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皆さんは乙女ゲームを遊んだことがありますか? 最近では、乙女ゲームを題材にした小説や漫画も増え、男性のゲーム実況者さんもよくプレイしているので、僕のようなおっさんでも乙女ゲームに手を出しやすい環境になりましたね。 僕は、毎日のタスクをこなしながらパラメーターを上げる、いわゆる『ときメモ』タイプの恋愛シミュレーションゲームが大好きなので、攻略対象が男性であろうが女性であろうがお構いなしに本シリーズをプレイしていました。 乙女ゲームに触れたきっかけはそんな感じなのですが、今ではこのジャンル自体にすっかりハマってしまい、41歳のおっさんは立派な乙女になっています。 今回は、僕が乙女ゲームの世界に足を踏み入れるきっかけとなった『ときめきメモリアルGirl’s Side 1st Love』のリマスター版である『ときめきメモリアル Girl’s Side 1st Love for Nintendo S
皆さんは「100日後に死ぬワニ」覚えてますか? 100日後に死ぬというかなり気になる煽りと、毎日更新という事で「ワニが本当に死ぬのか?」というのを画面のこちら側で感じられるリアリティショーみたいな部分で社会現象にまでなってましたね。 ですが、掲載終了直後に単行本やメディア展開を発表した結果様々な憶測を呼んでなんだか残念な終わりを見せましたね。その後も憶測や決めつけが終わらず作者のきくちゆうきさんが信じてもらえず残念という内容の声明まで出す始末…。 なんだかあれで冷めてしまったという人も多かったのではないでしょうか。実際、感想を言い合うような雰囲気は無かった気がします。 そんな中で発表された映画版の方は覚えてますか? 実際「映画がそんな早く作れるはず(企画が動くはず)ない」等の言葉を引き出すきっかけになったり、前述の冷めた空気があったりして「触れるのもなんかな…」っていう感じでした。 おまけ
ホイホ・ホイホイホは毎月12日更新! 最新の漫画作品
失礼、愚問でした。ゴジラとコングが取っ組み合いの大喧嘩をして、和解したとなればハイローばりに爆走し、結果としてエジプトのピラミッドがボロボロになったり、リオデジャネイロが氷漬けになったりするのだから、これ以上に優先して観るべき映画は他にないと言っていいだろう。 では、『髑髏島』はいかがだろうか。 そう、髑髏島。いやいや、『キングコング:髑髏島の巨神』じゃなくて、アニメの『髑髏島』の方。え?知らん?実写じゃなくてアニメのコングのやつ。ってかネトフリ入ってる?違う違うゴジラが出るのはApple+の配信ドラマの方で……マジで知らん???コングのアニメよ? ……というわけで、今回は実際に観たという人がなぜか少ないNetflix独占配信アニメ『髑髏島』をご紹介。 オタクの「あんなこといいな できたらいいな」を叶えてくれる、夢を創る企業レジェンダリー社が製作する一連の怪獣映画ユニバースこと「モンスター
『キングコング対ゴジラ』 予告編より引用 ご存知『キングコング対ゴジラ』だ。モンスターバースの『ゴジラvsコング』や今やってる『ゴジラ×コング 新たなる帝国』とは全然関係ない。リメイクとかですらないのでそっちを追うのに必須というわけではないけど、せっかくだからセットで語らないわけにはいかない作品だ。 『キングコング対ゴジラ』は1962年に公開されたゴジラシリーズ3作目にしてアメリカを代表する怪獣キングコングさんと我らが日本のゴジラが戦うというすごい映画だった。キングコングの使用料を版権元に八千万円も支払って作ったメチャクチャな映画だが、その甲斐あって一千万人以上動員するスーパー大ヒット映画になった。もちろん超面白い。今見ても面白い。 以下に簡単なあらすじを紹介しよう。当然だがゴリゴリにネタバレするぞ!!!! 「南海のファロ島というところにいる魔神キングコングをとっ捕まえて番組視聴率を上げろ
当サイトのライターでもある、ハンバーガーのオリジナル作品『忍者と殺し屋のふたりぐらし』がなんとアニメ化決定! すげ~~~!
https://www.netflix.com/title/81024821 「やべっ うかうかしてたらPrime Videoでも『Fallout』が始まる〜!?」と気づいて焦ってガガーッと見ました。急にオタク向けコンテンツをわっと投げかけないでくれ! 『三体』大好きなんだよね〜。原作の第一部が邦訳されたときからずっと追いかけてるよ。『三体X』だけちょっと水が合わなくて完読できなかったんだけど……。 https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014259/ 『三体』シリーズ。劉慈欣によるSF小説。本編5冊、前日譚1冊、ファンメード作品1冊がすべて早川書房より邦訳本発売中。第一部は先日文庫版も出ました さてあのやたらとスケールがデカく、超荒唐無稽な展開を「どけ! 俺はプロの科学者だぞ!」で無理やり言いくるめていた『三体』、映像化でど
Amazonプライムビデオで今月末までにかけて配信終了する作品一部抜粋してご紹介します。終了前にこの機会に是非ご視聴してみてはいかがでしょう? (※配信終了となっている場合でも翌月配信再開している場合もございます) 父親のことが大嫌い、いまだ反抗期を引きずっている女子大生の七瀬(広瀬すず)。売れないデスメタルバンドでボーカルをしている彼女は、ライブで「一度死んでくれ!」と父・計(堤真一)への不満をシャウトするのが日常だった。そんなある日、計が本当に死んでしまったとの知らせが。実は計が経営する製薬会社で偶然発明された「2日だけ死んじゃう薬」を飲んだためで、計は仮死状態にあるのだった。ところが、計を亡き者にしようとするライバル会社の陰謀で、計は本当に火葬されてしまいそうに…!大嫌いだったはずの父の、絶体絶命のピンチに直面した七瀬は、存在感が無さすぎて“ゴースト”と呼ばれている計の部下・松岡(吉
2024年4月13日 『リック・アンド・モーティ』シーズン7が制作陣交代の不安を覆す程の傑作だったから魅力を語らせて!
公式LINEスタンプ発売中! https://line.me/S/sticker/25949569 最新の漫画
今回は韓国の反共アニメ『ジュンの願い』について述べていきたい。 この場合の反共とは反北朝鮮アニメという意味だ。ご存知の通り韓国と北朝鮮の戦争状態は今も継続しているが、韓国では1970年代~1980年代に軍事独裁政権下で反共アニメが作られていた。その背景は朴正煕や全斗煥政権下では反共作品は審査を通過しやすかったからという事情があった。 また反共作品には映画法により制作費の補助が出たのだというし、学校での団体視聴があったため動員を見込みやすかったという事情もあったそうだ。北朝鮮の対南政策が転換したのではと報じられる昨今、朝鮮半島の歴史を振り返る意味で、こうした作品を振り返る意味はあだろう。 この時期に製作された反共アニメには以下のようなものがある。韓国のロボットアニメとして有名な『テコンV』(1976年)は敵がアカ帝国というネーミング。直接的すぎるネーミングだ。反共鼓舞アニメとしての性質をもっ
Amazonプライムビデオで今月中までにかけて配信終了する作品一部抜粋してご紹介します。終了前にこの機会に是非ご視聴してみてはいかがでしょう? (※配信終了となっている場合でも翌月配信再開している場合もございます)
日本の忠臣蔵をモチーフにしつつも大胆すぎるアレンジが加えられまくっており、多くの「なんか思ってたのと違うな!」という感想を生み出しながらも唯一無二のヘンテコさで一部の人の心には強めに刺さっている。 主演はみんな大好きキアヌ・リーブス。周りはしっかり実力派日本人キャストで固められている。この段階ではまだ四十七士の中に外国人のサムライがいたら……的なのかもしれないなと思っていたが、蓋を開けてみれば冒頭からファンタジーのモンスターが大暴れしているタイプの映画であった。マジ忠臣蔵を期待していた人はここで気持ちを切り替える必要がある。 他にも妖術師がバリバリに魔法みたいな妖術を使っていたり、天狗が武器を授けてくれたり、出島が相当ヤバかったり。見所には事欠かない。 忠臣蔵が下敷きではあるが、あくまでも下敷きになっているだけのオリエンタルファンタジーサムライ映画だと思ってほしい。少なくとも俺(筆者のナ月
注意! この映画はおっさんとのセックスシーンの方が遥かに多いのでノーガードで視聴すると悶死します! いつから百合はジャンルになったのか――その言葉自体は、70年代に男性同性愛者向けの雑誌『薔薇族』編集長であった伊藤文學氏が女性同性愛者を指す隠語として百合族という言葉を提唱したのが起源とされています。 ただしその時点で百合は隠語でした。 そのころは、今より更に暗い時代だった。 薔薇族の万引きを知られた学生が自殺を図ったという事件もあった。 百合が隠語からジャンル名としてより一般的になったのは日活ロマンポルノ映画『セーラー服 百合族』、およびその続編である『セーラー服百合族2』と『OL百合族19歳』が人気を博したから……とされています。 かつて、百合族シリーズのヒロインである、なおみと美和子……『なおみわ』は覇権だったのです 百合映画と言えば?――洋画ならキャロル(2015)、邦画なら迷うとこ
インターネットで嫌われがちな職業というものがある。編集もその一つだよな。特にマンガ編集はインターネットでは悪者にされがちだし、実際「やべーなこいつ……」という実体験もあるっちゃある。だけどそうした話をどうしても一歩引いた目線で見てしまうというか、ちょっと同情的に思ってしまうところがあるんだよね。なぜなら…… こんにちは。元雑誌編集のマシーナリーとも子です。今回は『騙し絵の牙』っていう映画を見てみたよ。 特に前もって「いつか見たいぜ〜」とか考えてたわけじゃないんだけど、ネトフリをdigってる時にサムネが目について「なんとなくおもしろそうな映画だな」と思ってウォッチリストに突っ込んでたんだよね。 この大泉洋の映り方はなんとなく期待値が上がる それにあらすじを読んでみると出版社の、雑誌の話だという。ウッ! それは……ワイに刺さるで!? ってことで見てみたところ期待通り……いや、期待以上におもしろ
ボーはおそれている 抱腹絶倒バージョン(笑い声のSE付き)公開してくれ 2024年3月13日 ハンバーガーちゃん, 特集, 漫画, 漫画作品, ホラー, コメディ こんにちは、ハンバーガーです。 見ましたか? ボーはおそれている。 「あの」ヘレディタリーやミッドサマーの監督、アリ・アスター監督の最新作ですよ! ボーはおそれている! 期待しちゃうよねぇ、ヘレディタリー面白かったもんねぇ ミッドサマーは人を選ぶけど 「嫌な雰囲気」を作るのめっちゃうまくて見ていて息苦しいからいいよね〜 ハンバーガーも大好き、アリ・アスター監督の作品。 そんな監督の新作なので見てきました。ボーおそ 友達と待ち合わせして並ぶラーメン屋さんで40分くらい並んで食べて、カラオケ行って 楽しい気持ちになって 「じゃ、多分嫌な気持ちになる映画見よっか!」って あえて何も情報を仕入れずに見に行って、Xのタイムラインで見たっぽ
ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 何処までも笑いに満ちていて、感慨に満ちたラストに向かう物語 2024年3月10日 クライム, アクション どうもこんにちはえのきです。 今回はソナチネと同じく映画館のリバイバル上映で見た映画についての話です。 それは『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』。 99年のドイツ映画でロードムービーなんですが、大学生時代に友人の家で酒浸りに見た作品なんですが、当時たった一度見ただけでずっと心に残り続ける名作です。 人によってその定義は様々で、比較するようなものではないと百も承知ですが『本当の映画』と思わず強い言葉を使いたくなる作品の一つです。 それぞれにバズるようなフックというほどのことはないんですが描かれている全てに生命力がある。凄まじい複線回収とかギミックがある作品ではないんですが、通底するテーマがしっかりとブレずに最初から最後までそれを表現するために無駄を省いた脚
楽してモテたい!!!! あの子に振り向いてもらいたい!!!! これは人間の根源的欲求です。 モテたいなら自分を磨け? 磨くような美点があるわけないだろ……! モテのために七転八倒するアホを面白おかしく眺める作品は古来からの定番ですが、これが同性愛になると途端に数が減ってきます。 別メディアとはなりますが、『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』は各話のタイトルが全て『モテないし~』で統一されており、同性愛要素も感じられるものの、長期連載によってモテを求めるという要素は薄れ、同性愛の部分もメインではありません。 連載初期と現在で大きくカラーが変わった作品。初期しか読んでいないと驚くだろう。 多くの観客は『あの子』のために奔走する同性愛者に共感できなかったのか、つい最近、あるいは未だに明るく相手探しなんてできなかったのか。 このジャンルには見えない壁があったわけです。 そこに華々しく大穴
2024年3月7日 バイオレンス&パイロキネシス!新世代スパニッシュホラー映画『エブリワン・ウィル・バーン』レビュー
今年も「未体験ゾーンの映画たち」の開催に伴い、様々な映画が国内に入ってきている。アルゼンチン発の暴走SFホラー『プッシーケーキ』や、彼氏が犬の格好をしている人を飼っているのが発覚する『犬人間』など、普通の劇場公開作品では中々出会う事が出来ない独創的なラインナップとなっている。 そんな個性豊かな作品群の中で特に異彩を放つ作品がある。それが今回紹介する『エブリワン・ウィル・バーン』だ。 舞台はスペインの小さな村。主人公の女性マリア(マカレナ・ゴメス)は、数年前に息子を自殺で亡くしていた。彼女はその悲しみを乗り越えることができず、自らもまた身を投げてその人生に終止符を打とうとしたその時。彼女が橋から身を乗り出したところで、目の前に謎の少女ルシア(ソフィア・ガルシア)が現れる……。 本作は、いきなり主人公が自殺を試みるという強烈なスタートを切る。そこに見知らぬ少女が現れたことで、マリアはやむなく飛
皆さんは肝試しってしたことがありますか?近所のお墓や神社に行くヤツじゃなくて、幽霊や怪異が出ると噂されているような廃墟や廃村にです。僕は、そういうのは絶対にやらないタイプです。僕の髪型だと、ほら……。 ホラー映画の冒頭で、廃墟に不法侵入して怪異に殺される不良モブみたいになっちゃうから……。 今回は、HAZECODEから配信中のPC向けタイトル『失踪 – タケシ、お前の言う通りだった。あの廃村はヤバすぎる。』をプレイします。タイトルの通り、廃村に行くと言い残して失踪した友人を探すため、いわくつきの廃村を探索するホラーアクションゲームです。
皆さまは『フィフティ・シェイズ』三部作をご存知でしょうか? 2015年にアメリカで発表された官能小説が原作で、主人公の女子大生とビジネス界の大御所がサドマゾの関係を結ぶという、かなりセンセーショナルな作品として公開されました。 興味深いのは内容だけでなく、その評価です。第1作の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は第36回ゴールデンラズベリー賞を受賞しながらも、興行収入では全世界にて5億7000万ドルを超える記録を叩き出すなど、批評家の評価と反比例しています。 かくいう筆者も、作品の概要や上記のような評価を耳にはするものの、しっかりと作品を鑑賞したことはありませんでした。なぜここまで両極端な評価になったのか?(そしてどれくらいエッッ!な内容か…) 今回は、気になっていたけどちゃんと調べていなかった『フィフティ・シェイズ』三部作とガチで向き合います。映画ファンにはウケず、カジュアル層には刺
ほしつ 他の薄野ろまん:https://www.pixiv.net/artworks/112616417作者の
とある裕福な家族が交通事故を起こしてしまい、事故を起こした息子に代わって、父親が罪を被り刑務所に収監される。被害者は貧しい一家の長であり、事故で亡くなってしまう。刑務所に行った父親に代わり、その妻と息子は家計を支えながら、残された被害者家族も使用人として引き取り、面倒を見ることに。 やがて父親が出所するその日、祝いの席が準備されるなか、被害者の妻は現状に対する悲しみや後悔に再び襲われる。そして少しずつ、ふたつの家族に違和感が生まれ始める。
スーパー大人気ネットフリックスオリジナルドラマ、ストレンジャーシングスを知っているだろうか。知っているからこんな記事を読んでいるのだと思うので、説明は省略しよう。 もし見ていない人がいたら今ネットフリックスと契約して見てこよう。 あのストレンジャーシングスの世界を体験できるVRゲームが出たので見どころをかい摘みながら紹介したい。
本当に超今さらなんだけど『VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action』というゲームを遊びました。日本語版が発売されたのが2017年なのでマジで今さらです。 かなり感心したので感想を書いてもいいですか? いい映画はいつ見てもいつ感想を言ってもいいように、いいゲームだっていつ遊んでもいいしいつ感想を言っても良いものなので……。 『Va-11 hall-A』はバーテンダーとなり、店にやってくる客にカクテルを供しながら会話をするゲーム。 タイトルでは「サイバーパンクバーテンダーアクション」となっているが、ようはアドベンチャーゲームというかノベルゲームというかそういう風合いです。 ノベルゲームの「選択肢を選ぶことでストーリーが分岐する」という要素が「どのカクテルを供するか」になっているって感じやね。 登場する酒の大半はすべて架空のもの、というか天然材料を使ってな
失われたものというのは非常に魅力的に感じるものだ。 例えば恐竜やマンモスの絶滅動物なんかは頭に思い浮かべやすいのではないだろうか。既に見れない、触れないというものには希少性以上のロマンが詰まっている。 映像作品でもそういったものが沢山ある。例えば特撮なら『突撃! ヒューマン!!』なんかは有名じゃないだろうか。 『突撃! ヒューマン!!』はこの時期によくある「ビデオテープの再利用のため上書きされた可能性がある」という理由で現存していない。これは業務用のテープがまだまだ高価だったのに起因している。また、この時期は家庭での録画形態がほぼ存在しておらず、一般家庭に録画というものが広がったのはもう少し後だ。 この前後で同じ理由で映像が現存しない作品と言えば、平賀源内が主人公の時代劇『天下御免』や、ひょっこりひょうたん島のスタッフが携わった『ネコジャラ市の11人』が当てはまる。 ただ、録画環境がろくに
『へレディタリー / 継承』、『ミッドサマー』とトラウマとなるような体験をさせてくれたアリ・アスター監督が新たなる映画を繰り出してきた! 2024年2月16日に日本公開を果たした『ボーはおそれている』はこれまでに体験させてくれた恐怖とはまたひと味違った恐怖体験となっていました。 『ボーはおそれている』は端的に言ってしまえば“変な映画”です。 主人公は中年のおじさんでタイトルにもなっているボー。母のもとへ帰ろうとした矢先にボーはアクシデントに見舞われ、帰郷のための飛行機に乗り遅れてしまいます。電話でそのことを伝えたのを最後に、母親が事故により亡くなってしまったという連絡が入ります。こうして慌てて母の葬儀へと向かおうとするボーでしたが、そこからボーにとっての長い長い旅が始まります。 作中では冒頭から不可解な出来事が盛りだくさん。ボーが住んでいるアパートの周辺は異常なほどに治安が悪かったり、そん
ところで、皆さんは、衝撃の事実に気づいたことがあるだろうか。私にはある。しかも韓国アニメ作品についてだった。 どういうことか。 韓国アニメについては未だに「韓国アニメはパクリ」の言説が流布している。 近年の作品では、露骨な流用もなく、徐々に「パクリ」の言説は払拭されてきてはいる。とは言え、未だに「韓国アニメと言えばパクリ」という言説を耳にすることも多く、苦々しく思う気持ちがあった。 괴수대전쟁(1972) しかし今から40年ほど前の韓国アニメでは、日本アニメからの「パクリ」は頻繁に起こっていたのも事実である。具体的にはデザインを流用する事が多かった。デザインの流用は古くはウルトラ怪獣や『黄金バット』のものをトレースした『怪獣大戦争』(1972年)がある。 また既存の日本製の玩具をアニメに登場させることが多かった。『スペースガンダムV』(1983年)、『宇宙黒騎士』(1979年)、『ソーラー
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