愛知県トリエンナーレ「表現の不自由展」の話です。 私の基本的な問題意識は以下のようなものです。 (1)行政が表現内容に対する市民感情を理由に特定の市民に対し一度支給を決めた援助金を撤回するという異なる扱いをして表現のためのコストを増やすことは表現の自由に対する侵害ですし、市民の思想・信条を理由に差別的な取り扱いをすることを肯定するものであり、憲法21条以前に憲法19条思想・良心の自由に反する。 (2)「表現の不自由展」について、税金から助成金を貰い、公共の施設を使うのがおかしい、という意見が公職者も含めて多く見られますが、その考えは、行政が市民の思想・信条を理由に差別的な取り扱いをすることを肯定するものであり、憲法21条以前に憲法19条思想・良心の自由に反する。 (3)ただ、(1)(2)の考え方を徹底すれば、国や公共団体は、一切芸術文化活動に支援をしないことが理想になってしまうが、それは、
「用いられる手段の如何を問わず」とは、オンラインとオフラインを問わず、さまざまなメディアで使用可能なさまざまな素材を反映してのものです。そこには、とりわけ、写真、映画、絵、漫画などの視覚資料が含まれます。音声表現や、あらゆるデジタルメディア表現、ライブパフォーマンス、印刷またはオンラインで書かれた文章、彫刻、おもちゃ、装飾品などの物体も含みます。(文字強調は筆者による) 私は、まともな人なら誰でもそうであるように、ポルノの素材として本物の子供を使用することが法律によって罰せられなければならない・罰するべきであるという点で、皆さんに完全に同意します。しかし、全くのフィクショナルな表現である「絵、漫画、書物、彫刻、玩具、装飾品」のようなものまでをこれに含むことは、絶対にお勧めできません。そればかりか、誰一人として子どもたちを救うことがない措置であるにも関わらず、表現の自由という人権との間で矛盾
東京都の魅力を世界に発信する「東京ブランド推進キャンペーン」のために作成されたキャッチコピー「& TOKYO(アンドトーキョー)」のロゴが、フランスのメガネブランドやニュージーランドの弁護士事務所のロゴに似ているとの指摘があり、騒ぎになっている。 「& TOKYO」のロゴは、赤い円の中に白抜きの「&」と、アルファベットの「TOKYO」が組み合わさっている。円の部分は、全5色のバリエーションがある。一方「似ている」という声が上がっているのは、メガネブランド「Plug & See」のロゴと、法律事務所「JONES & CO」のロゴ。いずれも「&」の文字が、赤い円の中に白抜きで描かれている。 ネットでは「完全にパクリ」などといった声が上がっているが、舛添要一東京都知事は10月13日の定例会見で「『&』も『TOKYO』も記号です。だから、そもそも著作権というものはない。逆に言えば、もっと(似て
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