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歴史とドイツに関するskypenguinsのブックマーク (3)

  • ◆第13 ナチスドイツの経済政策について

    ヒトラーの経済政策は国が公共投資を始めとする有効需要を生み出すというケインズ政策だった。しかし、一般に景気拡大期となると、通貨発行量が増大するので、通貨価値の下落、いわゆるインフレが発生するのものだが、ドイツ国立銀行総裁と経済相を兼任したヒャルマー・シャハトはインフレを抑えて好況を実現し、あふれかえっていた失業者を激減させたために「マルクの魔術師」といわれた。インフレなき好況というのは、理想の経済状況と言える。公共投資で有名な例は、アウトバーン(高速道路)です。ただし、このアウトバーン建設については、当時の自動車普及率を考えると不要の物という意見もあるが、飛行機の滑走路として使用したり兵員や物資の移動といった軍事的利用の側面から見れば必ずしも不要とは言い切れない。 この公共工事を行うためには巨額の資金が必要だったが、この財源は適正な財政規模を遙かに上回る巨額の赤字国債でまかなった。しかしこ

  • 赤ずきんちゃんのあれこれ

    赤い頭巾 以前、『グリム童話』にちなんだドイツの各地を巡るというテレビの番組を見ていると、「赤ずきんちゃんは、当はこんな衣装だったんですよ」と、ドイツの民族衣装を着た少女を映して紹介していたことがあった。頭に赤いモノをつけているのは確かだが、一般的な「赤ずきん」の挿絵で見るような赤いフードではなく、頭頂部に赤いリボンを円筒状に巻いたような小さな飾りなのである。 この番組は「赤ずきんちゃん」を完全にドイツのグリム兄弟の創作とみなし、ドイツの話なのだから赤ずきんは当然ドイツの民族衣装を着ているはずだ、と考えたのだろう。 けれども、実際にはフランスのペローの手による「赤ずきんちゃん」の方が、グリム版より百年以上前に発表されている。それでも、かつてはグリム版の方がより民話の原型を残していると考えられ、ペロー版より重視される傾向にあった。……つまり、グリム版がペロー版と一見同じ話を描いているように

  • 「ヒトラー政権下でナチス・ドイツの市民として過ごしたけど、何か聞きたいことはある?」95歳の女性が質問に答える : らばQ

    「ヒトラー政権下でナチス・ドイツの市民として過ごしたけど、何か聞きたいことはある?」95歳の女性が質問に答える 第二次世界大戦をリアルタイムで知る世代も少なくなってきました。 ヒトラー率いるナチス政権下のドイツで、市民として当時を過ごしたという95歳の老齢の女性が、孫の力を借りて海外掲示板で質問を受け付けていました。 興味深いQ&Aをご覧ください。 95歳の祖母に、ナチスの市民として過ごしたのはどういうことだったのか、どんな状況だったのかを、掲示板を通して質問を受け付け、回答してもらったそうです。 女性は1920年に生まれ、戦時中(1939年〜1945年)はオーナーのとその兄弟がユダヤ人のハーフという会社に勤めていました。村で収容されなかったユダヤ人は彼らだけだったそうです。 会社が兵士の制服などを作っていたため、戦争にとても重要だったからとのことです。 当時の彼女の写真。 現在の彼女と

    「ヒトラー政権下でナチス・ドイツの市民として過ごしたけど、何か聞きたいことはある?」95歳の女性が質問に答える : らばQ
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