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ブックマーク / www.saiusaruzzz.com (2)

  • 伊藤昌亮「ひろゆき論ーなぜ支持されるのか、なぜ支持されるべきではないのかー」を読んだ感想。 - うさるの厨二病な読書日記

    世界 2023年3月号 岩波書店 Amazon 伊藤昌亮「ひろゆき論」を読んだ。 この記事で一番良かったところは、自分自身の感覚や感情はおいておいて、「ひろゆきの言動への支持が広がるのは何故か」という理由を解き明かすことを重視しているところだ。 記事を読もうと思ったきっかけも「『自分が理解しがたい言動が支持される構図』を考えようという姿勢がある」という紹介を読んだからだ。 自分がこの記事の要点だと思ったのは、この部分だ。 (リベラル派の「弱者リスト」の構成員に含まれない)人々は、リベラル派のプログラムで救済されることはない。 (引用元:「ひろゆき論ーなぜ支持されるのか、なぜ支持されるべきではないのかー」伊藤昌亮 世界2023年3月号 P186/太字・括弧内は引用者) 自分が読み取った限りだと、「ひろゆき論」の主旨はこうだ。 ひろゆきを支持しているのは、いわゆる「ダメな人」である。 「ダメな

    伊藤昌亮「ひろゆき論ーなぜ支持されるのか、なぜ支持されるべきではないのかー」を読んだ感想。 - うさるの厨二病な読書日記
    tikuwa_ore
    tikuwa_ore 2023/02/27
    前提条件の正しさが担保されてない論説を、一般的に空理空論と呼びます。もちろん仏教のそれではありません。
  • 藤本タツキ「妹の姉」のどこが気持ち悪いのか考えてみた。 - うさるの厨二病な読書日記

    話題になっていた藤本タツキの読み切り「妹の姉」は、自分にとっては不気味で気持ち悪い話だった。 せっかくの連休なので自分がこの話のどこがどう不気味で気持ち悪く感じるのかを、ちょっと考えてみた。 作者の周辺情報は特に考慮に入れず、あくまで「妹の姉」を読んだ感想を語る。 最初に読んだときは、既に指摘している人がいる通り、「姉の裸を描く」という行為、それが公衆の面前に貼り出されるというあり得なさが引っかかるのかな、と思ったが、考えるとどうもそうではない気がしてきた。 この話がどういう話なのか、個人的な解釈をしてみる。(あくまで自分の独自の解釈だ) まず自分から見た、「妹の姉」の粗筋を説明する。 光子の妹は天才である。光子は妹(の才能を疎ましく思い)、いつの間にか距離を置くようになる。 妹は想像で姉の絵を描き、光子はそれを見る。 光子は妹の眼から見た自分に違和感を覚える。自分はこんな存在ではない。

    藤本タツキ「妹の姉」のどこが気持ち悪いのか考えてみた。 - うさるの厨二病な読書日記
    tikuwa_ore
    tikuwa_ore 2019/05/07
    件の作品を受けて感じた「もやっと感」を、「創作」を読み解いてきちんと言語で表現している素晴らしい批評(批判)。これが出来ない人が、「虚構」に「現実」を持ち込むんだよね。
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