新型コロナウイルスの感染を防ぐためとして、政府からの突然の要請により、3月2日から一斉休校がスタートしました。 小学校は休校になりますが、共働き家庭などに配慮し、放課後児童クラブ(学童保育)は原則開所することになったため、首の皮一枚で繋がりました。 通常であれば学校が終わる時間から稼働を始める学童が、朝から開所することを求められ、学童の現場では混乱が生じていますが、さてここでみなさん、学童で働く職員の処遇がひどいことを、ご存知でしょうか。 【学童の職員ってどんな人】 全国に学童は25,881ヵ所あり、入所児童数は1,299,307人(2019年)となっています※1。 働く人は主に「放課後児童支援員」です。 放課後児童支援員は、2015年度より新設された、学童保育の指導のための専門資格である「放課後児童支援員」資格を持っている人たちで、子ども達の遊びと生活の支援をし、健全な発達を支えます。