元旅客機のパイロットで日本人11人目の宇宙飛行士、大西卓哉さんが乗り組むロシアの宇宙船「ソユーズ」が、日本時間の7日午前10時36分、中央アジアのカザフスタンから打ち上げられ、およそ9分後、予定どおり地球を回る軌道に入り、打ち上げは成功しました。 そして、およそ9分後の午前10時45分ごろ、高度200キロ付近で3段目を切り離し、予定どおり地球を回る軌道に入り、打ち上げは成功しました。 ソユーズ宇宙船は、今回から、機器の一部を新しくした「改良型」が使われているため、国際宇宙ステーションまでのフライト時間は、最も急ぐ場合の6時間ではなく、余裕を持った2日間に設定されています。 ソユーズは、日本時間の今月9日の午後に、国際宇宙ステーションに到着し、大西さんは、ことし10月下旬までのおよそ4か月間の長期滞在を始めます。 滞在中、大西さんは、がんなどの新しい治療薬の開発を目指す実験に臨むほか、日本で