◇「成田勤務」「友人に外国人」 新型インフルエンザへの警戒が強まる中、東京都内の病院で、発熱などの症状がある患者が診察を拒否される例が相次いでいることが分かった。都によると、2日朝~4日朝だけで計63件に上る。新型への感染を恐れたためとみられるが、感染者が出た国への渡航歴などがない患者ばかりで、診察拒否は医師法違反の可能性がある。大学病院が拒否したケースもあり、過剰反応する医療機関の姿勢が問われそうだ。 患者から都に寄せられた相談・苦情によると、診察拒否のパターンは(1)患者が発熱しているというだけで診察しない(2)感染者が出ていない国から帰国して発熱したのに診察しない(3)自治体の発熱相談センターに「新型インフルエンザではないから一般病院へ」と言われたのに診察しない--の三つという。 拒否の理由について都は「万一、新型インフルエンザだった場合を恐れているのでは」と推測する。 拒否されたた
スイスのジュネーブに向かっていた列車の中で27日夜、豚インフルエンザウイルスのサンプルが入っている容器が破裂し、女性1人がけがをした。地元警察が28日明らかにした。 ウイルスはメキシコなどで感染が拡大しているH1N1型とは異なり、警察は専門家の話として人体への危険はないとしている。 ウイルスはドライアイスの中に冷却保存され、ジュネーブにある国立研究機関に運ばれる途中だった。(共同) [2009年4月28日19時40分]
衆院厚生労働委員会は30日、新型インフルエンザ問題について集中審議を行った。舛添要一厚労相はこの中で、新型インフルエンザが「パンデミック、世界的大流行になる確実性が極めて高くなった」との見通しを示した。 また、厚労省の上田博三健康局長は、新型インフルエンザに効果があるとされる治療薬のタミフルを既に3380万人分確保し、さらに830万人分を確保する予定と公表。やはり治療薬のリレンザは国で268万人分を備蓄済みで、都道府県でも133万人分を備蓄する予定と明らかにした。 【関連ニュース】 ・ 【特集】新型インフルエンザ ・ 〔写真ニュース〕政府、水際対策徹底確認=新型インフル ・ 〔写真ニュース〕厚労省、水際対策徹底へ=新型インフル ・ 〔写真ニュース〕緊急会見に臨む厚労相=新型インフル ・ 米など9カ国へ危険情報=新型インフルで
【ジュネーブ=南島信也】新型の豚インフルエンザの感染拡大が世界各国で歯止めがかからない状況を受け、世界保健機関(WHO)は29日夜、3度目の緊急委員会を開き、警戒レベルを「フェーズ4」から「フェーズ5」に引き上げた。メキシコ、米国以外の地域で感染者が増加し、二次感染とみられるケースも増えていることから、引き上げが必要と判断したものとみられる。WHOのマーガレット・チャン事務局長が緊急記者会見を開き、説明した。 警戒レベルは27日に「フェーズ4」に引き上げられたばかり。「フェーズ5」は人と動物の混合ウイルスによる地域単位の感染が、1つのWHO管轄地域内の2カ国以上で起きており、大流行(パンデミック)の兆候があると認定された場合に宣言される。
忍び寄る鳥インフルエンザ インドネシアで豚がH5N1型鳥インフルエンザに感染している例が多数見つかる 1株は人間への感染力を一部獲得 メキシコの豚インフルエンザ由来のH1N1型の「新型インフルエンザ」の方に話題が集中しているが、こっちの方が、これからの来るべき「新型インフルエンザのパンデミック」には恐ろしい話だと思う。 読売より。 インドネシア豚から鳥インフル、体内で変化「新型」の恐れ インドネシアの豚が高い確率で、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)を持っていることが、神戸大感染症センターの調査でわかった。 H5N1型は、アジアを中心に鳥から人への感染例が相次ぎ、250人以上が死亡しているウイルス。豚の体内で変化し、人から人へ感染する能力を獲得すると、今回の豚インフルエンザを上回る大きな被害を人類に及ぼす危険がある。 同大は、インドネシアの4州で402頭の豚を調査。1割を超える
大麦ストローでプラごみ抑制 石川県産わらで作成 繰り返し利用もOK プラスチックごみによる海洋汚染が問題となる中、雑貨などの企画・輸入販売会社「ロータスコンセプト」(金沢市山の上町)は石川県小松市産の大麦のわらを使ったストロー… (2020年09月05日 10:18) サイドライト 直島の緑、再生へ種まき 豪雨で斜面崩落、10年かけ固有種で緑化 香川 豪雨災害が相次ぐ日本列島。香川県沖の瀬戸内海に浮かぶ直島(なおしま)(同県直島町)では2017年秋の台風や翌年の西日本豪雨で斜面の崩落が相次いだ。島内で美術館… (2020年09月05日 10:04) 核ごみ問題に向き合う時 寿都町の調査応募検討、広がる波紋 北海道 北海道寿都町の片岡春雄町長が高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場候補地選定に向けた調査への応募検討を表明し、道内に波紋が広がっている。1980年代には… (2020年09
◇防護服で機内検疫 要員不足、医師派遣も 世界保健機関(WHO)が新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の警戒レベルを引き上げた28日、国内の空港ではウイルス上陸阻止へ向け、かつてない規模の水際作戦が始まった。発生国とされるメキシコ、米国、カナダからの入国者は第三国経由も含め、一人も漏らさず健康状態のチェックを目指す。だが、担当する検疫官は全国で約300人しかいない。検疫所には早くも、応援医師の派遣も始まった。【駒木智一、斎川瞳、清水健二】 最も力を入れるのは発生国からの直行便。成田、関西、中部の3空港に週260便以上が到着するが、全便で乗客を搭乗させたままの機内検疫をする。 成田空港検疫所(千葉県成田市)は28日午後1時すぎ、米国アトランタ発のデルタ航空機に対し、警戒レベル引き上げ後初の機内検疫を実施した。検疫官7人がゴーグルとマスク、防護服の物々しい姿で機内に入り、サーモグラフィーで乗
メキシコや米国で発生した豚インフルエンザの人への大量感染を受け、世界保健機関(WHO)は27日、世界の警戒水準(フェーズ)を現行の「3」から「4」に引き上げた。新型インフルエンザの発生を認定したことになる。日本を含む各国に感染が広がり、世界的な大流行(パンデミック)となる恐れがある。 これを受け日本政府は、麻生太郎首相を本部長とする対策本部の設置する。検疫強化などウイルスの国内侵入防止と在外邦人支援の対策を進める。 国際的な人の移動が制限されるとみられ、景気低迷にあえぐ世界経済への影響が懸念される。 WHOは28日に開く予定だった緊急委員会を前倒しして開催、警戒水準引き上げを決定。20世紀には3回の世界的流行があり、1918年発生の「スペイン風邪」では世界で約4000万人が死亡した。
豚インフルエンザの発生を受け、JTBは国内からメキシコに向かうパックツアーについて、27日以降は当分の間、中止することを決めた。
Q 人に感染するの A 通常は感染しないが、豚と直接接触した場合、感染することがあった。今回のような人から人への感染の集団発生はこれまで例がなかった。 Q どんな症状なの A 発熱、せき、のどの痛みという通常のインフルエンザの症状に加え、下痢や嘔吐(おうと)する場合も多い。幼児や高齢者の発症が多い通常のインフルエンザと異なり、今回は若者の発症が目立っている。 Q 治療薬はあるの A 今回は、インフルエンザ治療薬のタミフルは有効だったが、アマンタジンなどは効かなかった。 Q 予防方法はあるの A 現在、人間用のワクチンはない。マスクを着用して、手洗いやうがいを積極的に行うことが大切。 Q 豚肉は食べても大丈夫なの A インフルエンザのウイルスは、他の細菌やウイルスと同じように、加熱により死滅する。熱を十分に通して調理すれば、豚肉を食べても感染の心配はない。生きた豚の輸入は、昨年、メキシコから
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