ブックマーク / nazology.net (81)

  • キンキンに冷えたビールはなぜ美味しい?分子レベルで解明!

    キンキンに冷えたビールが美味しい理由は心理的なものではありませんでした。 中国科学院(CAS)で行われた研究により、冷やしたお酒が美味しく感じる理由を分子レベルで解明することに成功しました。 お酒は種類によりある程度のアルコール濃度が決まっており、好まれる温度も異なります。 新たな研究ではそれら理由を探るべく、ビール・日酒・ワイン・ウイスキー・ブランデー・ウォッカ・白酒などのお酒を対象に、アルコール濃度と温度変化が「お酒の分子」に及ぼす影響を精密に測定し、味に関してもプロのテスターを採用して評価しました。 研究成果には、お酒の濃度をめぐる「歴史的」「経済的」な知見も含まれており、お酒好きには興味深い内容になっています。 研究内容の詳細は2024年5月1日に『Matter』にて「エタノールと水のクラスターがアルコール飲料の臨界濃度を決定する(Ethanol-water clusters d

    キンキンに冷えたビールはなぜ美味しい?分子レベルで解明!
    syukit
    syukit 2024/05/07
  • 単一原子が「量子的な波」に変化する様子を視覚的に捉えることに成功! - ナゾロジー

    単一原子が量子的な波として広がっていく1920 年代、のパラドックスで知られるシュレディンガーは、波動方程式によって粒子が持つ波と粒子の二重性を表現することに成功しました。 新たな研究では単一の原子が波のように振る舞う様子を鮮明な画像として記録することに成功しています。 量子の奇妙な世界では、粒子は特定の場所に固まって「存在する」のではなく、空間のなかで「存在確率が分布する」というあやふやな状態にあることが知られています。 ですがシュレーディンガーの波動方程式を使うと、ある粒子が特定の場所に存在する確率密度を導き出すことが可能になります。 単一原子が量子的な波として広がっていく / Credit:Joris Verstraten et al . In-situ Imaging of a Single-Atom Wave Packet in Continuous Space . arXiv

    単一原子が「量子的な波」に変化する様子を視覚的に捉えることに成功! - ナゾロジー
    syukit
    syukit 2024/04/24
    面白いなー。二重スリット実験とかとは違う波の性質の捕捉の仕方だ。
  • 頭に巻くだけ!新しいうつ病の治療法「磁場ヘッドバンド」を開発! - ナゾロジー

    うつ病治療のスタンダードが大きく変わるかもしれません。 うつ病は現在、精神療法や薬物治療が一般的ですが、すぐに効果が現れなかったり、副作用が出るなどの問題があります。 しかし名古屋大学大学院 医学系研究科はこのほど、患者にヘッドバンドを装着して、そこから超低周波磁場を発生させることで、うつ症状の改善が見られたことを発表しました。 治療効果はわずか4週目から現れ、さらに人体への有害な作用も見られなかったとのことです。 研究の詳細は2024年3月26日付で科学雑誌『Asian Journal of Psychiatry』に掲載されています。

    頭に巻くだけ!新しいうつ病の治療法「磁場ヘッドバンド」を開発! - ナゾロジー
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    syukit 2024/04/19
  • 左利きの起源は細胞内で発生する「小さな左右の歪み」かもしれないと判明! - ナゾロジー

    左利きの起源は細胞レベルなのかもしれません。 ドイツのマックス・プランク研究所(MPI)で行われた希少変異の研究により、細胞レベルでの左右方向の混乱が、ヒトを左利きにしている可能性が示されました。 特に細胞の骨格としての役割を持つ微小管の遺伝子(TUBB4B)に特定の稀な変異が起こると、左利きになる確率が2.7倍になることが発見されました。 これまでの研究により、左利きは神経障害にも関連しており、統合失調症では左利きである率が2倍、自閉症では3倍になっていることが知られています。 しかし新たに発見されたTUBB4Bの変異はそれらとは違い、単に左利きになるだけの良性変異であるようです。 しかし細胞の骨格として働いている微小管に変異が起こると、なぜ利き腕が左になってしまうのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年4月2日に『Nature Communications』にて公開されました。

    左利きの起源は細胞内で発生する「小さな左右の歪み」かもしれないと判明! - ナゾロジー
    syukit
    syukit 2024/04/17
  • 遺伝子操作で「6本足のマウス」を作成!性器を無くして新たな肢に - ナゾロジー

    シャカシャカと虫のように歩けるのでしょうか? ポルトガルのグルベンキアン科学研究所(IGC)で行われた研究により、マウスの遺伝子を操作することで、性器になるはずだった細胞を追加の後肢に変換し、6脚のマウスを作り出すことに成功しました。 これは生殖器の代わりに後肢を増加させたのだという。 足と生殖器にはなんの関係もないように思えますが、なぜそのようなことができたのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年3月20日に『Nature Communications』にて公開されました。

    遺伝子操作で「6本足のマウス」を作成!性器を無くして新たな肢に - ナゾロジー
    syukit
    syukit 2024/04/05
    面白いなー。体の形成の後半部分に 足or性器形成の条件分岐コードがあるんだ。
  • 量子もつれの伝達速度の限界を解明することに成功! - ナゾロジー

    量子世界の情報伝達速度は無限大なのか?私たちが子供の頃に遊んだ糸電話では「糸を伝わる音の振動」を通じて情報伝達を行います。 作成に必要な道具である紙コップも糸も身近な道具であり、糸電話の原理も古典的な物理学の法則に従っています。 またスマートフホンでの通信も、電波という古典物理の概念を使って情報伝達が行われています。 そのため糸電話やスマートホンの情報伝達速度は、糸を伝わる振動や電波の速度によって限界値が左右されていることは、誰でも知っています。 そして糸電話やスマートホンの情報伝達速度はどう頑張っても光速を超えられないことも、常識と言えるでしょう。 しかし量子世界では粒子は波のように振る舞い、どんなに遠く離れた場所であっても確率的に粒子を検出できる可能性があります。 量子世界では一見すると、情報伝達速度に限界値などなく、無限大になると思えてしまいます。 / Credit:理化学研究所 た

    量子もつれの伝達速度の限界を解明することに成功! - ナゾロジー
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    syukit 2024/04/01
  • 極地の氷が溶けることで「地球の自転速度」が遅くなっていた⁈ - ナゾロジー

    今、温暖化の加速にともない、極地の氷が急激なスピードで溶け始めています。 米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UC San Diego)の地球物理学者であるダンカン・アグニュー(Duncan Agnew)氏は、新たな研究で極地の氷の融解によって地球の自転がわずかに減速していると指摘。 その結果として、世界共通時間を調整するため、2029年までに「国際原子時(TAI)」から1秒を減らす必要が出てくると発表しました。 これが当に実行されれば、史上初の「負のうるう秒」の導入になるとのことです。 研究の詳細は2024年3月27日付で科学雑誌『Nature』に掲載されています。 GLOBAL WARMING IS INFLUENCING GLOBAL TIMEKEEPING https://scripps.ucsd.edu/news/global-warming-influencing-globa

    極地の氷が溶けることで「地球の自転速度」が遅くなっていた⁈ - ナゾロジー
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    syukit 2024/04/01
  • 運動で怒りを鎮めようとするのは間違った方法だった - ナゾロジー

    「運動した後はスッキリする」、そう感じる人は多いでしょう。 そのため、「イライラするときや怒りを鎮めたい時には運動すると良い」と考える人も同様に多いかもしれません。 映画でも、主人公が怒りを鎮めるためがむしゃらに走ったり、悪役がサンドバッグを殴ったりしているシーンが描かれることがあります。 しかし、どうやら運動で怒りを鎮めようというのは誤った考え方だった可能性があるようです。 アメリカのオハイオ州立大学(Ohio State University)に所属するブラッド・ブッシュマン氏とソフィー・リンゲンセン・ケアビック氏の研究チームは、154件の研究に基づいたメタ分析により、「ジョギングなどの運動で怒りを鎮めようとするのは間違いだ」と報告しました。 怒りを鎮めるには、体の覚醒(興奮)を鎮める深呼吸や瞑想の方が役立つというのです。 研究の詳細は、2024年3月11日付の学術誌『Clinical

    運動で怒りを鎮めようとするのは間違った方法だった - ナゾロジー
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    syukit 2024/03/26
    闘争逃走反応は解決にならんよね。という話
  • 自然の中で過ごすと「時間の流れ」がゆっくりに知覚される - ナゾロジー

    「時は金なり」という格言があるように、現代社会に生きる私たちは”時間”に追い立てられる日々を送っています。 今や誰もが時計に従って行動していますし、時間を気にせずに生活できる人はほとんどいません。 しかし時計を気にしすぎることが返って、「もうこんなに時間が経ってしまった」という時間の損失感や欠乏感を生んでしまいます。 多くの現代人がそうした問題を共有する中で、どうすれば”豊かな時間”を取り戻せるのか? フィンランド・トゥルク大学(University of Turku)は今回の新たな研究で、その答えを「自然」に見出しました。 研究者によると、自然の中で過ごすことで「時間の知覚」がゆっくりになることが示されたというのです。 自然が現代社会における”精神と時の部屋”として、私たちに時間を与えてくれるかもしれません。 研究の詳細は2024年3月5日付で科学雑誌『People and Nature

    自然の中で過ごすと「時間の流れ」がゆっくりに知覚される - ナゾロジー
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    syukit 2024/03/13
  • 「生きている化石」はDNAレベルでも進化が停止しているのか? - ナゾロジー

    「生きている化石」たちのDNA変異速度を調べる「生きている化石」たちのDNA変異速度を調べる / Credit:川勝康弘「生きている化石」という用語を生み出したのは、進化論の産みの親として知られるチャールズ・ダーウィンであると言われています。 ダーウィンは進化の研究を行う中で、一部の「生きている」種は遥か昔の地層から発見される化石と変わらぬ形をしていることに気付いたからです。 時間が経過するにつれて適応と進化が起こるとする進化論において「生きている化石」は、ある意味で例外的な存在となりました。 それゆえに生きている化石たちの知名度は高く、多くの人々にとって、カブトガニやイチョウの木、シーラカンスやムカシトカゲなどの名は馴染み深いものとなっています。 しかし生きている化石たちが当に進化していないのかは、はっきり断言できません。 というのも、姿かたちは同じでも、DNAレベルでは「ちゃんと進化

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    syukit 2024/03/11
    ジャンプ遺伝子って、量子のトンネル効果の話だっけ。生命は謎だらけだなぁ
  • DNA変異が量子世界のトンネル効果で起きていると判明! - ナゾロジー

    あやふやな存在確率が変異を起こしていました。 英国サリー大学(University of Surrey)で行われた研究によれば、DNAでは従来考えられていたよりも遥かに高い確率でトンネル効果が発生している可能性が高い、とのこと。 量子力学の世界では電子や陽子など小さな粒子の存在確率はあやふやであり、粒子がある場所から別の場所に突然、移動に必要なエネルギーを無視して、トンネルを通ったかのように出現する現象が起こり得ます。 研究結果が正しければ、生物進化の原動力として、量子効果が大きな影響を与えていることになるでしょう。 しかしDNAはいったいどうして量子効果を利用できる性質を獲得したのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年5月5日に『Nature Communications Physics』にて公開されています。

    DNA変異が量子世界のトンネル効果で起きていると判明! - ナゾロジー
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    syukit 2024/03/11
  • 「意思決定の仕組み」がついに判明(ハーバード大学) (2/2) - ナゾロジー

    意思決定の「基礎的ルール」を特定する意思決定の「基礎的ルール」はどんなものなのか? 先に述べたように、この基礎的ルールというものが、ネットワーク全体の活性化や不活性化といった、単純なON・OFFの仕組みでないことがわかっています。 そのため仕組みを解明するには、マウスたちの神経ネットワークを構成する全てのニューロンと全ての接続を知る必要があります。 調査にあたってはまず、マウスの後帯状皮質に対して、強く活動するニューロンほど強く光るような仕組み「2光子カルシウムイメージング法」を導入しました。 (※2光子カルシウムイメージングでは細胞の活動の強さにともなって強く蛍光を発する、カルシウムセンサータンパク質が用いられます。この光るタンパク質の設計情報はウイルス感染によってマウスの後帯状皮質へと届けられます) マウスたちには仮想現実の中で迷路を進んでもらいました / Credit:Aaron T

    「意思決定の仕組み」がついに判明(ハーバード大学) (2/2) - ナゾロジー
    syukit
    syukit 2024/03/11
  • オーガズムは脳回路を「再配線」させて絆を作り出していたと判明! - ナゾロジー

    「H」の次が「I」なのは自然なことでした。 米国のテキサス大学オースティン校(UT)で行われた研究によって、オーガズムの回数が増えれば増えるほど、カップルたちの脳が作り変えられる「再配線」現象が進む可能性が示されました。 研究では人間と同じ一夫一制をとるプレーリーハタネズミの脳全体の3Dマッピングが行われており、交尾回数を重ねて脳の再配線が進んだとされたカップルたちでは、脳活動の驚くべき同調性がみられるようになっていました。 研究者たちはプレスリリースにて「同じような仕組みが人間にも存在しており、オーガズムが絆形成を促進している可能性がある」と述べています。 また興味深いことに、絆が結ばれている同性ペア(兄弟など)と異性カップル(オス/メス)では、同じ脳領域が活性化していることも示されました。 単なる快楽の極と思われていたオーガズムが、いったいどんな仕組みで脳の再配線を行っているのでしょ

    オーガズムは脳回路を「再配線」させて絆を作り出していたと判明! - ナゾロジー
    syukit
    syukit 2024/03/06
    “「H」の次が「I」なのは自然なことでした。” 今回は特に秀逸な入り方で笑った。
  • 「なぜ卵子には1つの精子だけが受精するのか?」仕組みの一端を解明 - ナゾロジー

    また教科書が書き換わります。 群馬大学で行われた研究によって、卵子がたった1つの精子のみと受精する仕組み「多精拒否」の一端が解明されました。 あまり知られていませんが、高校の生物の教科書に記載される「多精拒否」の仕組みは実はウニやカエルなど体外受精する生物ついて記されたもので、哺乳類には当てはまりませんでした。 しかし今回の線虫を用いた研究により新たな多精拒否の仕組みの一端が解明され、哺乳類にも適応できる可能性が示されました。 多精子受精は体外受精を失敗させる原因であるため、多精子受精を拒否する仕組みの解明は不妊治療の成功率を高めることにもつながります。 研究内容の詳細は2024年1月26日に『Nature Communications』にて公開されています。

    「なぜ卵子には1つの精子だけが受精するのか?」仕組みの一端を解明 - ナゾロジー
    syukit
    syukit 2024/02/07
    なんで多精だと人間は流産とか、悪い影響出るのかよくわからん
  • 外来魚ブルーギルが増えやすい理由「仲間同士で巣を警備し卵を守っていた」 - ナゾロジー

    ブルーギルなどの侵略的外来生物は、地域の在来種に悪影響を与える厄介な存在です。 1960年に初めて日に持ち込まれたブルーギルは、その高い繁殖力と定着力により、今や日全国の淡水域で見られるようになりました。 そのため、「池の水を抜いて危険な外来種を一気に駆除する」方法が取られることもあります。 では、外来魚でありながらブルーギルがそこまで高い定着力を持つ理由は何なのでしょうか? 筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所に所属するピーターソン・マイルズ・イサオ氏ら研究チームは、長野県の野尻湖に生息するブルーギルの繁殖生態を調査しました。 その結果、仲間同士が隣接した場所に巣を作り、その周りを警備することで、卵の捕を回避していることが分かりました。 研究の詳細は、2024年1月12日付の学術誌『North American Journal of Fisheries Management』に掲

    外来魚ブルーギルが増えやすい理由「仲間同士で巣を警備し卵を守っていた」 - ナゾロジー
    syukit
    syukit 2024/01/29
    利己的な遺伝子だな
  • 「目が白くなって8日目に皆死んだ」致死率100%のコロナウイルス株の研究を中国が発表! - ナゾロジー

    研究は続いていたようです。 中国の北京工科大学で行われた研究によって、センザンコウから得られたコロナウイルス株「GX P2V」をマウスに感染させたところ、非常に強い毒性を発揮し、感染後8日の段階で致死率100%に達したと報告されました。 研究に使われたマウスたちは死ぬ2日前(6日目)に脳への感染が劇的に増化し、死ぬ1日前(7日目)には目が白くなるという奇妙な共通点がみられました。 コロナ関連ウイルスを使ったマウス実験において、致死率が100%に達したのは今回の研究がはじめてです。 ただ実験に使われたマウスはウイルス感染が起こる部位「ACE2」を「ヒト化」させており、人間に対する潜在的な影響が懸念されています。 研究内容の詳細は2024年1月4日にプレプリントサーバーである『bioRxiv』にて公開されました。

    「目が白くなって8日目に皆死んだ」致死率100%のコロナウイルス株の研究を中国が発表! - ナゾロジー
    syukit
    syukit 2024/01/26
  • 泣くとスッキリするのは「呼吸のコントロール」が上手くなっているから! - ナゾロジー

    なぜ泣くと気分が晴れたり、落ち着いたりするのでしょうか。 蘭ティブルブルフ大学のリア・シャーマン(Leah Sharman)氏らの研究チームは、参加者に悲しい動画を見てもらい涙を流させた後にストレス課題を課す実験を行いました。 実験中には参加者の心拍・呼吸活動をモニターし、また課題終了後には参加者の唾液のサンプルを採取し、唾液中のコルチゾール・レベルを測定しています。 実験の結果、涙を流さなかった人と比較して、感傷的な動画を見て涙を流した人は、ストレスホルモンのレベルと耐性に差はなかったものの、呼吸のコントロールが上手くなり、ゆっくりになっていたことが確認されました。 この結果から、泣いた後の気分が晴れた、あるいは落ち着く感覚は、ストレス耐性が強くなっているのではなく、呼吸のペースがゆっくりになり、心身が落ち着いた結果なのではないかと考えられます。 研究の詳細は、学術誌「Emotion」に

    泣くとスッキリするのは「呼吸のコントロール」が上手くなっているから! - ナゾロジー
    syukit
    syukit 2024/01/25
    ほえ〜
  • お守りやジンクスは実際に自信を高めパフォーマンスを向上させる効果がある - ナゾロジー

    ラッキーアイテムを持ったり、幸運を呼ぶと言われる迷信的な行動を取るだけで、目標を遂行できるという自信が高まり、パフォーマンスが向上するようです。 独ケルン大学のライサン・ダーミッシュ氏(Lysann Damisch)らの研究チームは、迷信が当にパフォーマンスを高めるかを検討しました。 実験者は「これは幸運のゴルフ・ボールです」と伝えたうえで、参加者に普通のゴルフ・ボールを渡し、1 mのゴルフ・パットの成功率が高くなるかを調べるという興味深い実験を行っています。 実験の結果、「普通のボールです」と実験者からボールを渡された人と比べて、「幸運のボールです」と実験者からボールを渡された人はゴルフ・パットの成功率が約17%高くなったのです。 後続の実験の結果から、迷信がパフォーマンスを高める現象は自尊心(いわゆる自信)が高まることで生じていると考えられています。 研究の詳細は、学術誌「Psych

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    syukit
    syukit 2024/01/24
    儀式が有効なのは割と有名では
  • 「どうみてもクモにしか見えない尻尾」で獲物を誘うヘビ - ナゾロジー

    鳥にとって、地上を無防備に歩くクモは貴重な料です。 しかし、クモをべようとしている鳥たちこそが、ある種のヘビにとっては「無防備で」「貴重な料」なのです。 イランに生息するスパイダーテイルドクサリヘビ(学名:Pseudocerastes urarachnoides)は、物のクモに見える尻尾を持っており、その尻尾で獲物をひきつけ捕します。 その尻尾の動きは、まるで釣り人がルアーを小刻みに動かしている時のようです。 ここでは、いくつかの論文から、徐々に明らかになってきたスパイダーテイルドクサリヘビの生態をご紹介します。 This Might Look Like a Spider, But You’re in For a Shock https://www.sciencealert.com/this-might-look-like-a-spider-but-youre-in-for-a-

    「どうみてもクモにしか見えない尻尾」で獲物を誘うヘビ - ナゾロジー
    syukit
    syukit 2024/01/11
    すげえ
  • セロトニン低下によって「やる気」が落ちる仕組みが明らかに! - ナゾロジー

    セロトニン不足はどのように意欲を低下させるのか?セロトニン不足はどのように意欲を低下させるのか? / Credit: canvaセロトニンは私たちの「やる気」や「元気」と深く関わる物質です。 セロトニンレベルが低下すると、気分や意欲が落ち込むだけでなく、イラつきを引き起こしたり、行動にかかるコストに敏感になるなど、様々な面で悪影響を起こすことが報告されています。 他方で、セロトニンを増やす薬はうつ病に見られる不安や意欲低下の治療薬として用いられています。 しかし「セロトニンの低下がどのようなプロセスで意欲生成を阻害し、やる気の低下に繋がるのか」という詳しい仕組みは解明されていません。 また脳内に10種類を超えるとされるセロトニン受容体のうち、どれがこの仕組みに関係しているかも不明です。 現状の治療薬は即効性が低いという問題点があり、これらの仕組みの理解はその改善に役立つと期待されています。

    セロトニン低下によって「やる気」が落ちる仕組みが明らかに! - ナゾロジー
    syukit
    syukit 2024/01/10
    報酬ってドーパミンに主に依存しているのかと思ってたけど、セロトニンもなんだね。というか逆にセロトニン上昇でドーパミンレベル下がってやる気は無くなるのかと今まで思っていた。