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宇宙に関するtanorityのブックマーク (2)

  • 「ひとみ」はなぜ失われたのか(前編) 衛星を崩壊に導いた3つのプロセス

    衛星を破壊するほどの事故はなぜ起きたのか。まずこの前編では話の前提として、事故の事実関係を淡々と積み上げ、ひとみに何が起きたのかを詳しく見ていくことにしよう。その後、中編・後編と続け、さらに深く掘り下げることにしたい。 異常1:ゆっくりと回転を開始 ひとみの事故が発生したのは2016年3月26日。事故のきっかけになったのは、衛星の姿勢決定に使われるスタートラッカ(STT)という装置の異常動作だった。 スタートラッカは、光学カメラで宇宙空間を撮影し、視野内に見える恒星の配置から、衛星の姿勢を推定する。私たちも星空を眺めて、北斗七星が見えたら方角が分かるだろう。原理はこれと同じで、搭載した恒星カタログとのパターンマッチングを行うことにより、高精度に姿勢を推定することが可能だ(ひとみの場合、精度は8.8秒角)。 スタートラッカは高精度という長所がある反面、地球を向いて星が見えない(地触)ときは使

    「ひとみ」はなぜ失われたのか(前編) 衛星を崩壊に導いた3つのプロセス
  • 世界中の物理学者を悩ませる「ブラックホール情報パラドックス」とは?

    ブラックホールに吸い込まれた物がもつ物理的な情報が消失することで生じる「ブラックホール情報パラドックス」と呼ばれる難問を解消するため、ブラックホールや情報についてどのように考えれば良いかというアプローチについてムービー「Why Black Holes Could Delete The Universe – The Information Paradox」がアニメーションで簡単に説明しています。 Why Black Holes Could Delete The Universe – The Information Paradox - YouTube ブラックホールは宇宙最強の存在で、すべての星を原子レベルにバラバラに分解できるほどのパワーを持っています。これだけでも十分、恐ろしいブラックホールですが、宇宙そのものを消し去ってしまうような恐ろしい側面があると考えられています。 ブラックホールは

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