」へ切り替える。Tカードは若い世代に普及しており、図書館を使わない人が多いとみられる若年層を呼び込む狙いがあ

  • 高木浩光@自宅の日記 - ローソンと付き合うには友達を捨てる覚悟が必要

    ローソンと付き合うには友達を捨てる覚悟が必要 当初3月末開始とされていた「LAWSON Wi-Fi」が、なぜか「当初の計画より事前テストに時間を要したため」として、遅れて4月6日から開始されたのだが、早速Twitterでこんな指摘が出ていた。 少なくともこういうのを「ログイン」と呼ぶのはやめて頂きたい。金融機関などでは、暗証番号に電話番号や誕生日を使うのをやめるよう利用者を啓発する活動にコストをかけてきたが、そうした労力を台無しにする。ローソンとしては、無料の無線LANを使わせるくらい、人確認が甘くても自社の問題だから許されると思っているのだろうが、こういうやり方が社会に悪弊をもたらすことに気付いていないのか。 今回は、前回の日記で取り上げた「PASMOマイページ」の問題とは違って、「ログイン」で電話番号と誕生日を使用している。一般に、不正アクセス禁止法では、このような、IDと電話番

    shiranui
    shiranui 2012/04/11
    すげえなあ
  • 高木浩光@自宅の日記 - Wi-FiのMACアドレスはもはや住所と考えるしかない

    Wi-FiMACアドレスはもはや住所と考えるしかない 目次 まえがき これまでの経緯 2つのMACアドレスで自宅の場所を特定される場合 SSIDに「_nomap」でオプトアウト? PlaceEngineはどうなった? まえがき 先週、以下の件が話題になった。 Greater choice for wireless access point owners, Official Google Blog, 2011年11月14日 Removing your Wi-Fi network from Google's map, CNET News, 2011年11月14日 グーグルWi-Fiネットワークの位置情報収集で対応策を公開, CNET Japan, 2011年11月16日 Google's WiFi Opt-Out Process Makes Users Navigate Technic

    shiranui
    shiranui 2012/01/07
    引っ越しのたびにアクセスポイントを買い替えるようにしようか
  • 高木浩光@自宅の日記 - 音楽著作権団体らの杜撰なアンケートがフィッシング被害を助長する

    音楽著作権団体らの杜撰なアンケートがフィッシング被害を助長する 音楽6団体、違法ダウンロード防止の啓蒙キャンペーン, ケータイWatch, 2010年3月4日 プレスリリース, 音楽関係6団体「やめよう!違法ダウンロード」キャンペーン開始, 社団法人日レコード協会, 2010年3月4日 【特設サイトURL】 パソコン http://www.happy-musiccycle.jp/ 携帯電話 http://www.happy-musiccycle.jp/mobile/ このURLがあちこちに貼られて宣伝されているようだ。たとえば、懸賞情報のメールマガジンなどに掲載されているようだ。 社団法人日レコード協会 QUOカード1000円分300名プレゼント, 無料サンプル&懸賞情報サイト 社団法人日レコード協会 QUOカード1000円分300名プレゼントキャンペーン! エルマークを広めよう

  • 高木浩光@自宅の日記 - iTunesストアの不正アクセス被害で問題にすべきポイントは何か

    iTunesストアの不正アクセス被害で問題にすべきポイントは何か iTunesストアで不正アクセス行為が横行しており、身に覚えのない高額な請求をされて困ったという話は、昨年の秋くらいからチラホラとブログ界隈に出ていた。たとえば以下の報告では、中国語の商品等が不正に購入された被害を示している。 iTunesのアカウント不正利用に関する一例, 2009年10月31日〜11月4日 お問い合わせいただいたアカウントロック解除のお願いについてご案内します。 アカウント名 xxxxxxxxxxx は、お客さまの事前承諾なしに商品が購入されたというお問い合わせをいただきました。不正使用で、アカウント名 xxxxxxxxxxx は、変更されていますので、○○様のアカウントを有効かする事はできません。 アカウントロック解除はできませんご了承下さい。 ○○様のもう一つのアカウント名  yyyyyyyyyy

  • 高木浩光@自宅の日記 - なぜGoogleストリートビューカメラ問題は嘘がまかりとおるのか, 追記(20日)森亮二弁護士は解説記事でも言っていることがおかし..

    ■ なぜGoogleストリートビューカメラ問題は嘘がまかりとおるのか 先月、日弁護士連合会(日弁連)が、ストリートビューに関する意見書を発表しており、これについての記者会見が先日あったようで、ちらほら報道があった。 多数の人物・家屋等を映し出すインターネット上の地図検索 システムに関する意見書, 日弁護士連合会, 2010年1月22日 第1 意見の趣旨 1 (略)行政機関から独立した第三者機関によるプライバシー影響評価手続を経ることがない現状において,新たな地域への拡大は控えられるべきである。すでに公開されている地域においては,当該自治体の個人情報保護審議会において,下記の2(2)と同様の事後調査がなされるべきであり,その判断は尊重されるべきである。 2 個人情報保護法,個人情報保護条例において,以下の改正がなされるべきであり,その改正までの間も,以下の運用改善がなされるべきである。

  • 高木浩光@自宅の日記 - Winny事件を振り返る

    ■ Winny事件を振り返る Winny作者事件の控訴審判決公判が明日となった。一審判決から3年弱が経過したが、私のWinnyに対する考え方は変わっていない。当時の考えは以下の通りである。明日の判決を受けて、今度はどんな世論が展開されるだろうか。*1 Winnyの問題で作者を罪に問おうとしたことが社会に残した禍根, 2006年12月12日の日記 Winny作者が著作権法違反幇助の罪に問われている裁判の地裁判決がいよいよ明日出るわけだが、有罪になるにせよ無罪になるにせよ、そのこととは別に、独立事象として、Winnyネットワーク(および同様のもの)がこのまま社会に存在し続けることの有害性についての理解、今後のあり方の議論を進めるべきである。(略) これまでに書いてきた通り、Winnyは、従来のファイル交換ソフトと異なり、利用者達が意図しなくても、多くの人が流通し続ける事態は非倫理的だと思うよう

  • 高木浩光@自宅の日記 - やはり「元データは保管していない」は虚偽だった

    ■ やはり「元データは保管していない」は虚偽だった 今日の朝日新聞朝刊「b4」面に、Google Earthについて米Google, Inc.担当副社長がインタビューに答えた記事が出ているが、この中で、日のストリートビューについての質問にも応じて、次のように答えている。 ストリートビューについても尋ねた。(略)日では昨夏始まり、塀越しに自宅が撮影されるなどプライバシーを中心に問題になった。 「道幅の狭さ、塀の中の庭、街のつくりなど、日米の違いをよく認識していなかった。例えば米国の家に表札はない。日の事情に合わせ、変えるべき点は変えていく」 人の顔にぼかしを入れ、ユーザーから削除を申請された写真は表示されない。こうした写真の元データをグーグルはどうしているのか。 「保存しています。地図の間違いやぼかし技術の点検のためで、一定期間後に消去することになるでしょう。問題のないものは原則として

  • 高木浩光@自宅の日記 - Winny上の児童ポルノ流通を摘発することの困難性

    ■ Winny上の児童ポルノ流通を摘発することの困難性 前回の日記に対するはてなブックマークに、「ニコ動でいうところの釣り動画みたいな文化はないのだろうか?」というコメントがついていたが、近頃はWinnyがどういうものなのか全く知らない世代が出てきているようだ。最盛期から既に4、5年ほどが経過し、Winnyの家庭内使用が会社から禁止されるような世の中になった今、世代間情報格差が生じ始めているように思われる。 以下は前回の続きである。 ダウンロードの実態 では、Winnyでこういった児童ポルノファイルを取得しようとしている人はどのくらいいるだろうか。Winny互換プロトコルで接続を待ち受ける(だけで何も送信しない)プログラム「WinnyPot」を作成し、稼働させて調べてみた。 まず、従来から稼働させている、Winnyネットワーク巡回プログラム「WinnyWalker」に機能を追加し、接続先の

  • 高木浩光@自宅の日記 - Winnyによる児童ポルノ流通の実態と児童ポルノ法改正の方向性

    ■ Winnyによる児童ポルノ流通の実態と児童ポルノ法改正の方向性 不可解な話 昨年あたりから、児童ポルノ法の見直しをめぐって、単純所持の処罰化を求める団体の発言や、それを援護する新聞のキャンペーン報道が活発になっていたわけだが、それを見ていてずっと疑問に思っていたことがある。「日は児童ポルノ大国だから」と、規制強化の必要性を訴えるわけだけども、いつも、その根拠となる数字なり調査結果なりが示されることはなかった。そのため、違法化を嫌がる人達が、イタリアの児童保護団体がまとめた国際比較統計などを示して、日の児童ポルノ掲載サイトの数は世界的に見て非常に少ないのであり、5年前に比べても大きく減少しているのだと、そもそも問題は存在しないかのように語ってきた。 しかし、それはどうだろう? 日には、Winny*1という日特有のP2P型ファイル共有ネットワークが定着してしまっている。児童ポルノを

    shiranui
    shiranui 2009/07/19
    送信可能化権でも非放流のwinnyユーザの起訴は困難
  • 高木浩光@自宅の日記 - 東京都情報公開・個人情報保護審議会を傍聴してきた

    ■ 東京都情報公開・個人情報保護審議会を傍聴してきた 2月15日補足:日付を間違えていた。「今日は」とは2月3日のこと。2月3日の日記として書いたつもりが、2月4日で登録してしまっていた(書き始めたのは2月3日だが書き上がったのは2月4日の朝だった)。既にあちこちからリンクされているので変更はしない。 ストリートビューについてグーグル社との意見交換があるというので、今日は休暇をとって、東京都情報公開・個人情報保護審議会の傍聴に行ってきた。録音も撮影もOKとのことで、公開の場であることが強調されていたので、今回はメモはとらず、会話は録音して、会場の様子を写真やビデオに収めてきた。 グーグル社からは、執行役員で広報部長の舟橋義人氏とポリシーカウンセルの藤田一夫氏が出席し、主に藤田氏が説明と質疑への応答にあたった。事務局から前回議事録等への補足の後、藤田氏から25分ほどのプレゼンテーションがあり

  • 高木浩光@自宅の日記 - 日本の家屋の塀はグーグル社に適応して70センチ伸びるのか

    ■ 日の家屋の塀はグーグル社に適応して70センチ伸びるのか 前回の日記に傍聴録を記したように、その研究会では図らずもグーグル社の考え方を聞くことができた。そのタイミングから、Googleマップの「ストリートビュー」について述べられたものと解釈している人がいるようだが、このご発言は、携帯電話や固定通信網における個人識別子の扱いに関連する議論の文脈において出たものである。 さて、Googleマップの「ストリートビュー」だが、日でも開始されたと知って早速いろいろなところを見てみたところ、それは予期していたのとは違うものになっていた。車一台スレスレ通れるか通れないかのような細い道にまで撮影車が積極的に入り込んでおり、特に予想外なことに、住宅密集地で、高い視点から塀の中を見下ろして撮影している。 これは通常の通行人の目線で見える風景との違いを比べる必要があると思った。そこで、現地を訪れて実際の塀

  • 高木浩光@自宅の日記 - キャッシュと嘘とファイル放流, 不幸の手紙とチェインメールとコンピュータワーム

    ■ キャッシュと嘘とファイル放流 まえおき Winny作者が著作権侵害の幇助罪に問われている事件について、当人の意図がどうだったかは別として、Winnyというコンピュータプログラムの性質に着目する場合に、Winnyのどの技術要素が他のプログラムにはない特殊性を帯びているかを明らかにしようとするのは、個人的に無罪判決が出ることが望ましいと期待する立場からすれば、不用意にそのようなことはしない方がよいとする考えにたどり着きかねないものである。ようするに、電波系サヨク運動家流に言えば、「どうしておまえはそういうことを言うのか? 黙りなさい! キー!」ということだ。 しかし、もしこの事件が有罪という結果になったときのことを考えてみると、何がその理由で、何が理由でないか、その双方が明確にはなされない(情報技術者や一般の市民たちが理解できるレベルで明確にされない)事態となった場合には、それこそ、技術

    shiranui
    shiranui 2007/12/27
    小倉氏のエントリーでリンク切れとなっていた高木氏のエントリー
  • 高木浩光@自宅の日記 - 「ダウンロード違法化」で漏洩情報のWinny流通を抑止できるか

    ■ 「ダウンロード違法化」で漏洩情報のWinny流通を抑止できるか 11月の情報ネットワーク法学会大会の個別発表で、「匿名ファイル交換ソフトで違法複製物をダウンロードした者の法的責任」というご発表があった。その際に私は質問をしたのであるが、その意味するところは聴衆の方々にもわかりにくいものだったと思われるので、その趣旨をここに書き留めておくことにする。その前に、その考察に至る背景から。 「ダウンロード違法化」を望むのは権利者だけではない いわゆる「ダウンロードの違法化」、つまり、違法複製物又は違法配信からの録音録画を著作権法30条の適用対象外とする著作権法改正に向けた文化審議会著作権分科会私的録音録画小委員会の検討は、昨今の反対派の論調では単純に「権利者(流通業者)の横暴」とみなされているようだが、私には、それとは別の動機によって(を伴って)推進されているように感じられる。 それはつまり、

  • 高木浩光@自宅の日記 - 私的録音録画小委員会中間整理に対する意見

    ■ 私的録音録画小委員会中間整理に対する意見 パブコメを出した。この心配は杞憂かもしれないとは思ったが、念のため出しといた方がいいかなと思って個人で出した。 締め切り間際に急いで書いたので、今読むと若干混乱が。「除外」という言葉の使い方が混乱させそう*1なので、その点を訂正したもの(訂正箇所は打ち消し線のある部分)を以下に書いておく。ついでに、補足のため一箇所追記した。 私的録音録画小委員会中間整理に関する意見 提出日: 平成19年11月15日 個人/団体の別: 個人 氏名: 高木 浩光 住所: 東京都(略) 連絡先: (略) 該当ページおよび項目名: 第2節 著作権法第30条の適用範囲の見直しについて 2 第30条の適用範囲から除外することが適当と考えられる利用形態 (1)権利者に著しい経済的不利益を生じさせ、著作物等の通常の利用を妨げる利用形態 pp.103-106 意見: 概要 正当

  • 高木浩光@自宅の日記 - 現場でコピペしてるんだパート2 「CNETブログを封鎖せよ」

    ■ 現場でコピペしてるんだパート2 「CNETブログを封鎖せよ」 昨年10月、CNET Japanブログの一つに掲載されていた「時代にマッチした「サイト利用規約」を作ってみた」は、そもそも利用規約の形態になっていない上に、引用の方法を「blockquoteタグ推奨」と決め付けたり、引用元の明示方法に「直リンク」を強制するなど、他人の表現手法に指図しようとする悪例であり、そのことは昨年10月7日の日記「無思慮なサイト運営者が来言わんとすることを利用規約の形式で書いてみた」で書いていた。その記事にはトラックバックを送っておいたが、著者の反応はなく、記事はそのままになっていた。その記事のはてなブックマークには、「これをこのままコピペする輩が続出の悪寒。blockquote推奨、とか。」といった懸念の声も出ていたが、その後も「お役立ち」などとしてブックマークされ続けており、最近でも数多く読まれて

  • 高木浩光@自宅の日記 - 「不 当 判 決」 村井証人証言は僕ら技術者を幸せにしたか

    ■ 「不 当 判 決」 村井証人証言は僕ら技術者を幸せにしたか この日記エントリは以下の文書を読んだ上でのものである。 京都地裁平成16年(わ)第726号著作権法違反幇助事件 判決要旨の原文 Winny裁判、罰金刑は重いか?軽いか?--自己矛盾を抱えた判決, 佐々木俊尚, CNET Japan, 2006年12月13日 「Winny自体は価値中立で有意義」の司法判断、その影響は!?, 佐々木俊尚, @IT, 2006年12月15日 Winny事件判決の問題点 開発者が負う「責任」とは, 白田秀彰, ITmedia, 2006年12月17日 Winny京都地裁判決要旨を読んで(前), 弁護士 落合洋司(東京弁護士会)の「日々是好日」, 2006年12月17日 高性能車とウィニー, 元検弁護士のつぶやき, 2006年12月17日 まず、判決要旨(原文)には次の通り書かれている。 6. 被告人に

    shiranui
    shiranui 2006/12/18
    いっそWinnyは特殊事例ですと切り捨てたほうが他のプログラマにとって幸せかもと考えることあるので、結構共感した
  • 高木浩光@自宅の日記 - 技術用語「cache」が政治的な言葉として拡大利用される

    技術用語「cache」が政治的な言葉として拡大利用される そもそも「cache」とは コンピュータ用語としての「cache」は、当初はキャッシュメモリを指すものとして登場した。英単語としての「cache」の来の意味は、辞書によれば、 cache ―n 《料や弾薬などの》隠し場, 貯蔵所; 《隠し場の》貯蔵物; 隠してある貴重品; 【電算】 キャッシュ (cache memory). make (a) cache of… …をたくわえる. ―vt (隠し場に)たくわえる, 隠す; 【電算】 〈データを〉キャッシュに入れる. [F (cacher to hide)] 研究社 リーダーズ英和辞典第2版 とあるように隠れた蓄え場所を指すが、キャッシュメモリはまさにそれである。 下の図のように、キャッシュはメインメモリとCPUの間に配置され、キャッシュがあることによって演算の実行速度が向上す

    shiranui
    shiranui 2006/12/16
    発掘。キャッシュファイルと著作権について