広島労働局は、外国人技能実習生を受け入れた県内の事業所のうち、過去最多となる471カ所で法令違反があったと発表しました。 県内の技能実習生は、全国で6番目に多く、およそ1万4000人に上ります。 広島労働局は、去年、労働基準関連の法令違反が疑われる599の事業所を監督指導しました。このうち法令違反が認められたのは、78.6%にあたる471の事業所で統計開始以来、過去最多となりました。 機械の安全基準に関する違反が23%と最も多く、無資格の技能実習生にフォークリフトを運転させ、別の労働者に左足切断の大ケガを負わせるなど重大・悪質な違反4件については、送検したということです。