7日午後0時45分ごろ、茨城県つくば市上境の産業廃棄物収集会社の資材置き場で、男性従業員(54)が、収集用コンテナの中で焼け焦げた男性の遺体を発見した。 つくば署によると、遺体は身長170センチぐらいで、年齢は不明。あおむけに倒れ、近くに白地に紺色の27センチのスニーカーがあった。 コンテナは幅2メートル、奥行き3・5メートル、高さ1・5メートルで、上部が開いていた。資材置き場に囲いはなく、出入りができる状態だった。つくば署は遺体を司法解剖し、死因や身元の特定を進める。
生後約1カ月の次女にやけどを負わせたとして兵庫県警捜査1課は7日、傷害容疑で、父親の防水工、結城寿蓮(ゆうき・じゅれん)容疑者(22)=兵庫県加東市山国=を逮捕した。同課によると、「私はやっていません」と容疑を否認している。次女は現在、硬膜下血腫などの脳障害があり、寝たきりの状態で入院中といい、同課は脳障害を発症した経緯についても調べる。 逮捕容疑は令和4年8月20日午後1~2時ごろ、同県赤穂市の当時の自宅で、生後約1カ月だった次女の左腕に何らかの高温の物を接触させて、全治12日間のけがを負わせたとしている。 同課によると、次女は当時、結城容疑者と母親、姉の4人暮らしで、発生時に母と姉は家にいなかった。同年9月2日朝、母親が「(次女が)ぐったりしている」と119番。搬送先の病院などを通じ、虐待の疑いがあると児童相談所に通報があり、発覚した。
警視庁=東京都千代田区自宅で覚醒剤や大麻を所持したなどとして、警視庁組織犯罪対策5課は、覚醒剤取締法違反などの疑いで、東京都福生市の住吉会系暴力団組員、古関健容疑者(31)と住居、職業不詳の手塚敏明容疑者(31)を現行犯逮捕した。古関容疑者は「今は言えません」、手塚容疑者は「私のものではありません」などと容疑を否認している。 逮捕容疑は共謀して、7日午前1時10分ごろ、古関容疑者の自宅で、覚醒剤の袋(約0・9グラム)と大麻の袋(約1・6グラム)を所持したなどとしている。 組対5課によると、古関容疑者は「KENNY G(ケニージー)」という名前でラッパーとしても活動していた。7月初めに新型コロナウイルスで陽性反応が確認された後に、神奈川県平塚市でライブに出演していたという。
厚生労働省は27日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の対応で、保育所は一斉臨時休園の要請対象ではないと明らかにした。 政府の新型コロナウイルス感染症対策本部会合で、安倍晋三首相が感染拡大を防止するため、3月2日から春休みが明けるまで、全国の小中高校や特別支援学校を臨時休校にするよう要請すると表明している。
千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=が昨年1月、自宅で死亡した虐待事件で、傷害致死罪などに問われた父親の勇一郎被告(42)の裁判員裁判第2回公判が25日、千葉地裁(前田巌裁判長)であり、被告の妹と母親の証人尋問が行われた。供述調書と証言の主な内容は次の通り。 【沖縄から野田市へ】 妹 平成29年7月末、兄と心愛、次女が沖縄県から野田市に来て、9月下旬まで実家で同居した。9月初めの朝、心愛が腰のあざを見せ、「パパに蹴られた」と言っていた。兄は「やっていない」と否定し、心愛の寝相が悪いせいにしていた。 中旬ごろにも心愛が朝、泣いていたので事情を聴くと「パパに夜中に5時間立たされた」と言ったが、兄は否定していた。 兄は心愛と毎日一緒に風呂に入り、癖っ毛をホットアイロンで伸ばしたり、転校先の小学校で心愛がする挨拶を考えてあげたりすることもあった。 【一時保護】 母 心愛ちゃん
小学校建設を巡り国や大阪府、大阪市の補助金計約1億7千万円をだまし取ったとして詐欺などの罪に問われ、大阪地裁で懲役5年の実刑判決を受け、大阪拘置所に収容された学校法人「森友学園」の前理事長、籠池(かごいけ)泰典被告(67)について、大阪地裁は20日、保釈を認める決定をした。 19日の大阪地裁判決は、国の補助金詐取について「泰典被告と妻、諄子被告(63)、設計業者、建設業者が出席した会議で虚偽の契約書作成が了承された」と指摘。泰典被告に懲役5年、諄子被告には府市の補助金詐取については無罪とした上で懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。求刑はいずれも懲役7年だった。両被告は「補助金詐取の共謀や故意はなかった」と無罪を主張していた。
女子ゴルフの国内ツアー開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディーストーナメントの主催者と日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は19日、新型コロナウイルスの拡大を受け、3月5日から4日間、沖縄県南城市の琉球GCで開催する同トーナメントを無観客試合で行う、と発表した。 3日の前夜祭と4日のプロアマ大会は取りやめる。無観客試合の理由について「ギャラリー、選手、ボランティアらの安全確保の観点から」としている。 国内の女子ツアーでは昨年10月のスタンレーレディース最終日が台風19号の影響で、初めて無観客試合で実施された。 米女子ツアーでは新型コロナウイルスの影響で、20日開幕予定だったホンダLPGA(タイ)と27日に開幕予定だったHSBC女子世界選手権(シンガポール)が中止。3月5~8日に中国・海南島で開催予定だったブルーベイLPGAも中止が決まっている。 昨年、全英女子を制した渋野日向子はホンダLPGA
勾留されていた大阪府警富田林署から平成30年8月に逃走したなどとして、加重逃走などの罪に問われた無職、樋田(ひだ)淳也被告(32)の初公判が13日、大阪地裁堺支部(安永武央裁判長)であった。被告は「逃走は認めるが(面会室のアクリル板を)壊していない」と述べた。弁護人も「壊したのは第三者」とし、加重逃走罪は成立しないと主張した。被告側は、ほかの窃盗などの罪についても起訴内容を一部否認した。 起訴状などによると、強制性交等や窃盗容疑で富田林署に逮捕・勾留されていた30年8月12日夜、同署の面会室で弁護士と会った後、アクリルの仕切り板を壊して逃走したなどとしている。 被告はその後、自転車や食料品を盗んで逃げ続け、49日目の9月29日に山口県周南市の道の駅で確保された。逃走中は自転車で日本一周をしている旅行者と偽っていたとみられる。 事件をめぐっては、面会室の扉の開閉を知らせるブザーが鳴る装置の電
東京・池袋で昨年4月に暴走した乗用車に母子がはねられ死亡した事故で、東京地検は6日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪で、車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)を在宅起訴した。 起訴状によると、飯塚被告は昨年4月19日、東京都豊島区東池袋の都道で、乗用車を時速約60キロで運転中、ブレーキペダルと間違えてアクセルペダルを踏み続け約96キロまで加速。交差点で自転車に乗った近所の松永真菜さん=当時(31)=と長女の莉子ちゃん=同(3)=をはねて死亡させたほか、男女8人と同乗の妻に重軽傷を負わせたとしている。 事故では、飯塚被告も胸を骨折するなどして入院。退院後も出頭し聴取に応じていたことなどから、警視庁は逮捕要件に当たる逃亡や証拠隠滅の恐れがないと判断して任意のまま捜査。昨年11月、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けて書類送検していた。 松永さんの遺族は、飯塚被告について
自民党の石破茂元幹事長は3日夜、BS-TBS番組に出演し、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、与野党の一部から憲法改正による「緊急事態条項」創設を訴える意見が出ていることについて、「これに悪乗りして、憲法(改正)に持っていくつもりはない」と述べた。
菅義偉(すが・よしひで)官房長官は31日午前の記者会見で、中国・武漢市を含む湖北省に在留する邦人のうち、帰国を希望しているのは残り約140人だと明らかにした。「あらゆる手段で帰国を希望する邦人全員が早急に帰国できるよう、各方面との調整を進めていきたい」と語った。 菅氏は、これまでに武漢市に派遣したチャーター機3便による帰国者数は計565人だと説明。3便目の到着で「武漢市内に在留していた邦人の大半の帰国が実現する」とした。 一方、現地に残っている邦人は「武漢市内の邦人も若干含まれているが、大半は武漢市外の邦人だ」と説明した。 政府は31日、第3便で帰国した邦人の滞在先を、埼玉県和光市の国立保健医療科学院と千葉県柏市の税関研修所に決めた。
総務省によるふるさと納税の新制度からの除外は適法と認めた30日の大阪高裁判決を受け、敗訴した大阪府泉佐野市側は同日午後、判決を不服として最高裁に上告する方針を示した。千代松大耕(ひろやす)市長は記者会見で「主張がまったく認められず、受け入れがたい」と悔しさをにじませた。 「請求を棄却する」。同日午前、法廷で佐村浩之裁判長が短い主文を言い渡した。注目を集める大型裁判で行われることの多い判決理由の要旨読み上げもなかった。 午後2時に大阪市内で始まった記者会見。紺のスーツで臨んだ千代松市長は「主張を認めてもらえると考えていた。正直、驚いた」と落胆を隠せない様子。同席した顧問弁護士は、総務相の広い裁量権などを認めた判決について「白紙委任を認めたようなものだ。違和感、おかしいと感じる部分がいくつもある」と指摘、上告審で改めて判断を問いたい意向を強調した。 高裁判決は、高額な返礼品のほか、アマゾンギフ
参院本会議後、自民党本部からの多額の入金について記者団の質問に答える河井案里氏=23日午後、国会内(春名中撮影) 自民党の河井案里参院議員は23日、昨年7月の参院選前に案里氏と夫の克行前法相がそれぞれ支部長を務める自民党支部に、党本部から計1億5千万円の入金があったと一部で報じられたことについて、事実関係を認め、「違法性はない」と述べた。国会内で記者団の取材に答えた。 案里氏は、昨年3月に同党の公認を受けるなど、参院選までの準備期間が短かったことを挙げ、「政治活動や選挙も含め、2カ月半の間に活動をしていかなければならず、短い期間に資金が集中したと考えている」と説明した。 また、この日の参院本会議で行われた代表質問で、自身の問題が取り上げられたことに関しては「威厳あるべき本会議で、私の政治資金に関する問題が取り上げられたことを政治家として申し訳なく思っている」と語った。
安倍晋三首相の施政方針演説など政府4演説に対する各党の代表質問が22日、衆院本会議で行われ、国会論戦がスタートした。首相はカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業に関し、「推進には国民的理解が重要で、丁寧に進めていきたい」と強調した。憲法改正については「期限ありきではないが、国民意識の高まりを受け、憲法審査会の場で与野党の枠を超えた活発な議論が展開されることを期待する」と述べた。 首相は、IR担当の内閣府副大臣だった秋元司衆院議員が収賄容疑で逮捕されたことに対し、「誠に遺憾だ。任命した者として重く受け止めている」とし、陳謝した。その上で「IRはカジノだけでなく国際会議場や宿泊施設を併設し、観光先進国の実現を後押しする」として、今後も推進していく考えを示した。 国会での改憲議論をめぐっては、国民民主党の玉木雄一郎代表が9条に自衛隊を明記する自民党改憲案を取り下げるよう要求したのに対し、首相
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