九州大学(福岡市)は25日、研究者の夫婦を一緒に正規雇用する「配偶者帯同雇用制度」を始めたと発表した。教員の生活の質を高め、優秀な教員を確保するのが狙い。米国ではスタンフォード大学など13大学に同様の制度があるが、国内では初めてという。 対象はノーベル賞を受賞する可能性があるなどとする選考基準を満たした研究者と、その配偶者。公募がない場合でも、研究者の所属部局が配偶者の所属について調整し、通常の選考基準を満たせば配偶者を採用する。 九大が2009~13年に着任した女性教員38人を対象に調査したところ、既婚者26人中15人は研究者と結婚していた。さらに、この15人のうち12人が配偶者と離れて生活していた。子どもがいる場合、一人で子育てしながら研究する女性が多いという。
印刷 関西学院大学(兵庫県西宮市上ケ原一番町)の近くのマクドナルドの店舗に長く居座って迷惑がかかっているとして、大学が学生に、店へ行かないよう求める通知を出していたことが19日、わかった。同社は「学生のマナーの改善をお願いしたが、出入り禁止までは求めていない」と困惑している。 関学大によると、店長から16日、「学生が試験勉強のため、店内に長居して迷惑だ」「飲食物を持ち込んでいる学生もいる」と苦情があったという。大学はこの日、学生用のネット掲示板に「関学生の出入りを禁止にするとのことですので、同店の指示に従ってください」という通知を掲載。 ただ翌日、大学は「マクドナルドだけでなく、ほかの店でも同じ注意喚起が必要」と判断し、店名を載せない文章に差し替えた。
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