最近では受験日に起こった東大前での受験生らを3人切りつけた事件などで「他の選択しでもよかっただろう」と思った方が多いと思います。 具体的なコメントとして、「地方の医学部なら、トップ成績で入れそうだよね」 「東大だから、その名前に更に憧れていたのかな?」「多くを求めすぎても壊れていくだけ」など他の選択肢に対するコメントも多くありました。 ではなぜ人は「他の選択肢があるのにもかかわらず、その選択肢を考えられないのか」を考えていきたいと思います。 自己の存在価値 頑張りすぎて壊れていく人のほとんどがこの「自己の存在価値」だと私は考えています。 スポーツをする人には、「アスリートであることこそが自己の存在価値だ」と価値観をもっている人がいます。 そのため、試合での失敗やドロップアウトは、自己の存在価値を脅かすことになり、長期的な努力が報われない状態、いわゆるバーンアウトを発症している状態だとしても