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2024年4月、アトラクションズ時代からの盟友スティーヴ・ナイーヴ(k)とのデュオ編成で8年ぶりとなる来日公演を行なったエルヴィス・コステロ。今回はインポスターズのオーストラリア公演直後の来日デュオ・ライブということで機材は少なめ。しかし、コステロのこだわりが詰まった貴重なギターの数々を持ち込んでくれた。 取材・文=小林弘昂 通訳=トミー・モリー 機材撮影=星野俊 Elvis Costello’s Guitars 1966 Fender/Jazzmaster 鮮やかなブルーがお気に入りの66年製 シリアル・ナンバー“119082”、バウンド・ネックやスモール・ヘッドなどの特徴を持つ66年製ジャズマスター。ダークなサウンドが特徴で、デュオ・ライブでのメインに選ばれたそうだ。ブリッジはMastery製に交換されている。ピックアップも両方Lindy Fralinのカスタム・ピックアップに交換。ギ
この連載セミナーは月〜金の16時に毎日更新される練習ドリルです。 スケールではなく、あえてコード・トーン(コードを構成する音)に限定したフレーズを繰り返し弾いていくことで、コード進行の流れに沿ったポジションを感覚的に身につけることができるようになります。 毎日8小節のドリルを公開していくので、1日1分だけトライしてみましょう! 文:日下義昭 *この記事は書籍『色分けタブ譜で理解度UP!コード・トーン反復ギター・トレーニング!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。 トニック→ドミナントの2コード進行 3-3 Am→Em トニック(Am)とドミナント(Em)の進行に、休符を多く取り入れた応用フレーズです。1〜6小節目のプリング・オフを含んだフレーズは、ピッキングとの音量差が出過ぎないように注意しましょう。 < 025 譜面の見方 コード・トーン(度数)について コード・トーンは
レッド・ホット・チリ・ペッパーズのジョン・フルシアンテが、アルバム『Unlimited Love』(2022年)の作曲秘話を語る! 今回はアルバムの代表曲「Black Summer」について! This article is translated or reproduced from Total Guitar. 翻訳=トミー・モリー Photo by Matthew Baker/Getty Images 単に俺がグッとくるものをやっているというだけのことだよ 俺がレッド・ホット・チリ・ペッパーズを離れていたあいだ、ギターを弾いていたのはほんの数年間だけだったんだ。でもトレーニングは続けていた。練習は、俺の頭脳を刺激してくれるからだ。それでも曲を書くことには至らなかったんだけどね。 ギターを手に取ったのは、俺がバンドに復帰するんじゃないかっていう空気になり始めてからなんだけど、“果たして俺は
去る2023年5月、ラスト・アルバム(『Heaven :x: Hell』)のリリースとラスト・ツアーをもって解散することを発表したSUM 41が、2024年3月にPUNKSPRINGへの出演を含む最後のジャパン・ツアーを行なった。今回、3月18日(月)のKT Zepp Yokohama公演でデリック・ウィブリー(vo,g)、デイヴ・バクシュ(g)、トム・タッカー(g,k)、ジェイソン・マクキャスリン(b)の機材撮影に成功。ここでは4人が使用したギターとベースを紹介しよう。 取材・文:小林弘昂 機材撮影:西槇太一 人物撮影:岸田哲平(©PUNKSPRING All Rights Reserved) Deryck Whibley’s Guitars 2013 Gibson Custom/Historic Collection 1957 Les Paul Standard Reissue P-9
毎週、ひとりのブルース・ギタリストに焦点を当てて深掘りしていく新連載『ブルース・ギター・ヒーローズ』。今回は“キング・オブ・ザ・ブルース”、B.B.キングのオススメ盤5選を紹介。まずはこれらを聴くべし! 文:久保木靖 B.B. King『Singin’ The Blues』(1957年/Crown) 初期音源をまとめた1stアルバムで、早くも代表曲が目白押し! ギターの音がまだ荒々しいものの、「Sweet Little Angel」などスロー・ブルースでは看板となるスクイーズ・チョーキングがすでに完成の域。「3 O’Clock Blues」や「Every Day I Have The Blues」はローウェル・フルソンのバージョンと比べるとスムーズに洗練されており、オリジナル以上にヒットしたのも頷ける。そんな中、時折顔を出すT-ボーン印のフレーズには思わずニヤリとしてしまうし、飛躍の大きな
フェンダーのデジタル・アンプとストラトキャスターを無料レンタルできるキャンペーン サウンドスタジオノアの都内11店舗にて実施 2024-05-07 フェンダーミュージック株式会社と株式会社ノアが共同で、2024年5月15日(水)から6月30日(日)にかけての期間、『Fenderストラトキャスター & デジタルアンプ 無料レンタルキャンペーン』を実施する。 キャンペーンの内容は、サウンドスタジオノアの都内11店舗にて、人気のデジタル・アンプ“Tone Master Twin Reverb”または“Tone Master Deluxe Reverb”と、US製のエレクトリック・ギター“American Vintage II 1957 Stratocaster”を無料でスタジオ・レンタルできるというもの。予約受付は対象店舗にて4月25日(木)より開始されている。 ユーザーは本キャンペーンを通じて
シティ・ポップや国産ポップスを彩った名手たちのギター名盤を紹介する連載、『シティ・ポップ・ギター偉人伝』。第3回はサウンド・プロデューサー、ギタリストとして活躍した鳴海寛。 文・選盤=金澤寿和 鳴海寛(なるみ・ひろし) ワン&オンリーのシティ・ポップ名盤を残したことで名高いユニット、東北新幹線の鳴海寛。しかしその名が浸透したのは、唯一作の発売から20年以上経過した、2000年代後半以降のことである。 ヤマハのポプコン(ヤマハポピュラーソングコンテスト)に応募したデモ・テープがプロへのキッカケで、それを機に谷山浩子や佐々木幸男、八神純子、来生たかおらをサポート。 そこでしばしば一緒になった作編曲家/キーボード奏者の山川恵津子と東北新幹線を組むも、ライブ・パフォーマンスに対する考え方の違いから自然消滅。その後は楠木恭介や故Cindyらをサウンド・プロデュースし、山下達郎のツアー“Perform
フェンダーは、ストラトキャスターの生誕70周年を祝うキャンペーンを2024年3月より開催している。 そのキャンペーンの第2弾として、アーティストのイベントや、缶バッジが当たるカプセルトイ、ストラトキャスターの人気モデルが当たるクイズなど、様々なコンテンツが発表された。 Gyoshiと鷲山和希が登場するストア・イベント第4弾 Gyoshi(左)と鷲山和希 フェンダー旗艦店のFender Flagship Tokyo(東京・原宿)では、キャンペーンの開始以来、ストラトキャスターを愛用するアーティストをゲストに迎えたトーク&セッション・イベントを開催している。 その第4弾のゲストが、新世代のポップ・ミュージックを牽引する存在として呼び声の高いKlang RulerのGyoshiと、路上ライブを中心に活動を開始し、圧倒的な実力で注目を集めるSuspended 4thの鷲山和希の2人に決定した。 イ
柴田聡子が新作『Your Favorite Things』のツアーで愛用するアコギ、アンプ、ペダルボード 2024-04-26 Folk Pops 耳を惹くメロディと風変わりな詞の組み合わせが持ち味のシンガー・ソングライター/詩人の柴田聡子。ギター・マガジン2024年5月号では、7枚目となる新作『Your Favorite Things』について柴田と、アルバムの共同プロデュース/アレンジ、ギターで参加した岡田拓郎の対談インタビューや、レコーディングで使用した機材をお届けした。WEBでは特別に、柴田が最新ツアーで愛用している機材をご紹介! 取材・文:錦織文子 写真:山川哲矢 柴田の作曲とライブを支える愛用アコギ 柴田が普段のライブや曲作りで愛用しているアコギは、5年ほど前に新品で購入したという国産ハンドメイド・アコースティック・ギター・ブランドのTears Guitarのスキャロップド・ブ
毎週、ひとりのブルース・ギタリストに焦点を当てて深掘りしていく新連載『ブルース・ギター・ヒーローズ』がこの4月よりスタート! 今回は“キング・オブ・ザ・ブルース”、B.B.キングの愛用したギター、ルシールについて。 文:久保木靖 歴代の愛器をすべて“ルシール”と名づけ、愛用 B.B.キングは様々な歴代ギターを“ルシール”と名づけて愛用してきた。まずは、そのルシール誕生のいきさつから。 1949年の冬、B.B.キングがアーカンソー州のダンスホールで演奏していた時、灯油ランタンが倒れ、建物が炎上。慌てて逃げ出したB.B.だったが、ギターを置き忘れたと気づくや、燃え盛る屋内に戻って愛器を救出。 その翌日、火事の原因がホールで働く“ルシール”という名の女性を巡って2人の男が争ったことが原因と知る。 この出来事を通し、火災の際に無茶をしない(=命を大事にする)、女性を巡って争ったりしない、そんな思い
Live Report|THE PRIMALS Live in Japan – Beyond the Shadow 2022年6月5日@幕張イベントホール 2022-06-17 Instrumental Rock オンラインRPG『ファイナルファンタジーXIV』の公式バンドであるTHE PRIMALSが、約4年ぶりの有観客単独公演=“THE PRIMALS Live in Japan – Beyond the Shadow”を6月4日〜5日に開催した。千葉・幕張イベントホールを“光の戦士”たちが埋め尽くした2日間のうち、編集部は5日公演に潜入! “楽しさ”に満ちたライブの模様をお届けするとともに、特別に入手できた機材写真も合わせて掲載しよう。 文=福崎敬太 ライブ写真=西槇太一 機材写真=MASANORI FUJIKAWA ファイナルファンタジーXIV(以下:FFXIV)の音楽を手がける祖
B.B.キング再入門2| ブルースをポップスへ昇華させ、ブルース・ギターの道標となった功績| 連載 ブルース・ギター・ヒーローズ 2024-04-16 Blues Legends 毎週、ひとりのブルース・ギタリストに焦点を当てて深掘りしていく新連載『ブルース・ギター・ヒーローズ』がこの4月よりスタート! 今回は“キング・オブ・ザ・ブルース”、B.B.キングのバイオグラフィ後編だ! 文:久保木靖 “田舎くささ”を払拭したアーバン・ブルースを完成。 タレント・スカウト業をしていたアイク・ターナー(のちにアイク&ティナ・ターナーで知られる)は1949年、B.B.の演奏を耳にするや否やModernレコードに紹介。結果、B.B.はModernの子会社であるRPMレーベルとの契約に至る。 1951年にはローウェル・フルソンのカバー「3 O’Clock Blues」がR&Bチャートの1位を獲得する大ヒッ
オールマン・ブラザーズ・バンドの創立メンバーとして、デュアン・オールマンと共にロックの歴史を塗り変えた男、ディッキー・ベッツ。この偉大なるギタリストが、2024年4月18日に亡くなった。80歳だった。ここでは哀悼の意を込め、ディッキー・ベッツの歩みを改めてご紹介したい。 文=小川真一 Photo by Getty Images ディッキー・ベッツがこの世を去った。療養中であると伝えられてはいたが、やはり動揺してしまう。早過ぎる、もっとギターを弾いてほしかった。そんな気持ちでいっぱいだ。 ご存知のように、というか何を差し置いてでもこの話から始めなければならないのだが、ディッキー・ベッツはオールマン・ブラザーズ・バンドの創立メンバーであり、デュアン・オールマンとともに、ロックに大きな足跡を残した人物である。 オールマン・ブラザーズ・バンドがどのようなグループであったのか。単にサザン・ロックのバ
ファンキーでユニークな楽曲を生み出すマハラージャンの武器は、HISTORYが手掛けた金色のギター。ハンド・マイクで歌うことも多いが、ライブでギターを弾く際に抱えるこの1本は、一目見れば忘れることがないほどのインパクトだろう。さらに、つい最近、サウンドの向上を求めて大きなアップグレードが施されたという。その改造箇所も含めて、“ゴールデン・ギター Ver. 2.0”の全貌を見ていこう。 写真/文=福崎敬太 細かな調整を加えて生まれ変わった“バージョン2.0” マハラージャンを象徴する金色のギターは、島村楽器が手掛けるHISTORYブランドによるカスタム品。同社でメインテナンスやリペアを行なっている“ルシアー駒木”が、マハラージャンのためだけに作り上げた1本だ。 完成にいたるまでの経緯については、島村楽器公式ブログで詳しく解説されているので、ぜひそちらを見てほしい。 最大の特徴は、何と言っても全
エリック・クラプトンのシグネチャー・ストラトキャスター、その特徴と仕様の変遷をたどる 2024-04-17 フェンダーにとって初のアーティスト・モデルとなったのが、エリック・クラプトン・ストラトキャスターである。1988年の発売から現在まで愛され続けるこのモデルの開発は、当然フェンダーにとっても一大プロジェクトだった。完成にいたるまでのドラマをお届けしよう。 文=細川真平 Photo by Gie Knaeps/Getty Images フェンダーの歴史的な決断 “ブラッキー”のネックは長年の酷使のために痛み、これ以上リフレットすることが不可能な状態にまでなっていたために、1985年の“Behined the Sunツアー”を最後に引退を余儀なくされた。 エリックにとって、今後メインのギターをどうするかは、悩みの種だっただろう。 “ブラッキー”の影武者的なサブ・ギターはあったし、“ブラウニ
“THE FIRST TAKE”への出演を機に注目を集め始めたマハラージャンは、その特徴的な衣装や楽曲のユニークさに目が行きがちだが、ギタリストとしてもかなりの腕前を持つ。2024年2月に発売となった新作『ミーンミーンミーン☆ゾーンゾーンゾーン』には、小川翔、西田修大、菰口雄矢と名手が参加しているが、大部分では自身がギターをプレイ。そんな彼に、ギターを始めたきっかけから、新作でのファンキーなカッティングやメロウなソロのアプローチについてまで、幅広く話を聞いた。 インタビュー=福崎敬太 写真=Taichi Nishimaki 先生から“カッティングができないと生き残れない”と言われて まずは初登場ですので、ギターを始めた経緯から聞かせて下さい。 小さい頃から、親が教育のためにクラシックを聴かせていたみたいで、音楽に対しては親しみがあったと思うんです。押入れの奥にあった父親のトランペットが気に
「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座 文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく *この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。 一体、コードはいくつあるのでしょうか? その答えは、不協和音も含めると“無限”です(ポップスに似合うコードは500個くらいではありますが)。それを、全部覚えるというのは無理です。上級者だって、コードをすべて暗記しているわけではありません(いくつかは暗記しているのですが)。じゃあ、どうしているのか? コードは、一定の方法論で成り立っており、その仕組みを知っていれば、瞬時に押さえられるようになります。ロー・コードの例で言えば、“A(図1)から2弦を1f下げればAmになる(図2)”、“Aから3弦を2f下げればA7になる(図3)”という方
B.B.キング再入門| 規格外の存在感、“キング・オブ・ザ・ブルース”、デビューまでの道のり| 連載 ブルース・ギター・ヒーローズ 2024-04-09 Blues Legends 毎週、ひとりのブルース・ギタリストに焦点を当てて深掘りしていく新連載『ブルース・ギター・ヒーローズ』が本日よりスタート! 記念すべきひとり目は“キング・オブ・ザ・ブルース”、B.B.キングから! 文:久保木靖 教会の聖歌隊に加わり、牧師からギターのイロハを教わる ダウンホームなブルースをモダン/アーバン化し、さらにはポップスへと昇華させたスーパースター。 さほど興味のない人でもその名を聞けば“ブルースの人!”と言えてしまう、まさに“ブルースの代名詞”でもある。 ギター弾きにとっては、その存在を知るや知らずや、彼が開発したフレーズを弾いている、なんてことも。 そう、数々のブルース・ギター常套句の生みの親でもあるの
「いとしのレイラ」を奏でた、エリック・クラプトンの1956年製ストラトキャスター“ブラウニー” 2024-04-03 Blues Legends Rock エリック・クラプトンとストラトキャスターとの蜜月の関係──その始まりとも言える1本が、2トーン・サンバーストの1956年製ストラトキャスター=“ブラウニー”だ。初のソロ・アルバムやデレク&ザ・ドミノスの不朽の名盤『いとしのレイラ』を彩った伝説のギターについて、その詳細をじっくりと見ていこう。 文=細川真平 Photo by Koh Hasebe/Getty Images エリック・クラプトンを魅了した“ソフトV”ネック エリック・クラプトンは、1967年5月7日にロンドンの楽器店、サウンド・シティ(Sound City)で56年製のサンバースト・フィニッシュ/メイプル・ワンピース・ネック指板のストラトキャスターを400ドルで購入する(イ
『ピックはどこへ消えた?』の著者による最新刊! 我々は一体どのようにギターを選んでいるのだろうか? すべてのギタリストが決して逃れることのできない驚愕の真実、世界の法則、愛と闘魂。 異例の発売前重版100万部を突破し、来春にはアニメ化も決定したギタマガ新書の最新刊がついに4/1発売。 666の悪魔的ルールを活用し、目指せ武道館! #エイプリルフール 『ギターは見た目が9割』 品種新書仕様新書版 / 53万ページ発売日2024.4.1価格666円(本体605円+税10%)ISBN6-666-6666-6666-666 こっちは本当に作っちゃいました! 『ギターは見た目が9割』Tシャツ、4/1より発売中! T-ODで買う INFORMATION 価格:3,800円サイズ:S、M、L、XLカラー:ホワイト、ブラック
若き超絶ギタリスト=森 大翔が語る、ギターの楽しさを詰め込んだ1st作『69 Jewel Beetle』 2023-07-14 Pops Progressive Rock ポリフィアやCHON、Ichika Nitoやマテウス・アサトなど、新世代のテクニカル・ギタリストたちに影響を受けた森 大翔。10代にして世界レベルのテクニックを身につけた彼が、その技術やセンスを存分に発揮しながらも見事に“ポップス”へと昇華させた1stアルバム、『69 Jewel Beetle』を完成させた。今回は、その会心の作品で聴けるギターについて、森にたっぷりと語ってもらおう。 インタビュー=福崎敬太 写真=瀬能啓太 故郷を思い出しながらギターを弾く時間を確保しているんです デビュー・アルバム『69 Jewel Beetle』は歌モノのポップスとしてはかなりギター度が高い、我々としては大歓迎な1枚です。ギタリスト
ギブソンが“セオドア・スタンダード”を発売 テッド・マッカーティ考案のギターをレギュラー・ラインで製品化 2024-03-29 ギブソンより新製品“セオドア・スタンダード”(Theodore Standard)が発売された。 セオドア・スタンダード。中央の3本が完成品で、両側は塗装前のもの。 本モデルは、ギブソンの伝説的な元社長であるテッド・マッカーティが1957年にスケッチしたデザインを、現代の技術によって製品化したギターだ。 そのコンセプトは、2022年3月に限定モデルとして発売され、完売したギブソン・カスタムショップの“セオドア”と同様だが、今回の“セオドア・スタンダード”はギブソンUSA製で、なおかつレギュラー・ラインでの製品となる。 ちなみにスケッチが描かれた1957年の翌年には、ギブソンからフライングV、エクスプローラー、ES-335などの有名なモデルが発売されている。 では、
ギター・マガジン2022年7月号の表紙特集は『名手が明かす、最高のストラト・サウンドの鳴らし方!』。その中の目玉企画の1つ、「伝説に残る10本のストラトキャスター」では、10人のレジェンドたちの愛器の物語を、ギターの詳細なデータとともにお届けした。今回は記事内で紹介したギターが奏でる珠玉の名演をプレイリストとしてまとめてみた。それぞれのストラトキャスターが持つ個性の違いを聴き比べていこう。 Photo by Koh Hasebe/Shinko Music/Getty Images 伝説のストラトキャスター10本を聴き比べる ギター・マガジン2022年7月号の企画「伝説に残る10本のストラトキャスター」では、レジェンド・ギタリスト10人と彼らの象徴となったストラトキャスターとの物語を掲載。 以下が登場ギタリストと、それぞれのテーマとなるストラトキャスターだ。 バディ・ホリーと1955年製スト
エリック・クラプトンにとって、フェンダー・ストラトキャスターとはどんな存在なのか 2024-03-26 Blues Legends Rock キャリアの初期には様々なギブソン・ギターを愛用したエリック・クラプトンだが、ソロ転向後の彼のそばには常にストラトキャスターがあった。今回はエリックがストラトキャスターを相棒として選んだ理由や、その切っても切り離せない関係性について深く考えてみたい。 文=細川真平 Photo by Ian Gavan/Getty Images なぜ初期にストラトキャスターを選ばなかったのか エリック・クラプトンは、ブルース・ブレイカーズ時代(1965〜66年)にギブソン・レス・ポール・スタンダードを使用し、ロック・ギター・サウンドの基礎を作り上げた。そして、その後のクリーム(1966〜68年)では、レス・ポール・スタンダード/カスタム以外にも、SGやES-335やファ
「こんな練習方法や考え方があったのか!」……読むだけで上達する魔法のギター講座 文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく *この記事は書籍『ギター上達100の裏ワザ 知ってトクする効果的な練習法&ヒント集』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。 小さな円、大きな円 音楽で最も大切なことはテンポとリズム、つまり時間です。時間は、譜面や図版で表わすには横に表示しますが、演奏時には、頭で“円”をイメージしましょう。小さなリズムの円をくり返すと共に、大きなリズムの円を回転させます。これが連動して、同時に回転しているわけです。ここにヒントがあります。 例を出すと“16ビートをプレイする際には1小節ごとの大きな円を意識する”、“4拍子をプレイするには16分音符の小さな円を意識する”ということです。簡単に言えば、小さな円と大きな円を同時に感じる、もしくは、プレイに対比する円を意識すれば
現代のヴァーチュオーゾが新境地を見せる最新作 ジョン・ヘンリーをプロデューサーに起用した今作は、新境地に踏み込むフレッシュな仕上がり。 これまでエレキとアコギはアルバム中に同居しない傾向だったが、今回はアコギ率が高めながらエレキ曲も少々というバランスで、管楽器や鍵盤類の入った曲もあり、いつものトリオ編成に華やかな色彩感を加えた音像が印象的だ。 アパラチアン・フォークやポップなテイスト、砂漠っぽいロッキンなリフもの、デレク・ベイリー~オーネット・コールマン~チャールズ・ロイドを横断するフリーなソロやアンサンブルまで、リズムとハーモニーを自在に操りつつ、底なしの深みをたたえて心の最深部まで刺激してくる。 自然な弦の響きが微細に聴き取れる録音も素晴らしく、完全ソロ・ギターの「マイセルフ・アラウンド・ユー」ではかすかに聴こえる息遣いの中から、気ままに旅するように音楽に向かうジュリアンのスピリットが
a flood of circleの新作『花降る空に不滅の歌を』に見る、 佐々木亮介&アオキテツの洗練されたロック・ギター哲学 2023-03-27 Rock Rock 'n' Roll 2006年の結成以来、無骨でストレートに響くロック・サウンドを武器に、精力的な活動を続ける実力派ロック・バンド、a flood of circle(AFOC)。彼らが最新アルバム『花降る空に不滅の歌を』を完成させた。フロントマンである佐々木亮介(vo,g)が、“歌っている人の唾が飛んできそうな生々しい作品にしたかった”と語るように、バンドマンとして死ぬまで音楽をやり続けていくという決意が込められた歌詞の世界観を、表情豊かなロック・サウンドで彩った快作に仕上がっている。注目の最新作について、佐々木とアオキテツ(g)に制作をふり返ってもらった。 取材・文:尾藤雅哉(ソウ・スウィート・パブリッシング) アルバム
レジェンドらを魅了したギルド・エレキの代表格 1960年に誕生以来、バディ・ガイやデイヴ・デイヴィス(ザ・キンクス)、トム・フォガティ(CCR)などを魅了してきたギルド・エレキ・ギターの代名詞的存在=スターファイアー・シリーズ。ダブル・カッタウェイのセミアコ仕様である本器は、ピックアップに自社製ハムバッカー2基をマウント。ビンテージ・ライクで芳醇なギルド・サウンドを味わえる。ネックは薄めのUシェイプ仕様で、オリジナルのビブラート・テイルピースもクールだ。 『The Kink Kontroversy』(ザ・キンクス/65年)のジャケットに写っていて、憧れたスターファイアー。これもまさに60年代のガレージ・サウンドが出ますよ。さらにニッチに言えば “1964~66年”の音に近いですね。 67年になるとジミヘンやクリーム、ジェフ・ベック・グループなどの時代になって歪みの質が変わりますけど、それ以
また、2年ぶり通算6枚目となるソロ・アルバム『Dance Dance Dance』を5月15日(水)にリリースすることも同時に発表。ソロ・バンド・ツアー終了後の5月31日(金)から、“赤のブルース~弾き語り編”での全国ツアーも予定している。 KOTARO FURUICHI SOLO BAND TOUR 2024“赤のブルース” 日程/会場 5月18日(土)/岩手・CLUB CHANGE WAVE 16:30開場/17:00開演5月25日(土)/愛知・JAMMIN’ 16:15開場/17:00開演5月26日(日)/大阪・Music Club JANUS 16:15開場/17:00開演5月30日(木)/東京・EX THEATER ROPPONGI 18:00開場/19:00開演 <東京公演 ゲスト出演者> ウエノコウジ(The HIATUS/Radio Caroline) 江沼郁弥(DOGAD
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