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戦争と国家に関するskypenguinsのブックマーク (2)

  • 戦争において、国家は必ず国民に嘘を付く

    最近、戦争を身近に感じる出来事が続いている。『戦争プロパガンダ10の法則』(草思社文庫)は、国家が“国民を戦争にかりたてるために”どんな嘘をついてきたかを、歴史上の事実を列挙してつまびらかにしただ。ベースにあるのは、1928年にロンドンで出版された名著『戦時の嘘』。この比較的薄い文庫は、私たち日人が今まさに見つめ直すべきテーマについて、考えを深める契機をたくさん与えてくれる。ぜひ、ともに過ごして欲しいだ。 メディアの報道やネットの情報に踊らされる日々 想像すればわかるが、戦時の嘘が通用した時代と現代では、生活者を取り巻く環境は大きく違っている。もう同じ手はうまい。そんな思いもわかる。しかし、日ごろの自分を振り返ってみると、メディアの報道やネットの情報に踊らされることがよくあることに気づく。思い起こせば、恥ずかしながら、昨今相次いでいる捏造事件について、私は当初最大限の賛辞を贈った

    戦争において、国家は必ず国民に嘘を付く
  • 愛と死の政治学

    究極の選択:愛する者のために死ぬ? 「あなた、当に私のことを愛しているのだったら、私のために死ねる?」無邪気なようで世の中でこんなに恐ろしい質問があるだろうか。「できない」と答えたら愛していないと認めたことになるし、「うん、死ねるよ」と答えれば、「それじゃ、今ここで死んでみて」という究極の選択をも飲まなくてはならない。修羅場を恐れない限り、まさに迷惑な異性から求愛された場合の断り方としては切り札的なセリフである。 あなたは愛する者のために死ねるだろうか?わが子や肉親の場合に「私は死ねる」という人でも、「祖国」のためにと聞かれれば、二の足を踏むのが普通だと思う。戦闘的右翼ならば、戦後民主主義のぬるま湯的教育が日人を骨抜きにしたと怒るところかもしれないが、これを「民主主義」のせいにするのは的外れである。近代民主主義の父とも称されるジャン=ジャック・ルソーは、「祖国愛」を重視し、国家のために

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