痴漢被害を訴える声が上がり、問題になっていた「ブラックボックス展」。主催者のなかのひとよ氏が騒動後、初めてメディアの取材に応じ、謝罪するとともに当時の状況を説明した。【BuzzFeed Japan / 播磨谷拓巳】 BuzzFeed Newsは、当初からなかのひとよ氏(以下、なかの氏)に取材を申し込んでおり、今回、匿名性を担保することを条件に取材に応じた。 なぜ、痴漢被害の訴えに応じ、対策しなかったのか。なかの氏は「痴漢は想定していなかった」「被害の声は嘘だと思っていた」と語った。 以下、ブラックボックス展の開催の経緯から振り返る。 ブラックボックス展は、5月6日から六本木のギャラリー「ART & SCIENCE gallery lab AXIOM」で開催されたアート展だ。 フォロワー20万人を超えるTwitterアカウント「サザエBOT(@sazae_f)」の運営者として知られる「なかの