サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Appleイベント
mediag.bunka.go.jp
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 夏目真悟が監督・脚本・原作を手がけ、江口寿史がキャラクター原案を、マッドハウスが制作を担当したオリジナルテレビアニメーション『Sonny Boy』。「SF青春群像劇」として2021年夏に放送された本作は、第25回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞を受賞した。その理由のひとつに、他のアニメとは一線を画す独特な絵づくりがある。本稿ではそんなビジュアルがどのような効果をもたらしているか、何を表現しているかを探っていく。 『Sonny Boy』キービジュアル この平面から出
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 毎年8月は、8月15日が日本の終戦記念日とされていることもあり、戦争にまつわる話題が多い。この連載でも今回は戦争という切り口で、日本、そして海外のグラフィックノベルを眺めていくことにしよう。 『あれよ星屑』第1巻表紙 第二次世界大戦直後の焼け跡の東京―山田参助『あれよ星屑』 毎年8月15日は日本の終戦記念日である。ここでいう「戦」とは、もちろん第二次世界大戦のこと。「終戦」すなわち第二次世界大戦の終結というほどに、この戦争が日本にとって重大な出来事であることは改めて言うまでもな
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 社会的な問題に対して、視覚的に何らかの意思を訴える「社会派アート」。本コラムでは、そんな社会派アートのなかでも、これまで芸術的評価の土俵にすらあげられていない国内の例を紹介する。今回は大日本帝国憲法が発布され、日露戦争が起こった明治時代半ばから終わりに焦点を当て、権力に抵抗した人々の筆跡をたどっていく。 ジョルジュ・ビゴー《西哲夢物語の摘発(秀英舎事件)》1887年 出典:清水勲編『ビゴー『トバエ』全素描集 諷刺画のなかの明治日本』岩波書店、2017年2月、73ページ 愉快な労
2022年9月16日(金)から26日(月)にかけて「第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が開催され、会期中にはトークセッション、ワークショップなどの関連イベントが行われた。公式サイトでは、『女の園の星』でマンガ部門ソーシャル・インパクト賞を受賞した和山やま氏へのインタビュー音声をもとに、『女の園の星』担当編集者の神成明音氏(編集者/株式会社シュークリーム)、司会として横井周子氏(マンガライター/研究者/マンガ部門選考委員)を迎え、「マンガ部門ソーシャル・インパクト賞『女の園の星』トークセッション」が配信された。本稿ではその様子をレポートする。 左から、横井氏、神成氏。和山氏は声のみでの出演 社会に影響を与える作品に成長 冒頭、横井周子氏による『女の園の星』の紹介から始まり、マンガ部門審査委員の島本和彦氏による贈賞理由全文が朗読された。本文中の「女子校の日常などわからない読者にも「リアル
80年代の後半から原画マンとして活躍し、メカニックの重量や質の表現、爆発や煙炎などのエフェクト、重量のある動きが感じられる人物描写など、「リアル」と評されるアニメーション作画を作りあげたアニメーター、磯光雄。『磯光雄ANIMATION WORKS』は、磯がこれまで手掛けた代表作の作画を収録した画集である。 磯光雄「ANIMATION WORKS」vol.1,2 限られたコマ数で動きを表現する 磯光雄の作画は「リアル」であると評されてきた。1990年代は日本のアニメーション作画において「リアル」志向の表現が成熟した時期であり、磯光雄はその中枢を担ったひとりである。しかしながら、アニメーション作画を「リアル」であると思わせる要素とはどのようなものなのだろうか。 1秒あたり24コマの映像を撮影する映画フィルムをアニメーションは使用してきた。ディズニー作品に代表されるようなフルアニメーションは、2
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 音を文字で表す擬音語に、様子を文字で表す擬態語。これらの「オノマトペ」は、マンガにおいて欠かせない表現のひとつとなっている。本コラムでは、ありきたりなオノマトペを超えて独自のオノマトペを編み出したマンガ家たちとその作品を取り上げる。 藤子不二雄Ⓐ『笑ゥせぇるすまん』1巻、中央公論新社、中公文庫コミック版、1999年、87ページより マンガは絵と文字によって構成された表現物だ。コマ割りされた空間に背景やキャラクターの「絵」が描かれ、セリフやナレーションが「文字」で記される。そこに
京都大学文学部メディア文化学専修准教授、東京大学教養学部非常勤講師、立命館大学ゲーム研究センター客員研究員。 専門はゲーム研究と美学。 著書に『ビデオゲームの美学』(慶應義塾大学出版会、2018年)、訳書にイェスパー・ユール『ハーフリアル』(ニューゲームズオーダー、2016年)、ネルソン・グッドマン『芸術の言語』(慶應義塾大学出版会、2017年)、ミゲル・シカール『プレイ・マターズ』(フィルムアート社、2019年)など。 2015年度より、文化庁メディア芸術連携促進事業内の研究マッピング(ゲーム分野)事業の調査担当。 松永 伸司さんの書いた記事ピクセルアートの美学 第2回 ピクセルアートと様式(2020年5月15日 更新)ピクセルアートの美学 第1回 ピクセルアートとは何か(2019年10月10日 更新)ゲーム・ミーツ・アート:ビデオゲーム・アヴァンギャルドの可能性(2019年3月5日 更
東京都現代美術館にて開催中の展覧会「ダムタイプ|アクション+リフレクション」は、2019年で結成35周年を迎えたアーティストグループ、ダムタイプによる個展である。2018年にポンピドゥー・センター・メッス分館(フランス)にて開催された個展に新作やアーカイブ展示を加え、バージョンアップした本展。1月19日を境に行われた展示替えで登場した新作を中心に、3点の作品を取り上げ、展覧会を見ていきたい。 新作《TRACE/REACT II》(2020) Photo: 中川周 ダムタイプを体現する作品《Playback》 展覧会の導入部を経て、最初の大きな空間に設置された《Playback》(2018)は、ダムタイプの活動・制作スタンスをわかりやすく伝える作品である。足を踏み入れる前から断続的にさまざまな音が漏れ聞こえてくるその空間には、16台のアナログレコードプレーヤーが整然と並んでいる。あちらこちら
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 世界最大の博物館のひとつとして知られるイギリス・ロンドンの大英博物館で、2019年5月23日(木)~8月26日(月)、マンガ展「The Citi exhibition Manga」が開催された。本展覧会は、日本以外の国で開かれたマンガの展覧会としては最大規模であるうえに、大英博物館という場所の話題性も重なり、国内外の注目を浴びた。実際、約3カ月の開催期間中、おおよそ18万人が訪れ、大英博物館の企画展としては歴代最多来場者数を記録したという。本稿では、この歴史的な展覧会の見どころ
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 社会的な問題に対して、視覚的に何らかの意思を訴える「社会派アート」。本コラムでは、そんな社会派アートのなかでも、これまで芸術的評価の土俵にすらあげられていない国内の例を紹介する。最後に取り上げるのは、大正時代に「新しい女」の肩書きを貼られた尾竹紅吉。自らが女性であること、そして芸術家であることの苦悩を社会にはっきりと示した論考は、現代にも通じるフェミニズム・アートの起源ともいえよう。 尾竹紅吉、表紙絵、『青鞜』1913年1月 女性による女性のための文芸誌「青鞜」 21世紀の今日
2022年9月16日(金)から26日(月)にかけて「第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が開催され、会期中にはトークセッション、ワークショップなどの関連イベントが行われた。9月17日(土)には、池袋HUMAXシネマズにて、アニメーション部門大賞の『The Fourth Wall』、優秀賞の『幾多の北』を上映後、作者のMahboobeh KALAEE氏(アニメーション部門大賞『The Fourth Wall』)、山村浩二氏(アニメーション部門優秀賞『幾多の北』)、司会として藤津亮太氏(アニメ評論家/アニメーション部門審査委員)を迎え、「アニメーション部門大賞『The Fourth Wall』/優秀賞『幾多の北』トークセッション」が開催された。本稿ではその様子をレポートする。 左から、藤津氏、KALAEE氏、山村氏 以下、撮影:櫛引典久 『幾多の北』はいかにつくられたか トークセッションは
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 2022年9月16日(金)から26日(月)にかけて「第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が開催され、会期中にはトークセッション、ワークショップなどの関連イベントが行われた。公式サイトでは、『太陽と月の部屋』でアート部門大賞を受賞した藤岡定氏(anno lab代表/メディアアーティスト)、的場寛氏(フリーランス・アーティスト/プログラマー)、司会として田坂博子氏(東京都写真美術館学芸員/アート部門審査委員)を迎え、「アート部門大賞『太陽と月の部屋』トークセッション」が配信され
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 2022年9月16日(金)から26日(月)にかけて「第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が開催され、会期中にはトークセッション、ワークショップなどの関連イベントが行われた。公式サイトでは、『ゴールデンラズベリー』でマンガ部門大賞を受賞した持田あき氏(マンガ家)、本作連載担当の松永朋子氏(編集者/株式会社シュークリーム)、マンガ部門で審査委員を務めたおざわゆき氏(マンガ家)、司会として豊田夢太郎氏(漫画編集者/マンガ部門選考委員)を迎え、「マンガ部門大賞『ゴールデンラズベリー
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 2022年9月16日(金)から26日(月)にかけて「第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が開催され、会期中にはトークセッション、ワークショップなどの関連イベントが行われた。9月17日(土)には、日本科学未来館にて、『浦沢直樹の漫勉neo 〜安彦良和〜』でエンターテインメント部門大賞を受賞した上田勝巳氏(プロデューサー)、倉本美津留氏(企画)、ゲストとして番組発案者の浦沢直樹氏(漫画家)、ファシリテーターとして伊藤遊氏(京都精華大学准教授/マンガ部門選考委員)を迎え、「エンタ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との対峙も3年目に入り、ポストコロナを迎えつつある2022年。海外のアニメーション・シーンでは、アニメーション映画祭がオンラインからこれまで通り現地で開催されるなど、コロナ禍前の様相を取り戻しつつある。そんななかで活況を示しつつあるのが長編アニメーションをめぐる状況だ。映画祭を中心に近年話題の作品から日本未公開のものを、テーマに沿って紹介する。 『Charlotte』(2021年)ポスター 過去、筆者は本サイトにて、「日本でこれから観られるべき、海外長編アニメーションの新しい傑作たち[2019年]」(2019年12月20日公開)「コロナ禍に鈍く光を放つ、実験場としての長編アニメーション[2021年]」(2021年10月25日公開)という2本を書き、(記事公開当時の段階で)日本で未公開のままとなっていた世界の長編アニメーションを紹介してきた。今回の
「第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が2022年9月16日(金)から9月26日(月)にかけて、日本科学未来館を中心に開催された。本稿では、開幕前日の15日(木)に行われた日本科学未来館での報道関係者向けの内覧会をもとに、展示の様子をレポートする。 展覧会キービジュアルが映し出されたコミュニケーションロビー。デザインを手掛けたのはRhizomatiks 以下の会場写真すべて、撮影:小野博史 アート部門、エンターテインメント部門、アニメーション部門、マンガ部門、フェスティバル・プラットフォーム賞の受賞作品全39点が一堂に会した本展。日本科学未来館1階企画展示ゾーンを中心に、同館7階にも展開したほか、館の設備を活かすことを前提としたフェスティバル・プラットフォーム賞受賞作は、カテゴリーごとに、吹き抜け空間に設置されたジオ・コスモスと6階ドームシアターガイアにて上映。また7階では、功労賞受賞
「第25回文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が2022年9月16日(金)から9月26日(月)にかけて、日本科学未来館を中心に開催された。本稿では、開幕前日の15日(木)に行われた日本科学未来館での報道関係者向けの内覧会をもとに、展示の様子をレポートする。 『Path of Noise (r, theta, phi)』上映風景 以下の会場写真すべて、撮影:小野博史 フェスティバル・プラットフォーム賞:人と人、人とウイルスの関係を表現した2作品 有機ELパネルを使った球体ディスプレイ「ジオ・コスモス」での上映を前提とした、フェスティバル・プラットフォーム賞ジオ・コスモス カテゴリーは、Paul LACROIXによるリアルタイムに映像が生成されるアプリケーションプログラム作品『Path of Noise (r, theta, phi)』が受賞。出会いや別れという偶然性で彩られる人生を、線が伸びてゆ
アメリカの教育現場では、社会問題をテーマとする「シリアスゲーム」が授業に取り入れられている。本稿ではこのシリアスゲームの歴史を、アメリカ軍のシミュレータからたどるとともに、2020年9月リリースの第二次世界大戦中の日系人の強制収容を描いた『Prisoner in My Homeland』を紹介する。 アメリカ軍が開発した対戦型シミュレータ「ハッスピール(Hutspiel)」をプレイしている様子 1941年12月7日(日本時間では8日)、大日本帝国海軍が真珠湾を奇襲攻撃し日米開戦を迎えた。「Remember Pearl Harbor(真珠湾攻撃を思い出せ)」というスローガンが長らく人口に膾炙したことからもわかるように、敵国から攻撃を受けるという経験に乏しいアメリカでは大日本帝国軍による本土攻撃への恐怖が高まった。翌1942年2月には当時のフランクリン・ルーズベルト大統領は大統領令9066号に
杉並アニメーションミュージアムは2013年12月19日から、企画展『アニメーション美術監督 小林七郎展―空気を描く美術―』を開く。会期は2013年4月14日まで。入場無料。 小林七郎氏はテレビアニメの草創期から活躍したアニメーション美術の第一人者。代表作に『ガンバの冒険』『宝島』『少女革命ウテナ』『のだめカンタービレ巴里編』『探偵オペラ ミルキィホームズ』などがある。長年、小林プロダクションとして仕事をしてきたが、2011年に同社を解散。現在は個人作家として活動している。同展では、小林が携わったアニメ作品の中から実際の背景を並べ、作品ごとに変化する作風などをわかりやすく展示する。そのほか小林が関わった作品のビデオ上映なども行う。 また2013年2月には、小林氏の最新作となる映像絵本『赤いろうそくと人魚』が発表される予定で、2月以降は同作の原画・映像も展示される。 『アニメーション美術監督
データセットについての説明はこちらを御覧ください。 マンガ マンガ単行本 json-ld (39.4MB) turtle (35.8MB) マンガ雑誌各号 json-ld (6.8MB) turtle (6.3MB) マンガその他 json-ld (359KB) turtle (344KB) マンガ単行本シリーズ json-ld (14.2MB) turtle (13.0MB) マンガ雑誌 json-ld (423KB) turtle (400KB) マンガ雑誌掲載履歴 json-ld (2.1MB) turtle (1.9MB) マンガ雑誌内容細目 json-ld (23.6MB) turtle (21.3MB) マンガ所蔵 json-ld (18.1MB) turtle (17.3MB) アニメ アニメテレビ番組 json-ld (8.7MB) turtle (8.2MB) アニメビデ
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 アニメーションにおいて、人物が列車に乗ったときに流れていく風景。この風景をつくり出すための手法のひとつが生まれた経緯をたどると、19世紀初頭に発明されたムーヴィング・パノラマに行き着く。セル画や背景画がコンピュータで処理され、3DCGが普及した現在、改めてこれらの手法に焦点をあてる。 多段スライド技法の一例、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 『魔女の宅急便』(宮崎駿監督、1989年)の序盤、主人公キキが乗った貨物列車からの風景が描かれます。背景は緻密に描かれており、ゆっくりと流
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 2019年暮れに発生した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、すぐに世界中へと広がって、人々の暮らしや企業の活動に多大な影響を与えた。トレーディングカードゲーム事業から始まり、アニメ、ゲーム、コミック、そしてライブをミックスした展開で新規タイトルをヒットさせて来たブシロードグループも、音楽や舞台といったライブ活動ができなくなる災難を被った。もっともこの間、事態が改善するのをただ見守っていただけではなく、対策を打ちながら今後を見据えた戦略を練り、動き出すための準備を整え
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 シリーズ累計発行部数が400万部を超える絵本『100かいだてのいえ』の著者として広く知られる岩井俊雄だが、本サイトの読者にとっては、メディアアーティストとしての顔こそ馴染み深いかもしれない。デジタルを武器に先端的なメディアアート作品を発表していた岩井は、2008年の絵本作品の成功以来、ハイテクからローテクへと大きく活動の場を転換した。茨城県近代美術館で開催中の「どっちがどっち?いわいとしお×岩井俊雄-100かいだてのいえとメディアアートの世界-」は創作の全貌を取り上げる大規模な
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 本稿の筆者の渡部宏樹氏は、2018年度から毎年、エジプト・アレクサンドリア郊外にあるエジプト日本科学技術大学の新入生に向けて「日本文化」の授業を担当している。地理的にも文化的にも遠いエジプトの学生に教えるために、アニメを中心とする日本映画を通して日本の近現代史と文化・社会について学ぶように授業を設計したという。中産階級が拡大し高等教育需要が高まる国外の新興国に進出する大学も増えていく状況のなかで、日本のポピュラー文化であるアニメやマンガをどのように教えるか。ひとつの実践例として
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 「マンガ」という語から大抵の現代人が思い浮かべるのは、コマ割りされ、絵と吹き出しによって物語が進んでいく「ストーリーマンガ」だろう。しかし、辞書にはもうひとつの意味として「諷刺画」が挙げられている。幕末から明治期における西洋文化の流入のなかで、現代の「マンガ」とは異なるかたちで確立されようとしていた当時の「漫画」。美術とジャーナリズムが重なり合う領域でその成立に積極的に関わっていたのが石井柏亭だ。版画、洋画に加えて漫画を制作し、美術評論家としても筆を執った彼の活動をたどりながら
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 第25回文化庁メディア芸術祭で功労賞を受賞した株式会社ポリゴン・ピクチュアズ代表取締役の塩田周三氏は1991年に新日本製鐵株式會社(現・日本製鉄株式会社)に入社してからエンターテインメント業界へと移ってきた異色の経歴でも知られている。そうした経歴がアニメーション業界の経営戦略や働き方の変革に効果を発揮した部分も少なくない。 エミー賞受賞時の塩田氏 活躍の場を海外から日本へ ポリゴン・ピクチュアズに入る前からアニメーションについてはお好きだったのですか? 塩田:実はこの業界に入る
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 2022年3月18日(金)から8月31日(水)にかけて、国内の展覧会史上、最大規模となるロボットをテーマにした展覧会、特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」が開催されている。会場となる日本科学未来館(東京・お台場)には、約90種130点のロボットが一堂に会した。技術の進歩によって、日々人間(や生き物)により近い存在へと進化し続けるロボット。本展はそんなロボットの現在を通して、「私たち人間とは?」を考える、哲学的視点で構成されたロボットの大博覧会だ。 世界で初めて「感情
メディア芸術領域の現状をより深く、広く伝えるため愛称を「MACC」とし、総合的な広報用ウェブサイト「メディア芸術カレントコンテンツ(MACC)」として令和5年2月13日リニューアルオープンしました。 (https://macc.bunka.go.jp/) 当サイトは、これまでの記事をアーカイブとして掲載しています。 第25回文化庁メディア芸術祭で株式会社ポリゴン・ピクチュアズ代表取締役の塩田周三氏が功労賞を受賞した。塩田氏は、2D作画が多い日本のアニメーション制作会社にあって、早くからフル3DCGのアニメーション制作を手掛け、アメリカの優れたテレビ作品に贈られるエミー賞を何度も獲得して高い評価を受けている。また、アニメーション作家が対象のコンテストで審査員を務め、新しい才能の発掘にも貢献している。塩田氏が海外マーケットに目を向けるようになった経緯や、才能の発掘に務める理由を聞いた。 塩田周
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『メディア芸術カレントコンテンツ - マンガ・アニメ・ゲーム・メディアアートをもっ...』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く