新しいこと*1に取り組むというのは、注目を浴びることができるとか、若々しく見えるなどの効果がありますが、新しいことに取り組む本当の価値とは、権限とノウハウを自分のものにできるということに尽きます。 前職のパソコンインストラクターでは、「新しいことは真っ先に自分が担当する」ということを意識的に取り組んでいました。CGIを作ったり、Webサーバーの設定をしたり、講座のストリーミング配信をしたりと、同僚にできないことをどんどん開拓していくことで、新しいことに取り組む時には、「じゃ、まずはjdgさんにお願いしよう」という流れも自然に生まれました。 その結果、自分がコントロールできる業務領域が増えていき、ノウハウもどんどんたまっていきました。転職時には、それらの取り組みをすべて自分の経験として話すことができ、非常に強力な武器になったと思っています。 前述のように、自分がコントロールできる領域(権限を
Googleを辞める社員がいるなど到底信じられない。だが実際に、ここ数カ月間で何人もの退職者が出ているという。同社で何が起こっているのだろうか。 無人島にでも住んでいるのでないかぎり、Googleの職場環境についての噂を一度は耳にしたことがあるはずだ。企業文化に関するありとあらゆる評価基準で、同社は軒並み好成績を上げている。 Googleで働くことに憧れないでいるのは難しい。無料のおいしい社食からスイミングスパ、さらには育児サービスに至るまで、Googleが社員に与えている特典は、競合他社から一頭地を抜けている。バラク・オバマ氏のような大物を交えての勉強会や、技術トレーニングセッションもたびたび開催されるうえ、社員は勤務時間の20%を個人的な創造活動に充てることが認められているのだ。 それでも辞める人は辞めるわけだが、ここ数カ月は特に退職者が増えている。例えば、先週はグローバルコミュニケー
「以心伝心」を期待していないか? 自分の事ばかり話していないか? みんなは石を運んでいるのか、城を造っているのか? 巻き込み力を発揮するために気をつけたい3つのポイントとは? 大きな仕事を任されたあなた。非常にやりがいのある仕事だが、しかし1人で取り組むにはあまりに荷が重い。「こんなに大変な仕事を、自分1人で回せるだろうか」――そんなときこそ、周りの人たちを巻き込もう。1人の力は限られている。得意なことも人それぞれ違う。だからこそ、ほかの人を巻き込み、複数名でその仕事に取り組むことにより、大きな成果を挙げることができるのだ。 最近では雇用が多様化し、いろいろな働き方をする人が増えてきた。また連載第1回にも書いたように、“社内の上司・部下”という人間関係だけでなく、社内外から適切なメンバーを集めて、プロジェクトを回していく必要性が年々増してきている。 しかし、ほかの人と一緒に上手にプロジェク
工事中の橋が崩落するという悲劇――新日鉄エンジニアリング・浅井信司氏(前編):嶋田淑之の「この人に逢いたい!」(1/2 ページ) 嶋田淑之の「この人に逢いたい!」とは?: 「こんなことをやりたい!」――夢を実現するために、会社という組織の中で目標に向かって邁進する人がいる。会社の中にいるから、1人ではできないことが可能になることもあるが、しかし組織の中だからこそ難しい面もある。 本連載では、戦略経営に詳しい嶋田淑之氏が、仕事を通して夢を実現するビジネスパーソンをインタビュー。どのようなコンセプトで、どうやって夢を形にしたのか。また個人の働きが、組織のなかでどう生かされたのかについて、徹底的なインタビューを通して浮き彫りにしていく。 2007年9月26日、ベトナム・カントー橋崩落の惨劇 2007年9月26日の早朝のことだ。 日本のODA(=政府開発援助)の一環として、大成建設、鹿島建設、新日
モバイルデバイド(デジタルデバイドならぬ) その1 公開日時: 2008/04/22 09:59 著者: 内山英俊 仕事柄、インターネットやモバイルについて意見を求められることが多いのだが、特に一番多いのは「今PC向けには何かやっているが、それを携帯版でも何かできないか」という相談が多い。 いくつかの面においてPCとモバイルの本質的な違いについて語るのだが、中でも一番大きく異なるのは使う世代の違いであろう。 私はこれを昔から「モバイルデバイド」と呼んでいる。 下記はネットレイティングのかの「有名」なPCサイト利用者の年齢構成比のグラフである。これまでネット利用を牽引してきた20代が劇的に下がり、2006年時点では全体の11.9%に過ぎず、50代(11.8%)にほぼ並ぶ。これまでの常識を覆すような数値が出た。 http://facta.co.jp/article/200703060
コメント数 「その金持ちというのは20数人(2024時点)の超絶大富豪どものことだな。ビル・ゲイツやジョージ・ソロ...」 -銘無き石碑
『質問力』(齋藤孝著・ちくま文庫)より。 (「コピーライターの資質を一瞬で見抜く質問」という項の一部です) 【谷川俊太郎さんの質問もすばらしいが、もうひとつダ・カーポ別冊『投稿生活』(2002年6月1日号)という雑誌に掲載されたコピーライターの仲畑貴志さんのインタビューに、秀逸な質問の例があったのでここに紹介しておこう。 仲畑さんの事務所でコピーライターを募集した時の質問だ。仲畑さんの質問をご紹介する前に、一瞬自分で考えてみて下さい。 「もし自分が経営者でコピーライターの社員を雇う場合、あなたは入社試験でどんな質問をするでしょうか?」 質問自体はコピーライターの専門家でなくても何とか考え出せるものだ。だがよい答は難しい。 仲畑さんの質問は「あなたがいいと思うコピーを10個書いてください」というものである。仲畑さんによれば、この答を聞いただけでだいたい能力がわかるというのである。もしあげた1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く