神奈川県は活発な火山活動の影響で、箱根山の大涌谷にある温泉供給施設がメンテナンスを十分にできない状況が続いていることなどから、人に代わって作業を行うロボットを開発できないか検討を進めていくことになりました。 このため、神奈川県は人の代わりに作業を行うロボットを開発できないか検討を進めていくことになり、28日、黒岩知事や専門家が出席して初めての会議を開きました。 この中で黒岩知事は、「温泉供給の問題に早急に対応する必要があり、ロボットを活用できないか、皆さんと知恵を絞りたい」とあいさつしました。 会議では温泉供給会社のほか、名物の「黒たまご」の製造販売会社からもロボットの開発を求める意見が出され、まずは小型の無人機、ドローンを使って火口付近の状況を調査することを確認しました。 県は今後、ロボット開発を行う国の総合特区に指定されている相模原市などにある企業とも連携して、具体的な検討を急ぐことに