日本球界を経ずにアメリカに渡って5年、レッドソックスのセットアッパーとしての地位を築いた田澤。今季は自身初のワールドシリーズ出場も果たした。 日本シリーズの陰で静かに進んでいるのが、11月8日から台湾で行なわれる親善試合に向けた日本代表の選手選考である。 元ソフトバンクの小久保裕紀監督が就任し、その初陣となる台湾代表との試合は、2017年に予定されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)をにらんだ戦いのスタートとなる。そこで代表チームも26歳以下の若手を中心に編成。阪神・藤浪晋太郎投手、巨人・菅野智之投手、ヤクルト・小川泰弘投手らのルーキーやアマチュア選手の名前も候補として挙がり、4年後のベスト布陣を念頭に置いた選手構成となる。 また主将にはオーバーエージ枠として28歳の楽天・嶋基宏捕手を選任。次回以降の代表選考で選手の入れ替わりは大いにあるだろうが、おそらく嶋に関してだけはケガなど