はじめに GTD はわかりづらい。そんな声を耳にします。その理由は三つほどあると思います。 「分量が多い」 GTD を一通り解説するだけでも本一冊以上のボリュームを要する 「具体性がない」 GTD は考え方と仕組みのみ扱っており、具体的なやり方に言及していない 「ビジネスである」 無料で手軽に有益な情報にアクセスしづらい 無論、GTD とは GTD® であり、れっきとしたビジネスなのですから致し方ないことではあります。しかし、それでも、もう少し容易に入門できる手段があっても良いのではと思うのです。 本書は GTD の非公式入門書です。「GTD はこんな風に理解するとわかりやすい」「私だったらこんな風に説明する」という 筆者の理解 を記しています。特徴は以下の三点です。 「独自用語」 より簡潔かつ直感的に理解するために、適宜造語をつくっています 「具体性」 イメージを湧きやすくために具体例や
今回はフォルダー整理のコツを10コのポイントに分けて紹介します。後から時間をかけてファイル探しをしなくても良いように、自分なりにルールを作っておきましょう。 フォルダー整理の3つの基本
誰もが使える「万能のメソッド」 仕事のためだけではなく、家庭の用事でも、自分の心の中を探るようなときも、人生のすべての瞬間で、「箇条書きのリスト」は威力を発揮します。 私も、仕事を始めるときには、1枚のやることリストを目の前に置いています。買い物に行く際には、もちろん買い忘れを防ぐためのリストをポケットに入れます。考え事をするときには、小さなカードを取り出してそこに箇条書きで思いをつらつらと書いていきますし、不安に押しつぶされそうなとき、冷静さを失いそうになりつつあるときも、私はリストを作ります。 本を読むときにも、旅行に出かけるときも、登壇してプレゼンをするといった、一見リストと関係なさそうな瞬間でも、リストはなんらかの形で私の手元にあります。私の場合は、リストの形になっていない限り、どこか安心できず、物事を中途半端な状態で放っている気がしてしまい、そわそわするほどです。 いまも、私は1
この記事はChallenge Every Month アドベントカレンダー 2019、23日目の記事です。 前回、チャレンジしつづける技術として目標を立てて実行していく方法をまとめたましたが、それをGTDにも応用してみました。何年も続けていたにもかからわず、上手く使いこなせてなかったGTDですが、初心に戻って妥協しないでにもう一度トライしてみたところ、今度は過去最高にまわっています。 前回の記事はこちら 僕のチャレンジしつづける技術 2019 | Trial and Spiral GTD is何Getting Things Doneというざっくり言うとタスク管理システムの1つです。Life Hackというのが流行りだした10年ぐらい前にその流れのなにあったものの1つ。パっと見はToDo管理システムですが、タスク、アイデア、具体的なものから曖昧なもの全てを収集し、頭の中(=ワーキングメモリ)
この記事は「書き手と編み手の Advent Calendar 2019」に参加しています。 adventar.org 19歳で編集者の仕事を始めてから30年以上もの間、名刺の整理はどうすればいいのか、ずっと試行錯誤してきたわけです。デジタルで管理するようになってからも、どのソフトを使えばいいのか、どのサービスを使えばいいのか、悩み続けてきました。 で、ここ2年ほどで落ち着いているのが、EvernoteとA5サイズのリングノートを併用するというスタイルです。 名刺管理のソフトとかサービスも死ぬほどあるわけですが、結局Evernoteで一括管理しちゃうのがベストでした。 名刺をもらったら、スマホのEvernoteのアプリのカメラで撮影。たいていの場合は、自動的に名刺だと認識してくれるし、変わったデザインの名刺などで画像と認識された場合は「名刺」だと指定すれば、ちゃんと名刺のフォーマットで入力さ
以前、PDA博物館の「エロとデジタルの関わりを研究するライターが求めた究極のモバイル端末とは」記事で取材させていただいた安田理央さん。取材では、主にPDAやスマホの使い方についてお話を聞いていましたが、途中、ノートを取り出して「実は、これとスマホを一緒に使うと便利なんですよ」と話し始めました。そのお話がおもしろいだけじゃなく、実際にとても役立つ情報だったので、ぜひ1000人インタビューに掲載させてほしいとお願いしたところ、ご快諾下さいました。 井上 安田さんと私は、もともとPDAつながりで出会ったんだけど、PDAを使う前は、どんな風にスケジュールや連絡先を管理していたの? 安田 バインダー式のシステム手帳だね。その中に、資料やメモをどんどん入れて、持ち歩いていた。 もともと「いつでもどこでも仕事できるようにしておきたい」「仕事に関するものは全部持ち歩きたい」という欲望があった。そこで、資料
GTDという言葉もなんだか多義的に使われているような気がするが、自分の場合は「今あるタスクを『高度』の概念から見直して、きちんと前に進むことができているか確認すること」と、「やるべきことが全部可視化されていること」に重点を置いている。 前回GTD関連をきちんとまとめ直したのはどうもこの記事のようなのだが、さすがに古くてここからだいぶ変わっている。とかく面倒であるということが中心にあって、使うツールは少なければ少ない方がよいし、完全に管理しようとするよりもある程度割り切ってしまった方が上手く回る。現時点で使っているのはほとんどGoogle CalendarとWorkflowyだけだ。特にWorkflowyにはだいぶ助けられている感がある。 Workflowy オンラインのアウトライナーツールである。そんなのVimでいいんじゃねーかと思ったこともあったが、わりと使い勝手が良くて使い続けている。
せーのでございます。GW、いかがおすごしでしょうか。私は久々に家族旅行に来ています。 現在朝7時30分。みんな疲れが溜まっているのか全く起きてこない。時間を持て余しているのでブログでも書いてみます。 今日はお休み、ということもあり、仕事の具体的な話ではなく、少し大まかな考え方のお話を共有したいと思います。 私は普段「テクニカルエバンジェリスト」という仕事をしています。端的にいうと一つのテーマに対してプレゼンテーションの資料やデモを作り、勉強会やカンファレンスなどの場所で人にその価値を伝えて共感してもらう事をジョブとしています。 みんなに価値に伝えるためにはどうしたら良いのか。仕事の8割は「考えること」に費やされます。私にとって「自分の考えをまとめること」は今のキャリアの生命線、とも言える作業です。 私は今まで「空・雨・傘」という考え方のプラットフォームに基づいて頭を整理し、アウトプットして
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(図書館学系の話題でもあるからちょっと悩んだけれど、文献読解全般に関する内容だからこちらへ) 既に日々論文をバリバリ読んでいるひとには今更な記事だろうけれど、分野ごとの違いもあって興味深かったのでざっくり記録する。 論文を大量に読む際に、頭から几帳面に読んでいると時間がどれほどあっても足りないし、後から「こんなことが書いてあった論文なんだったっけ?」という問題も発生してしまう。 研究者の皆様はMendeley などの文献管理ツールをを用いていることが多いかとは思うが、それでも論文の読み方そのものに工夫をすればインプット/アウトプットの効率が圧倒的によくなるので、やってみるにこしたことはない。 その工夫とは何かというと、論文を読むときに「特定の問いに集中して読む」というものだ。学術論文は分野ごとの違いはあれ、必ず特定の流れに従って構成されている。そこで要点のみに注目して読み、他の事項を捨てる
“夢を叶える”ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」。仮想ライブ空間の中で、無料で誰でもライブ配信&視聴ができるライブ配信プラットフォームであり、夢を叶えたい人と、それを応援したい人が集まっています。 そんな SHOWROOM を生み出したのが、同社代表取締役社長・前田裕二さん。外資系投資会社を経て起業した、今注目を集める若き天才起業家です。 何冊ものノートを使いこなす “ノート術” の達人である前田さんは、実は Evernote のヘビーユーザーでもあるのだとか。多忙を極める前田さんの仕事において、Evernote がどんな役割を果たしているのかお聞きしました。 Evernote を使うのはクリエイティブな作業に集中するため −−前田さんはいつ頃から Evernote をお使いなのでしょう。 前田:使い始めたのは、2013 年の 1 月です。存在自体はもっと前から知っていたのです
手帳をうまく使えば、予定や時間を管理するだけでなく、PDCAをより早く回し、仕事を早く終えることができるようになる。建設会社で働きながら手帳を使って仕事の効率化に成功し、その手帳術が注目されている谷口和信氏に、「18時退社」を実現する手帳術についてうかがった。(取材・構成=内埜さくら) PDCAで最も重要なのは「Check」 皆さんご存知のことと思いますが、「PDCAサイクル」とは、業務を継続的に改善していく手法のひとつです。P(Plan=計画)、D(Do=実行)、C(Check=振り返り)、A(Action=改善)の順番を繰り返すことで、仕事の精度が高まります。 PDCAサイクルを回すために最重視すべき項目は、振り返り(C)です。振り返りこそがPDCAサイクルが円滑に回るかどうかの鍵を握っていると私は考えます。 なぜなら、振り返りをすると必ず課題が見えてくるからです。課題は改善点でもあり
皆さんは「学術論文」を読んだことがあるでしょうか。 大学生や大学院生なら、自分の分野の論文は読んでいることでしょう。 情報が広く共有される現代でも、 「学術論文は専門家や研究者が読むもの」 「普通の市民は論文など読めない」 というイメージは今でもかなり強いように感じます。 私はこれを非常に「もったいない」と思っています。 実際には、「素人が専門の論文にアクセスする」ためのハードルは年々下がっているからです。 今や、素人でも「専門家が読んでいるのと同じ文献」をその気になれば読める時代になりました。 にもかかわらず「科学論文を読む素人」や「分野外の論文を読む学徒」が増えないのは、「論文の読み方」を大学以外でなかなか習えない、というのが一つの障壁になっているのかもしれません。 「論文の調べ方」「論文の読み方」に王道などありませんが、今回はあくまで私の例として、論文を探して読むためのハウツーを簡単
ライフハッカー堀正岳さんの、 小さな習慣で毎日の仕事が楽になる情報整理術ライフハッカー堀正岳さんの、小さな習慣で毎日の仕事が楽になる情報整理術 堀正岳さんは気候学の研究者でありながら、日本でいち早くライフハックという考え方を紹介し、書籍も多数書き上げるライフハックブロガーです。少しの工夫を習慣化することで生産性が上がるという堀さんのEvernoteを使った情報整理術を紹介します。 小さなことを繰り返し、 大きな成果を生み出せるのがライフハック ――ライフハックとは何でしょうか? 「2004年頃、プログラマーの間で広まった仕事術です。人に見せられないくらい簡単なスクリプトや習慣を1日に数回実行することで、20分、30分と時間を節約し生産性を上げていきます。元々は、『こんなやり方があったんだね』と驚いたり、『これはいいね』とニヤッとすることをハックと言うんですが、これを繰り返すことで大きな成果
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