北朝鮮船が銃口向ける=水産庁取締船に、日本海EEZ-北京大使館通じ抗議 日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内で7日、北朝鮮船籍とみられる船舶が水産庁の漁業取締船に小銃の銃口を向けていたことが12日、政府関係者への取材で分かった。外務省は北京の日本大使館を通じて北朝鮮側に抗議し、再発防止を求めた。 水産庁によると、7日午後5時前、日本のEEZ内の日本海で、水産庁の漁業取締船に北朝鮮籍とみられる船1隻が接近。乗組員が小銃のようなものを取締船に向けた。両船は近い距離にあった。 取締船が安全を確保する行動を取り、北朝鮮船籍とみられる船は離れていった。 政府関係者によると、現場は日本海中央付近。周辺海域は「北大和堆(きたやまとたい)」や「大和堆」と呼ばれ、イカなどの好漁場として知られる。北朝鮮の漁船による違法操業が目立っているという。 国際社会の制裁で外貨不足に陥る北朝鮮は金正恩朝鮮労働