朝日新聞6月13日付の夕刊の「ブログ解読」というコーナーで、稲葉振一郎氏が「低賃金労働に裸で抗議」という題で次のような記事を書いていた。短い記事なので、全文を引用する。 低賃金労働に裸で抗議 2006年6月現在カリフォルニア大学バークレー校に留学中の、中国経済研究者梶谷懐のブログ「梶ピエールのカリフォルニア日記。」でこのところ話題になっているのが'sweat shop'、中国語で「血汗工廠」である。日本語で言えば「苦汗労働」、先進国向け輸出製品を安く作るために雇用されている、途上国の低賃金労働のことだ。梶谷は4月半ばのキャンパスで、大学のロゴ入りアパレルがこうした'sweat shop'で作られていることに(問題がアパレルだから?)裸で抗議する学生たちのデモに出くわし、透明レインコート一枚の女子学生に眼を白黒させた(4月19日)。 この段階では梶谷は、ニコラス・クリストフとシェリル・ウーダ