オランダのマルク・ルッテ首相とデンマークのメッテ・フレデリクセン首相は6月20日、再生可能エネルギー、グリーン水素、公正なエネルギー移行などの分野における関係強化を目的として南アフリカ共和国を訪問し、首都プレトリアで3カ国合同公式会合、ビジネスフォーラムに出席した。 公式会合では、南ア・オランダ政府間でのグリーン水素分野協力に関する覚書と、南ア・デンマーク政府間のエネルギー・パートナーシップ・プログラム2017の開発協力に関する更新合意書が署名された。 ビジネスフォーラムは、南アの貿易産業競争省(DTIC)が主催し、報道によれば、政府関係者、電力公社エスコムの最高経営責任者(CEO)ら130人に上るビジネス関係者が参加した。 フォーラムの中では、南ア初のグリーン水素専用ファンド(SA-H2)に、オランダの投資会社、南部アフリカ開発銀行(DBSA)、南アの金融・保険大手サンラムなどが合計資金