エア・ウォーターは名古屋市内に東海地区では初の水素製造拠点を開設した。東海には従来、関西にある工場から供給していた。現地生産に切り替えて域内の供給量を2倍に増やし、コスト低減にもつなげる。使用時に二酸化炭素(CO2)を出さない水素は、次世代のエネルギー源として期待されている。バスやトラックの燃料などでの需要増を見込む。名古屋市内にある子会社の工場内に水素の製造設備を導入し、このほど稼働を始めた
燃料電池車(FCV)に水素を供給する「とよた堤水素ステーション」が13日、みよし市打越町にオープンした。水素ステーションは市内で2カ所目。同所で開所式があり、古本伸一郎副知事や小山祐市長ら関係者約30人が出席した。 水素ステーションは、整備中も含めて全国に171カ所ある。市内では中部地方初のステーションが2015年に開設された。県内の設置数は整備中を含み全国最多の36カ所。今回の開所は豊田市内からの移転のため、県内の設置数は変わらない。...
愛知県では、水素を生活や産業においてエネルギーとして利活用する水素社会の実現に向けた様々な取組を実施しています。 愛知県では、燃料電池自動車(FCV)の普及に不可欠な水素ステーションの整備を促進するため、2015年度から「愛知県水素ステーション整備費補助金」制度を設け、水素ステーションの整備を行う事業者に対し、整備費の一部を助成しています。 この度、県が本制度で整備費の一部を助成している豊通エア・リキードハイドロジェンエナジー株式会社(名古屋市中村区)が、施設拡張のため移転新設した「とよた堤水素ステーション」及び「熱田水素ステーション」の開所式が開催されますので、お知らせします。 なお、県内の水素ステーションは、3月19日時点で、営業中は35か所となり、整備中を含めると36か所で全国一位の設置数になります。 1 「愛知県水素ステーション整備費補助金」の制度について (1)事業内容 FCVの
最新の「水素技術」を紹介するイベントが23日、名古屋で初めて開催されました。 デンソーが開発を進める工場は、部品を加工する機械の動力に工場内で作り出した水素を活用する仕組み。従来のガスから水素に切り替えることで、CO2排出量を年間450トン削減できるといいます。 リンナイは、水素だけを燃料とする家庭用の給湯器を紹介しました。世界初の技術で、2030年の実現を目指しています。 イベントを主催した名古屋市によると、日本は世界に比べて水素技術の開発は進んでいる一方、水素自体の供給の難しさなどから、本格的な普及や実用化が課題となっています。 【動画で見る】名古屋で初めて開催…最新の水素技術を紹介するイベント 供給の難しさ等から本格的な普及や実用化に課題
名古屋市は2024年1月22、23の両日、名古屋市中区の名古屋商工会議所で、展示会「名古屋水素技術フェア」を開催する。水素関連技術や水素の利活用に向けた取り組みなど特色ある技術・製品を持つ企業が出展する。有識者によるセミナーも開催する予定。水素エネルギーの普及促進が狙い。 展示会では、デンソー(本社刈谷市)や、日本特殊陶業(本社名古屋市)、明治電機工業(同)などが出展し、水素の製造から利用までの技術展示や支援制度の紹介を行う。 セミナーでは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の大平英二氏が「水素を取り巻く最新状況とNEDOの技術開発の取り組み」を、リンナイ(本社名古屋市)開発本部技術開発部研究開発室の鈴木陽介主査が「リンナイのカーボンニュートラルに向けた取り組みと水素給湯器の開発」を、それぞれテーマに発表する。 開催時間は22日が午後1時から5時まで、23日は午
脱炭素化に向け国が進めるグリーン・トランスフォーメーション(GX)投資を愛知県内に呼び込むため、県は1日、経済産業局に水素社会実装推進室を新設した。水素やアンモニアをエネルギーとして幅広く活用するため、官民で連携してインフラ整備などに取り組むという。 推進室は12人体制で、このうち5人は当面の間、環境局や建設局など別部署と兼務する。1日にあった開所式で大村秀章知事は「ありとあらゆる場面で水素を活用する拠点にしていきたい」と話した。 国は5月、脱炭素社会の実現に向けGX推進法を制定。10年間で20兆円規模の「GX経済移行債」を発行し、官民で150兆円の投資をめざしている。 環境省の推計によると、県の二酸化炭素排出量は、2020年度、都道府県別で東京都に次ぐ全国2位。県は燃料電池自動車(FCV)の導入や水素ステーションの整備を進めてきたが、今後は工場や製造業など大量の燃料を使う分野にも導入を働
◆第3章◆ 郷土の三英傑に学ぶマーケティング - 家康のマーケティング - 先日、明日香村から7世紀後期の木簡が見つかりました。その中に三川国と記載された木簡がありました。 三川というのは矢作川、菅生川(男川、乙川)、豊川のことで、この三川が三河の語源と言われています。 三河と聞くと、家康と三河武士団が想起されます。三河武士には耐え忍ぶ武士、主君家康の為には命を惜しまぬ武士という印象があります。 そのせいか映画などでは山に囲まれたやせた畑で、人質に取られた主君家康の帰りを待ちながら三河武士が耕している光景がよく映りますが、現実の三河は違います。 江戸時代のお座敷小唄に「五万石でも岡崎様は、お城下まで舟が着く」と歌われたように三川を使った舟運の発達した土地でした。また東西の交通を結ぶ流通拠点でもあり今川と織田は三河のゆたかな経済力を狙っていました。 この三河を根拠地としたのが松平家です。土着
2023年03月27日 中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議による中部圏水素・アンモニアサプライチェーンビジョンの策定について トヨタ自動車株式会社は、中部圏水素利用協議会(以下「当協議会」)に参画しており、当協議会は中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議(以下「当推進会議」)に参加し活動しています。 当推進会議は、中部圏(岐阜、愛知、三重の3県)における水素及びアンモニアの社会実装を目指し、2022年2月の設立以降、地域の行政や経済団体、産業界が一体となって、水素及びアンモニアの社会実装に向けた取り組みを進めています。 この度、中部圏における水素及びアンモニアの社会実装を目指した取り組みの方向性を示す「中部圏水素・アンモニアサプライチェーンビジョン」(以下「当ビジョン」)を策定しました。 ビジョンの趣旨 本ビジョンは、中部圏において2050年までにカーボンニュートラルを実現するため、新
中部圏の自治体・経済団体などが参画する「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」は3月27日、2030年・2050年時点での中部圏(岐阜、愛知、三重の3県)の水素・アンモニア需要量の目標値などをまとめたビジョンを策定した。2050年目標として、水素200万トン/年、アンモニア600万トン/年を掲げた。 同推進会議は愛知県知事を会長に、民間からはトヨタ自動車(愛知県名古屋市)など20社が参画する中部圏水素利用協議会とJERA、経済団体として中部経済連合会など3団体、行政からは中部経済産業局など11組織が参画する。今回策定した「中部圏水素・アンモニアサプライチェーンビジョン」は中部圏の水素・アンモニアの社会実装を目指した取り組みの方向性を示すもの。新たなエネルギー資源として期待される水素・アンモニアの需要と供給を一体的かつ大規模に創出することを目指す。
トヨタ自動車や愛知県などは水素の利用量の引き上げに乗り出す。水素やアンモニアの活用を検討する組織で策定する計画に、中部圏での水素利用量を2050年までに30年想定の9倍に引き上げる方針を盛り込む。サプライチェーン(供給網)を構築し、水素を使う設備の導入も促す。幅広い産業が集まる中部の特色を生かし、水素利用の先進地域を目指す。「中部圏水素・アンモニア社会実装推進会議」が策定する長期計画の中で明記
EUの国際都市地域間協力(IURC)プログラムに基づき、6月23~28日に、ドイツはエッセン市、フランスはグルノーブル・アルプメトロポール(GAM)(注)において、福島県郡山市・愛知県豊田市の「水素」および「オープンイノベーション」分野のステークホルダー10人から構成されるミッション団が視察を行った。本事業は、日・EUの都市がペアを組み、相互の視察訪問などの交流を通して、協力による相乗効果と付加価値を生み出すことを目指すもので、2月1日のオンラインキックオフ以降初めて、日本側から欧州両都市への訪問が実現した。 本ミッションは、独仏の先進的な施策や経験を学ぶとともに、今後の4都市間連携によるアクションプランやプロジェクト策定に向けた協議を目的に実施された。欧州両都市の首長への表敬訪問のほか、両都市に立地する水素・オープンイノベーション関連企業や研究機関、市民への科学技術普及啓発機関などを訪れ
燃料電池自動車など水素を活用する物や技術を紹介する「名古屋港水素エネルギー展」が二十七日、名古屋市港区の同港ガーデンふ頭ジェティ広場で始まった。二十八日まで。入場無料。...
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