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セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(Sexual Reproductive Health and Rights:SRHR)は、性と⽣殖に関する健康と権利です。⾃分のセクシュアリティや望む時に望むだけの⼦どもを持つことをすべての⼈が⾃分で決められます。そのためには、避妊の⽅法や不妊治療について知ること、⽣殖器のがんや感染症の予防や治療について知ること、そして、⺟⼦保健や育児⽀援が重要です。SRHRは、これらすべてを⼤切にする理念です。本学会はSRHRに関する問題に取り組むために、2019年6月にリプロダクティブ・ヘルス普及推進委員会を発足しました。2022年6月には本学会からSRHR普及推進宣言を発出し、わが国及び世界におけるSRHRに関する課題に対して積極的に関わること、わが国の社会のジェンダー平等の達成に貢献すること、SRHRの侵害を含むジェンダー平等を阻害する課題が提起され
産科・婦人科の病気 SUB MENU HOME > 産科・婦人科の病気 > 産科・婦人科の病気インデックス 産科・婦人科の病気インデックス 更新日時:2018年6月16日 前置胎盤 妊娠糖尿病 流産・切迫流産 早産・切迫早産 妊娠高血圧症候群 不妊症 不正出血 子宮筋腫 子宮内膜症 子宮頸がん 子宮体がん 卵巣腫瘍 月経前症候群 更年期障害
ノンメディカルな卵子凍結ポスター ノンメディカルな卵子凍結をお考えの皆様に、本会より正確な医学的情報を伝えることを目的として、施設掲示用ポスターを作成しました。ポスターについているQRコードをスマートフォンなどで読み取っていただくと、動画視聴ページが表示されます。 正しく知って欲しい ノンメディカルな卵子の凍結
卵巣腫瘍とは 卵巣は子宮の左右に一つずつあり、通常では2~3cmぐらいの大きさです。ここに発生した腫瘍が卵巣腫瘍であり、大きいものでは30cmを超えることもあります。卵巣腫瘍には様々な種類がありますが、その発生起源から表層上皮性・間質性腫瘍、性索間質性腫瘍、胚細胞腫瘍などに大別され、それぞれに、良性腫瘍、境界悪性腫瘍、悪性腫瘍があります。 どのような症状がありますか? 卵巣腫瘍の症状には腹部膨満感(お腹が張って苦しい)、下腹部痛、頻尿などがありますが、小さいうちは無症状で経過することが多く、大きくなったり腹水がたまったりしてから症状が出現することが多いのです。時に腫瘍が破裂したり、茎捻転といって腫瘍がお腹の中でねじれてしまうと突然の強い下腹部痛が出現することもあります。 診断方法は? 診断の手順としては問診に続き、まず外診・内診と超音波検査が行われ、卵巣腫瘍の有無を診断します。また、これに
見解/宣言/声明 SUB MENU HOME > 見解/宣言/声明 > 声明 : 米国最高裁の「ロー対ウェイド」判決を覆す判断に抗議する 声明 : 米国最高裁の「ロー対ウェイド」判決を覆す判断に抗議する 更新日時:2022年7月6日 (和文) 声明 : 米国最高裁の「ロー対ウェイド」判決を覆す判断に抗議する (英文)JSOG Statement:Regarding Our Protest of the U.S. Supreme Court’s Decision to Overturn the Roe v. Wade
HOME > 委員会情報 > 公開動画 重篤な遺伝性疾患を対象とした着床前遺伝学的検査(PGT-M)/不妊症および不育症を対象とした着床前遺伝学的検査(PGT-A・SR) 皆様へ:動画作成にあたって 生殖・周産期医療に関係する生命倫理を考えるに際しての日本産科婦人科学会の基本姿勢で述べられているように、私たち産婦人科医が提供する生殖・周産期医療の目指すものは、母と子の安全を支援し、子の誕生を成し遂げ、生まれてきた子どもを、安寧に育む社会の実現です。 命の選別であるとのご指摘もあるPGT-M/PGT-A・SRに関しては、「生命倫理」を十分に考慮して行わなければならないため、学会として共通の動画を作成し、PGTを受けられる前に必ず視聴をお願いすることにいたしました。 本動画は、学会として最低限これだけは知っておいていただきたいことを、チャプター形式でご視聴できるように作成されています。
不妊とは 「不妊」とは、妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。日本産科婦人科学会では、この「一定期間」について「1年というのが一般的である」と定義しています。 しかし、女性に排卵がなかったり、子宮内膜症を合併していたり、過去に骨盤腹膜炎などにかかったことがあったりすると妊娠しにくいことが分かっています。このような場合は、上記の定義を満たさなくても「不妊かもしれない」と考えて検査や治療に踏み切った方が良いこともあります。また、男女とも加齢により妊娠が起こりにくくなることが知られており、治療を先送りすることで成果が下がるリスクを考慮すると、一定期間を待たないですぐに治療したほうが効果的である場合もあります。 不妊のカップルは約10組に1組と言われていますが、近年、妊娠を考える年齢が上昇していることもあり、この割合はもっと高いとも言わ
妊娠高血圧症候群とは? 妊娠時に高血圧を発症した場合、妊娠高血圧症候群といいます。妊娠前から高血圧を認める場合、もしくは妊娠20週までに高血圧を認める場合を高血圧合併妊娠と呼びます。妊娠20週以降に高血圧のみ発症する場合は妊娠高血圧症、高血圧と蛋白尿を認める場合は妊娠高血圧腎症と分類されます。2018年からは蛋白尿を認めなくても肝機能障害、腎機能障害、神経障害、血液凝固障害や赤ちゃんの発育が不良になれば、妊娠高血圧腎症に分類されるようになりました。収縮期血圧が140mmHg以上(重症では160 mmHg以上)、あるいは拡張期血圧が90mmHg以上(重症では110 mmHg以上)になった場合、高血圧が発症したといいます。尿中に蛋白が1日当たり0.3g以上出ること(重症では2g以上)を蛋白尿を認めたといいます。 この病気は、妊婦さん約20人に1人の割合で起こります。早発型と呼ばれる妊娠34週未
「生命倫理に係わる生殖・周産期医療を管理・運営する公的機関の設置に関する提案書」について 2022年2月18日 公益社団法人日本産科婦人科学会 理事長 木村 正 倫理委員会 委員長 三上 幹男 同副委員長 鈴木 直 平素より本会の運営に多大なるご支援を賜りまして、誠に有難うございます。 日本産科婦人科学会(以下本会)では、「生殖医療・生命倫理に関する公的管理運営機関の設置の提案に関するアンケート調査」結果を受けて、アンケート結果も含めて標記提案書(資料1 および 資料2)をまとめました。 そして2月17日、「生命倫理に係わる生殖・周産期医療を管理・運営する公的機関の設置に関する提案書」を野田聖子内閣府特命担当大臣に提出し、こども家庭庁創設に関して設置を検討いただくことを要望いたしました。また、生殖補助医療の保険適用に伴い「重篤な遺伝性疾患を対象とした着床前遺伝学的検査」に関連する経済的
COVID-19 ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する⽅へ(第 2 版) JSIDOG・JSOG COVID-19 ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する⽅へ ⽇本産婦⼈科感染症学会 ⽇本産科婦⼈科学会 第 2 版 令和 3 年 5 ⽉ 12 ⽇ 2021 年 2 ⽉からわが国でも COVID-19 ワクチン接種が始まりました。COVID-19 感染 患者さんに接する医療従事者や重症化リスクの⾼い⾼齢者が優先的に接種を受けています が、今後希望するすべての国⺠に接種が始まります。政府はすべての⽅に、無償で接種を⾏ う⽅針で進めています。 COVID-19 のパンデミックが昨年に始まり、およそ半年という極めて短い時間にワクチ ン開発が⾏われたために、まだ⻑期間にわたる有効性や安全性に関する臨床データの集積 はありません。 ただし、 ⼤規模な接種を始めたイスラエル
令和 3 年 6 月 17 日 妊産婦のみなさまへ 日本産科婦人科学会 木村 正 日本産婦人科医会 木下勝之 日本産婦人科感染症学会 山田秀人 ―新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて― 新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンは、これまで医療従事者や高齢者を中心に接種が行われて きましたが、今後は基礎疾患を持つ方、それ以外の方へと順次拡大されます。 皆さまが最も関心のある「妊婦さんへの接種」については、すでに多くの接種経験のある海外の妊婦に対する ワクチン接種に関する情報では、妊娠初期を含め妊婦さんとおなかの赤ちゃん双方を守るとされています。また、 お母さんや赤ちゃんに何らかの重篤な合併症が発生したとする報告もありません。したがって日本においても、希 望する妊婦さんはワクチンを接種することができます。 妊婦健診は普段通り受けていただき、産婦人科施設以外で接種
COVID-19 ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する⽅へ ⽇本産婦⼈科感染症学会 ⽇本産科婦⼈科学会 令和 3 年 1 ⽉ 27 ⽇ 2021 年 2 ⽉からわが国においても、 COVID-19 ワクチン接種が始まります。 政府はすで に希望される⽅すべてに、無償で接種を⾏う⽅針で進めています。 COVID-19 のパンデミックが昨年に始まり、およそ半年という極めて短い時間にワクチ ン開発が⾏われたために、まだ⼗分な有効性や安全性に関する臨床データの集積はありま せん。ただし、⼤規模な接種を始めたイスラエルでは、新規感染者、重症者、基本再⽣産数 がともに激減しています。副反応として、アナフィラキシーを含むアレルギーの頻度は、⽶ 国におけるファイザー製ワクチンで 0.0011%とされていますi 。治験の段階では注射部位の 強い疼痛が数⽇続くことや発⾚の報告はありますが、致命
女性だけでなく男性にも知っておいてほしいことを掲載した、健康について不安を感じたらまず紐解いていただきたいディクショナリーです。 自分の人生は自分のもの。自分の生き方を主体的に選ぶためには、それぞれのタイミングで正しい知識や頼れる相談相手を味方につけることが大切です。この手帳には、そんなヒントがいっぱい。産婦人科のお医者さんたちがつくった本なので、妊娠・出産に関する項目はもちろん、それ以外の内容も充実しています。迷ったとき、悩んだときに、読んでください。 HUMAN+第二版の改訂 ※執筆者の所属は改訂第二版作成時のものです。 第一章 ~思春期~ 12.人工妊娠中絶(p.30) 14.ピル(経口避妊薬)を上手に利用しよう(p.33) 15.やせすぎ、肥満の女性への影響(p.34) 18.思春期に受ける主なワクチン(p.38) 19.HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)、受けた方がいいの?
本日、HPV9価ワクチン「シルガード9」が正式に承認されました。子宮頸がんの増加がうかがわれる本邦において極めて意義が大きいものと言えます。本会としましてはこの決定を評価し、さらに今後、9価ワクチンが広く接種されることを希望致します。 令和2年7月21日 公益社団法人 日本産科婦人科学会 理事長 木村 正
国際パピローマウイルス学会・日本産科婦人科学会合同メディアカンファレンス(国際パピローマウイルス学会学術集会2023サテライトシンポジウム)「HPVワクチンの効果と安全性に関するメディア関係者とのコミュニケーション」 (2023年3月31日ハイブリッド開催)YouTube動画配信のお知らせ 世界的な公衆衛生上の問題「子宮頸がんの排除」に向けたWHOスライドの日本語翻訳版を掲載しました。以下のバナーからパワーポイントスライドをダウンロードし、ご利用下さい。 より詳しい情報は、下のバナーからご覧いただけます。(2023/4/20:Part3を更新しました) 『子宮頸がんとHPVワクチンに関する最新の知識と正しい理解のために』 初版 2018年3月12日 第2版 2019年12月7日 第3版 2020年7月10日 第3.1版 2020年7月21日 第3.2版 2021年1月8日 第3.3版 20
HOME > 見解/宣言/声明 > 声明 > 日本産科婦人科学会は自治体が行うHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)が定期接種対象ワクチンであることの告知活動を強く支持します 令和元年11月1日 日本産科婦人科学会は自治体が行うHPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)が 定期接種対象ワクチンであることの告知活動を強く支持します 公益社団法人 日本産科婦人科学会 理事長 木村 正 子宮頸がんは、女性のがんの中でも特に20〜40歳代の働き盛りや子育て世代の若年女性が多く罹患し、死亡率が増加傾向にあることから、日本産科婦人科学会はその予防対策を急務と考え尽力しています。しかしながら、子宮頸がん予防効果が確実視されている定期接種であるHPVワクチンの積極的接種勧奨は未だ差し控えられたままです。2017年には、全国で約2,800人もの女性が子宮頸がんで命を落とし、その中で65歳未満のいわゆる現役
世界的な公衆衛生上の問題「子宮頸がんの排除」に向けたWHOスライドの日本語翻訳版を掲載しました。以下のバナーからパワーポイントスライドをダウンロードし、ご利用下さい。 より詳しい情報は、下のバナーからご覧いただけます。(2023/4/20:Part3を更新しました) 『子宮頸がんとHPVワクチンに関する最新の知識と正しい理解のために』 初版 2018年3月12日 第2版 2019年12月7日 第3版 2020年7月10日 第3.1版 2020年7月21日 第3.2版 2021年1月8日 第3.3版 2022年4月27日 第4版 2022年7月27日 第5版 2023年4月1日 1. 子宮頸がんとHPV 1)日本における子宮頸がんの最近の動向はどうなっていますか? 子宮頸がんは年間約1万人が罹患し、約2,800人が死亡しており、患者数・死亡者数とも近年漸増傾向にあります。特に、他の年齢層に比
月経前症候群(PMS)とは? 月経前、3~10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものをいいます。 原因はなんですか? 原因ははっきりとはわかっていませんが、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。排卵のリズムがある女性の場合、排卵から月経までの期間(黄体期)にエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されます。この黄体期の後半に卵胞ホルモンと黄体ホルモンが急激に低下し、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすことが、PMSの原因と考えられています。しかし、脳内のホルモンや神経伝達物質はストレスなどの影響を受けるため、PMSは女性ホルモンの低下だけが原因ではなく多くの要因から起こるといわれています。」 どんな症状がありますか? 精神神経症状として情緒不安定、イライラ、抑うつ、不安、眠気、集中力の低下、睡眠障害
子宮頸がんと HPV ワクチンに関する最新の知識と正しい理解のために (この Q & A は 2018 年 2 月 3 日に本学会が主催した公開講座における質問にも対応しています) はじめに 子宮がんには、子宮の入り口付近(子宮頸部)から発生する子宮頸がんと子宮の奥 (子宮体部)から発生する子宮体がんの2つがあり、それぞれ発生する場所だけでな く、原因や特徴も異なる別の病気です(図1)。本編では、子宮頸がんとその予防ワ クチンである HPV ワクチンについて、 わかり易く解説します。 本編を読んでいただき、 この病気と予防法についての最新の知識を深め、HPV ワクチンの正しい理解のために 役立てていただければ幸いです。 1. HPV 感染と子宮頸がん 1)日本における子宮頸がんの最近の動向はどうなっていますか? 子宮頸がんは年間約1万人が罹患し、この病気で約 2,900 人が死亡しており、
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更年期障害とは 「閉経」とは、卵巣の活動性が次第に消失し、ついに月経が永久に停止した状態をいいます。月経が来ない状態が12か月以上続いた時に、1年前を振り返って閉経としています。日本人の平均閉経年齢は約50歳ですが、個人差が大きく、早い人では40歳台前半、遅い人では50歳台後半に閉経を迎えます。 閉経前の5年間と閉経後の5年間とを併せた10年間を「更年期」といいます。更年期に現れるさまざまな症状の中で他の病気に伴わないものを「更年期症状」といい、その中でも症状が重く日常生活に支障を来す状態を「更年期障害」と言います。 更年期障害の主な原因は女性ホルモン(エストロゲン)が大きくゆらぎながら低下していくことですが(図1)、その上に加齢などの身体的因子、成育歴や性格などの心理的因子、職場や家庭における人間関係などの社会的因子が複合的に関与することで発症すると考えられています。 どんな症状がありま
平成29年12月9日 HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種の早期の 勧奨再開を強く求める声明 公益社団法人 日本産科婦人科学会 理事長 藤井 知行 日本産科婦人科学会は、女性のがんの中でも、特に20~40歳代の働き盛りや子育て世代の若年女性が多く罹患し、国内において最近10年間で死亡率が増加傾向にある子宮頸がんの予防対策を急務と考え、尽力しております。 子宮頸がんの予防戦略に、一次予防としてのワクチン接種と二次予防としての検診の両者が必須であることは世界的なエビデンスであり、私どもは検診受診率の向上と共に、HPVワクチンの普及を促進してまいりました。 しかしながら、HPVワクチンは平成25年4月に予防接種法に基づき定期接種化されたにもかかわらず、接種後に様々な症状が報告されたことにより、わずか2ヶ月後に接種の積極的勧奨が中止され、その後も一部の研究者の科学的根拠のないデータや報道等
日本産科婦人科学会主催 公開講座 「市民とともに日本における子宮頸がん予防(HPV)ワクチンの今後を考える」開催のお知らせ 日本における子宮頸がん予防の適切な推進のために、市民の皆様、行政やメディア関係者の皆様と医療関係者が、HPVワクチンの今後について考えるための公開講座を日本産科婦人科学会が企画しました。 2017年8月と12月に公表した「HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種の積極的勧奨の早期再開を強く求める声明」の内容についてもわかりやすく解説します。 みなさまのご参加をお待ち申し上げております。
平成29年8月28日 HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)接種の積極的勧奨の 早期再開を強く求める声明 公益社団法人 日本産科婦人科学会 理事長 藤井 知行 HPVワクチンは、子宮頸がんの一次予防を目的として平成25年4月に定期接種化されましたが、同年6月にその接種の積極的勧奨が中止され4年以上が経過しました。日本産科婦人科学会は、平成27年8月および29年1月に、本ワクチン接種の積極的勧奨再開を求める声明1,2)を発表してきましたが、今回、以下の根拠に基づき、再度HPVワクチン接種の積極的勧奨の一刻も早い再開を強く求めます。 子宮頸がんは20〜40歳代の女性で増加しており、国内では年間1万人以上が罹患しています。また年間約2900人が死亡し3)、過去10年間で死亡率が9.6%増加しています4)。子宮頸がん予防のためには、一次予防としてのワクチンが、二次予防としての検診(細胞診)ととも
平成 29 年 8 月 13 日 声明:日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会は分娩取り扱い病院における産婦人科勤務 医の一層の勤務環境改善を求めます。 公益社団法人 日本産科婦人科学会 理事長 藤井知行 公益社団法人 日本産婦人科医会 会長 木下勝之 このたび、東京都内の病院で産婦人科医専門医研修を行っていた医師の自殺が、長時間 労働による精神疾患を発症したことが原因として労災認定されたことが報道されました。 この報道に接し、私ども日本産科婦人科学会ならびに日本産婦人科医会は、ご本人とご家 族の皆様に対し、心より哀悼の念を表させていただきます。 現場で奮闘していた若い仲間をこのような形で失うこととなったことは、専攻を共にす る同僚として痛恨の極みであります。この領域の発展・向上を担うべき立場にある学会・ 医会は、産婦人科医の勤務環境の適正化に対しきわめて重大な責任を感じております。 私ども
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