トムソン・ロイターは1月19日、世界の特許動向を分析した「2010年版技術革新レポート」を発表した。レポートで取り上げられた12分野のうち、10分野で日本企業がトップ10に入っている。 調査は、トムソン・ロイターが提供する世界最大の付加価値特許データベース「Derwent World Patents Index」を使用して実施。2010年1月1日から12月3日までに取得された登録特許および公開特許データを対象に動向を分析している。 調査の対象となった技術分野は、「航空宇宙産業」、「農薬・農業」、「自動車」、「コンピュータ・周辺機器」、「化粧品」、「家電」、「食品・タバコ・発酵」、「医療器具」、「石油・化学工業」、「製薬」、「半導体」、「電気通信」の12分野。これらは、トムソン・ロイターにより成長の著しい主要技術分野と位置付けられている。 トムソン・ロイターによると、上記12分野のうち、「農