北海道の林道に親に置き去りにされた、田野岡大和くんが無事に保護されたニュースは、ここ英国でも主要メディアが速報で伝えた。BBCなどテレビの他、ロンドンの夕刊紙イブニング・スタンダードは一面トップで田野岡くんの写真を大きく掲載。「ALIVE!(生きていた!)」の文字の下に、「両親の言うことを聞かず森に置き去りにされた少年、6日後に見つかる」と言う見出しが付いていた。 行方不明となった山林には熊が出没することや、田野岡くんを発見した自衛隊員に「お腹がすいた」と話し、おにぎりやパンを食べたこと。また、診察した医師が「驚くほど元気で落ち着いている」と述べたことなど、発見当時の状況を詳しく伝えている。発見現場が夜には気温が7度まで下がり、雨も降ったことや、田野岡くんがTシャツしか着ておらず、マットレスの間で暖をとっていたことなどを詳しく説明。さらに、南アフリカ共和国や米国などで行方不明となり、無事に