自宅に2万冊の本があるという嶋さんの、プリンテッドマター(印刷物)に対する愛情の深さに感じ入った放映回。嶋さんが経営する書店B&Bと「すぐおわ」がコラボする日も近い? 左から、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、嶋浩一郎(博報堂ケトル)、中村洋基(すぐおわレギュラーゲスト)。 ※本記事は6月5日放映分の内容を収録したものです。実際の放映内容とは一部異なります。 書店員が文句を言わなければ本屋大賞はなかった 中村:前回に引き続き、ゲストは博報堂ケトルの嶋浩一郎さんです。 権八:嶋さんと言えば「本屋大賞」を立ち上げた人でもありますよね。 嶋:本屋大賞は自分がつくったわけではないんですよ。僕は椎名誠さんが立ち上げた『本の雑誌』という書評誌のWebサイトを編集していて。その中に書店員の方が登場するコーナーがあるんですが、そこで皆が「なんで直木賞、これを選ぶんだよ